今年の入社式
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日の4月1日。当社の入社式。
今年の新入社員は30名弱。
ここ数年、ほぼ30名弱で安定している。
来年は、その倍数の新入社員を採用するという。
この不景気の時代。良い人材を確保する為の、良い時期なのだろう。
我が社の入社式には、受け入れ店舗の店長も参加した。
私は、この次期、新入社員に必ず言っておく言葉がある。
「この企業に入社して10年後に、この企業に入社して良かった、と思ってもら
いたい。その為にいろいろな支援はいとわない。しかし、10年後にそう思う
か思わないかは、皆さんの仕事に対する姿勢で全てが決まる。全ては皆さ
んの“姿勢”しだいだ。」
「特に、最初の3年間は、素直に先輩社員の言葉を素直に受け入れ、実行す
ること。素直な気持ちで3年間過ごせれば、成功への道は必ず広がる。」
まず、最初の登竜門は3年間。
「礼儀」を知り、「仕事」を知るのに、3年はかかる。
礼儀と仕事。人として一番大切な事と、仕事人として大切な事。
そして、礼儀と仕事を探求していくと「信用」を得る。
信用を得るのに10年だ。
「礼儀」と「仕事」と「信頼」を10年かけて、得ていく。
それが磨かれ、習得してはじめて、
その企業で仕事をしてきて良かった思わせるのである。
「礼儀」と「仕事」を身につけ、「信頼」を得る。
そうして人は、人を成功に導く「正義」の心を得ていき、
組織を成功に導く「勇気」を得ていく。
それは、以前のブログ「人の成長とは」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-9447.htmlで記した内容だ。
入社式とは、その第一歩。
全ては、人から与えられるものではなく、
自らの意志で、仕事に取り組む「姿勢」を通して得ていくもの。
そしてその結果として、彼らの5年後、10年後にその「姿勢」の結果が
自らの身に降りかかってくることとなる。
だから、良い会社に入ったかどうかは、会社側の問題ではなく、
自らの仕事に対する「姿勢」の、毎日の蓄積の結果次第だ、と言う事。
まずは、その「姿勢」を新入社員へすり込んでいきたいと考える。
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