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2009年4月 3日 (金)

今年の入社式

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の4月1日。当社の入社式。

 今年の新入社員は30名弱。
 ここ数年、ほぼ30名弱で安定している。
 来年は、その倍数の新入社員を採用するという。
 この不景気の時代。良い人材を確保する為の、良い時期なのだろう。

 我が社の入社式には、受け入れ店舗の店長も参加した。 
 私は、この次期、新入社員に必ず言っておく言葉がある。

  「この企業に入社して10年後に、この企業に入社して良かった、と思ってもら
   いたい。その為にいろいろな支援はいとわない。しかし、10年後にそう思う
   か思わないかは、皆さんの仕事に対する姿勢で全てが決まる。全ては皆さ
   んの“姿勢”しだいだ。」

  「特に、最初の3年間は、素直に先輩社員の言葉を素直に受け入れ、実行す
   ること。素直な気持ちで3年間過ごせれば、成功への道は必ず広がる。」

 まず、最初の登竜門は3年間。
  「礼儀」を知り、「仕事」を知るのに、3年はかかる。
  礼儀と仕事。人として一番大切な事と、仕事人として大切な事。
  
  そして、礼儀と仕事を探求していくと「信用」を得る。
  信用を得るのに10年だ。

  「礼儀」と「仕事」と「信頼」を10年かけて、得ていく。
  それが磨かれ、習得してはじめて、
  その企業で仕事をしてきて良かった思わせるのである。

 「礼儀」と「仕事」を身につけ、「信頼」を得る。
  
  そうして人は、人を成功に導く「正義」の心を得ていき、
             組織を成功に導く「勇気」を得ていく。
  それは、以前のブログ「人の成長とは」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-9447.htmlで記した内容だ。

 入社式とは、その第一歩。
 全ては、人から与えられるものではなく、
 自らの意志で、仕事に取り組む「姿勢」を通して得ていくもの。
 
 そしてその結果として、彼らの5年後、10年後にその「姿勢」の結果が
 自らの身に降りかかってくることとなる。

 だから、良い会社に入ったかどうかは、会社側の問題ではなく、
 自らの仕事に対する「姿勢」の、毎日の蓄積の結果次第だ、と言う事。

 まずは、その「姿勢」を新入社員へすり込んでいきたいと考える。

 

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