節分の動向に学ぶ
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日のブログ「久しぶりの美酒」でも記したが、節分でのお客様動向。
直前の前日まで、節分での「豆」や「いわし」の動向が、競合店出店前と出店後で
大きく変化してきた。
更に、当日の「恵方巻」にしても、本当に食べる直前の午後6時からの動きだ。
競合が出店するということは、お客様にとって、「選択肢が増える」と言う事。
それは、どこかのお店では売っているだろう、という“安心感”なのだろうか?。
従来は、「このお店で無ければ、生活できない」という危機感があったが、
今は、「どちらかには、必ずあるだろう。」へ、意識が完全に変化したのだろう。
この傾向は、昨年の年末の「おせち」にも当てはまる。
全国的にも、おせちへの集中があったようだが、当店では特に顕著だった。
おせちに関しても、30日までの消化率は昨年を割っていた。
しかし、31日は、午後になってもおせちの動きは止まらない。
地域のスーパーが競合状況になったことで、お客様にとっては、
「いつでも買える」 という安心感が増し、より便利な地域になったと言うことか。
で、あるならば、
商売の仕方を変えていかなければ、このままズルズル、不のスパイラルは
更に加速していく、と言う事だろう。
しっかり、あるべき時間まで、品揃えすべきものは揃え、売切るものは売切る。
更に品切れ対策だ。特に特売商品の品切れは、お店への期待への裏切りだ。
競合出店により、地域のお客様の「安心感」が増したと言うことは、
その「安心感」を裏切れば、その競合状況から“白旗を揚げて降参”することだ。
まさに、当たり前のことを、当たり前に実行していく“店舗レベル”の向上。
それを、店舗の経営者として、パートさんを中心に意識改革をしていく店長の
強い“意志”を持って臨むことだ。
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