千載一遇のチャンス
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
昨日のブログで、採用環境が昨年から180度変わり、人材不足が解消されてきた。
特に、ここ3月から4月にかけて、更に採用が進み、欠員が完全に解消された。
そして、ここからが問題だ。
“欠員が解消されて、それで終了するのか”
“更に採用を進めて、より良い人材を得るのか”
私は、迷わず、後者を選択する。
“売上ダウンの最中に?”
“生産性もダウンするのでは?”
“コストの無駄ではないか?”
すべて、その通りだ。
しかし、
この状況は、“千載一遇のチャンス” だ。
何が?。
店舗レベルアップの、“千載一遇のチャンス” だ。
特に、従業員のモラルアップの、“千載一遇のチャンス” なのだ。
従来の人材不足の時期では、「厳しさ」と「採用」は矛盾の関係だった。
それは、以前のブログ「企業・店舗の競争力」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_2ed8.htmlでも記した。
これからの企業・店舗力は、人材確保力だと言ってきた。
そして、“千載一遇のチャンス” が到来した。
そうして、良い人材を採用し続ければ、生産性が悪化する。
しかし、別の見方をすれば、従業員同士の競争が発生する、と言う事だ。
従来は、慢性的な人材不足という環境が、
店長をして「従業員に甘い」対応をせざるを得なかった。
しかし、小売業への人材流入が進めば、より優秀な人材が確保できる。
と言う事は、組織内、店舗内での従業員の競争が発生してくる。
より競争力のある人材を、遠慮なく育成できる環境になったと言う事だ。
従来は、商品供給力を優先に、人材確保が企業力だったが、
今後は、人材育成力を優先に、人材強化が企業力となってくる。
そして、従来のマネジメントを変えて、人材強化を推し進められる店長が、
これからは、企業に対し利益を貢献できる存在となるであろう。
マネジメントを変えて、人材確保から人材強化を図る。
そして、この環境を迎えて、別の視点から
「マネジメント」を変えなければならない事態が迫っているのである。
それは、また明日。
PS
喜連川エリアのMR写真を載せました。どうぞhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/kirutegawa/
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