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2009年2月 8日 (日)

節分の動向に学ぶ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のブログ「久しぶりの美酒」でも記したが、節分でのお客様動向。

 直前の前日まで、節分での「豆」や「いわし」の動向が、競合店出店前と出店後で
 大きく変化してきた。

 更に、当日の「恵方巻」にしても、本当に食べる直前の午後6時からの動きだ。

 競合が出店するということは、お客様にとって、「選択肢が増える」と言う事。
 それは、どこかのお店では売っているだろう、という“安心感”なのだろうか?。

 従来は、「このお店で無ければ、生活できない」という危機感があったが、
 今は、「どちらかには、必ずあるだろう。」へ、意識が完全に変化したのだろう。

 この傾向は、昨年の年末の「おせち」にも当てはまる。
 全国的にも、おせちへの集中があったようだが、当店では特に顕著だった。
 おせちに関しても、30日までの消化率は昨年を割っていた。
 しかし、31日は、午後になってもおせちの動きは止まらない。

  地域のスーパーが競合状況になったことで、お客様にとっては、
  「いつでも買える」 という安心感が増し、より便利な地域になったと言うことか。

 で、あるならば、

  商売の仕方を変えていかなければ、このままズルズル、不のスパイラルは
  更に加速していく、と言う事だろう。

  しっかり、あるべき時間まで、品揃えすべきものは揃え、売切るものは売切る。
  更に品切れ対策だ。特に特売商品の品切れは、お店への期待への裏切りだ。

 競合出店により、地域のお客様の「安心感」が増したと言うことは、
 その「安心感」を裏切れば、その競合状況から“白旗を揚げて降参”することだ。

 まさに、当たり前のことを、当たり前に実行していく“店舗レベル”の向上。
 それを、店舗の経営者として、パートさんを中心に意識改革をしていく店長の
 強い“意志”を持って臨むことだ。

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