今年の学生店舗見学会
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
いよいよ、今年の就職活動の時期だ。
以前のブログ「来期の採用」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_06b3.htmlを記したが、今年も、そんな時期が来た。
そして、先日、2日連続で店舗見学会があった。
これからも続々続くだろう。
初日は、女性2名。二日目は男性2名の女性1名。
昨年の店舗見学会から、女性の見学者の積極性が加速してきたと記したが、
今年も、その傾向は加速しているようだ。
2日目の店舗見学会で、一通りの店舗内の説明を終え、休憩室にて質疑応答
を受けた。
やはり、一番に質問を切り出すのは、女性の見学者だ。
それも、私の目をしっかりと見据え、自分の意見をぶつける。
男子学生の見学者は?。
明らかに怖がっている。
何に?。
自らの質問で、自らの墓穴を掘ることに対して、怖がっているのだ。
たかだか、20歳そこそこの若造に、完璧な受け答えなど期待していない。
期待したいのは、わからないことを、堂々と「わかりません、教えてください。」
と言える、元気の良さだ。
そして、人間として、相手の目を見て、話しが出来るという、人としての基本だ。
そのバイタリティーが、学生の、若者の特権ではないか。
私の好きな言葉に
「男は“度胸” 女は“愛嬌”」 がある。
男と女を差別するつもりは、さらさら無い。
この言葉は、年長者や長老が、若者に期待する言葉として、
男は、度胸で許されるものがあり、女は、愛嬌で許されるものがある。
これも、以前のブログ「今年の新入社員」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_3a22.htmlで記したが、
年長者、長老が、若者の成長過程で、どんどん失敗を恐れず、チャレンジさせ
るために説いた「格言」であると、私は考える。
そして、現代。
男は、ますます失敗出来ない動物になり、女は、ますますチャレンジしていく
動物として進化している。
特に、大学卒業見込みの学生ほど、この傾向は強い。
現代の大学とは、いったい何のために存在しているのか?。
人生で一番大切なものを教えないで、何を教えるのか?。
大学に行って、4年間無駄な時間を過ごすのであれば、
食品スーパーに入社して、商売の真髄を若いうちから学んでほしいのである。
PS
「つくば学園都市MRⅡ」の写真を載せました。どうぞ。http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/tukubagakuenntosi2/
| 固定リンク
「店長の仕事」カテゴリの記事
- 店長の教科書として(2024.09.02)
- ファイブマネジメントの実践(2024.09.05)
- おねだり(2024.08.28)
- チェーンストアの店長として(2024.08.12)
- 改装の目的と効果(2024.08.01)
コメント
KOZOさん、コメントありがとうございます。
KOZOさんのように、初めからこの世界を目指して就職された人。
就職するところが無くて、しょうがなくこの世界へ入り込んだ人(私?)。
いろいろ転職したあげく、この世界で収まっている人。
今、この世界で活躍している人の過去はさまざま。
大切なのは、この世界で成長できたか、ということ。
私の頃も“不況”といわれ、就職難だった。
そして、大学の同期は金融関係に就職しボーナスをたっぷりもらっていた。
しかし、今現在、金融関係にそのまま残っているのは皆無。全て出向とかでそれ以外の仕事に携わっている。金融関係の仕事がしたくてもさせてもらえない現状。
逆に、いやでいやでしょうがなかった私は、今現在、天職として嬉々として仕事をしている。
この世は一寸先が闇。それを照らすのは自分自身。闇と言って諦めるか、光を見つけて自ら近寄るか、自ら火を起こして行動するか。
全ては自分自身次第。
そして、自ら火を起こした人間には、周りから人が寄ってくるもの。
主催者になるか、傍観者になるか?。
役者になるか、観客になるか?。
徳島の阿波踊りではないが、踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損だと思って踊るか踊らないかだ。
しかし、あくまでも私は一サラリーマン。経営に携わるKOZOさんとは覚悟が違う。どこまでいっても、KOZOさんの覚悟には届かない。
KOZOさん、またコメントください。
投稿: てっちゃん | 2009年2月24日 (火) 21時37分
私の就職活動は昭和の最後の年でした。当時はバブル最盛期!売り手市場の真っただ中家業を継ぐために就職先をSMにしぼり、三〇、〇徳、〇ミット、〇ンピック、〇なげや、等々説明会に行ったものでした。当時はまだPCも携帯も普及しておらず、テレカが大活躍。企業の説明会にいけば、必ずといっていいほど貰えてました。
お世話になった企業の同期は大卒が男子のみ4名、高卒が男女合わせて約100名。高卒の子はほとんどが九州や東北の地方の出身
(自分も九州ですが)まるで戦後の金の卵といわれていたときと同じような気がしたのを覚えています。しかし、1年後には約半数がいなくなり、翌年にはその半数がいなくなっていった。その中に自分もはいるのだが・・
現在は仕事を突然企業側の都合で失くしてしまう世の中になってしまった。20年たらずの間に全く逆転してしまっている。そして今年は100年に1度の不況の年。あのバブルを経験した私には、今の学生の気持は察しがつきません。そういえば、当時女子は能力よりも容姿で選ばれていましたね・・(笑)
今では考えられないですね。
投稿: KOZO | 2009年2月24日 (火) 19時52分