店長会Ⅵ
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、今年初めての店長会があった。
メインは年末反省、夕方の店舗クリニック等あったが、私が一番学んだのは
トップからの考え方の指導の講座だった。
今回は、主に「グロサリーエンドの考え方」のついての講座。
先日のブログ「全体最適と個店最適」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-85a6.htmlも、この講座から学んだ視点だ。
なぜ、我が社は、このエンドスタイルを採るのか?。
なぜ、我が社は、この什器を使用してエンド展開をするのか?
なぜ、我が社は、このエンドで、3品以上展開しないのか?
なぜ、我が社は、単品量販型のエンド展開にこだわるのか?
なぜ、・・・。
なぜ、・・・。
理路整然と、話しが進められ、ひとつひとつが、腹に納まっていくのがわかる。
他社から転職し、言葉の通じなさを嘆いていたが、根本的な、SMに対する
考え方、商売に対する考え方が違ければ、ひとつひとつの什器、備品や、販売
スタイルまで変わってくるものなのだと言うことを理解した。
ひとつの会社で仕事をしていくと、その世界が全てだ。
そこから見える、スーパーの世界や視点が全て正しく思える。
しかし、企業が変われば、同じスーパーでもとらえ方が変わる。
スーパーとして、近隣お客様へ、毎日豊かな暮らしを提供したい、という
使命は同じにしても、そこへ向かう階段の上り方には、違いが出てくる。
昔は、基礎商圏に一店舗以上のお店が無かったから、どんな階段を登っても
同様の売上を実績としてつくれた。
しかし、今後、基礎商圏に2店舗、3店舗は当たり前になってきたら、
どの階段を登るお店に、より多くの支持が集まるか、の戦いになってくる。
そして、その階段を登るという行為を、より正しく、より簡潔にオペレーションと
して確立できた企業ほど、その階段をより早く登り、優位に立てる、と言う事だ。
そういう意味では、まだまだ、どの企業も試行錯誤だし、正解に近い答えを
見出しても、いつまで、その答えで戦えるのか?もわからない。
長い目で見れば、その答えも「弱み」に変わる時期が必ず来る。
常に、来る未来を見続け、今を確実に積み上げながら、いつでも微調整出来
る臨機応変な身軽さを身に付けなければならないのだろう。
ただひとつ言える事は、価格という階段だけは、どの時代でも正面を向いて
登っていかねばならない階段であることだけは、間違いないと言う事だ。
PS
真岡MRⅡの写真http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/mookamrni/
を載せました。どうぞ。
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