読書と実体験
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
ブログのプロフィールで書いているが、40歳を過ぎてから、本を読むようになった。
もっと以前から、どんどん勉強して、本を読んでいれば良かったと後悔している。
しかし、こうも思っている。
「経験を積んで、自分の引き出しを整理するために、フレームワークがある。」
「読んだ本の数だけ、実体験として積まないと、内容は身につかない。」
若くして読んだ本が、その内容通りに身につくかと言えば、疑問だ。
だから、本は読むべくして、読みたいときに読み始めたのだ、とも思っている。
理路整然とした「経営理論」や「マネジメント理論」の本が溢れている。
これらは、たくさんの引き出しを整理するのに大変役立つ。
しかし、結局は後付けにしかならない。
その理論をもって現状の組織、自らの立場へ応用できるかと言えば、出来ない。
なぜか?。
実体験が無いからだ。
実体験を積むから、頭でわからなくても、体と五感で理解できる。
そして、その蓄積を、経営論で整理整頓できるのだ。
理論の本にもいろいろある。
頭でしか理解でない本もあれば、内容がお腹にストンストンと納まる本もある。
お腹にストンストンと納まる本ほど、整理しやすく、現場で応用しやすい。
結局は、仕事で現場でお店で応用できなくては、何の意味も無い。
著者が、現場で実体験を通してつかんだ理論ほどストンと落ちてくる。
そんな本ほど、真実をつかみ、現場の人間に同じ匂いを与えてくれる。
そんな本にめぐり合うと、ひとつ、またひとつと私のバイブルとして確立する。
私のプロフィールや、「てっちゃんのおすすめ」の本は、すべてそんな本ばかり。
それらは、新入社員の教科書にも使うし、自分のバイブルとして(ブログ「私の
バイブル」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-2bdd.html
として、何度も何度も繰り返し、お腹に収めるのだ。
そんな中で、著者 桜井章一さんの「勝負哲学」は、別の意味で、見えない世界
の大切さを教えてくれた一冊だ。
勝負する、とは?。
この本からは、勝ち負けを超越した、人間としての勝負に対しての向き合い方
と、いざという時の真剣勝負としての哲学が込められており、商売人とは別の
勝負というものを、哲学として確立した人生の書と言える。
おすすめの本は、いずれも店長として自分を確立する上で大切な一冊となると
思います。
また、このブログの読者の方で、更にお勧めしたい本があれば、是非お知らせ
ください。
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コメント
かずちゃん、本当にお久しぶりです。
黒子だったかずちゃんも、いよいよ店舗を率いているのですね。頑張ってください。
原田隆史さんの本は、私も参考にさせて頂きます。ありがとうございます。
投稿: てっちゃん | 2009年2月10日 (火) 22時48分
お久しぶりです。私も最近本に影響を受ける毎日です。私も店を任されて7ヶ月になりますが、日々悩みの連続です。そんな時いい本に出会うとそれを何とか仕事に生かそうと日々思考しております。これからもいい本に出会いたいと思います。ちなみに、原田隆史さんの「本気の教育でなければ子供はかわらない」が非常に気に入っています。元学校の先生で最近自分で教育コンサルタト会社を始め企業研修に引っ張りだこであるそうです。
投稿: かずちゃん | 2009年2月10日 (火) 21時04分