グロサリーからのSOS
皆さん、こんにちは。
北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
昨日、グロサリーチーフから連絡を受けた。
「店長、今日の入荷はすごいです。」
「何が、すごい?。」
「えっ、入荷量がすごいんです。台車で42台もあるんです。」
「なぜ?。」
「年末未入荷分と、年始分の住居、菓子、酒が一気に入荷します。」
「47台とは、年末以上の入荷量だな。」
「とても、グロサリーだけではさばき切れません。」
「わかった、なんとかしよう。グロサリーも気合を入れて動け。」
黙っていたら、夜中になってしまう。
気持ちを奮い立たせて、各部に協力のお願いをした。
まず、レジ部門。3名~4名の援助を頂いた。
そして、惣菜。今日は各部から生寿司の援助として、都合4名の援助者を
入れていたが、そのうち目処がつき次第、グロサリーの品出しへのお願い。
そして、私も援助に入った。
余計な事は考えず、とにかく品出しだ。
住居の商品が多かった。
私の苦手な部門。
なぜか?
品揃えが細かく、どこに何があるのか、分からないから。
要は、自ら、近づいていないだけの事。
しかし、今日は、そんな事は言っていられない。
片っ端から、品出しをしていく。
途中で、グロサリーチーフが私の側を通った。
「店長も、品出しありがとうございます。」
「何を言っている。そんな気持ちがあったら、コーヒーの一杯でもおごれ。」
「私は、店長ほどの高価なコーヒーは飲んでいないので(笑)。」
以前のブログ「月曜日 私の流儀」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-c269.htmlでも記したが、私はいつも、
ドリップコーヒーを飲んでいるので、そう言ったのだろう。
しかし、その一言が嬉しい。
自分で解決できない問題を、上司に相談する。
相談された上司は、何とかして、それに対して、支援する。
支援され、解決したら、そのことに対して、感謝する。
感謝されたら、やっぱり嬉しい。次回もまたやってやろうと思う。
自分でお客様に提案したい売場を、部下に相談する。
相談された部下は、その提案から、なんとかお客様に対して実現したいと思う。
発注担当者と打ち合わせをして、発注し、売場を実現させる。
実現した売場を見て、自らも手を加え、お客様と共に評価する。
評価された部下は、また次も、がんばろうと思う。
上司と部下。それぞれの役割をもって、評価し、評価される。
そこに、一番の “仕事へのやりがい” が生まれる。
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