惣菜チーフとの語らいⅢ
皆さん、こんにちは。
北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
前回のブログ「惣菜チーフとの語らいⅡ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-4ce8.htmlを記したが、今回はその続編。
ものの10分で、6名参加の飲み会を計画。惣菜チーフとの語らいから、一挙に
好き物同士のただの飲み会に変貌してしまった企画が、先日開催された。
年末の疲労と年始の苦労、更に来期の予算も終了した開放感から、私のピッチ
もいつになくハイペースとなり、結論から言うと、終盤は泥酔状態に陥った。
今回の飲み会は、通常の店長同士の企画と異なり、青果、惣菜、店長等、役割
を異にするメンバーの懇親会であり、話題も多種多様だった。
やきとりの美味しい焼き方、まぐろの卸し方、市場の活用のしかた、賢い仕入れ
のしかた、競合対策、人事異動等、あらゆる話題が出てくる。
皆、部門やお店を背負うような奴らばかりなので、より積極的な視点ととらえ方
物事を見据えているため、年下の連中ではあるが、こっちも学ばされるのである。
そして、今回の懇親会では、奴らの「愚痴」が続々と出てきた。
30歳前後の連中だ、愚痴のひとつやふたつないわけが無い。
まして、店長ではなく、部門のスペシャリストともなれば自分の専門性故に、
満足のいく仕事が完遂できない不満も多いのだろう。
逆に、店長という職位は、相手を許すことから始まるのだと感じた。
完璧な売場を目指すものの、完成できない要因をひとつひとつつぶしていく
気の長い取り組みが店長の実態だ。
そのようにとらえると、完璧を目指して、気の長い視点で物事を見なければやっ
ていられない。そして、どこかで「許す」という概念を当てはめなければ、自分の
気持ちが押しつぶされ、プレッシャーに負けてしまう。
店長としての役割で、人の話を聞く。
そのことが、いろいろな人間の話しや意見を聞き分け、聞き届けることの起用さ
も身に付けなければならない、と思えてきた。
以前のブログにも記したが(人の成長とはhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-9447.html)でも記したが、
“人は、人の中で、人を見て育つのであり、
人は、人によって成長していくもの。”
なのだと思った。
いろいろな場面を利用して、人を見続けていきたいものだ。
| 固定リンク
コメント