« 今年の入社式 | トップページ | 見える化へのトライ »

2009年4月 4日 (土)

音楽発表会

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、久しぶりに日曜の休日を頂いた。

 息子の音楽発表会を見に行くためだ。
 音楽をやっている息子は、付いている先生の、年に一度の発表会に
 参加している。

  中学最後の発表会でもあり、日曜の休日を頂いて見に行ってきた。

 中学高校で野球、大学でボート部に所属し、
 趣味ではスキーを愛していた私にとって、
 音楽の世界は、また異次元の世界だと思っていた。

  以前、息子の楽器店の主人との会話をした時に、

  「良い楽器ほど、弾き手を選ぶのですよ。そして、良い楽器ほど、音を出す
   ポイントが狭くなる。だから、正確な演奏が要求される。そしてその正確な
   演奏が出来る奏者の手にかかれば、すばらしい“音”が奏でられる。」

  なるほど、扱いづらい道具ほど、正確な技術が要求され、それに応えれば
  応えるほど道具も応えてくれる。

  そういえば、スキーの板も、良い板ほど扱いづらい。
  そして、扱いづらい板ほど、正確な技術で臨めば臨むほど、
  スキーは切れのある動きをし、加速も増す。

   良い道具と扱う技術。

  昔から、良い職人は道具を大切にしたと言う。
  自分の体の一部として、自分の技術に応えてくれる道具があるから、
  自らの技術が、圧倒的な差となって、具現化される。

  しかし、そこまでいくには、遠い道のりが待っている。
  そして、いくつもの「壁」があり、「谷」がある。
  今、息子はそのいくつもの「壁」「谷」を乗り越えている途中だ。

  強い想いを持ち続ければ、それが5年、10年と続き、
  追随できない技術と精神を身につけ、人生を泳ぎだすのだろう。

 そんな事を思いながら、発表会を聞いてきた。

  やはり、そうだった。
  上級者ほど、軽い力で引いた弓から奏でる響きは際立っていた。

  「良い楽器と良い奏者」
  それは、音楽の世界での“車の両輪”なのだろう。

  そして、我々の世界での“車の両輪”
  それは「商品」と「販売」。
  良い商品と、その良い商品を売り切る販売力。
  バランスが大切だ。
  そして、お互いに負けまいとする競争心。

 そんな事を思いながら、発表会を聞いていた。




|

« 今年の入社式 | トップページ | 見える化へのトライ »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 音楽発表会:

« 今年の入社式 | トップページ | 見える化へのトライ »