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2009年5月12日 (火)

イノベーションは成功したのか?

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今、この業界は、「イノベーション」 が盛んだ。

 とりわけ、“価格宣言”を発し、価格のみを強調したチラシ構成で押しまくる。
 それにより、当初の集客は増し、起動に乗りかけたが、・ ・ ・ 。

  GWが過ぎ、その効果はいかに?。

 点数昨比は110%を超したが、・ ・ ・ 。
 売上昨比は以前厳しい数値、と聞く。

 更に、粗利額昨比はもっと厳しい数値だろう。

  しかし、それは当然の結果だ。

 商品の魅力、売場の魅力、店舗の魅力を追及せず、価格だけの点数拡大は、
 価格だけの商品のみの購入にとどまり、我々スーパーマーケットの使命である
 「ワンストップ・ショッピング」の用を足さない店舗としての評価に成り下がる。

  価格訴求の為に、コストを削減する。
  コスト削減の一番の効果である、人件費にまず手をつける。
  人件費に手をつけると、売場メンテナンスが落ちる。
  売場メンテナンスを維持するために、商品を絞り込む。

 これが、価格訴求を実現するための、一番楽な手法。
 そして、これが、一番の落とし穴。

なぜか?。

 すべては、売り手の発想だから。
 本当に、お客様は、我々スーパーに、それを望んでいるのか?。

 本当の、お客様の我々に対する要望は?。

  “一番近いスーパーで、全ての買い物を済ませたい“

 これが、「ワンストップ・ショッピング」。
 
 決して、特売商品の安物だけのお店ですべてを済ませたいのではない。
 だから、そんなお店には、安物だけの買いまわりでしか、利用しなくなる。

 その他は、小さくてもしっかり品揃えを充実させ、いろいろな場面を想定した、
 ストロングタイプのスーパーで、「ワンストップ・ショッピング」を実現させる。

結果として、

 価格宣言した月は、点数昨比110%以上を達成。
 しかし、売上昨年比は昨比割れ、単価大幅下落。
 更に、粗利額昨比を大幅昨比割れ。
 結果として、削減した人件費の吸収もままならない現状。

それが、ストロングタイプのSMと戦う、「価格宣言」企業の現状だ。

 イノベーションとは、一番簡単な “階段” を選択することではない。
 今まで、なかなか実現出来なかった基本を、どんなことをしてでも
 やり遂げようとする姿勢であり、意志であり、行動である。
 そんな基本への飽くなき“姿勢”が、結果として「イノベーション」として確立する。

  「イノベーション」とは、今までできなかった“基本”を、改革を通して、
  実現できる仕組みを確立する事だ。

PS
 宇都宮市街地MRの写真を載せました。どうぞ。
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