“弟子”から学ぶ
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日のブログで「懐かしい顔Ⅴ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-9d8a.htmlを記した。
そして、さっそく彼の売場を拝見しに行ってみた。
“驚いた”
鮮魚売場で、丸魚を、下氷を敷いて“裸売り”をしていた。
海無し県のこの地域で、ここまで丸魚を裸売りをしている売場は、見たこと無い。
彼の言によれば、丸魚の強化が進んで、通路にまで突き出しをして売場が広が
り、売場の一部が死んでいてとのこと。
よって、部門チーフと話し合い、集客の高まる毎週週末だけは、上記のように、
プロパー内でダイナミックな裸売りを提案し、賑わいを出していこう、と。
言葉だけの提案から、実現させるところが、彼の手腕だ。
その売場の造り方も、“理”にかなっている。
見せ筋の丸魚は、裸売りで、1~2匹を鮮度感よく陳列し、ロスの防止。
小魚類は、ざる盛りにて量目と価格を明確にして、商品回転を早める。
量販品は、箱ごと大陳して、点数拡大、売上拡大。
朝の売場造りは、部門チーフが担当し、
販売(売り子)は、管理部門のパートさんが担当し、部門の負担を軽減。
私のかっての“弟子”も成長したものだ。
販売を実現するだけの、お店全体の協力体制と支援体制にて
お店全体の取り組みとして、丸魚の裸売りを実現し、皆で感動を共有する。
そして、出来上がった売場は、どうだ!。
お客様の目を引くだけの派手さだけでなく、調理をしてみたい、
食べてみたい、食べさせてみたい、喜んでもらいたい、売場だ。
“この売場は、もらいだ!”
私は早速、部下数人、副店長を翌週にMRしに行った。
言葉では伝わらないものがある。
共に、同じ売場を同時に見ることにより、感動を共有することの大切さ。
それを実現するには、いっしょに見に行くことだ。
そして、あえて副店長も連れて行った。
私が実現したい売場を、同じ目線で見ること。
そして、同じ話しを、共に聞くこと。
考え方も共有すること。
更に、本部商品部にも連絡し、実現の為の備品の要望。
ざるなどを調達してくれると言う。
当社も、鮮魚の産地直送の企画を実施しているが、
どうも、最近マンネリ化してきている。
この機に、売り方含めて、もう一度原点に返り、鮮魚を鮮度良く売切る。
この流れを見直していきたい。
PS
「佐野エリアMRⅡ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/sanoeriamrni/
を載せました。どうぞ。
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コメント
9ちゃんさん、コメントありがとうございます。
セミナーの参加ご苦労様でした。
そして、新たな「縁」と「感動」を得て来られたようですね。
しかし、そこは「カーニバル」の世界。
いかに、軸をぶらさず「感動」を「行動」に変換できるか?。
それにしても、上には上がいるものですね。
私も、山梨MRで出会った店長さん(今回も参加)とお会いして、自分の了見の狭さを思い知らされました。
お互いに“慢心”せず、過去を否定して新たな環境に向いましょう。
投稿: てっちゃん | 2009年3月19日 (木) 07時25分
新刊JP編集部さん、コメントありがとうございます。
新刊ご紹介ありがとうございます。
是非、機会をつくって読んでみたいと思います。ありがとうございます。
投稿: てっちゃん | 2009年3月19日 (木) 07時00分
てちゃんこんばんは
今、感動の祭典から帰って来ました。
今回の祭典でも多くの出会いをいただきました。ほんとうにありがたいことです。てちゃんからいただいた縁、偶然にも昔の部下が他企業で店長になっていて出会った縁…まさにサプライズの連続でした。次回はお互いボランティア参加しましょう!二人であの祭典に革新をおこしましょう!小売業の祭典でありながら小売業の本質を知っているのは社長である伝道師しかいない…そんな印象を受けたセミナーでした。プロの我々が立ち上がらなくてはあのセミナーは伝わらない・・・そんな気がしました。
発表の内容はすばらしい物の連続でした。あんな部下をどうやって育てるかが私の大きな課題と壁だと感じて内心落ち込んでいます。
メッセージにふさわしくないメッセージですみません。こんな形でしか多くの出会った縁や伝道師に思いを伝えられない自分がなさけないです。てちゃん ゴメンネ
投稿: 9ちゃん | 2009年3月18日 (水) 23時02分
てっちゃんの店長日記
さくら市エリアMRさん
さくら市エリアMRさん、こんにちは。突然のコメント、失礼致します。
オンラインブックガイド「新刊JP」を運営しております、新刊JP編集部と申します。
茂木さんの脳研究にご関心をお持ちとの記事を拝見して、コメントをさせていただきました!
今日はそんな熱心なさくら市エリアMRさんに是非ご紹介したい本があります。
茂木健一郎さんの新作、『化粧する脳』という本です。
内容を少しご紹介すると・・・
・女性は鏡に向かって化粧するとき、左右対称の顔、つまり「人から見た顔」に近づけようとしている。
・鏡に映った顔、メイク前は自分の顔、メイク後は他人の顔と認識している。
・「チラ見せ」が、エロスのキモ。
など、当然のようでちょっと不思議な現象を、脳科学の面から研究・分析しています。
単純な読み物としても気軽に楽しんでいただける大変興味深い内容になっていますので、是非お手にとってみてください!
なお、茂木さんの特別インタビュー記事のほか、音声インタビューも、今なら無料でお聞きいただけます!是非こちらもご覧にいらしてください。
http://www.sinkan.jp/special/kesyou/
それでは、突然のコメント、大変失礼いたしました。
新刊JPはまだブログを運営していないのですが、ご意見などありましたら、是非こちら→http://www.sinkan.jp/help/otoiawase.htmlからお寄せください!お待ちしております。
投稿: 新刊JP編集部 | 2009年3月18日 (水) 20時34分