懐かしい顔Ⅷ
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、私の携帯に1通のメールが入った。
「そちらのエリアで、良いお店を教えてほしい」 と。
要は、MRに来たいという事らしい。
相手は、かっての企業の私の同期。
現在は、M社の店長をしている。
彼とは、同期入社でもあり、それ以来の付き合いだ。
お互いの結婚式にも出席し、おおいに祝杯を挙げた仲だ。
MRの理由は、たまには目の保養をしたいとのこと。
私は、MR店舗をいろいろ教えたが、最後はここに寄れとメールした。
そして、当日。
彼は、水戸の「赤塚戦争」をMRし、その足でこのエリアに来たらしい。
私
「おうっ、久し振り、ずいぶん太ったね。楽してんだろう?。」
彼
「いやぁ~厳しい数値で大変だよ。今日は部下と地場スーパーの戦い方を
勉強しに来たよ。」
「赤塚は、Y社が苦戦しているねぇ~。鮮魚の商品力が違う。」
聞けば、部下3人と来たらしい。
当社のような地場スーパーでの展開や売込みを見に来たそうだ。
どうしてもM社のようなセントラルになると、本部主導の商品、展開がメインで
店舗担当者が考えて仕事をするレベルが下がっていくようだ。
ひとりで来ずに、部下と見にきて共有する。
私と同じスタンスだ。
そんなことがきっかけで、部下の考え方が大いに変わる。
更に、ここぞの土壇場で、店長との一体感が生まれる。
そんな組織強化は、このような小さな“共有”の積み重ねだ。
それは、かってのブログ「組織強化Ⅱ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_dfd8.htmlでも記した。
彼とは、いろいろな話を、15分程度の時間で交わした。
グループ会社が「価格」に大きく舵を切った為、M社も同様の戦略を進めて
いるが、彼の脳裏には、かっての企業で培った“食の提案”や“関連販売”
といった総合力を駆使し、“粗利ミックス”を達成し、利益を創出する手法が
あり、「価格」と「利益」の両立を模索していると言っていた。
それぞれが選択した、それぞれの人生の先で出会う仕事の課題。
そんなことを思いながら、彼のでっぷりと太った腹をさすりながら、別れた。
PS
我が家の「春に庭花スペシャル」が完成しました。写真をどうぞ。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/niwabana09ni/
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