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2009年5月 8日 (金)

懐かしい顔Ⅷ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、私の携帯に1通のメールが入った。

 「そちらのエリアで、良いお店を教えてほしい」 と。
 要は、MRに来たいという事らしい。

 相手は、かっての企業の私の同期。
 現在は、M社の店長をしている。

 彼とは、同期入社でもあり、それ以来の付き合いだ。
 お互いの結婚式にも出席し、おおいに祝杯を挙げた仲だ。

 MRの理由は、たまには目の保養をしたいとのこと。
 私は、MR店舗をいろいろ教えたが、最後はここに寄れとメールした。

そして、当日。

 彼は、水戸の「赤塚戦争」をMRし、その足でこのエリアに来たらしい。

 私
  「おうっ、久し振り、ずいぶん太ったね。楽してんだろう?。」
 彼
  「いやぁ~厳しい数値で大変だよ。今日は部下と地場スーパーの戦い方を
  勉強しに来たよ。」
  「赤塚は、Y社が苦戦しているねぇ~。鮮魚の商品力が違う。」

 聞けば、部下3人と来たらしい。
 当社のような地場スーパーでの展開や売込みを見に来たそうだ。
 どうしてもM社のようなセントラルになると、本部主導の商品、展開がメインで
 店舗担当者が考えて仕事をするレベルが下がっていくようだ。

 ひとりで来ずに、部下と見にきて共有する。
 私と同じスタンスだ。

 そんなことがきっかけで、部下の考え方が大いに変わる。
 更に、ここぞの土壇場で、店長との一体感が生まれる。
 そんな組織強化は、このような小さな“共有”の積み重ねだ。

 それは、かってのブログ「組織強化Ⅱ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_dfd8.htmlでも記した。

 彼とは、いろいろな話を、15分程度の時間で交わした。
 グループ会社が「価格」に大きく舵を切った為、M社も同様の戦略を進めて
 いるが、彼の脳裏には、かっての企業で培った“食の提案”や“関連販売”
 といった総合力を駆使し、“粗利ミックス”を達成し、利益を創出する手法が
 あり、「価格」と「利益」の両立を模索していると言っていた。

 それぞれが選択した、それぞれの人生の先で出会う仕事の課題。
 そんなことを思いながら、彼のでっぷりと太った腹をさすりながら、別れた。

PS
 我が家の「春に庭花スペシャル」が完成しました。写真をどうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/niwabana09ni/

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