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2009年2月22日 (日)

つくば学園都市MRⅡ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


日本全国悪天候で、静岡、福岡では雪という天候だったが、北関東では快晴。
 さすが、冬の晴天率全国一だけある、このエリア。

 休日の今日は、昨年MRhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-f338.htmlした「イイアスつくば」に来た。
 
  快晴。 写真でもご覧の通り、筑波山やイイアスつくばの施設も晴れやかだ。

 目的は、イイアスつくばに出店している「K社」のその後と、隣接する「T社」。
 昨年MR時は、オープン間もなく、普段に戻った両店のその後が見たかった。

まずは、「K社」。
 昨年のオープン時には、出入り口を間違え、とんだ錯覚を起こしてしまったが、
 本日は正式な入口の青果から入店した。

 昨年のオープン時のボリュームは無いが、青果の旬の提案、入口での訴求、
 鮮度、品質、陳列技術は衰えてはいない。よくまとめて落とさずに展開している。

 そして、鮮魚も丸魚や調理、味付け、西京漬けの提案など、手づくりの強化をし
  ており、それがしっかり主力品と連携して作業ルームと従業員のマッチもあり、
  魅力あるコーナーとして存在していた。
 刺身類は、かってほどのアイテムは無いが、必要最小限の品揃えに絞り、魅力
  を失わずに展開してる。
 その後の精肉、デイリーなども、しっかり売場作りされていた。レベルは高い。
 
 しかし、レジの時間帯別の配置に課題がありそうだ。
 午後12時と、午後3時に客待ちの列が出来ていた。
 そして、その対応も遅い。お店全体での協力体制が確立されていないのか?。

 また、価格面では、どうしても人件費にコストがかけられ、売価に跳ね返ってい
  るようだ。精肉のテナントもしっかり展開しているが、お店との連動は少ない。

次に、「T社」。 
 昨年同様に、しっかり、まじめに売場作りをしている。
 しかし、苦戦しているのだろう。もがいているのが、よくわかる。
 鮮魚のレイアウトが、昨年から大き変わっている。
 鮮魚のぶつかりの正面に、丸魚のバラ売りを配置し、生魚でくくっている。
 この企業は、統一されたスタンダードが強みであり、それを低コストで実現する
 から、商品価格も低価格で提案できる強みがある。

 その法則を、このお店は敢えて逸脱させ、もがいている。
 本部判断なのか?。店長判断なのか?。部門判断なのか?。
 
  本部判断であれば、もがいている。
  お店判断であれば、そのまま進めればいい。継続できるからだ。

 私が、このお店を運営する立場にあるとすれば。
 
  強化すべきは「青果」と「精肉」だ。

 低コストオペレーションの強みを活かした価格戦略で野菜を量販し、
 「K社」で外部依存している肉での、圧倒的な食の提案を実現する。

 この地域は、まだまだ若い地域。肉の需要のほうがはるかに高い。
 そして、今後の世の状況を考えても、その方向に進むだろう。

  であればT社は、強みを更に磨くことにより、単独店舗の強みも発揮される。

PS
 「つくば学園都市MRⅡ」の写真を載せました。どうぞ。http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/tukubagakuenntosi2/

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