鮮魚の変革
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
当社の今年のテーマは「変革」。
先日の販売会議で、鮮魚の市場直送セールのマンネリ化の提案があった。
毎週の曜日サービスに一環として実施している「市場直送セール」
特に、月に一度の「築地直送セール」は、インパクトも大きいがロスも大きい。
築地に出向き買い付け送り込みのバイヤーと、送り込まれる現場とのギャップ。
その妥協点が、月に一度の回数で納まっていたのだろう。
そんな経緯の「築地直送セール」は、当然縮小均衡に陥っていくもの。
「変革」
そんな時ほど、この言葉が大きな意味を持って目の前に現れてくるものだ。
「変革」とは、どこかで強引に“パワー”をかけないと実現出来ない。
そして、やるときは、徹底してやることだ。
当然、痛みも伴う。
そんな時ほど、商販が一つとならねば実現出来ないものだ。
販売会議の提案を受け、バイヤーが決断し、現場が販売力を磨く。
その流れを強引に造っていく事が、企業の力になる。
「築地直送セール」
確かに、魚の鮮度は抜群だ。
別に、築地でなくても鮮度の良い魚は、どこの市場でも仕入れられる。
しかし、ピンからキリまで揃う築地では、やはり良いものは良い。
「現場の売り切る力」
この力が、企業の力だ。
良いものを売り切る力。
その力を、どうつけるか?。
「毎週の築地フェア」
その企画を利用して、痛みを伴いながら、力をつけていく。
以前のブログ「“弟子”から学ぶ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-ae8f.htmlを記した。
かっての弟子が造った「丸魚」のばら売り。
その売場に刺激を受け、先週の土曜日から真似てみた。
集客力は圧倒的だった。
魚を並べながら、特に年配のお客様が見ていく。
そして、小さな子供も関心を示していく。
更に、お客様との会話。
これだっ!。
おおいに手ごたえを掴んだ、築地直送セールだった。
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コメント
bingoさん、コメントありがとうございます。
当面、試行錯誤しながら毎週改良を重ね、磨きこんでいきたいと考えています。
また、継続できるレベルで成功事例が出来ましたら報告します。
今後ともよろしくお願いいたします。
投稿: てっちゃん | 2009年4月 1日 (水) 00時39分
毎日欠かさず拝見しています。
今日は、写真をアップしていただき、ありがとうございました。
非常にやる気をいただきました。
早速、明日鮮魚部のものにもみせます!
昨日書いていらっしゃったとおりの売り場づくりですね。
私も、早くそんな売り場がつくれるよう、日々努力して参りたいと思います。
これからも更新楽しみにしております。
投稿: bingo | 2009年3月31日 (火) 21時23分