突然の“挨拶”
皆さん、こんにちは。
北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
暮れの26日に、ある女性から訪問を受けた。
この女性は、私が家を建てるときに大変お世話になった人だ。
家を建てる。
人生で何度も無い、大仕事。
そして、生き方の具現化。
この時ほど家族が、自分の生き方を話し合ったことは無い。
そして、建て始める。
その段階から、現場の責任者として携わっていただいた方が、上記の女性だ。
だから、私たち家族は、彼女といっしょに建てた家だと思っている。
そして、それは、家族と彼女の “共創の作品” だと思っている。
家の図面が、具体的に、立体的に建築されていく。
私たち家族の想像と現実の食い違いが生じる。
そして、彼女の出番が発生する。
私たち家族と大工さんとの折衝。
そして、私たちの意向の導入。
特に、私の妻の彼女の対しての信頼感は強い。
その彼女が、暮れの26日に我が家を訪問した。
現在のハウスメーカーを退職すると言う。
涙ながらに話しをした時点で、大体の察しはついた。
しかし、それ以上の詮索はしない。
ただ、彼女が私たちの家へ、退職の報告をしに来てくれたのには、
彼女は彼女なりに、我々への思い入れがあるからだと思うと、嬉しい限りだ。
相手の気持ちや暮らしに入り込んで、自らの仕事をする。
仕事とは、本来、そういうものだ。
そして、それを完遂した時に、お互いの立場を超えて一体感が生まれる。
そこから、金銭関係を超えた “信頼関係”が出来、“満足” が生まれる。
以前のブログ「商売の満足感」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_41db.htmlを記したが、
最高のものを提供し、感謝され、満足感を得る。
最高のものを提供され、感謝し、満足感を得る。
これが、お客様とお店の信頼関係。
彼女は、そういう相手だった。
だから、今後も家の件に関しては、安心していた。
彼女を失うということは、今後の家への安心感を失う、ということ。
年の瀬の最終のオフ。
重い、想い、一日となった。
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