全体朝礼の効果
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
「全体朝礼」。
何かと理由をつけて、全体朝礼を中止する場面が多い(笑)。
以前の私は、そうやって簡単に全体朝礼を中止していた。
だから、週に一度程度の実施だった。
しかし、よくよく考えてみれば、
多くの従業員が集まる機会など、そうざらにあるわけではない。
今年の経営方針会議でトップから言われた言葉。
「社長とパートさんが同じ事を言える会社にしたい。」
この言葉は以前のブログ「経営方針会議から」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-e0be.htmlで記した内容だ。
それを、ダイレクトに達成していくには、直接トップの話しを聞いた店長が、
ダイレクトに、直接店長がパートさんに伝えていくしかない。
それは、一回二回で済む問題ではなく、
常に、継続的に、繰り返し、しつこくしつこく、根負けしないようにやっていく。
そして、これが「経営」なのだろうと思う。
その、最高の伝達の場面を大切にしたい。
それから、週3回の「全体朝礼」の実現を図るようにした。
時間にして、約10分。
約50人に人間が、開店前の10分を同時に集う。
逆の言い方をすれば、大きく生産性を落とす行為だ。
しかし、同じ方向を向ける機会ととらえれば、
落とした生産性など、“目くそ鼻くそ”のようなもの。
大切なのは、そう信じるかどうか、ということ。
そして、そう実現できるかどうか、ということだ。
毎日、どんなメッセージを伝えるか?。
それも、約1分の言葉で。
開店前の貴重な時間。
10分という全員の時間を奪い、
1分という言葉に、責任をもって組織の方向性を定める。
私の全体朝礼でのテーマは、「プチ感動」。
どんな小さな、少ない、短い言葉にも、「感動」を生ませる力がある。
ひとりひとりに、「感動」を生ませ、そのひとりひとりの力を合わせれば、
どんな巨大な相手をも、動かせる。
そうして、その全体朝礼を利用して、大きな感動へとつなげていきたい。
その続きは、また明日。
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