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2009年3月 3日 (火)

過去を捨て去る

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の「仕事の流儀」は、

 日本料理界の巨匠 「西 健一郎」(71歳) さん。
 その道を極めて、極めて、現在に至った方。

 その「味」への、飽くなき探究心が、「いっしょう、勉強」の格言へつながる。

 同じ、食品、食事、味を担当する者として、見ていたが、見方が変わった。
 料理人とはいえ、その道を極めていくと、“哲学者” の域に達していくのか?。

 アナウンサーが尋ねた。
  「なぜ、そんなに手間をかけるのですか?。」

 西健一郎さん。
  「手間をかけないと、余計なものが出て行かないんですよ。」
  「料理は、足し算だけではないんですよ。引き算も大切なんです。」
  「大根ひとつにしても、蒸すことによって、いらないものが無くなる。」
  「だから、美味しい出汁をたっぷり吸って、更に美味しくなるんですよ。」

 なるほど!。
  大切なものを吸収する為に、手間ひまを惜しまず、余分なものを出す。
  常にいい素材だけを残して、更に良いものを、吸収できる状態にしておく。

 店舗運営、組織運営、更には、生き方にまで及ぶ、“格言” だ。

  スピードを持って取り組む為には、余計な物を背負ってはダメなんだ。
  重要な物を吸収するには、いらない物を捨てておかないとダメなんだ。

 過去に成功体験、過去のしがらみ、過去の遺産。

 先日、富士山の麓のお店を訪ねたら、そこの店長が言っていた。
  「青果は毎年二桁成長を続けています。そして、過去の売場を捨てて、
  ゼロから売場を作り直しています。過去に頼っていてはダメなんです。」

 なかなか、過去の成功体験は捨てられないもの。
 しかし、結果として、それが、いずれ余計な物になっていくのだろう。
 
 だから、潔く、過去を捨て去る。過去の成功体験や売場の写真を捨て去る。
 過去をゼロにリセットすれば、あるのは、我が身と知恵と未来だけ。

  過去の成功体験を捨て去り、知恵だけ吸収し、未来を目指す。

 その為に、時間をかけて、情報を採る。
 その為に、時間をかけて、計画する。

 そこから得られた成功体験のポイントだけを、知恵として吸収する。
 そして、成功体験の余計な部分は、すぐさま捨て去る。

  果たして、自分に、出来るのか?。
  とにかく、やってみよう。

 また、新たなマネジメントへ向けて、挑戦してみよう。
 一回限りの人生なのだから。

続きは、また、明日。

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コメント

KOZOさん、コメントありがとうございます。

常に、自分の器を「空」にしておく事。
そして、何のしがらみも無く、何の邪心も無い心のありよう。
そんな状態を維持出来れば、どんどん新しいものが入り込んでくると思いますよ。
また、コメントください。

投稿: てっちゃん | 2009年3月 4日 (水) 00時43分

てっちゃんさんへ
今日も私にとってタイムリーなブログをありがとうございます。来週の10日(火)の閉店から11日(水)にかけて、久々の店内改装を行います。(11日は営業しながらです。)今回の改装は青果売り場の拡大と雑貨売り場の縮小、飲料・酒売り場と和日配・乳製品売場の入れ替え、パンコーナーの改装を1.5日で行います。今日は雑貨売り場の縮小のための棚割を組んでいるのですが、こんなにも動いていない商品があるのかと愕然としています。いかに普段が問屋・メーカーの都合の売り場になっていたのかと反省しています。いらないものを捨て、自分が売りたいものを売れる売り場に変えていきます。

投稿: KOZO | 2009年3月 3日 (火) 20時32分

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