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2009年3月

2009年3月31日 (火)

鮮魚の変革

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


当社の今年のテーマは「変革」。

 先日の販売会議で、鮮魚の市場直送セールのマンネリ化の提案があった。
 毎週の曜日サービスに一環として実施している「市場直送セール」

 特に、月に一度の「築地直送セール」は、インパクトも大きいがロスも大きい。
 築地に出向き買い付け送り込みのバイヤーと、送り込まれる現場とのギャップ。
 その妥協点が、月に一度の回数で納まっていたのだろう。

 そんな経緯の「築地直送セール」は、当然縮小均衡に陥っていくもの。

  「変革」

 そんな時ほど、この言葉が大きな意味を持って目の前に現れてくるものだ。
 「変革」とは、どこかで強引に“パワー”をかけないと実現出来ない。
 そして、やるときは、徹底してやることだ。
 
  当然、痛みも伴う。

 そんな時ほど、商販が一つとならねば実現出来ないものだ。
 販売会議の提案を受け、バイヤーが決断し、現場が販売力を磨く。
 その流れを強引に造っていく事が、企業の力になる。

  「築地直送セール」

 確かに、魚の鮮度は抜群だ。
 別に、築地でなくても鮮度の良い魚は、どこの市場でも仕入れられる。
 しかし、ピンからキリまで揃う築地では、やはり良いものは良い。

  「現場の売り切る力」

 この力が、企業の力だ。
 良いものを売り切る力。
 その力を、どうつけるか?。

  「毎週の築地フェア」

 その企画を利用して、痛みを伴いながら、力をつけていく。
 以前のブログ「“弟子”から学ぶ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-ae8f.htmlを記した。

  かっての弟子が造った「丸魚」のばら売り。

 その売場に刺激を受け、先週の土曜日から真似てみた。
 
  集客力は圧倒的だった。

 魚を並べながら、特に年配のお客様が見ていく。
 そして、小さな子供も関心を示していく。

  更に、お客様との会話。

 これだっ!。

 おおいに手ごたえを掴んだ、築地直送セールだった。

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2009年3月30日 (月)

数値を伸ばし続ける要因

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


WBCの決勝があった日に、月に一度の店長会があった。

 その後、WBCの祝勝会も兼ねた懇親会があった。 
 そして、その場で話題になったのが、「数値を伸ばし続ける人間と仕事の仕方」。

 我々の世界で、よく信じられている言葉。
  「基本を継続してやり続けられる人間は、結果として数値がついてくる。」
  「一品一品を大切に商品化を追求すれば、その積み重ねが結果になる。」

  しかし、現実はどうか?。

 必ずしも上記の通りの結果とはならない。
 そして、現実には、どんなことが起きているかと言えば、
 売り場が多少荒れていても、商品化が多少雑でも、多少欠品があっても、
 数値は人についてくる、というものだ。

  何が、人をして、数値の明暗を分けるのか?。

 本部から評価される商品化、評価される売り場造り、評価される部下教育。
 しかし、そのこととは別に、数値結果は個人についてくる。

  結果を残す人間ほど、商品を絞らない、欠落させない、売場を貧弱にしない。
  そして、アイテムのSKUをしっかりと広げて、ロスを怖がらない売場造りをする。

 我が社にも、数値を伸ばし続ける人間がいるが、要因は上記の通りだ。

  商品を絞らない、欠落させない、売り場を貧弱にしない。

 そして、そんな人間は、どのお店に行っても、数値を伸ばし続ける。

  要は、結果を残すのである。

 しかし、結果を残しても、その本人が評価されるかされないかは別物だ。
 商品を絞らずに、拡大し続ければ、いずれ品揃えが破たんする。
 際限の無い拡大などあり得ない。
 いずれは、品揃えは頭打ちとなり、
 いずれは、人員が不足してくる。

  そして、人員を増員し手間をかけても、ロスが増大し、利益を圧迫する。

 そう、思われているかだら。
 しかし、果たして、そうなのか?。

  それは、何とも言えない。
  それが、事実だ。

 我が社で、数値を伸ばし続ける人間を、何人か見てきたが、
 すべて、上記の要因を兼ね備えている。

  そして、その全ての人間に共通していることは、
   「商品を絞り込まない」 「欠落させない」 「売場が貧弱でない」。
   そして、どんどん売り場を拡大させ、定番以外でも商品を売り込む。

  さらに、共通して言えることは、
   「本部から評価されない」 「その部門以上の売り場を任せられない。」

  要は、自分の勝ちパターンを熟知しており、先が見えるのである。
  お客様目線で評価の高い売り場造りを、コーディネイトできているのだ。
  更に先が見えるから、上司や本部の話を聞かない、守れない。

 本部が推進させたい“標準化”。
 “標準化”の枠に収まらない実力者。

  そんな実力者は、出世からは縁遠い。
  しかし、彼ら(彼女ら)は妥協せず、自ら信じた道を突き進む。

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2009年3月29日 (日)

退職 Ⅳ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


かっての私の部下の「退職」の話を聞くことほど、寂しい事は無い。
 
 私の直属の部下であれば、直接話しを聞いて、直接対話が出来る。
 しかし、他人づてからそんな話しが聞こえてくると、手遅れの場合が多い。

  今回もそうだ。

 ある人間からメールが入った。
 かっての部下が退職の意向だという。

 以前のブログでも記したが(退職http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_ea1b.html)、
 入社1年~2年の退職と、入社3年以上の退職では訳が違う。

  新入社員~2年目までは、まだまだやり直しも利くし、ましてやり直すほどの
  経験もしていない。転職するなら今のうちだ。

  しかし、3年以上の経験をするということは、いままでの3年間の努力が無駄に
  なる、ということだ。

  3年間先輩に付き、「馬鹿だ、チョンだ」と小突き回され、本人も一からのスタート
  をし、ひとつひとつ経験を積み、ようやくひとつの光が見えてくるのが3年後。

  その3年をベースにし、そこから更に3年を積み上げれば、その道(部門)の
  スペシャリストに向って、加速度的に実力を身に付けていく。

 しかし ・ ・ ・ 。

  その3年を経過した後、退職をし、同じゼロからのスタートを他の職業で切る。
  それほど、いままでの3年の経験を無駄にすることは無い。

  3年を経過してからの3年。その一年一年の積み上げは、本人にとっても
  大変楽しい一年一年に変化していくものだ。

  まして今回は、転職後のl収入が不安定だと言う。
  不安定というより、そのことによっての収入は、未確定だと言う。

 私は、思わず、彼の携帯に電話した。

  「夢と希望だけでは暮らしていけないんだぞ。」
   「僕のやりたかった事なんです。」

  「もっと冷静に考えろ。今の話では現状から逃げているとしか思えない。」
   「 ・ ・ ・ ・ 。」

  「俺はお前の為に言っているんだ。このまま転職したら道を踏み外すぞ。」
   「もう、決めてしまった事です。引き返すわけにはいきません。」

   “俺は、お前の20年前を歩んできたんだ。お前の未来も見えるんだ”。
  そう言いたかったが、言葉を呑んだ。
   
  「退職するまでまだ時間はあるんだ。もう一度考え直せ。」
   「はい、わかりました。お電話頂いてありがとうございました。」

  一度退職を考えた人間が、引き帰るのは難しい。
  

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2009年3月28日 (土)

印象に残った“イチロー”の言葉

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)も、イチローの劇的なタイムリーで
 試合を決め、日韓戦の様相を呈したこの大会も、ようやく幕を閉じた。

 この長い道のりの中で、韓国戦は、なんと5回も戦った。
 韓国以外との実力の差はあったものの、韓国との実力差はまったく無かった。

  何が、この戦いを制したのだろうか?。

 やはり、“イチロー”の存在だろう。
 前半は不振に喘ぎ、チャンスにも凡打を繰り返してきたイチローだったが、
 ようやく準決勝前後から、本来のバッティングを取り戻し、ラストのタイムリーだ。

  そのイチローに引っ張られるように、侍ジャパンが意地とプライドを持って、
  韓国に気迫で負けなかったことが、全てだと思える。

この大会でも、イチローはいろいろな言葉を発している。

 勝利後のインタビューでの
  「やはり、僕は持ってますね!。」
  「神が降りてきました。」

 シャンパンシャワーでの
  「僕をリスペクト(尊敬)していない感じが、世界一につながったんですよ。」

  等々。

 私が、イチローの言葉で一番印象に残っている言葉。
 それは、韓国と4度目の戦い(順位決定戦)で勝利した場面でのインタビュー。
  
  「韓国に3連敗だけは出来ないんですよ。それだけは絶対に許されない。
  それは、“プライド” の問題ですから。プライドが許さないんですよ。」

 私は、この言葉に、韓国戦に対する“イチロー”の想いを感じ、
 その言葉に、呼応した、侍ジャパン全体の想いを感じた。

  イチローの存在。

 それは、侍ジャパンの精神的支柱だ。
 チーム監督の「原辰徳」が、表のチームリーダーとすれば、
 一番ライトの「イチロー」は、裏のチームリーダーだ。

  彼の一挙手一投足は、他のメンバーの“姿勢”を左右する存在。
  そして彼は、感情を押さえ込もうとせず、積極的に表に出そうとする。

  どんなに自らが不振に陥ろうとも、チームが敗戦を喫しようとも、
  自らの悔しさ、憤り、無念、歓喜を、これでもかと表現する。

  普段はクールに振舞うリーダーが、
  ここぞの場面で見せる“感情表現”。

 その一挙手一投足が、他のメンバーの姿勢の方向性を決める。
 そして、それを通して、チームがひとつになる。

  一騎当千の各チームの寄せ集めの猛者連を、ひとつにまとめる“術”。
 
 今回のWBC。
 店長としても、学ぶ場面はたくさんあった。

 そして、侍ジャパンと韓国。

  違いがあったとすれば、日本には“イチロー”がいて、韓国にはいなかった。
  一番の違いであり、永遠の違いでもある。

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2009年3月27日 (金)

今年の春彼岸

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


彼岸が終わった。

 イベント時の来店動機も年々変化してきている。
 
 今年の大きな特徴は、後半型で3連休を利用し、更に曜日でお買い得な日を
 選択し、集中して買いまわりされ、週末は無駄な買い物をしない暮らし方だった。

 お墓仏壇回りの買い物動向は、我々商売人にとって年々関心が薄れてはいるが
 、はやり彼岸のある地域にとっては一大感心ごとだ。
 
 彼岸入りから彼岸明けまでの約一週間。
 どのタイミングから盛上がり、いつがピークになるのか?。
 刺身、生寿司の製造と、生花の拡大展開のタイミングを外せば、
 大きなチャンスロスと値下げロスを伴う。

 そして、今年は彼岸入りは大きな動機とはならず、
 3連休を有効利用するお客様の動向がメインとなり、
 連休前日の木曜日に最大のピークとなった。

  そして、その後の連休での、我々スーパーマーケットの商売は厳しかった。

 事前のテレビ報道などでも、今年の彼岸は「墓参り」は減少との情報は流れて
 はいたが、それが現実のものとなった。

 そして、それを一番物語っていたのが、「生花」の動向だ。

  “彼岸での生花”

 彼岸の動向に一番敏感な商品が “生花” だ。
 それもそうだ。生花は、彼岸そのものだから。
 そして、従来から、生花だけは、売上を落とさず推移してきた。
 少なくとも、スーパーマーケットで私が携わるお店に関しては、そうだった。
 
  そして、結果的に、今年も生花の売上に関しては、昨年をクリアした。

 ご先祖様に対する“礼節”だけは、どんな不況に喘ごうとも忘れない。
 やはり、この国は「日本」なのだと思う。

  “彼岸での生花の展開”をタイミングよくダイナミックに展開できるか?。

 春と秋の彼岸は、まさにこのタイミングを外さず展開する事が一番のメインだ。
 そして、ここだけは、なんとか滑り込みセーフで帳尻を合わす事が出来たが、
 3連休での暮らしを予測できず、前半から勢い込んでしまった読みの浅さも
 露呈してしまった。

 曜日まわりとイベント。
 ますます、お客様動向を読み、需要のジャストインタイムにあわせた
 売場造りを計画、実現できるか?。

 答えが毎年変化していく中での、店長の仕事の難しさは増すばかりだ。

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2009年3月26日 (木)

PC購入とトラブル

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、PC(パソコン)を購入した。

 昨年のブログ「商売の満足感」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_41db.htmlを記した。
 そこでも、パソコン購入に関しての買い方を記したが、
 早いものであれから約1年。

 前回購入のパソコンはいたって快調なのであるが、軽量コンパクトサイズの為、
 普段の仕事に持ち歩いており、自宅パソコンが存在しない。

 10数年前のパソコンはネット接続機能が完全に壊れてしまい、修理より新規と 
 宣告されてしまった。

 息子も今年高校入学が決まり、パソコンが欲しいと言い出す始末。
 女房もネット検索を覚え、ネットショッピングをしたいと言い出す始末。

  そして、昨今の家電の値下げラッシュ。
  「家に一台あっても、いいか?。」

 前回は “軽量コンパクトで持ち運びにも便利” がキーワードだった。
 今回は “安価で高性能で長く使えるノート型” がキーワードだ。

  購入手段でいろいろ迷った。
  「今回はネットで購入しても、いいか?。」 とも。

  しかし、上記ブログ「商売の満足感」でも記したとおり、
  私は、どうしても“フェイス・トゥ・フェイス” にこだわる。

  一円でも安ければ、の乾いたショッピングもいいが、
  多少割高でも、ウェットに満ちた人間対人間の商売。

 いろいろ迷った挙句、結局、フェイス・トゥ・フェイス に落ち着き、
 以前購入したPCショップで購入を決めた。
 以前のチラシで、地デジ付き、4Gメモリ、160GHDD、無線LAN付き6万円台
 があったので、家族と実物を見て、決定した。

  そして、購入後、家で開封しパソコンを取り出し、いろいろチェックしていたら、
  パソコンのタッチキー上部が、少し上に盛り上がっているのを見つけた。

  指でさすってみると、内部が何かにあたりしっかりはめ込まれていないようだ。
  「これじゃぁ~、つかえねぇなぁ~。」

  良く見ないとわからない歪みだ。
  しかし、取り付け段階での不備であることは間違いない。

 “やっぱり、フェイス・トゥ・フェイスで購入しておいて良かった”。
 率直な感想だった。

 翌日、そのお店へ電話。
  「少々お待ちください。」
 と言われてから約一分が経過。

 私はこんなとき、こちらから電話を切ることにしている。
 一分待ったら、少々では無い。
 再度かけ直して、更に待たせるようであれば、向こうからかけなおさせる。

 二回ぐらいそんなやりとりがあってから、ようやく担当の女性従業員が出た。

  “はやり、フェイス・トゥ・フェイス” で購入しておいて良かった。

 改めて、そう感じた。そんな向こう側の対応だった。

  “こちらの不備ですので、いつでもお越しくだされば交換いたします”。

 昨日、直接担当した女性従業員だった。私は安心した。

  “フェイス・トゥ・フェイス”

 一度、顔を合わせるだけで、大きな違いだ。
 順調にいっているときは感じないが、何かトラブルが発生したときの対応は、
 はやり、フェイス・トゥ・フェイス。じかに顔を突き合わせて商売する。

  今回も、またいい買い物をした。
  実感した瞬間だった。

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2009年3月25日 (水)

夕市の効果

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


最近始めた「夕市」。

 きっかけは、我が社の別の競合対策店舗が実施しようとしている「夕市」。
 そこの店長との会話がきっかけとなり、そこで使用している媒体を、
 販促課長にお願いして、取り寄せたことから始まった。

 各部門1品。グロサリーは3品。
 当初いただいた媒体では足りず、更に追加していただいた。

  「夕市」。

 いまさら、どこでもやっている販促項目。
 我が社も、ある曜日を夕市の日としている。

 しかし、夕市も毎日やらないと意味が無い。

なぜか?。

 我が社は地域スーパー。
 地域スーパーの使命は、毎日の食卓。
 だから、毎日が勝負であり、夕方ピークが最大の勝負どころ。
 この、4時からの時間帯で、地域一番の集客を誇れるか?。
 そこが、最大のポイントだ。

  だから、いまさらの「夕市」に再度スポットを当てた。
  
 競合出店により、一番落ちているのが夕方4時以降。
 それは、どこの競合出店でも言えること。

  その時間帯を、いかに集客を落とさず戦うか?。

 キーワードは、
  生鮮     ~ 鮮度と価格。
  グロサリー   ~ あっと驚く価格。

  数量限定、時間限定。売切れゴメン。
  だから、この時間帯にご来店されなければ“損”だ、と思わせる事だ。

  それを、毎日継続することにより、お客様のこの時間帯での集客になり、
  部門も、毎日継続することにより、必死に情報を得ようとする。

 それは、グロサリーでも同様だ。
 “あっと驚く「価格」”とは、原価交渉しなければ出せない価格。
 バイヤーからのスポット案内、地域メーカーからの案内など。

 商売本来の仕入れへの努力だ。
 それは、以前のブログ「利は元にあり」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-d3b7.htmlでも記した。

 仕入れに関わるから、売り切れる。
 自ら「意志」を入れて仕入れるから、
 売り切る努力をするし、知恵を絞って売り切る。
 そして、売りきる「力」がついてくる。

  なんとこのお店のメンバーは、“幸せなのか”。
  これは、私の部下に常々言い続けていること。

  「おまえらは幸せだ。めったに出来ない経験をしているんだ。
  売上が下がって首になった人間などいないんだ。逆にそれをバネに
  力をつけて伸びていった人間はゴロゴロいる。今を、どう考えるかだ。」

 そうやって継続している「夕市」だ。
 効果が表れてこないわけが無い。

 しかし、まだまだ、もっともっと。
 徹底することと、継続すること。
 この2点だけを、ひたすら愚直にやり続けること。
 さすれば、いつか道は開けるのだ。 

 

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2009年3月24日 (火)

朝礼での“接客評価”

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日、「全体朝礼の効果」を記した。
 そして、今回はその続編。

 全体朝礼を利用して、接客への取り組みを考えている。

 店舗運営者にとって、一番悩むところだ。
 商品を軸にすれば、そこまで手が回らないと言い訳できるが、
 お客様を軸とすれば、最優先で向上させなければならない項目だ。

 私は、接客とは、仕事の為の習得とは考えていない。
 それは、以前のブログ「挨拶への取り組み」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-f472.htmlにも記した。

  それは、人が人として生を受け、人生とはなんぞや?との答えを
  追求していく過程の中での、ひとつの取り組みだと思っている。

 接客をどう根付かせるか?。

  私は、「意識」と「感動」だと思っている。

 接客を、自分の問題として考えるという「意識」付け。
 接客により、人生の素晴らしさを認識し「感動」を得る。

  その事を、組織内でどう盛り上げていくか?。

 自社では現在、個人の接客レベルを、4つに色分けしネームに表示している。
 私は、その4つのレベルを獲得していく過程で、
 「意識」と「感動」の力を借りながら、組織活性を図りたいと考えている。

 その第一歩として、4つのレベル獲得の機会を「朝礼」の場に設定した。
 朝の全体朝礼で、接客訓練の先導役を個人別に行い、そこで判定する。
 だから、先導役の挨拶をマスターしなければならない。

 必然的に、接客訓練のマスターと先導役としてのリーダーシップ。
 そこに接客という「意識」が生まれる。

 更に、週3回の朝礼で、週3回の接客認定。
 週に、3人しか、レベルアップできない。

  初めは、大きなうねりにならないが、
  全体の過半数が合格していく中で、
  徐々に、組織としての大きな「関心」と「意識」が生まれてくるだろう。

  そして後半。
  部門でも、残り数名が残されていく過程で、
  「意識」が大きな「感動」に変わっていくはずだ。

 なぜか?。

  日本人特有の仲間意識が生まれ、
  「何とかして、自部門の仲間を合格させたい」との想いが生まれる。
  そして、合格者と未合格者との協力関係。
  合格者が、未合格者へのアドバイス、更には挨拶訓練。
  皆が、その事に関わり、自分の事のように関わり生まれる「感動」。

  最終段階。
  朝礼毎に生まれる「感動」が予想できる。

  なかなか合格できない仲間がついに合格した。
  そこでの朝礼での「感動」は、予想をはるかに超えて、爆発するだろう。

 その場面を想うと、心がわくわくしてくる。
 そして、なんとしてもその場面まで持っていかなくては、との想いも。

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2009年3月23日 (月)

全体朝礼の効果

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


「全体朝礼」。

 何かと理由をつけて、全体朝礼を中止する場面が多い(笑)。
 以前の私は、そうやって簡単に全体朝礼を中止していた。
 だから、週に一度程度の実施だった。

 しかし、よくよく考えてみれば、
 多くの従業員が集まる機会など、そうざらにあるわけではない。

 今年の経営方針会議でトップから言われた言葉。

  「社長とパートさんが同じ事を言える会社にしたい。」

 この言葉は以前のブログ「経営方針会議から」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-e0be.htmlで記した内容だ。

 それを、ダイレクトに達成していくには、直接トップの話しを聞いた店長が、
 ダイレクトに、直接店長がパートさんに伝えていくしかない。

 それは、一回二回で済む問題ではなく、
 常に、継続的に、繰り返し、しつこくしつこく、根負けしないようにやっていく。

  そして、これが「経営」なのだろうと思う。

 その、最高の伝達の場面を大切にしたい。
 それから、週3回の「全体朝礼」の実現を図るようにした。

  時間にして、約10分。
  約50人に人間が、開店前の10分を同時に集う。

  逆の言い方をすれば、大きく生産性を落とす行為だ。
  しかし、同じ方向を向ける機会ととらえれば、
  落とした生産性など、“目くそ鼻くそ”のようなもの。

  大切なのは、そう信じるかどうか、ということ。
  そして、そう実現できるかどうか、ということだ。

 毎日、どんなメッセージを伝えるか?。
 それも、約1分の言葉で。

  開店前の貴重な時間。
  10分という全員の時間を奪い、
  1分という言葉に、責任をもって組織の方向性を定める。

 私の全体朝礼でのテーマは、「プチ感動」。
 どんな小さな、少ない、短い言葉にも、「感動」を生ませる力がある。
 
 ひとりひとりに、「感動」を生ませ、そのひとりひとりの力を合わせれば、
 どんな巨大な相手をも、動かせる。

  そうして、その全体朝礼を利用して、大きな感動へとつなげていきたい。

 その続きは、また明日。

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2009年3月22日 (日)

懐かしい顔Ⅶ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ホワイトデーの手直しをしていると、どこかで見たことのある横顔の男が、
 ホワイトデーの残り物の商品を真剣に選んでいた。

  “あっ、○○さんだ!”

 声をかけたら、やはりそうだった。

 「○○さん、どうしたんですか?。こんなところに?。」
  「いやぁ~、てっちゃんの顔がみたくて~。」

  “嘘をつけ!” と思いながら、

 「そんなはずないでしょう。何かあったんですか?。」
  「いやぁ~、この近くに物流センターが出来て、その説明会なのよ。」

 「なるほど、それでわざわぜ東北の浜通りからここまで来たんですか?。」
  「本当だよ。遠かったね。でもてっちゃんの顔を見られてよかったよ。」

 「本当に、ご苦労様でした。」

 本当に、懐かしい顔だった。
 何年ぶりだろうか?。
 お互いに、退社してから丸4年が経っていたから、それ以来だ。

 彼は、以前の会社で2年先輩だった。
 同じ鮮魚部門で、チーフ時代からの顔なじみ。
 同時期に、鮮魚SVを経験し、同時期に店長を経験している。
 そして、お互いの人生の帰路に立ち、退社したのも同時期だ。

 当時、その時期に退社した店長がもう一人いて、
 その3人で、社長との食事会を催していただいた。
 約2時間という、短い時間ではあったが、
 商売の本質を教えていただいた方との語らいは、
 一生忘れられない思い出となって、私の心に納まっている。

 彼は、その後自分の家族が経営をする仲卸に戻り、新たな人生を歩んだ。
 かっての企業との取引もあり、それも含めてそこで活躍していると聞いていた。

  鮮魚の仲卸という職業も、厳しさを増しているのだろう。
  私がSVとして担当したエリアなので良く知っているが、
  その当時をピークに売上はほぼ横ばいだそうだ。
  
  まだ横ばいだから、良い部類に入るのかもしれない。
  何社かは、倒産の憂き目にもあっているらしい。

 そして、彼もまた、その職業から足を洗おうとしているようだ。
 もう、自分の役割は終わった、と言っていた。
 家族のご子息が次期社長として、成長してきているらしい。

 次の人生を、いったい何に賭けるのだろうか?。
 そこまで聞いたが、教えてはくれなかった。

 そして、最後に、私に挨拶をして、従業員に贈るのだという、ホワイトデーの
 贈り物を購入して帰られた。

  もう、彼とは、会うことは無いだろう。
  彼との思い出が、本当に走馬灯のように流れながら、
  社長との最後の晩餐を思い出していた。

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2009年3月21日 (土)

利は元にあり

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


「利は元にあり」。
 商売の世界では、良く聞く言葉。

 “商売の基本は仕入れにあり”
 “美味しいの元は仕入れにあり”
 “利益の元は仕入れにあり”
  いろいろな意味を含んだ言葉だ。

 昔ながらの商売のスタイル。
 それは、社長が仕入れを担当し、番頭が販売を担当する。
 それだけ、仕入れは商売の基本であり、オーナーの譲れない領域。

本来の「利は元にあり」とは、上記の意味で使われてきたのだろうが、
 私は、もうひとつの意味で、「利は元にあり」を実感している。

 物は本来、ありのままの姿で流通していた。

 「野菜」も「果物」も、「魚」も「牛」も「豚」も、更には「豆腐」も「納豆」も「漬物」も。
 みんな“裸”のままで流通していた。または活きたまま、丸のまま流通していた。

  それが、本来の姿のなのである。

 しかし、いつしか中間業者が入り込み、加工され、調理され、小割にされ、より
 小売が販売しやすい状態にサービス化され流通するようになっていった。

 それが、問屋の機能である。
 問屋機能と役割に関しては、以前のブログ「PBとNB」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/pbnb-c0dc.htmlでも記した。

 流通の進化により、コストをかけ商品形態を進化させ、よりお客様が手間をか
 けずに消費すやすい商品化を進め、小売の売場に展開されてきた。

  その流れが、また大きく変化しつつある。

 消費動向が、「素材」に逆戻りしているのだ。
 より手間をかけない、よりコストをかけない商品化への回帰である。

 外食から、スーパーの惣菜へ、そして更に生鮮の素材への回帰。
 そこへの回帰により、お客様としてのコスト低減が図られる。
 更に付随して、本来の食事のあり方、本来の素材の味へも回帰する。

  そして、我々はどうか?

 我々スーパーも、素材という「元」へ戻るのである。
 中間業者がコストをかけ、小売が販売しやすく加工された過程を
 徐々に、より素材に近い、加工されていない状態での仕入れに戻るのである。

  いや、戻さなければならない。

 なぜか?

  そこから、本来の商売の本質を獲得するためだ。

  素材を元へ戻せば戻すほど、原料本来が持つ「味」が残っているからだ。
  素材を元へ戻せば戻すほど、原料品質を見極める「目利き」が育つからだ。
  素材を元へ戻せば戻すほど、コスト低減が図られ、利益創出できるからだ。

 但し、今まで中間業者がかけていた「手間」を、我々が請け負うことでもある。
 そこに、今後のスーパーの新たな技術習得の挑戦が待っている。

 それは、技術的には、かっての「八百屋」「魚屋」「肉屋」「パン屋」に戻ること。
 お客様が素材という元に戻っている以上、
 我々も、素材へ戻っていくしかないのだ。

 そして、そこへ戻れた企業ほど、お客様からの信頼を得、次のステップへ
 進むことが許されるのだろう。

 

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2009年3月20日 (金)

“器”を用意する

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


店長の仕事にもいろいろあるが、“器を用意する” ことも、その一つだ。

 “器”とは?
  商品を展開する場所全体のこと。

 展開する場所にも、いろいろある。
 まずは、お店全体のレイアウトだ。

 52週を通しての、店舗レイアウト。
 旬、イベント、タイミングに応じて、
 このタイミングで、この地域のお客様に対して、ジャスト・イン・タイムでの提案。

 更に突っ込んで、テーマに沿った商品計画と売場。
 単に商品が陳列されている売場ではなく、
 売場全体から、香り漂ってくる、旬やイベントへの憧憬。
 ここで、お客様の心に響く売場でなければならない。

 私はここまでが、“器”だと思っている。
 そこから先の、一品一品の商品造りや商品計画、陳列技術などは、部門の仕事。

 部門が努力して製造、発注した商品一品一品を
 活かすも、殺すも、“器” しだい。

  良い器に陳列された商品は、お客様の心に圧倒的に響く。
  器が良くないと、買い物を急ぐお客様に素通りされてしまう。

 全て、“器” しだい。

  以前のブログ「店舗の照明 私の流儀」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-daa3.htmlでも記したが、部門努力としての
  “商品”を如何に“輝かせて”お客様に表現するか?。

   ここに、商品面での店長の最大の仕事がある。

  私の言う“器”とは、決して販売計画とか、ケースとか、レイアウトだけではない。
  「あとは、商品を配置、陳列するだけ」の状態だ。
  
   事前準備をし、テーマが決まり、商品を引き立たせる「媒体」「POP」「演出」。
   更に、買い物の利便性を追及した「関連」や、イメージを搔き立てる「装飾」。

  「あとは、商品を配置、陳列して、完成」。

   それを導き出してやるのが、店長の最大の仕事。

  しっかりした“器”ほど、商品が映える。
  そして、そんな器ほど、部門の担当者も“燃える”。
  ある意味、店長と担当者の競争意欲も掻き立てられる。

  “器”自体が宝の持ちぐらせになるか、貧弱な“器”となってしまうか。
  そして、私は常に、「器が先行すべきである」、と考える。

 なぜか?

  器が先行すれば、部門は負けじと商品で対抗する。
  その競合関係が、いい意味での切磋琢磨になると考えるからだ。
  そして、常に“器”を先行させて、商品を引っ張る。

 店長の仕事のひとつ。
  “器”を用意して、常に部下と商品面で切磋琢磨する。
 
 私の、仕事の流儀のひとつだ。

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2009年3月19日 (木)

ホワイトデー動向

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


バレンタインが大きなイベントだとすると、ホワイトデーは小さなイベントだ。

 以前のブログで、バレンタイン売場http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-5d37.htmlを記した。
 
 バレンタインの結果は、昨年比120%の好業績。
 バレンタインの主体者のレジを巻き込んでの結果だ。
 そして、ホワイトデーに関しても、レジを巻き込んだ売場造りを実施した。

 贈る立場から、贈られる立場の変化はあるものの、
 贈る、贈られるという行為は、概ね女性のほうが専門家だ。

 どんなものが、相手に喜ばれるのか、贈って嬉しいのか?。
 その答えは、女性が持つ。

 だから、彼岸のギフトの展開にしても、彼女らの知恵が活きた。
 何を前面に持ってくれば、お客様が喜ぶのか、嬉しいのか?。

 そして、ホワイトデーや彼岸ギフトの包装を受け持つサービスカウンターに従事
 するレジ担当者の方が、毎年の動向に関しても実体験として習得している。

  その事に対して、一番知っている人間が、販売も担当する。

 社員もパートも無い、まして男も女も無い。
 更には、部門担当者かどうかを含めても、お互いに協力しながら販売する。

  そんな売場は、必ず実績を出す、と言う事だ。

 今回のホワイトデーも、昨年比110%と好調だった。
 企業としては、ホワイトデーは概ね不振。
 これは、全社的に、全国的に不振を極めたのだろう。

  そんな中にあっての、高結果。
  これは、上記の成功への道の流れが出来ていたからだ。

 ホワイトデーの毎日の実績、他店との数値比較。
 一番、結果を気にしていたのも、レジの担当者だった。
 そして、その声から聞こえてくる、商品面での不満や次年度への展望。
 これは、次年度への“金言”だ。

 更には、彼岸のギフトも上記流れが出来ている。
 おそらく、同様の数値結果になるだろう。

  そして、今回のギフト展開に関しても、
  反省を残し、次年度へ繋げる。

 お店全体での数値に関しては、まだまだ厳しい。
 しかし、ひとつひとつのイベントの取り組みを通しての組織強化が、
 お店全体での塊を生み、成功への道が出来ていく。

PS
 「佐野エリアMRⅡ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/sanoeriamrni/
 を載せました。どうぞ。


  

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2009年3月18日 (水)

“弟子”から学ぶ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のブログで「懐かしい顔Ⅴ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-9d8a.htmlを記した。

 そして、さっそく彼の売場を拝見しに行ってみた。

  “驚いた”

 鮮魚売場で、丸魚を、下氷を敷いて“裸売り”をしていた。
 海無し県のこの地域で、ここまで丸魚を裸売りをしている売場は、見たこと無い。

 彼の言によれば、丸魚の強化が進んで、通路にまで突き出しをして売場が広が
 り、売場の一部が死んでいてとのこと。

 よって、部門チーフと話し合い、集客の高まる毎週週末だけは、上記のように、
 プロパー内でダイナミックな裸売りを提案し、賑わいを出していこう、と。

  言葉だけの提案から、実現させるところが、彼の手腕だ。

 その売場の造り方も、“理”にかなっている。

  見せ筋の丸魚は、裸売りで、1~2匹を鮮度感よく陳列し、ロスの防止。
  小魚類は、ざる盛りにて量目と価格を明確にして、商品回転を早める。
  量販品は、箱ごと大陳して、点数拡大、売上拡大。

  朝の売場造りは、部門チーフが担当し、
  販売(売り子)は、管理部門のパートさんが担当し、部門の負担を軽減。

 私のかっての“弟子”も成長したものだ。
 販売を実現するだけの、お店全体の協力体制と支援体制にて
 お店全体の取り組みとして、丸魚の裸売りを実現し、皆で感動を共有する。

  そして、出来上がった売場は、どうだ!。
  お客様の目を引くだけの派手さだけでなく、調理をしてみたい、
  食べてみたい、食べさせてみたい、喜んでもらいたい、売場だ。

   “この売場は、もらいだ!”

 私は早速、部下数人、副店長を翌週にMRしに行った。

  言葉では伝わらないものがある。
  共に、同じ売場を同時に見ることにより、感動を共有することの大切さ。
  
  それを実現するには、いっしょに見に行くことだ。
  そして、あえて副店長も連れて行った。
  私が実現したい売場を、同じ目線で見ること。

  そして、同じ話しを、共に聞くこと。
  考え方も共有すること。

  更に、本部商品部にも連絡し、実現の為の備品の要望。
  ざるなどを調達してくれると言う。

 当社も、鮮魚の産地直送の企画を実施しているが、
 どうも、最近マンネリ化してきている。
 この機に、売り方含めて、もう一度原点に返り、鮮魚を鮮度良く売切る。
 この流れを見直していきたい。
  

PS
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2009年3月17日 (火)

価格宣言と品揃え

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は、昨日の「佐野エリアMRⅡ」の続編。

 3月から「価格宣言」をし、チラシと売場で徹底した「価格訴求」を実現。
 3月から「K社」を4店舗ほどMRしたが、どこも同様に徹底して実施していた。

 そして、その効果もあってか、集客も実現できていた。

  しかし、・ ・ ・。

 以前のブログ「競合各社の政策転換」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-c293.htmlにも、記したが、価格戦略は
 一歩間違えば、お客様が離れていくリスクも少なくない。

 そして、「K社」が導入している手法は、まさにその道を進んでいる。

なぜか?

 絞り込んでいるからだ。
 なぜ、絞るのか?。

 特に果物はひどい。
 今、柑橘の品揃えを広げないでどうする?。

 そして、価格訴求品以外の柑橘もグレードも絞っている。
 酸っぱい「デコポン」しか品揃えが無い。

 いずれ、お客様が離れていく“道筋”が出来上がっている。

価格戦略

 この戦略を選択する上で、企業は数々の選択をしなければならない。
 
 一つ、
  単品量販をするためのスペース確保。
 
 二つ、
  スペース確保の為の、絞込み。

 三つ、
  価格ダウンの為の、業者の絞込み。

 四つ、
  利益率ダウンをカバーするための、ロス対策。

 五つ、
  ロス対策の為の、品切れ覚悟。

 結局、上記の選択が、現実の売場に反映され、その現場で従来のお客様は
 戸惑う。

 価格とチラシで来店されたお客様は、それで満足するが、
 その他の、普段の品揃えを期待した1K周辺のお客様は、不満が募る。
 
 その不満とは?
  一つは、チラシ以外の味を期待したお客様
  二つは、チラシ以外の品揃えを期待したお客様
  三つは、夕方来店し、品揃えを期待したお客様

 これらのお客様は、確実に離れていく。

 以前にも記したが、SMの存在価値は1K商圏のお客様への利便性と
 ワンストップショッピングの実現だ。

 その、ワンストップショッピングとは、食卓のメニューを実現するための食材の
 調達を、一店舗で実現させることだ。

 特売以外の全般的な商材に関して、バランスよく夜まで品揃えがされて初めて
 ワンストップショッピングが成り立つ。

 そのバランスを崩すと言う事は、どんなに狭い範囲のお客様の集客も出来ない
 と言う事。

 現状の「K社」の店舗を見ると、精肉と和デイリーの品切れ、メンテナンスが
 非常に悪い。
 和デイリーほど参加率の高い食材はないし、精肉ほどメニューの中心に位置
 する食材はない。

 将来的に、この2部門での支持率が高まらなければ、SMとしての機能は
 果たせない。
 機能が果たせなければ、この世界から去るしかない。

 SM業界の戦いとは、このワンストップショッピング実現の為のバランスの強化
 をどれだけ高い精度で実現できるかの、競合との戦いなのだ。


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2009年3月16日 (月)

佐野エリアMR②

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


もう、春だなぁ~、と思わせる好天の下、佐野アウトレットのついでに、佐野市街を
MRした。

 佐野エリアは、この3月から「価格宣言」した「K社」と「スタンダード路線」の「T社」
 がぶつかるエリアであり、その違いと魅力を確認する意味でも大切な地域だ。

  つくばMRも同様だが、MR時の天候の良さにはいつも感謝する。

そして、まずロックタウンの「K社」。
 3月からの価格宣言以来、曜日での商売を固定し、均一、割引を曜日別に配置し
 週一度程度のチラシにてコスト構造を変えようとしている。

  そして、青果中心に、徹底した価格の打ち出しにて集客力を高める戦略だ。

 MRして思うこと。
  価格を打ち出し、単品拡売を図る売場はわかりやすい。しかし、
  相当、品揃えを絞り、旬の匂いが伝わってこない売場になってしまった。
  更に、プロパー定番のメンテナンスが極端に落ちている。

  例えば、今の旬の柑橘。「はるみ」「紅香」「はるな」「せとか」などの
  主力以外の品揃え型柑橘が、まったく無い。
  そして、主力品も価格訴求のB級品以外の品質重視の品揃えも無い。

 後述の「K社」Ⅱでも品揃えが無かったということは、それが政策なのだろう。
 その戦略が、今後、お客様にどう選択されるのか、判断されるのか?。
 
  注目して、見続けていきたいと思う。

 更に、全体の品揃えと手直しレベル(メンテナンス)も相当に落ちていた。
 セントラルパッケージの精肉の品切れ、デイリー(特に和デイリー)の手直し
 レベルの乱雑さ)は、この戦略を得ることによって、失ったのか?、敢えて
 放出したのか?。
 和デイリーの品切れ、手直しは、毎日のお客様にとって大切なファクターだ。

 今現在、集客は高まったのだろうが、基本を失った企業の行く末は過去が
 証明している。
 この企業は、その道を進んでいるように思えてならない。

次に「T社」。
 スタンダードな店舗を目指す企業だ。そして、基本を大切にする企業でもある。
 そして、更に夕方の賑わいを演出実現する店舗企画も取り入れ、活気がある。

 前出の「K社」とは逆に、柑橘類の品揃えも見せており、食べ飽きた「いよかん」
 「デコポン」「ポンカン」以外の品揃えもそつが無い。

 また、精肉もインストアパッケージを採用し、小割り対応や、品切れ対応も
 されており、SMとして必要十分な売場を実現している。

 デイリー(特に和デイリー)のメンテナンスも悪くない。近所の主婦の普段の
 買い物に徹した品揃えとサービス。レジでのお客様との会話。

 私は、SMとは、これでよい、と思っている。
 そして、これが、なかなか出来ないものだが。

更に「Y社」。
 入口にピアノ。入店して大理石風の床と、黒塗りの冷ケースと店内装飾。
 そこまでは、元祖の「A社」ど同じだが、そこから、ブルーになった。

 その器(うつわ)に合った品揃え、品質、こだわり、陳列技術はまったく無く、
 あるのは、ホコリをかぶった冷ケース、汚れが固まった鮮魚陳列ケース、
 そしてエンド脇の突き出しで通路が完全にふさがった中通路。
 更に、カート2台がようやくすれ違う中通路にまで床積みされた商品群。
 そして照明の切れた売場下に陳列された残り少ないベーカリー。

  金髪のレジ担当者の笑顔が唯一の救いだった。

 器(うつわ)を変えれば、集客できると思ったのだろうか?。
 それとも、従業員が変われると思ったのだろうか?。
 経営者が一番陥りやすい、“錯覚”なのだろう。

そして、その後、上記「K社」と「T社」を一店舗ずつMRした。
結果は、写真でどうぞ。http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/sanoeriamrni/

 「K社」の価格宣言。
  それに対しての、私の考えは、明日。

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2009年3月15日 (日)

評価面接から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


年に二回の「評価面接」の時期が来た。

 私は、これをいい機会だととらえている。
 部下とじっくり膝交えて、踏み込んだ話しが出来る。
 そして、部下の本音を引き出し、その願いを実現を支援する。

 部下も、その本音は、誰かにわかってもらいたいもの。
 誰かに、聞き届けてもらい、共感してもらいたいもの。

  だから、評価面接だが、評価以外の本音の引き出しに時間を割く。

 普段は自らを鎧(よろい)をまとい、弱みを見せずに振舞っている部下達だが、
 面接時には、時には“涙”を見せる部下もいる。

 以前のブログ「人前で泣いた経験」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-b131.htmlを記したが、“涙”は全てを洗い流す。

 今までのしがらみや恨みつらみ、自らの後悔や相手への感情。
 それら全てを、自ら洗い流し、それを目にしたまわりに人間の感情も洗い流す。
 そして、本来人間が有する“丸裸”の存在だけが見えてくる。

  その“魂”のぶつかり合いが、面接だと思っている。
 
 それは、決して、お互いに頑として、譲らずぶつかることではない。
 お互いの素直な“魂”を表面化させ、素直な自分をさらけ出す事だ。

 半年に一度ぐらい、上司と部下がそんな場面を持っても、良いと思っている。

 そして、その面接と通して、最近感じることは、
 「部門責任者としての “チーフ” になりたくない。」 と言う声。

  わたしなぞは、誰よりも早くチーフになって、威張りたかったものだが。

 それだけ、チーフの魅力、店長の魅力、リーダーの魅力が無くなったのか?。
 それだけ、自らのリーダーシップで部下を魅了できなくなったのか?。

  部下に、「こんなリーダーになりたい。」と思わせるリーダーシップ。

 また、そこまでして、自ら苦境を背負い込み、精神的な苦痛を味わいたくない。
 そんな、意識の現われか?。

 いずれにしても、リーダーとして人よりも先を走りたい、という願望を持った人材
 が少なくなっていることだけは確かだ。

  そして、これは組織においても、非常に憂慮すべきことだ。

 なぜか?。

  組織とは、ピラミット型が基本だ。
  そして、頂上を目指して個人が努力していく過程で、個人も組織も強化される。
  
  誰も、頂上を目指さなくなったら、その組織は崩壊する。
  組織の形上は保たれるが、その組織は死に体だ。

  組織とは、個人が頂上を目指そうとする意欲と努力が均衡して、
  強化発展していくもの。そして、維持されるもの。

  強力な磁石で内部に引き寄せられて、硬い組織を保っていたものが、
  磁石が弱まったら組織は固まらず、目的も達成出来ない共同体と同じだ。

 共同体のどこが悪いのか?。
 共同体とは、目的達成意欲よりも、構成員の居心地優位の組織だから。
 それだけの組織は、いずれ崩壊する。

 これは、過去の巨大小売業が歩んだ“道”であり、
 現在も、巨大小売業が、知らず知らずに進んでいる“道”でもあるからだ。

  面接で、私が、そんな弱音を吐く部下に言う言葉。

  「10年後に泣くか、笑うか。それは今の選択しだいだ。」
  「笑いたかったら、損得抜きで、今をやり抜け。」


PS
 にゃんにゃんの最新映像です。どうぞ。http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/nyannko32/
 

 

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2009年3月14日 (土)

枯れた井戸から“水”は汲めない

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日のブログで、「懐かしい顔Ⅵ」を記した。
 そして、その彼とは、かっての企業での労働組合の仲間。

  “労働組合”

 この響きに、おそらく皆さんは、「負」の響きしか伝わらないではないか?。

 労働組合にもいろいろな組織があったが、私がかって活動した企業の組合は
 「ゼンセン同盟」に所属し、活動していた。

 そして、その企業と提携をしていた企業の労働組合との結びつきが太く、
 そこの初代委員長が発した言葉が、当時でも脈々と受け継がれていた。

  “枯れた井戸からは、水は汲めない”

 この言葉は、その後の労働組合の方向性を決めた。
 そして、その方は、PHP研究所から
  「人生すべて、当たりくじ」
 と言う本を、昨年暮れに出版している。

 組合が血気さかんに高額の賃金交渉を要求しても、無い袖は振れない。
 もし、無い袖を振ったら、会社ともども共倒れになってしまう。
 だから、組合側が高額要求ができるような、高収益体質を、会社と組合が
 一致協力して作り上げながら、高収益体質を構築した後の高額要求をして
 いき、従業員への配当を実現しようという考え方だ。

  組合が、高額要求をして、それで済む問題では無い。
  その為に、組合も組合員を教育し戦闘能力の高い従業員の育成に協力し、
  共に、基礎体力を培っていくこと。

 そして、そのような組合活動を積極的に実施していた。
 だから、組合専従は2人。そのほかは全て無料奉仕で賄っていた。

 そこで力を入れていたのが、“パートさん”の教育整備だった。
 パートさんは組合員ではなかったが、パートさんの中からもリーダー的存在
 は生まれていた。

 会社側も、リーダーパートさんを積極的に登用し、責任ある職位へ昇格させ
 組合側も、そんなパートさんのネットワークを推進し、教育制度を確立させた。

 そうして中心的なパートさんを組合幹部へ引き込み、更に活動は加速した。
 こうなると、もう社員もパートも無い。
 積極的な人材は、どんどん参加し、リーダーとしてしネットワークを構築する。
 それが、仕事への波及効果を高め、より質の高い意欲と仕事を生み出す。

  そんな時代に、組合幹部として共に籍をおいた時代。

 私も、そんな時代での組合活動に揉まれ、学んだものは大きい。
 人との関わり、モチベーション管理などは、その時の経験が大きいといえる。

 そして、この時の活動から強く考えさせられたことは、
 「社員もパートも無い、その事に強い意志を持ったものがリーダーになればいい」
 という事だ。
 
 社員の役割、パートの役割と言うが、型を押し付ければ、そこからはみ出さない。
 しかし、型を取り払い、意志を汲み上げれば、やるべき人間が必ず出てくる。

  そんな組織は、活気があり、柔軟性があり、しなやかでいて、しかも強い。

 私の理想とする “組織” だ。


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2009年3月13日 (金)

懐かしい顔Ⅵ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、携帯に一本の電話が鳴った。
 
 見ると、番号だけの表示。
 “誰だろう?”
 見知らぬ相手の電話はあまり出たくない。

 「もしもし?」
  「あっ、てっちゃん?。○○ですぅ~。久しぶりですぅ~。」

 相手は、かっての企業の“懐かしい顔”だった。

 以前のブログ「懐かしい顔Ⅴ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-9d8a.htmlで、かっての弟子が近隣店舗に赴任
  してきたことを記した。

 そして、更にその企業が新店を出店するお店の店長として、かっての同僚が
 赴任してきたのだ。
 世の中は、本当に狭いものだ。

 その新店は7月にオープンするらしい。近場のお店で研修するらしいが、
 まだ部門チーフのみの人事発令で、商圏調査の段階らしい。

 彼とは、かっての企業の労働組合でいっしょに幹部を務めた仲だ。
 労働組合の活動とは、全て奉仕作業だ。

 普段の仕事以外の休日を利用して、組合員のフォローや研修、賃金交渉の
 為の打ち合わせなどを行ってきた。

 そんな仲間ゆえに、結びつきも強い。
 私は、今でもその労働組合のOB会の会員であり、会費を納入している。

 その彼も、今では組合から足(?)を洗い、店長をしている。
 彼とは、組合の幹部になった時期も同時期であり、更に結びつきは深かった。

 泊まり込みの研修会などでは、議論を戦わせ、おおいに飲み、語った仲だ。
 そして、私のお店で会った。

  彼は、ダルマになっていた。

 この4年間で、彼は相当に体型が変わっていた。
 時の流れは、時として、人の体型をここまでも変えてしまうのか?。
 
 しかし、相変わらずのにやけた顔と、独特の声。
 私は安心した。そして、彼の事、親のこと、新店のことなど15分程度話をした。

 彼のお店も、私のお店から15K程度と、大きな影響はないと思われるが、
 この近場に、私に近い関係の店長が、ぞくぞくと赴任してきた。

 これも、何かの巡り合わせ。
 いろいろな意味での、天からのプレゼントと考えたい。

 そして、彼の顔を見て思い出す、かっての労働組合での活動。
 それは、また明日。

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2009年3月12日 (木)

現場感覚

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


現場で力を発揮できなくば、この業界(SM業界)では使えない。

 理屈、理論、考え方が立派でも、その理論を持って現場で実績が伴わなければ、
 その理論、考え方は、正しくない、という事だ。

 だから、常に現場へ足を運び、お客様との原理原則を学び、軌道修正していく
 ことが必要だ。

 そして、その現場情報を本部へ伝え、更に、店舗へ伝えるのが店長であり、
 本部スタッフなのだろう。

 最近、トレーナーがよく店舗へ来るようになった。
 かっては、人材不足のお店、不振店舗の改善に奔走していたが、
 最近は、トレーナーとして、事前の有効情報の発信を基本に、動いており、
 うちのお店のレイアウトと展開から、展開情報を発しするのだそうだ。

 また、それと同時に、売場での手伝いもしていってくれる。
 ひなまつりの日には、青果のカットパインのライブ販売の手伝いもしてくれた。

  その日、私は久しぶりに、トレーナーの作業服姿を目にした。
 
 普段は我が社の制服姿を見慣れていたが、現場の姿を見るのは久しぶり
 (初めて)であり、彼の現役時代の仕事ぶりがよく見えた。

  そして、感心した。動きが違っていた。

 まるで “豹” のような動きだった。
 歩くスピード、品出しの動き、カットパインでの包丁さばき、陳列、タイミング等。

  無駄が無い。そして、ズレも無い。タイムリーな場面でタイムリーな指示。

 流石だ。
 私のお店の青果の売上は、決して低くない。むしろこのエリアではトップだろう。
 その売場、売上をコントロールしていく技量は、第一人者だ。

 現場で大切なことは何か?
 それは、その売場をコントロールできるかどうかだ。

 店長なら店舗を、チーフなら部門を、担当なら部署を、レジなら稼動台数を。
 いかにタイムリーに、お客様の動向を先読みし、ここぞでお迎えできるかだ。

 それを、「やって見せて、言って聞かせて、させてみて、誉めてやること。」
 まず、自分が、やれるか?、ということ。

 部下は、その姿、後姿を見て学ぶ。何よりの勉強の場が現場なのだ。
 その現場で、活き活きとした “艶姿” を見せられるかどうか。
 これは、現場から這い上がった人間にしか身につかない資質だ。

 そんな匂いのする人材を育てることも、店長の存在意義なのだろう。

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2009年3月11日 (水)

新しい“血”

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーでをしている「てっちゃん」です。


毎月一度の“販売会議”

 今月は、従来から出席している店長に加え、参加希望を募り「手」を挙げた
 店長も交えての、販売会議となった。

 そして、さすがに自ら「手」を挙げただけあって、その日の販売会議は充実した。
 販売会議へ参加するにあたって、事前に課題の収集をしてきたのだ。

  たとえば、特売の事前案内と実際のチラシの内容の違いや、
  現状の特売と競合チラシの違いからの、チラシ提案など、
  今まで、従来参加店長の私たちの視点とは違ったとらえ方をしていた。

 “新しい血”

  大切な「キーワード」だ。

 組織にとって、新しい血を入れ替えるということは、大切な事だ。
 その大きな変動が、人事異動であり、新入社員の入社である。

 そして、組織にとっても“新しい血”が必要であると同時に、
 個人にとっても、新しい血は、大切な成長要因となる。

 環境の変化、学生から企業人へ、人事異動、昇進昇格、店舗異動等。
 まわりの環境が変わる毎に、環境に適合させようと自ら変化しようとする。

 自らの意志で、自ら変革しようとする事の労力からすれば、
 外的要因で強制的に変革させられることのほうが、よほど楽に変われるもの。

そのような意味からすると、3月という時期は、変革の月といえる。

 上記要因から、外的強制的な変革が起こりやすい月だからだ。
 そして、店舗にとっても、おおいに外的強制的な変革を迫られる月なのだ。

なぜか?。

 お客様も、一番変動する時期だからだ。
 この時期、このお店を利用してくださるお客様の中にも、
 人事異動、卒業、転勤、引越し等で、この地域から出て行かれる
 そして、逆に、この地域へ引越して来られるお客様も多い。

  今までのカスタマーが離れていく。

 だから、この時期、新たなカスタマーを創造すべく、努力する時期でもある。
 この、3月での商売如何で、新たなカスタマーを得られるか、失うのか。
 この分岐点は大きい。

 私は、この時期、定番を大切にする。
 新しい暮らしに必要なのは、定番の品揃えだ。
 かっての暮らしで使っていた生活用品。
 新たな暮らしで調達する生活用品。

  全ては、定番からの買いまわりからだ。

 定番を充実させ、品揃えの豊富感を打ち出し
 地域一番の品揃え感を持っていただければ、その後の戦いが優位だ。

 いずれにせよ、この時期、心しておきたい心得だ。


PS
 さくら市エリアMR写真を載せました。どうぞhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/sakurasi/。 

 

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2009年3月10日 (火)

惣菜の動向・その後

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前のブログで、節分に関しての記事「久しぶりの美酒」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-2841.htmlを記した。

 恵方巻での記録を塗り替えても、普段に戻れば厳しい現実が待っていた。
 相変わらず数値が戻らない「惣菜」チーフが、私の横に座った。

 「店長!、私の首もそろそろ危ないですね?。」

  “なにを言っているんだ、こいつは?”

 そう、思って見た彼の目は、青ざめていた。

  “こいつは、真剣だ”

 私は、彼に言った。
  「データを見てみるか?。」

 彼と、ここ一週間のデータを確認した。
 課題は、弁当と寿司だった。

 データで確認したら、現場に行って解決する。それが私の流儀だ。
  「売場へいくぞ。」
 彼を誘って、売場でミーティングだ。

  「この4時の状況で、かんぴょう巻きが欠品だ。以前だったら、ご馳走として
   の握り寿司に目をやったが、今は状況が違う。低単価で点数の高い商材
   の欠品状況を確認することだ。そして、点数で売れている商品を徹底して
   追求することだ。」

 この不況の時代に、低単価で点数の伸びている商品で欠品している。
 この商品を徹底して追いかけ、チャンスロスを防止する。常套手段だ。

 更に、鮮魚の事例に則って、「チーフおまかせ握り」が一番初めに売切れる。
  「なぜ、この商品を追わない?。出来立てで欠品したら出来立てで追うこと。」

 弁当では、やはり低単価の398円のお弁当各種の動きが良いが、下段展開は
 480円~580円の過去の遺産の商品群が堂々とスペースを戴いている。

  「この時代、だれが500円のお弁当を買う。398円のお買い得お弁当で十分
   と考えているお客様がほとんどだ。398円の低単価お弁当と500円お弁当
   でどちらが売れている。売れている商品を徹底して追いかけることだ。」

  「更に、売れている398円弁当を、夕方から出来立てで量販する事だ。
   他部門は、夜になればなるほど少量パックの動きが活発になる。なのに
   この惣菜は相変わらず500円MDが中心だ。発想を変え、398円の夜の
   量販の意識を持つことだ。398円の丼物大会の企画を組むこと。」

  「もっと言えば、“おにぎり”という究極の低単価商品を軸に、右に398円弁当
   左に巻き寿司で、組合せ購買を誘い、徹底して点数拡大を図れ。」   

  などなどをコミュニケ。

  そして、二日後。
  惣菜チーフは私に言った。
  「店長、言われた対策を数日後に打ちます。とりあえず店長に言われた
   398円のミニ幕の内弁当を作ってみました。どうでしょうか?。」

   そういって、チーフ開発のミニ幕の内弁当を確認した。

  今回の惣菜チーフのスピードは速かった。
  
  私は直感した。
  
   「今回は、必ず成功する。」

  なぜか。

   かれの「目」が必死だった。
   後の無い、何とかしなければの想いがびしびし伝わる目だった。

  “成功させてやる”

   何とかしよう。必ず何とかしなければ。

  店長の腕の見せ所だ。
  ベーカリーの成功事例と同時に、惣菜でも成功事例を作ってやる。
  
   いまは、そんな心境だ。 

 

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2009年3月 9日 (月)

さくら市エリアMR

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、久しぶりの好天に誘われ、
 さくら市にラーメンを食べに行ったついでに、スーパーのMRをしてきた。

 さくら市は、以前のブログ「氏家MR」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-c40c.htmlを記したが、今回はその続編だ。

 そして今回は、O社も含めてMRをした。

まずは、その「O社」。
 ずばり、売場メンテナンスは、一番良かった。
 品揃え、欠品状態、陳列技術、食品エンド毎の提案など。
 また、売場の整理整頓や清掃も含めて、非常によくメンテナンスされている。

 しかし、
 
 集客されていない。何かが足りないのだろう。
 一言で言えば、このお店は“集客された後のお店つくり”だからだ。
 商品一品一品、品揃え、品質、価格、提案、イベント対応がお客様に定着し、
 お店のロイヤリティーが十分に高まり、集客力がついてくる。

 そして、更に次の段階で、十分集客力が高まり、そのお客様に対して
 何を提案していくか?。それが、見せる、楽しませる、感動させる売場だ。

 そう言う意味で、このお店は、このステップが逆転している。
 毎日使うもの、使う食材。もう一度、その基本に戻ることだ。

次に「Y社」。
 生鮮からグロサリーに至るまで、更に惣菜、ベーカリーに至るまで、基本が
 しっかり根付いている企業だ。そして、このお店もその流れを踏襲している。

 しかし、売上規模がどうしても小さく、鮮魚、精肉での品揃えが多少単調に
 なってきているようだ。

 また、IYグループのPBの売り込みが極端でもあり、行き過ぎの感もある。
 全体的な品揃えの強弱にバランスを欠いているとも思えるのだが。

更に「T社」。
 2年前に、隣に出店された「I社」にも関わらず、業績不振に陥らなかった
 T社である。
 最近改装されたようで、以前の雑然として店内の雰囲気は無くなった。
 同時に、かっての泥臭さも少なくなり、ギラギラした青果、鮮魚での売り込み
 の意欲も少なくなったような気もする。

 しかし、これからピークを迎える売場造りへ向けて、従業員が売場に出て
 売り込みの準備をしている様子からも、従業員の活気は衰えてはいない。

隣の「I社」。
 破たん前の「D社」を思い出させる売場だった。
 意志を持たない従業員が、単に商品を売場に出しているだけ。
 そして、出された商品がどんな状態でお客様に見えているのか?。
 わかっていないのではないか?。

 いずれにしても、撤退の噂が消えないお店だが、ますますその風評が現実味
 を帯びてきているようだ。

最後は「B社」。
 前出の「I社」とは逆に、活気を帯びてきているようだ。
 たまたま、この日は強烈な特売初日のようで、集客が高かったのだろうが、
 それでもレジ稼動7台で並んでいたから、一番の集客だったのは間違いない。

 このお店は、前出の「I社」と異なり、売場メンテナンスの意識が高く、品切れ
 へ対しての抵抗感の高い売場メンテナンスが行き届いているようだ。

 但し、食品以外の雑貨、おもちゃ、スポーツ関連が重く、GMSを選択した
 ことが、今後、吉と出るか、凶と出るかが楽しみなところだ。

昨年のさくら地区MRから2回目のMRだが、勢力図が多少「B社」に傾いてい
 のと、更にもう一社が完全に撤退しており、まだまだサプライズの起こりそう
 なこの地域でもある。

PS
 さくら市エリアMR写真を載せました。どうぞhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/sakurasi/。 

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2009年3月 8日 (日)

競合各社の政策転換

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


競合各社が、政策転換してきている。

 先日、トップから電話があった。
 一部店舗で競合している「K社」が、翌日からチラシを大幅に変更し、価格を
 全面的に打ち出したチラシ構成に変更するとのこと。

 「K社」は、現在3パターンの店舗戦略を展開しているが、グレード追及の店舗
 は残しながら、残りを全て価格戦略型店舗の位置づけで、チラシ構成を統一し
 一週間に一度のチラシ投入に変更するとのことだ。

  私のお店には直接競合する「K社」は無いが、5K周辺に2店舗存在する。

 トップの指示を受け、価格追求型のチラシが投入されてからの店舗状況をMR
 してきた。

  集客していた。

 かっての店舗の集客からは想像できないほどの集客。
 周辺の2店舗とも、年商10億程度と思われるが、MR当日の集客はその1.5
 倍の年商を思わせるほどの集客。

  当然、チラシ投入2日目の状態であり、当然と言えば当然だが。

 各社が、どんどん「価格」へ走っている。 
 この世の状況がそうさせているのだろうが。

  価格へ走れば、利益は圧迫される。
  利益が圧迫あれれば、コストを削減する。
  コスト比率の高い人件費が一番効率が高い。
  人件費が削減されれば、サービスレベルが低下する。
  サービスレベルが低下すれば、集客力は低下する。
  集客力が低下するから、更に「価格」に走る。

 まさに、ダウンスパイラルの典型だ。
 その、ダウンスパイラルを変えていくには、

  サービスレベルを下げないために、作業効率を改善する。
  作業効率を改善するために、ひとつひとつの作業を見直す。
  作業を見直し、品揃え、バックヤード、納品形態等を見直す。
  更に、現場の従業員の考え方が変わり、意欲的に取り組んでいく。
  結果、人件費率が低下し、荒利率低下分を吸収できる。

 要は、企業の幹部と現場の末端が同じ意識を持ち続け、変われるか?。

  この作業がしっかり根付かなければ、上辺だけの変革だ。
  いずれ、お客様が一番初めに気付き、離れていく。

  だから、この作業を根付かせ、高い生産性の維持が定着しているという
  基礎が出来ていない中での「価格」への政策転換は、必ず崩れる。

 更に、価格とは、いずれ追いつかれるもの。

  だから、価格戦略を採る、ということは、永久に価格優位性を追求する
  ことだから、更なる生産性追求とサービスレベルの安定の両立を追求
  し続けることだ。

  できるか、できないか、と言うレベルではなく、
  「やらねばならない」、という事だ。

 そして、更に、ワンストップショッピングとしての位置づけのお店(ショッピング
 センター)ほど、価格戦略は効果が高い。
 週に一度のショッピングで、食材も含めて生活用品の買いまわりを効率よく
 済ませ、交通費をも含めたコスト軽減に効果が高いからだ。

  SMとして、本来、毎日の買い物の利便性を追及すべく役割のスーパー
  マーケットが、価格戦略に転換して、果たしてどれほどの効果を維持出来
  るのだろうか?。

 いずれにせよ、「価格」と言う方向に、大きく「舵」を切ったK社。
 そして、我々は、その舵切りを失敗に追い込む為の戦略に
 ますます深化を深めていかねばならない、と言う事だ。

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2009年3月 7日 (土)

接客アンケート

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


企業としての「接客向上」の取り組み。

 その結果を検証する為の、4ヶ月に一度ずつの「接客アンケート」を実施。
 先月がその検証としての、アンケートの実施月だった。

 私は、このアンケートを、二つの理由から、強制的にパートさんまで含めて、
 従業員一人に対し、お客様2人から、アンケートの聞き取りを実施してきた。
 そして、今回も、同様に進めた。

 二つの理由とは?

  一つは、当然、必要な情報が欲しいから。

  お客様が、現実、私のお店を、どのように評価しているのか?。

  売上情報や、点数情報、客数情報からは見えてこない現実の“生”の声。
  普段は淡々と買い物をなされ、レジを通過してくださるお客様の意識。
  また、どんな所に不満を持ち、好意をいだいているのか?。

  それらは、アンケート数が多ければ多いほど、確実な情報となる。
  そして、不満の傾向の多い部分ほど、改善効果は高い。
  それによって、カートの数、軽量カートへの変更、レジ待ち対策など実施。
   
   意外と、商品以外の要望が高かったのに驚かされた。

  二つは、従業員の接客意識の改善である。

  このアンケート収集により、ひとりひとりの従業員の接客に対する意識や
  取り組みが、如何に改善できるか?。
  そして、部門別の評価を集計するので、部門の接客への取り組み評価
  に対して、自分が実施した接客アンケートで如何に貢献できるか?。

  私は、このアンケートをする従業員に対して、いつも言うことがある。
  「このアンケートで、5段階の評価がありますが、お客様が下す評価は、
   目の前の貴方を見て評価を下すのですよ。ですから、我が身をもって、
   お客様に高評価して頂く為に、貴方の最高の接客の表現の場なのです。
   更に、部門別に数値されますから、ひとりひとりのアンケートに取り組む
   姿勢が、部門の評価にも影響を与えるのですよ。」

   そんなプレッシャーを与える。
   それを受けて、真剣に取り組む人もいれば、言われたからやる人もいる。

  しかし、確実に接客意識は向上してくるもの。
  幾人かでも、意識向上があれば、お店という組織の接客意欲も高まる。
  そしてそれは、確実に、お客様に伝わるもの。
  そう信じて、皆に、想いを伝える。

  以前のブログ「私の下期重点計画」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-b8fc.htmlにも記したが、人生経験を積んだ
  パートさんほど、人との関わりには敏感なもの。

  そして、その人たちに、真剣に、その事を伝えると、確実に響いてくるもの。
  それを期待しながら、また、接客アンケートを実施した。

 

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2009年3月 6日 (金)

応募の増加から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日、「社員の成長を支える仕組み」を記したが、本日は、その続編。

 社員を成長させるために、部門の社員数をシンプルにする。
 それを実現させるには、まず、パートさんが充実していることが前提だ。

そして、今年に入ってからの、パート募集の応募が急増している。

 そういう社会情勢に変化しているのだろう。
 このタイミングで、この状況を、どうとらえ、どう対応するかだ。

  私は、迷わず、採用する。良い人材であれば。
  今の状況は、それを実現させるのに、千載一遇のチャンスだと考える。

 従来、スーパーマーケットの労働状況はどうだったか?。
 金融、IT産業、自動車産業、各メーカーから採用が決まり、小売業は最後。
 かっては、3Kなどと呼ばれ、忌み嫌われた時期もあった。

 しかし、今の状況はどうだ。続々と優秀な人材が応募に来る。

  良い人材を、今採用しないで、いつ採用するのか?。

 “売上も上がらないのに、採用すれば、生産性が落ちるではないか?”。

  その通り。

 しかし、それは、いっときの問題。
 今採用した人材が、花開くのは、1年後。

  この一年で、どれだけ、内部強化できたかで、その後の体質が決定する。

 自分も厳しい。しかし、相手はもっと厳しい。
 冬の間に、芽を息吹く木々のように、体質強化が、今最大の小売業のテーマ。

  であるならば、この千載一遇のチャンスは、絶対に逃さない。

 そして、そのことを、確実に部下に伝え、“描いた未来” の夢を語る。

  「パートさんを育て、社員の成長促進する仕組みを造り、店舗強化を図り、
   競合に打ち勝ち、企業を強化・拡大させ、自らの将来を明るく享受する。」

  それに、呼応しない部下は、いない。

 なぜか?

  明るい未来を望まない人間など、いないからだ。

  魂を揺さぶる“言葉”には、必ず、明るい未来がある。
  だから、今は厳しくても、乗り越えれば、明るい未来が拓ける。

 “夢を共有する” とは、そういう事だ。
 リーダーには、絶対に欠かせない、明るい未来への展望。
 店長として、店舗の、部下の、地域の明るい未来を語る、共有する。

  それにふさわしい、状況が出現してきたのではないか。

    

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2009年3月 5日 (木)

社員の成長を支える仕組み

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のブログで「今年の学生店舗見学会」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-51c6.htmlを記した。

 その中での、学生との質疑応答の会話の中での出来事。
 ある一人の女子大生が、私に質問した。

  「これから、お店の社員の数は、減らしていくのですか?。」

 私は答えた。
  「これからは、多分、減らしていくでしょう。」

 彼女
  「えっ、そうすると、社員はリストラされていくんですか?。」

 「そう、とらえたか。」

  それもそうである。
  この時世、事あるごとに、“リストラ” “派遣切り” が話題だ。
  その世情の中で就職活動をする学生が、心配するのも無理は無い。

 私は、きっぱり、言った。

 「お店の社員をリストラする気は、さらさら無い。むしろその逆だ。」

 その言葉に、一番驚き、一番熱心に聞き入っていたのは、副店長だった。
 
  私は、いい機会なので、店舗見学会での行動を、副店長にも同行させた。
  これは、私が店舗に対して、仕事に対して、更に、人に対しての考えを
  共有させるのに、良い機会ととらえたからだ。

 「お店の社員をリストラする気は、さらさら無い。むしろその逆だ。
  今現在、40名の社員がいる。それが、部門毎でいうと、2名から5名ぐらい。
  2年目の若手の社員でも、2名の部門は“サブチーフ”の仕事をするし、
  5名の部門では、一番下っ端の仕事をする。」

 「2名の部門の若手は、チーフ不在のときは、自分が部門の責任を負う。
  しかし、5名の部門の若手は、どんな場面でも、一作業員だ。」

 「部門の責任を負って仕事をする経験を積むことと、いつまでも一作業員と
  しての経験しか積めない経験の差は、歴然だ。」

 「だから、その若手の事を考えると、社員の数は少なければ少ないほうが、
  より部門の責任を負って仕事をするチャンスが増えるということ。」

 「どちらが、その社員にとって、いい組織か?、という事だ。私は、明らかに
  より少ない社員で運営する店舗オペレーションを目指すべきだと考える。」

  それこそ、学生には難しすぎる回答だ。
  それは、副店長に対して発した言葉だから。

 彼は、まじまじと私を見ながら、頷いていた。

  そして、社員の成長サイクルとスピードは、そういう事だと、私は考える。
  だから、それ以前の前提として、パートさんの戦力化も同時進行で進める。
  
 それに関しては、以前のブログ「店長と経営者の違い」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-d8b3.htmlでも記した。

  パートさんの成長と、社員の成長。
  共に、一連の連鎖の中で、達成されていくものなのだ。

続きは、また、明日。

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2009年3月 4日 (水)

過去を捨て去るⅡ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日、「仕事の流儀から」を記したが、本日は、その続編。

 先日の、BS放送で、「道 ~タオ・老子~ 」
               “現代に甦る、2500年前からのメッセージ”
                                       が放映された。

  加島祥造(83歳)さんの、老子の言葉の翻訳を中心とした番組だった。

 随分以前に放映(三ヶ月前?)された番組だが、先日ようやく見ることが出来た。
 そして、昨日記した「仕事の流儀」の、西 健一郎さんの言葉とダブった。

  “成功体験を捨て、余計な物を捨てるから、よりいいものが、吸収される”。

 西 健一郎さんの言葉。

 そして、老子も、同様の事を言っている。

  “欲を捨てる”
  “空っぽこそ、役に立つ”

   器が詰まっていたら、何の役にも立たない。
   同じように、家の部屋も、詰まっていたら入れない。
   空になっているから、いつでも、役に立つ。

   欲があるから、物事の本質が見えなくなる。
   欲を捨てると、物事の本質が良く見える。

 よく、“器の大きい人” と言うが、
 この器とは、老子の言葉を借りると、
 器が詰まっているから、器を小さく使っているのではないか?。
 器を常に“空”にしておけば、いつでも、大きく使えるのだ。

  人の器に、大きいも、小さいも無い。
  人の器が、詰まっているか、詰まっていないか、だけだ。
  
  その器に“欲”や“しがらみ”、“成功体験”が詰まっていないか?。

 常に、器を空にしておくこと。
 それは、欲や成功体験、過去の栄光を捨て、
 無の状態で、物事を受け入れること。

  仕事に臨む“姿勢”にも言える事。

 昨年の売場を思い出すのではなく、
 昨年から得た知恵にプラスして、新たな売場を創造していく。
 新たな商品を開発し、新たな売り方を発見し、新たなサービスを創造する。

  “自分の器に、欲という異物が詰まっていないか?”
  “自分の器に、過去というしがらみが詰まっていないか?”
  “自分の器に、過去の成功体験が詰まっていないか?”

 常に、自分を省みて、心して生きていかなければならない。

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2009年3月 3日 (火)

過去を捨て去る

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の「仕事の流儀」は、

 日本料理界の巨匠 「西 健一郎」(71歳) さん。
 その道を極めて、極めて、現在に至った方。

 その「味」への、飽くなき探究心が、「いっしょう、勉強」の格言へつながる。

 同じ、食品、食事、味を担当する者として、見ていたが、見方が変わった。
 料理人とはいえ、その道を極めていくと、“哲学者” の域に達していくのか?。

 アナウンサーが尋ねた。
  「なぜ、そんなに手間をかけるのですか?。」

 西健一郎さん。
  「手間をかけないと、余計なものが出て行かないんですよ。」
  「料理は、足し算だけではないんですよ。引き算も大切なんです。」
  「大根ひとつにしても、蒸すことによって、いらないものが無くなる。」
  「だから、美味しい出汁をたっぷり吸って、更に美味しくなるんですよ。」

 なるほど!。
  大切なものを吸収する為に、手間ひまを惜しまず、余分なものを出す。
  常にいい素材だけを残して、更に良いものを、吸収できる状態にしておく。

 店舗運営、組織運営、更には、生き方にまで及ぶ、“格言” だ。

  スピードを持って取り組む為には、余計な物を背負ってはダメなんだ。
  重要な物を吸収するには、いらない物を捨てておかないとダメなんだ。

 過去に成功体験、過去のしがらみ、過去の遺産。

 先日、富士山の麓のお店を訪ねたら、そこの店長が言っていた。
  「青果は毎年二桁成長を続けています。そして、過去の売場を捨てて、
  ゼロから売場を作り直しています。過去に頼っていてはダメなんです。」

 なかなか、過去の成功体験は捨てられないもの。
 しかし、結果として、それが、いずれ余計な物になっていくのだろう。
 
 だから、潔く、過去を捨て去る。過去の成功体験や売場の写真を捨て去る。
 過去をゼロにリセットすれば、あるのは、我が身と知恵と未来だけ。

  過去の成功体験を捨て去り、知恵だけ吸収し、未来を目指す。

 その為に、時間をかけて、情報を採る。
 その為に、時間をかけて、計画する。

 そこから得られた成功体験のポイントだけを、知恵として吸収する。
 そして、成功体験の余計な部分は、すぐさま捨て去る。

  果たして、自分に、出来るのか?。
  とにかく、やってみよう。

 また、新たなマネジメントへ向けて、挑戦してみよう。
 一回限りの人生なのだから。

続きは、また、明日。

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2009年3月 2日 (月)

ベーカリーの動向・その後Ⅱ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日、「ベーカリーの動向・その後」を記した。
本日は、その続編。

 ベーカリーが「波」に乗り始めてきたな、と思っていた矢先だった。
 一人のベーカリーの担当者が、夜の遅番で残っていた私に、言った。

  「店長、今日は土曜日で8時以降の集客が落ちるので、7時前から、早めの2割
   引の値下げをかけて見ました。そうしたら、だいぶ数量がさばけているんです」

  「先週の土日は、集客が落ちてから値下げをかけてしまって、ほとんどロスと
   廃棄の山となってしまったので、今日は、やり方を変えて売切ろうと思いまし
   た」

 なるほど。

  彼は、彼なりに、いろいろ考えて行動している。
  彼の考えでは、どうせ廃棄になるんだったら、せっかく真心を込めて焼いたパ
  ン、お客様に食べてもらって、美味しいと感じていただいて処分しようと。

  だから、お客様がまだまだ来店されている時間帯から、少ない値下げ幅で売り
  抜こうと。

  これは、彼なりに、そうとう重い決断だったはず。
  一歩間違えば、更にロスが重なり、利益喪失だ。

 結果。

  その日は、売上前年クリア。値下げ額も約5万。
  5万の値下げを多いと見るか、妥当と見るか。
  いずれにしても、売上40万を超えるなかでの、値下げ率11%だ。
  それ以前の値下げ率15%前後を考えると、改善だ。

  更に、売上が、かっての競合出店前に戻りつつある。

 生鮮、特に製造部門としての「惣菜」「ベーカリー」「鮮魚」「精肉」の4部門。
 この4部門は、造ってナンボの世界。
 生産しなければ、それ以上の売上は、有り得ない。

 だから、事前計画としての、販売計画がすべて。
 
  計画する技術。
  製造する技術。
  そして、売切る技術。

 売切る技術も、上記2つの技術と同等に、大切な能力だ。
 この能力、技術が欠けただけで、売上、荒利とも残せない。

  計画したら、造り切る。
  造りきったら、売切る。

 その継続が、夕方のお客様に対して、
  「あのお店にいくと、いつでも商品が豊富。」
  という、“ロイヤリティー”が生まれる。

 このロイヤリティーこそが、製造部門の失ってはいけない信頼だ。

  だから、製造部門は “攻め続ける” ことが、最大の防御。

 値下げを、縮小均衡へのダウンスパイラルへ向かわせる落とし穴ではなく、
 この鮮度で、この価格、と思わせる、特売以上のロイヤリティー向上の為の、
 攻めの道具として、有効に活用することこそが、最大の防御になる。

 結果

  夕方の集客は増加し、いつしか同じ値下げ金額が、率でみると改善。
  それが、製造部門での一人勝ちという、ゴールデン・ロードへの道だ。

 これは、私の持論。

  それを、私の部下が忠実に、自ら考え、実行しただけのこと。
  自ら考え行動した結果は、成功でも失敗でも、知恵として蓄積される。

 その日以来、彼を中心とした遅番チームが、その日の夕方以降の集客を
 予測し、値下げ対応を継続してきた結果、売上は、昨年の状態に戻りつつ
 ある。

  更に、私の仕事は、その成功事例を、横に拡大させること。

 かって、このお店が、攻め続けて、伸びてきたように。

  しかし、同じ方法では頭打ちは早い。

  更に進化した、売り切りの技術に挑戦していくことだ。
  それを、共に考え、共に挑戦し、共に成功、失敗を共有していくこと。

 更に仕事が楽しさを増していく。

   

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2009年3月 1日 (日)

ベーカリーの動向・その後

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前のブログで「ベーカリーの業績対策」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-e63d.htmlを記した。

 その後、どうか?。

  更に、担当者が成長し、組織強化され、数値改善が進んでる。

 ベーカリーには、現在3名の社員(男子担当者)がいるが、チーフ以下の2名の
 男子社員がどんどん成長している。

 ベーカリーに関しては、副店長も関わっている。
 トップからの指示を受け、売上、荒利、ロス、廃棄などで常々担当者と関わり
 いろいろなアドバイス、シフト確認、値下げ指示、試食販売などをしてきた。

  そして、副店長が関われば関わるほど、担当者がよくついてきた。
  特に、若い世代の1年目、2年目の社員ほど、よくついてくる。

 入社1年目で、店長、副店長と対等で自部門の商売の話しについてくる。
 当事者として、その時間帯の責任を任され、事に当たっているということだ。

 そして、彼らは彼らなりに、アドバイスを受けた内容から、少ない知恵を働かせ、
 絞り出し、トライしていく。

 以前は、重点商品の「コトPOP」を依頼された。
 「店長、今週の重点商品の動きがいまひとつなんです。店長の手書きのPOPで
  一筆、魔法のPOPを書いていただけますか?。」

  そう言われたら、どんなことをしてでも、数値を伸ばしてやりたくなる。

 また、最近では、副店長の手書きPOPも登場してきた。
 おそらく、副店長が量販を勧めた商品が、売場展開されてきたのだろう。
 それに対して、その単品量販の手助けの一手段としての関わりだ。

  課題を突きつける。

 言葉は悪いが、課題を突きつけることの大切さ。
 それを、上司として、部下とどう取り組むか。

  第三者的に、客観的に、対岸から冷たく向き合うのか?
  同じ側の同志として共に考え、体を張って熱く向き合うのか?

 理屈ではわかっていても、心の状態如何で、
 理屈を加速せるか?、失速させるか?

 それは、まわりの環境次第だ。
 特に上司の関わり方次第。

 人は、サーフィンのように自らの意志と行動で、波に乗ろうとするが、
 波や風という、外部のフォローを受けないと、立ち上がれない。

 そして、立ち上がれれば、波に乗ろうとする本人の意志と、
 それを乗せて運ぼうとする、外部の波という意志が共鳴し、
 誰も想像する事の出来ない、圧倒的な加速をはじめる。

  ベーカリーの新たな伝説が、今、はじまろうとしている。

続きは、また、明日。

PS
 にゃんにゃんの最新映像です。どうぞ。http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/nyannko31/

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