「てっつぁん」と呼ぶ男
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、あるお店をMRしたときの話し。
MRする前に、男子トイレに入った。
トイレの入口の角を曲がって中に入ると、背広の男性がいたので、
顔を見ずに左へよけて、トイレの中のほうに入ろうとした瞬間だった。
「おうっ、てっつぁん!。」 と呼ぶ声が聞こえた。
“なにっ!、てっつぁん?。”
私は、以前の会社では、いろいろな呼び方をされていた。
私より年上の年代には、本名を呼び捨てか、愛嬌を込められて「てっちゃん」。
私より年下の年代には、本名に“さん”づけで呼ばれていた。
そして、ある限られた年代のやつらには、「てっつぁん」と呼ばれていたのだ。
その限られた年代とは?
私と同期又は先に入社し、尚且つ私と同い年又は年下の年代である。
この微妙な関係をして、奴らは私を「てっつぁん」と呼ばしているのだ。
“なにっ!、てっつぁん?。”
振り向くと、そこには「彼」がいた。
「彼」。それは、私のかっての会社の、このエリアのマネージャーだ。
「彼」は、私より入社は早いが、若干年下。
そして、同じ鮮魚出身。
そう、同じ鮮魚の人間で、年下の奴ほど、私を「てっつぁん」と呼ぶ。
この、微妙な関係が、なんとも言えない機微な切磋琢磨を生む。
「彼」と「私」は、同時期に鮮魚のチーフとして仕事をしていた。
共に、鮮魚の平均日販100万前後の売上を達成していた仲間として、
電話での情報交換をしていた時期もあり、私によっても気になる存在
だった。
思わぬ場所での出会いだった。
私のお店では、彼も来店して会っていたが、
彼の企業での偶然の出会いに、ちょっとした驚きがあった。
先輩なのに「年下」の存在。
後輩なのに「年上」の存在。
そんな関係は以外に多いのではないだろうか?
そして、その関係こそが、年下の先輩にとっての成長意欲になるのか?。
その成長意欲が、私を「てっちゃん」ではなく「てっつぁん」と呼ぶのだろう。
そして、そのお店の店長を交えて、3人で世間話をした。
そのお店の店長も鮮魚出身。わたしより一つ年下。
そして、どちらの企業も、“鮮魚”が不振部門。
その3人顔つき合わせて不振部門の改善策を話す。
どう見ても、抜本的な改善策など出てこない。
不振部門の改善策。
それは、また明日。
PS
好天の中、日光日帰りの旅をしてきました。写真をどうぞ。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/nikkou0904/
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