半期に一度の「駅弁まつり」
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
約一月前に、惣菜チーフから声をかけられた。
「店長、駅弁まつりの計画なんですが?。」
そうか、半期に一度の駅弁まつり。
どこでもやっている企画。
利益の取れない企画。
年々縮小均衡の企画。
しかし、私のお店での駅弁まつりの実績は、競合出店後も落ちていない。
この企画だけで、1000パック、100万の売上だ。
落とすわけにはいかない。
そして、本部提案の今回計画も、前年並みの1080パック。
私は、妥当な計画だと思った。
後は、事前告知と当日の演出だけだ。
更に、惣菜チーフが私に聞いてきた。
「店長、エンドレステープを用意しますか?。」
「 ・ ・ ・ ?。」
惣菜に関しては、今年の節分の恵方巻の展開から、
私の地声でのエンドレステープの吹き込みが好評により、
次のひな祭りでも、同様のテープに吹き込み売り込みを図った経緯がある。
「店長のエンドレステープは消さないでとってありますから。
年間のライブラリーとして、毎年使いましょう。」
それだけ、自分で聞いていても恥ずかしい内容だった。
それは、以前のブログ「久しぶりの“美酒”」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-2841.htmlでも記した。
昨年クリアの数量計画。
その計画に対して、どんなプロセスを描いて、その計画を実現させるか?。
それが、お店の醍醐味である。
お店を入った入口付近の、最高の場所での展開。
そこに導くまでの、入口自動ドアからの、媒体での案内。
売場でのカセットテープでの案内。
この役割は、私の役割だ。如何にお客様に響く言葉を吹き込むか?。
そして、ここからが問題だ。
最大の売場は誰でも造れる。
大切なのは、売り減らししながらの、最終売りきりまでのメンテナンス。
常に、手をかけ続けなければ、売り切ることは出来ない。
そして今回も、その全ての流れを通すことが出来た。
あまりにも「好天」。
そして、今日からの高速道路1000円。
午前中からお昼にかけての「駅弁」の動きは、昨年対比80%程度。
しかし、ここで諦めてはいけない。
最終実績を売り遂げるまで、手を抜かず、メンテナンスをし続ける。
それは、前回の節分で学んだ事。
当初計画ほど、十分な時間をかけて煉った計画だ。
そこに大きな“ブレ”は無い。
あるとすれば、そこに至るまでの、現場での行為の“ブレ”だ。
最後まで「手を抜かず」売り切るための行為。
いま、現場が忘れかけている、成功の法則だ。
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