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2009年1月

2009年1月31日 (土)

宇都宮市街地MR①

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


久しぶりに、宇都宮中心街をMR。

人口50万の宇都宮市はエリアも豊富で、競合状況も豊富だ。
 そんな中で、今回は宇都宮駅周辺の市街地立地の3店舗だ。

まずは、「T社」。
 一昨年オープンのこのお店は、同社の最新店舗のレイアウトを持つ。
 ここ数年で出店も加速しており、新店毎に同社のレイアウトを固めつつある。

 そして、このお店から以降は大きなレイアウトの変更は無く、固めた感じだ。
 当初はテナントとして「ブックオフ」を同居させた店舗のみだったが、後日、
 DVD販売の「ワンダーグー」やドラッグの「ウェルシア」も周辺に開店し、集客力
 が高まった。

 特に同社は「精肉」に力を入れており、コンコースを不便にしてでも精肉平台
 を強化させており、品揃えのバラエティーさはピカイチだ。
 
 但し、それによって、グロサリーの回遊性を失った。
 その回遊性のバランスが、今後この企業の戦略にどう圧し掛かってくるかだ。

次は、「Y社」。
 一時は、上記の「T社」の影響を大きく受けたが、現状の売場を見ると、
 そのことによって、売場造りが強化されている。

 このお店の開店時~11時までの時間帯での売場は、ピカイチである。
 本当に、よく教育されている、と思われる。

 主力品の明確な打ち出し、商品化、SKU造り、陳列技術、鮮度、など。
 品揃えと主力品が、はっきりと区別され、主力品はこれでもかと展開。
 この強弱の出し方は、勉強になる。私が学ぶ店舗である。

そして、「O社」。
 同社のワングレードアップ店舗である。
 同社はこのスタイル店舗をどんどん推し進めている。
 現在10店程度に増えているが、これからも進めていくのだろう。

 そして、得たもの、失ったものがたくさんあると思える。
 お店が提案する、“価値” の創造のしかたは得たのかもしれない。
 スーパーとしての本来の使命 “価格” は伝わりにくくなった(失った?)。

 企業としての使命を、お店が具現化する。
 そういう意味では、このお店もまた、愚直に企業の使命を具現化している。
 従業員はしっかり教育され、企業の使命を具現化すべく「手」を入れている。

 しかし、・・・。 何かが伝わってこない。
 理路整然と説かれた「経営方針」に、理路整然と答えた現場の答え。

 そこには、働く従業員の「ひとりひとりの意志」が伝わってこないのだ。
 これは、私だけの見解だが。

 他にも、駅周辺、その延長にはいくつかの競合店が連なっている。
 そして、一定のレベルをキープし、更に進化させていかなければ、明日は無い。
 そんなエリアになってきている、と言える。

PS
 宇都宮市街地の写真を載せましたhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/utunomiyaiti/。どうぞ。

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2009年1月30日 (金)

“死を意識した”経験

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


本日も、昨日同様、ブログ「著者 天外伺朗」の続編。

 彼(天外伺朗氏)は、人は、「死に直面」したときに、一番変容すると言っている。

  なるほど、と思う。

 普段の生活では、人は、死に直面しない。いや、直面しようとしない。
 死を延ばそう、延ばそうと工夫し、平均寿命が延びてきた。

 しかし、個人的に見ると、死を直視した人間は強い。
 人生観が変わる、と言うのだろうか。
 死を見るから、生のとらえ方が変わるのだろう。

 私も、かって一度だけ、“死んでも、いい” と思えた事があった。
 以前のブログ「執念Ⅱ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_b240.htmlにも、記した。

 ボート競技の中での話しだ。当時最強の「東大」を抜けるか、抜けないか。
 その瀬戸際に思った、「死んでもいいから抜いてやる。」の想い。

 そこから見えてきた、“死” と “生” の人生観。
 自分に対しての、死への恐怖感は薄くなり、
 同様に、死を恐れない他者への恐れ。

 とは言っても、「執念Ⅱ」でも記したが、それ以来「死んでもいい」という
 気持ちには、一度もなっていない。

  本当に、そう思い切れない“生”への執着はあるらしい。

 しかし、天外伺朗さんの新著「非常識経営の夜明け」には、「死の経営」と
 題して、死を直面することにより、人は脱皮し変容できることを説いている。

  死といっても、死に相当する「破綻」「離婚」「転職」などを含めている。

 そしてその強さは、修羅場をくぐった個人にもいえるが、組織にも言えること。
 修羅場をくぐった組織は、個人以上に集団としての結びつきの見えない力を
 蓄えるのであろう。

 修羅場を乗り越え、燃える集団に変容した組織は、手に負えないほど強い。
 人が、人に共感し、同じ想いに共感し、意志を揃える。
 そして、その想いは、「喜怒哀楽」の場面で共有される。

  “喜怒哀楽”

 人の感情。現在は喜怒哀楽を出さないマネジメントが、スマートだという常識。
 果たして、本当にそうなのだろうか?、私は、いつもそう想う。

 一昨日から、天外伺朗さんの新著「非常識経営の夜明け」に関したブログを
 載せているが、昨日の「“人前で泣いた”経験」でもそうだが、喜怒哀楽を
 ぶつけ合って修羅場を経験したほうが、人も組織も強くなる。

  喜怒哀楽の中でも、一番は「哀」だ、次に「怒」、そして「喜」、最後は「楽」か。

 人間同士の「哀しみ」「怒り」を、もっとお互いに表面化し、共有しあい、修羅場
 を経験し、そこから乗り越えた部分しか、真の強さは得られないのではないか。

 久しぶりに得られた「わくわくドキドキ」しながら読み干した本だった。
 だから、3回連続で、それに関連する記事を載せた。

 “てっちゃんのおすすめ” の本のガイドにも載せました。どうぞ。

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2009年1月29日 (木)

“人前で泣いた”経験

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日、「著者 天外伺朗」を記したが、本日は、その続編。

 彼の新著「非常識経営の夜明け」の中で、“3000人の前で泣いた”経験の
 記事が載っていた。

  “人前で泣く”

 店長やチーフ、その他マネジメント層として、人前で泣くということは、
 その瞬間から、その立場を失う、という認識が常識的な見解だろう。

 だから、その立場になる人間は、現状がどんなに厳しかろうと必至に食いしばる。
 私も、そう信じていたし、決して人前で “弱音” を吐いたことは無かった。

  ある場面までは。

 以前のブログ「心のあるべき姿」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_298f.htmlを記した。
 
 転職する前の企業で、転職を決意してからの仕事への取り組みを通して、
 心のあるべき姿に触れることが出来たことを記した。

 そして、いよいよ、そのお店の最終日。私にとっては、この企業での最終日。
 午後7時を過ぎ、休憩室で雑談をしていた私は、「どれっ」と言って立ち上がった。
 
 私の左腕だった業務担当の女性が、声をかけてきた。
  「店長、ちょっと待ってください。最後にプレゼントがあります。」
 と言って、かわいらしい袋に入ったものを差し出した。

  “ちょっとした御菓子か?。” と思いながら、中を開けてみた。

  一冊の手づくりのアルバムだった。
  表紙には、お店に飾ってあった私の、店長としての写真。
  いつの間にか、引っぺがして入れたあった。
  そして、1ページ1ページめくっていくと、
  このお店での3ヶ月間の思い出の場面が、写真で綴ってあり、
  ひとりひとりの、私へのメッセージが記してあった。

  これを見た私は、熱いものが込み上げてきた。
  普段ならば、ここで「グッと」こらえられたのだが、
  この日ばかりは、どんどん、どんどん、込み上げてきた。
  店長としての常識や鎧(よろい)を圧倒的な威力でぶち壊すように、
  涙が止めどなく、流れていく。

  そして、私の中で、何かが崩れていった。
  “ちっぽけなプライド” のようなものが崩れていった。

  涙はどんどん流れ落ち、鼻水も流れ出し、声まで出して泣いた。

  休憩室の、まわりの従業員も、全員が泣いていた。
  私は、なにか叫んだと思うが、何をどんな風に言ったのかは覚えていない。
  心の底からの想いが、声となって叫んでいた、と思う。

  そのまま、休憩室を出て従業員通用口まで、私を囲んで部下達が続いた。
  どんな風に歩いて、何を言いながら歩いてきたのか、記憶に無い。
  相変わらず、涙はどんどんあふれ出ている。
  そして、最後に出入り口の扉を背にして、皆に最後の挨拶をした。  
  
   「みんなのことは、絶対に忘れない。絶対に!。」

  それだけ言うのが、精一杯だった。

 人前で、泣く。

  この場面を境に、私は、人前で泣くことを恥ずかしいと思わなくなった。
  もちろん、上司が部下を前に泣くことに対しての、とらえ方も変わった。
  しかし、それ以来、人前で泣いたことは無いのだが。

 私も、ブログでよく、「上司と部下との共感」を記すが、
 喜怒哀楽の中で、“哀しい涙” ほど、人との共感を生むものは無いと思う。

 どんなに憎いと思った相手でも、お互いの涙を見ると、全てが許せる。
 そこには、丸裸の “心” だけが、見えるからだ。

 転職する前の企業で、最後の最後に、部下の手を通して、私に、20年間の
 報酬として、最後で最大の報酬としてくれた、一番大事なプレゼント。

  私は、この涙のことを、今でも、そう思っている。

  

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2009年1月28日 (水)

著者 天外伺朗

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


久しぶりに、わくわくドキドキしながら読み進め、読み終わった本だった。

 著者 天外伺朗(てんげしろう) 「非常識経営の夜明け」 (講談社)。
 
 天外伺朗さんの著書は、私のおすすめにも「マネジメント革命」がある。
 先日、本屋で天外伺朗さんの新書が出ていたので、ぺらぺらめくってみたら、
 読んでみたくなった。

 奮発して、新書を購入(めったにない!)。
 一気に読みほした(飲みほした?)、という感じだった。

 おすすめの書でもある「マネジメント革命」に関しても、経営や組織に関して
 言ってはいけない“タブー”の世界を、堂々と表現しており、経営者の立場から
 すると勧められない部分もあろうが、現場を預かる私としては、率直にその通り
 と拍手喝采を送りたい本音の内容だ。

  そして、今回の「非常識経営の夜明け」は、その続編といってもよい。
  おもしろくない訳が無い。

“やり過ごしの出来ぬ部下は無能”

 彼の著では、「やり過ごしの出来ぬ部下は無能」と言い切っている。
 やり過ごしとは、上司の指示命令に関して、部下に現状を考え、すべきか
 すべきでないかを考え、体を張ってやり過ごすことだ。

 このやり過ごしが行われる事によって、組織は快活になり、上司も自由な発想
 で物を言え、部下も現状を認識してやるべき事、やり過ごすことを見分け、優先
 順位を守り組織を守る。そして、部下も自ら考える力を養う。

“やり過ごしに怒り狂う上司も無能”

 そこまで言い切る。常識あふれる企業が聞いたら卒倒する言葉だ。
 本来組織論で言えば、やり過ごしは「コントロールロス」として許されない行為。
 しかし現実、随所にやり過ごしが行われ、組織が弾力性を発揮する裏側には、
 やり過ごしの実態がある。

“経営学は役に立たない”

 経営学とは、「人間は合理的な存在」を前提に蓄積されてきた。
 しかし、本来、人間とは、決して合理的な存在ではない。
 深層心理の中では、ドロドロにうごめいた泥沼のようなもの。

 だから、理路整然とした「経営方針や行動計画」だけが現場に入ってきても
 現場では、歯車が一向に噛み合わず、空回りするのみ。

 現場では、現場の人間の「腹に入った言葉」だけが、エンジンを動かす燃料だ。
 それは、“受容”という信頼で結ばれた人との関わりから醸成されるもの。

 その根底にあるのは、「心の底から部下の成長を願う」上司の存在だ。
 
  それはまさに、未来永劫、宇宙の法則のサイクルだ。

 人は、自ら学んだ技術面や精神面を、今後の世代へ託してきた。
 幾世代にも、繰り返し繰り返し、成長し新化を遂げてきた。

  “誠実に、後の世代の発展を願う”

 これが、宇宙の法則、この世の法則。
 この法則を極めていくことが、精神の成長なのだろうと思う。

 経営学が約に立たない、と言う事ではなく、
 人間学を前提にして、経営を熱く語らなければ、人の心に響かないし、
 人の心が、あるべき姿になって初めて、お腹にストンと落ちるのである。

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2009年1月27日 (火)

トレードショーへ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今年も、「スーパーマーケット・トレードショー」の案内が届いた。

 何年前からだろうか?。
 ある方から誘いを受けて参加して以来、毎年参加している。

 転職するまで、その開催の有無すらわからなかった。 
 ブログの読者の方には、以前から参加され続けていたかたも多いのだろう。

 私は、3年前から参加しているのだが、初参加の時はさすがにびっくりした。

  「この場は、何かおかしい。心引き締めないと、錯覚してしまう。」

 そう、感じた。

  別に、トレードショー自体を、どうこう言っているのでは無い。
  参加する側が、自分の軸を持って参加しないと、錯覚してしまうと言う事だ。

 ここに登場する商品群は、最高の品質で、最高のマネキンが、最高の演出により
 最高のプレゼンが行われる。

  だから、自分を失わないことだ。

 昨年あたりから、ある目的を持って参加することにしてきた。
 トレードショー開催日の毎日に、講演会等が実施されているが、
 勉強になる講演に合わせて参加することにしている。

  今年は、最終日の13日に、店長を対象にしたパネルディスカッションの予定。
  是非、参加して、学んでみたいと思っている。

 同じ企業内でも、学ぶことはたくさんあり、それはそれで大切な企業のDNAの
 伝授がされていくもの。

  しかし、外部に出て行く、という行動も大切な“姿勢”だ。

 そこには、自分と違う “視点”や“基準”、“優先順位”があるから。
 それに触れることで、自分の世界が広がっていくもの。

  そんな「場」に、会社から言われて参加するのか、
  自ら進んで、自腹でも参加するのか、

  自腹で参加するから、更に進んで貪欲に入り込める、と言う事だ。
  これも、北関東に住んでいるから言える事なのだが(笑)。

 そんな訳で、読者の方で参加される方とも、機会があれば
 是非とも、懇親を深めていきたいと思います。

PS
 真岡MRⅡの写真http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/mookamrni/
 を載せました。どうぞ。

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2009年1月26日 (月)

店長会Ⅵ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、今年初めての店長会があった。

 メインは年末反省、夕方の店舗クリニック等あったが、私が一番学んだのは
 トップからの考え方の指導の講座だった。

 今回は、主に「グロサリーエンドの考え方」のついての講座。
 先日のブログ「全体最適と個店最適」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-85a6.htmlも、この講座から学んだ視点だ。

  なぜ、我が社は、このエンドスタイルを採るのか?。
  なぜ、我が社は、この什器を使用してエンド展開をするのか?
  なぜ、我が社は、このエンドで、3品以上展開しないのか?
  なぜ、我が社は、単品量販型のエンド展開にこだわるのか?
  なぜ、・・・。
  なぜ、・・・。

 理路整然と、話しが進められ、ひとつひとつが、腹に納まっていくのがわかる。
 他社から転職し、言葉の通じなさを嘆いていたが、根本的な、SMに対する
 考え方、商売に対する考え方が違ければ、ひとつひとつの什器、備品や、販売
 スタイルまで変わってくるものなのだと言うことを理解した。

ひとつの会社で仕事をしていくと、その世界が全てだ。

 そこから見える、スーパーの世界や視点が全て正しく思える。
 しかし、企業が変われば、同じスーパーでもとらえ方が変わる。

 スーパーとして、近隣お客様へ、毎日豊かな暮らしを提供したい、という
 使命は同じにしても、そこへ向かう階段の上り方には、違いが出てくる。

 昔は、基礎商圏に一店舗以上のお店が無かったから、どんな階段を登っても
 同様の売上を実績としてつくれた。

 しかし、今後、基礎商圏に2店舗、3店舗は当たり前になってきたら、
 どの階段を登るお店に、より多くの支持が集まるか、の戦いになってくる。

 そして、その階段を登るという行為を、より正しく、より簡潔にオペレーションと
 して確立できた企業ほど、その階段をより早く登り、優位に立てる、と言う事だ。

 そういう意味では、まだまだ、どの企業も試行錯誤だし、正解に近い答えを
 見出しても、いつまで、その答えで戦えるのか?もわからない。

 長い目で見れば、その答えも「弱み」に変わる時期が必ず来る。

 常に、来る未来を見続け、今を確実に積み上げながら、いつでも微調整出来
 る臨機応変な身軽さを身に付けなければならないのだろう。

 ただひとつ言える事は、価格という階段だけは、どの時代でも正面を向いて
 登っていかねばならない階段であることだけは、間違いないと言う事だ。

PS
 真岡MRⅡの写真http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/mookamrni/
 を載せました。どうぞ。

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2009年1月25日 (日)

真岡地区MRⅡ

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。



MRによって、気持ちが洗われるお店というものがある。

 このお店の、この部門をMRすることによって、学習するお店。
 また、手の入った提案のある売場を見て、自店にも活かせるお店。

真岡地区のO社は、私にとって、そんなお店だ。
 いつ行っても、しっかり手が入っている。
 特に、青果のトップ平台から流れる商品郡の品揃えと鮮度と価格。
 野菜の鮮度、品質、ボリューム。

 更に、鮮魚、精肉の鮮度とグレード。

 グロサリーの品切れのない売場ときっちり前出しされた売場と、洋デイリーの品
 揃え。グレードと品揃えのバランス。

 その品揃えが、実際に売れているのかどうなのかは本部の問題としても、
 その売り場の維持継続は、完全にお店の努力。店長の熱意だ。
 是非、一度お会いしたい店長である。

次は、老舗デパートのF社。
 残念ながら、中心部の衰退がもろに出ていた。
 私が、この業界に入社当初は、上司から見に行け、と言われていたお店。
 鮮度、品質、品揃え、どれを取っても一級の売場だった(ように見えた?)。

 基礎商圏の陥没化もあろうが、前出のO社のほうが、よほど百貨店らしいグレー
 ドと品揃えだ。

 地方百貨店にありがちな、中途半端な品揃えと価格に陥っており、地域SMとの
 競争にも完全に敗北している状態だ。

 いずれ、撤退の予感のする店舗である。

最後は、B社。
 GMSのB社の中でも、かなり古いレイアウトを持つ店舗であり、食品ゾーンと
 衣料ゾーンは別棟で区分けされており、まるで一体感がなく、特に衣料ゾーン
 の集客力の無さは著しい。

 B社は近年、徹底した価格政策で、毎日が冷食半額などで話題だが、このお
 店も同様の冷食半額だった。
 向かいのF社との価格では、圧倒的に有利だが、その商品化も価格に見合った
 もので、買って食べたいと思わせる刺身類では無かった。

 この辺も、前出のO社の刺身の鮮度、品質、価格の優位性が高いといえる。
 鮮魚、精肉に人的コストをかけないと、こうなってしまうのか?、と思わせる。

百貨店、GMSと戦う地域SMとして、O社の店舗運営は見事である。
 但し、百貨店、GMSと比較して、品質、グレード、価格では圧倒的な優位性
 を発揮できるが、同等の地域SM同士のガチンコ勝負が、これからの正念場
 になってくるだろう。

 そこで、勝ち残れなくては、今後の変動期には残れないと思われる。

PS
 真岡MRⅡの写真http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/mookamrni/
 を載せました。どうぞ。
 

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2009年1月24日 (土)

競合店 新任店長の変貌

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。



以前のブログ「競合店長との懇親会」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-db1d.htmlで記した、リージョナルチェーンの新任
 店長が、いよいよ動き出した。

 先日、年明け後、久しぶりにリージョナルチェーンの競合店をMRした。
 
 新任店長が、さっそく青果で大根の品出しをしていたが、気付かれないように
 鮮魚売場へ素通りし、刺身、まぐろを見ていた。

 すると、彼は鮮魚の方向へ歩き出し、私の目の前で、パートさんと売場の打ち
 合わせをし始めた。

 私には、いっこうに気付いていない。
 相当、目の前の仕事に集中しているな。と言う感じだ。

  「もう少し、周りを見る余裕を持てよ!。」 と言いたかったが、黙っていた。

 すると、彼は、ようやく私に気付き、大柄な体に似合わぬ愛嬌のある笑顔を
 返してきた。

 彼、
  「あっ、こんにちは。いやぁ~、今日はぶりが安いので、これからライブ販売
   ですよ。」
 私、
  「これから、切り立て販売ですか?。鮮度感ありますね。」

 そうして、そそくさと、バックヤードへ消えていった。

  「それでいいのだ。」

 私は、思った。
 
  「いよいよ、見えてきたかな。」とも。

 毎日、店長主導で、夕方のイベントを企画しているのだろう。
 この企業が、最近チャレンジしている、夕方のイベント。

 これは、やった者だけが、学ぶことの出来る学習だ。
 いろいろやってみて、成功、失敗を繰り返すが、
 その事を通して、お客様との関係、従業員との関係が強化されていく。

 結果として、組織強化が図られ、店長を中心とした一体感が醸成されてくる。
 それは、必ず、お客様に伝わり、数値効果が表れてくる。

 いままでは、どちらかと言うと、店舗内でお客様的な存在だった新任店長が、
 自らの主導で、先導を切って動き始めてきた。

 いよいよ、三つ巴の戦いから、四つ巴の戦いへ、ステージが変わってきた。
 四者四様の、販売合戦の幕が開けられた。

PS
 にゃんにゃんの最新映像をアップしましたhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/nyannko28/。どうぞ。
 

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2009年1月23日 (金)

メールアドレスの公開から

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ブログで300回目の投稿を記したhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-8d04.html際に、

 当方のメールアドレスmailto:rxs12561@nifty.com
 を記した。

 そして、何人かの方からメールを頂いた。
 そして、感じたこと。

  「勉強する方は、貪欲に、本当に貪欲に勉強し続けている。」と言う事だ。

 ある方は、水元さんのブログhttp://akindonet.exblog.jp/(当ブログにリンク済み)
 でも紹介され、「やる気と、感動の祭典」でも素晴らしい発表をされた方だ。

 どれほど先頭を突っ走っても、自らの成長の歩みを止めようとしない。
 それが、1年、3年、5年、10年のスパンで、大きな差となって表面化する。

  「そして、スピードが早い。」

 ブログに記して、翌日にはメール送信されてきた。
 このスピード感が大切だ。

 スピードがある、ということは、他人より早く体験出来る、と言う事。
 それは、他人より早く真実を学び、次への課題へ早く進める、と言う事。

  その、スピードとは、別の言い方をすると、「素直さ」である。

 「素直さ」が全ての成長の基本であることは、以前のブログ
 「個人の強さと組織の強さ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-158b.htmlでも記した。

 だから、どんなに周りから脚光を浴びても、その「素直さ」が原動力となって、
 貪欲に貪欲に、周りから学び取ろうとするのであろう。

 こんな方と、是非一度お会いして、懇親を深めたいものだ。


PS
 にゃんにゃんの最新映像をアップしましたhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/nyannko28/。どうぞ。
 

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2009年1月22日 (木)

今年の“バレンタイン”売場

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


バレンタイン売場が出来上がった。

 今年のバレンタイン売場の作られ方は、昨年より増して進化?した。

 どこが?

  完成までに、5人の手が入っているから。
  
  まず、バイヤーが全社の基本数量を決定する。
  次に、チーフと私で場所と時期の決定。
  そこから、副店長が、現状売場を整理し、場所の確保。
  そして、私が、平台を用意し、腰幕を巻き、器(うつわ)を設置。
  最後は、なんと、レジ担当者が、品出し。
   そして、完成。

 最後の、レジ担当者の売場造りは、誰も予想しなかった。
 私が設置した器(うつわ)を見て、いてもたっても居られなかったのだろう。
 自ら台車を運んできて、並べ始めた。サービスカウンター業務と平行して。

 私は、仕事とは、一番その事に興味をもって熱意を持って取り組める人間が
 やるべきだと思っている。

 仕事をする上で、組織があり、そこに人という役割が張り付き、業務遂行される。
 それは、基本だ。その仕組みがあるから、ルーティン業務が粛々と遂行される。

 しかし、時として、その役割以上に熱意をもった人間が、その役割をこなすことが
 ある。

  今回が、その良い例だと思う。

 バレンタインの器(うつわ)までは、出来上がった。
 「誰が、最後の商品の品出しをするのか?。」

 私も、副店長も、グロサリーチーフ、担当者も男性。
 チョコレートを買って、贈る立場ではない。だから、分からない。
 年頃の若いレジ担当者が、バレンタインに関しては、一番熱意がある。

  販売者であると同時に、購買者でもあるから。

 元来、商売の源泉とは、
  販売者=購買者 の構図が一番強い。

 生産、仕入れ、販売で商売が完結するが、その全てに“当事者”となることが
 一番強い構図となる。
 
 組織が高度化し、役割が分かれると、それを役割としてこなすのか、
 当事者として、“熱意”をもってこなすのかでは、最終の売切るまでに
 雲泥の差がでてくるもの。

  その構図が、今年は従来以上に、高い能力で結集できた。
  そんなときは、結果が必ず出るもの。

 いろいろな人間の「手」が入った売場に関しては、以前のブログ
 「計画の進化」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-4631.htmlでも記した。
 どんどん枝葉が広がる売場。
 そこに、ひとりひとりの想いが重なるほど、お客様に響く「何か」が、宿る。
 
  私は、そう、信じている。

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2009年1月21日 (水)

仕事の流儀からⅤ

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。



昨日の、NHKの「仕事の流儀」は、新聞のタイトルを見た瞬間から留守録を決めた。

 「まぐろのカリスマ登場 築地の仲買人の舞台裏」と題していた。 
  久しぶりに、“血”が騒いだ。
 休日の本日、妻といっしょに見ていたが、やはり学ぶものは多かった。

  まぐろ仲買人 藤田浩毅(45歳) 

 東京の名だたる寿司職人が、こぞってまぐろの仕入れを任せる仲買人だ。

  まず、まぐろを見ている「目」と、それ以外の場面での「目」が違う。
  そして、その「目」のまわりに集まる職人達の「目」もまた違っていた。

  彼が、まぐろを仕入れる基準。
  それは、産地でもなく、海域でもなく、まわりの評価でもない。
  それは、自らの五感を信じて感じる「味」だ。

  そして、誰も評価しないまぐろを、自ら信じた評価で値段をつける。
  本物を提供してくれる「産地」を守るためだ。

 この仲買人の姿を見ていて、

  「商売は信用が第一。」 

 という基本中の基本を改めて、気付かせてくれた。

 自信を持って勧められる「まぐろ」の入荷が無い。
 お客様(寿司職人)が来ても、まぐろが無いといって断る。
 お客様(寿司職人)は、味が変わるからと言って、他でも買わずに帰る。
 まぐろに関しては、この男に、全てを任せる。

  この信頼は、どこから来るのか?。

  “迷わない”。 意地でもやり通す、信念。

 まぐろの仲買をするだけの資金を稼ぐために、一日20時間働く過去の映像に
 アナウンサーが質問した。
  「一日20時間働いて、やめたいと思いませんでしたか?。」

 彼は、サラリと言ってのけた。
  「全然思いませんでした。自分で本まぐろを扱うと“決めましたからね”。
   本まぐろは、そう簡単に扱えるものじゃないですからね(笑)。」

 自分で決めたこと。そう簡単な事ではない。

  その“覚悟”を持つ。

 彼の顔を見ていると、覚悟を決めた男の、すがすがしさが出ている。

  本当に“すっきりした”「顔」をしている。
  何の迷いも、顔に出ていない。

 こんな、迷いのない表情で、仕事をし続けたい。
 普段の自分は、どんな表情で仕事をしているのだろうか?。

 部下に、不安や迷いを与えていないだろうか?。
 信念を持って仕事をすることの“憧れ”を与えているだろうか?。

 また、明日へのモチベーションが高まってきた。 

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2009年1月20日 (火)

全体最適と個店最適

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日、「“自立”と“自律”」を記したが、今日はその続編。

 先日、あるお店から、ある商品が移動してきた。
 
 某チーフに聞いた。
  「なんだこれ?。しかも賞味期限が間近じゃないか?。」

 某チーフ
  「はい、某店で余していた商品を、バイヤーが移動させたみたいです。」

 私
  「なにぃ~!。バイヤーに連絡して、原価引き下げの交渉しろ!。」

 これが、以前の私の “視点” だった。
 それは、昨日も記した。

 なにが何でも、自分のお店を最優先する。
 他店で賞味期限切れ間近の商品を、私のお店に送り込むとは、何事か?
 馬鹿にされているのを、ただ指をくわえて見ているのか?

  「バイヤーに、一言、物申す。上司に一言、物申す!。」

 血気盛んだった?。

  “個店最適と全体最適”。

 以前の店長会で話題になった事項だった。
 それ以来、“全体最適”を優先した “視点” で物事を見るようになった。

  「他店で賞味期限切れになり、ロスを出す。」

 このことで、会社トータルとして、利益を失うのか?
 それとも、

  「当店で賞味期限切れ間近の商品を、売り切って、ロスを防ぐ。」

 このことで、会社トータルとして、利益を稼ぐのか?

 チェーンストアとして個店個店をみても、売上の高いお店、低いお店がある。
  売れるお店の社員が優秀なのか?
  売れないお店の社員はダメなのか?

 たまたま売れるお店にいて、大きな口をたたく。
 一番陥りやすい、“錯覚” だ。

 売れるお店の「役割」
 売れないお店の「役割」

 自店の役割を踏まえ、
 全体最適からみた “視点” で、利益を残していく。

 店長として、そんな余裕のある姿勢を見せることも、
 大切な、部下教育なのだろう。

PS
 「小山南部MR」の写真を載せましたhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/oyamanannbu/、どうぞ。 

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2009年1月19日 (月)

“自立”と“自律”

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


よく、“自立” しろ、と言われる。

 個店の店長として、“自立”しろ。
 部門のチーフとして、“自立”しろ。
 担当者として、“自立”しろ。

  上からの指示待ちではなく、自ら考えて最適を実行し数値達成せよ、の意味だ。

 同様の言葉に、“自律” がある。
 
  「自分を律する。」

 最近読んだ本に、“自立”と“自律”が表記してあり、私なりに意味づけしてみた。

  “自立”~独り立ちすることを最優先に考え、力を蓄え、いずれ独立すること。
  “自律”~企業と個人の目的を一致させ、数値達成を通して自己実現すること。

 自立とは、かっての私が陥りやすかった(笑)錯覚だった。
 全体最適を考えず、個人最適の方向へ突っ走り、自己満足していた(笑)世界。

  しかし、言い方としては、“自立” のほうが分かりやすい。

 自律とは、全体の目的の方向へ向けて、個人の価値観、努力、数値目標を一致
 させ、結果、全体目標を達成し、貢献する。その事を通して自己実現できること。

  しかし、これは分かりづらい。
  全ての人間が、全体最適を知ることと個人の価値観の一致ができるのか?。

 かっての私は、結果として、自立を目指して努力し、個人最適へ向かっていた。
 自立心が強ければ、なおさら、その方向へ突っ走り、外部とぶつかっていた。
 そして、ぶつかるごとに、その意味が分からなかった。

  ようやく、全体最適が見えるようになってきた。
  気持ちの余裕なのか、大人の成長(笑)なのか?。

 そして、それを部下へ言って聞かせられるられるだけの「幅」が出てきたのか。
 
  それを理解した部下ほど、数値達成へ向けて、より積極的に
  自律した行動がとれるようになってきている。

 より一段上から見た、今の仕事。
 より一段上から見た、自分の位置づけ。

 そのような “視点” で自らの仕事を見直してみる。
 店長として、大切な心得だ。



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2009年1月18日 (日)

小山南部MR

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


正月明け、私のMR活動も寒風を突いても尚、続けていきたいと思う。

 今回は、小山南部をMRしてみた。
 前回は「小山SC戦争MR」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-8742.htmlを記したが、今回は中小スーパーで元気なところをMRしてきた。

まず、「M社」。
 小山の南部に位置し、好立地を武器に商売をしている。
 このお店の特徴は、圧倒的な「青果」の商品力と販売力だ。

 ベテランの担当者が、自らの力量で、チェーンストアの規制を受けない品揃えと
 展開を実施し、それがお客様の圧倒的な支持を受けている。

 はっきり言えば、青果だけで集客している数少ないお店だ。

 この青果の売場を見ると、今のタイミングで、「何を」「いくらで」「どんな展開で」
 が勉強できるのだ。
 チェーンストアの中に、強力な個人商店がテナントととして入店し、その結果
 このお店の集客力を高めている、といった感じだ。

 しかし、鮮魚も、刺身等の売場は攻めており、隣に出店されたら、嫌なお店
 といえる。

 逆に、グロサリーのメンテナンスは荒れており、人員不足やモチベーションが
 心配される。

次は、「T社」。
 企業自体が、精肉に力をいれているだけあり、ここの精肉も攻めていた。
 和牛、国産牛、輸入牛をフルラインで品揃えし、圧倒的なボリュームで集客を
 図る典型的な展開だ。

 しかし、昨今の牛肉の不振で、本当に集客できているのかは疑問だ。
 
 ここも立地は良く、競合も少ない状況だ。
 更に、他部門もバランス良く、品揃え、商品造り、価格を追求すれば、
 ますます集客力は高まるだろう。

最後は、「M社」。
 小山駅南に位置するこのお店は、群馬資本だ。
 そして、300坪ほどの面積ではあるが、「惣菜」に積極的に力を入れている。

 全てバイキング方式の商品は、しずる感が高く、デパ地下を思わせるような
 品揃えが特徴だ。

 当然、値段も良く、ちょっとした両目でも、単品で500円前後についてしまう。
 その部分が、どのようにお客様に映るのか?。
 惣菜で集客されているとは、決して思わないが、勉強にはなる惣菜だ。

 そして、グロサリーでのメンテナンス、提案は少なく、競争力では厳しい店舗
 であろう。

ひとつひとつのお店を見ていくと、
 「バランス」の取れた部門造りの大切さが見えてくる。

 結局、お客様の来店動機は、「近いから」。
 そう考えた場合、日本のスーパーは、もっともっと、各部門のバランス造りを
 本気で考えていかないと、集客力に限界が出てくると思われる。

 各部門のバランス取りとは、結局は、どの部門にも精通し、弱点を見せない
 ということであり、もぐら叩きの繰り返しで強くなっていくものだ。

PS
 「小山南部MR」の写真を載せましたhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/oyamanannbu/、どうぞ。 

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2009年1月17日 (土)

惣菜チーフとの語らいⅢ

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


前回のブログ「惣菜チーフとの語らいⅡ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-4ce8.htmlを記したが、今回はその続編。

 ものの10分で、6名参加の飲み会を計画。惣菜チーフとの語らいから、一挙に
 好き物同士のただの飲み会に変貌してしまった企画が、先日開催された。

 年末の疲労と年始の苦労、更に来期の予算も終了した開放感から、私のピッチ
 もいつになくハイペースとなり、結論から言うと、終盤は泥酔状態に陥った。

 今回の飲み会は、通常の店長同士の企画と異なり、青果、惣菜、店長等、役割
 を異にするメンバーの懇親会であり、話題も多種多様だった。

 やきとりの美味しい焼き方、まぐろの卸し方、市場の活用のしかた、賢い仕入れ
 のしかた、競合対策、人事異動等、あらゆる話題が出てくる。

 皆、部門やお店を背負うような奴らばかりなので、より積極的な視点ととらえ方
 物事を見据えているため、年下の連中ではあるが、こっちも学ばされるのである。

 そして、今回の懇親会では、奴らの「愚痴」が続々と出てきた。
 30歳前後の連中だ、愚痴のひとつやふたつないわけが無い。
 まして、店長ではなく、部門のスペシャリストともなれば自分の専門性故に、
 満足のいく仕事が完遂できない不満も多いのだろう。

  逆に、店長という職位は、相手を許すことから始まるのだと感じた。

 完璧な売場を目指すものの、完成できない要因をひとつひとつつぶしていく
 気の長い取り組みが店長の実態だ。

 そのようにとらえると、完璧を目指して、気の長い視点で物事を見なければやっ
 ていられない。そして、どこかで「許す」という概念を当てはめなければ、自分の
 気持ちが押しつぶされ、プレッシャーに負けてしまう。

  店長としての役割で、人の話を聞く。

 そのことが、いろいろな人間の話しや意見を聞き分け、聞き届けることの起用さ
 も身に付けなければならない、と思えてきた。

 以前のブログにも記したが(人の成長とはhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-9447.html)でも記したが、

 “人は、人の中で、人を見て育つのであり、
  人は、人によって成長していくもの。”

 なのだと思った。

 いろいろな場面を利用して、人を見続けていきたいものだ。
 

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2009年1月16日 (金)

投稿「300回」に寄せて

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、投稿200回を記したがhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-8cfd.html、早いもので、今回が300回だ。

 300回という回数は、期間にしてほぼ一年。
 ブログを書き続けて一年という期間に、感慨深いものがあるが、
 一年という期間では、まだ初級レベルなのだろう。
 
 昨年2月12日に「はじめまして」で、始まった「てっちゃんの店長日記」も、
 ほぼ一年を経過しようとしている。

 当初は、毎日更新など考えもせず、一週間サイクルで更新していた。
 
 しかし、投稿していくうちに、仕事を通してのネタが限りなくあることに気付いた。
 そして、継続していくうちに、いろいろな方からのご支援によりブログのリンク
 をして頂き、コメントや激励のお便りも頂いてきた。

 そして、その事を通して、自らの気持ちの持ちように、自信がついてきた。

 このブログが、ひとつの心のよりどころになっているのも事実。
 そして、同様の境遇におられる方々との意見の交換により、
 自分の位置づけや、このブログの役割も、方向性が見えてきたのだ。

  “このブログを通して、読者の方々に勇気を与えていきたい”
  “その事を通して、自らの仕事感、人生観を確立していきたい”
  “そこから、更に自らの仕事への情熱を沸騰させていきたい”

 まだまだ、このブログが、そんな大それた役割を担っているとは思われないが、
 是非とも、『志』だけは、おおいに抱いて、継続していきたいと思います。

  今後とも、よろしくお願いいたします。

PS
 今回より、「プロフィールページ」にメールアドレスを載せました。
 コメントで表記できない件に関しては、メールでどうぞ。

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2009年1月15日 (木)

“強さ”とは?

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


いよいよ1月の後半。
 どの企業もそうであるように、我が社も、来期予算の組み立ての時期だ。

 今までは、昨年実績を割る予算を作成した記憶など無かった。
 いっときは、118%という予算を作って、そのとおり頂いたときもあった。

  “挑戦”という二文字がピッタリの予算であり、達成後には“勝利”の二文字だ。

 そして、来期の予算。
 どうみても、昨年割れの予算を作らざるを得ない。

  “敗北”の二文字がつきまとう予算であり、達成後も“昨年割れ”は拭えない。

  その目標に向かって、自らの意欲、部下のモチベーションを、どう高めるか?。
 
 予算を達成しても、“敗北感”が付きまとうこの現実を、どのように自らを
 コントロールし、立て直していくか?。

“心”の強さ、が求められる時代へ向かっていくのであろう。

 競合はますます激化し、最高の売場で挑戦しても、従来の勝利の概念である
 昨年比100%を達成できない状況に陥っていくであろう。

 特に、長年この業界で仕事をしていると、予算はどうあれ、売上昨年比をクリア
 して初めて報われる、又は、満足いく結果。いわゆる「勝利」の概念。

 しかし、今後この概念を持ち続けたならば、モチベーションは下がる一方だろう。

  そのような状況下にあって、「強さ」とは、どういくことなのか?。

 この概念をしっかり、自らの思想の中に組み立てておかないと、
 強い意志で自らを律することは出来ない時代になっているのだ。

“強さ”とは?。

 失敗しても、必ず立ち上がる「心」の強さであり、
 失敗を通じて、成長し続ける「心」の強さなのだ。

 全力を尽くしても尚、失敗や敗北に直面する。
 そのときに、自分を支え得る「思想」こそが、「強さ」の基準だ。

 そして、その強さを部下に伝えていく姿こそ、最高の教育となる。

  叩かれても叩かれても常に前を向き、明るい未来へ向かい、人々を律する。

 そのような「DNA」を、伝えたいものだ。
 

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2009年1月14日 (水)

今年の節分

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のブログ「トップエンド展開 私の流儀Ⅱ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-392d.htmlでも記したとおり、いよいよ節分へ向け
 ての計画と案内の時期だ。

 昨年年末の「おせち」の動き、特に「練物おせち」の動向を見ると、家庭内での
 手作り志向と、縁起物・ゲン担ぎ志向の強まりが出てきている。

 そして、節分当日は、昨年の日曜から今年の火曜と、地域スーパーにとっては
 絶好の曜日まわりとなる。

  このことから、今年の「恵方巻」の爆発は、おおいに予想される。

 その事を、惣菜チーフに伝えると、
  「本当ですかぁ~?。」 と疑っていた。

 私は、
  「絶対だ!。間違いなく、恵方巻は昨年比110%はいく!。」 と言い切った。

 彼は数日後に部門会がある為、そこで商品部と計画と詰めてきます、と言った。

 当然、二桁の伸びを実現させるには“仕掛け”がいる。
 まずは、媒体物を派手に取り付け、今年の恵方(東北東)のアピールと、
 事前の商品提案の実施だ。

 惣菜では事前の商品紹介と売り込みを始めていく。
 当然、食べて美味しい商品でなければ事前販売の意味は無い。

 鮮魚その他では、手巻寿司の材料の事前案内で、手作りの提案の強化。
 特に、今年は手作り志向が強まるであろう。
 ここの展開は、多面で大々的に実施していく。

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2009年1月13日 (火)

失敗の独り占め

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


店長としての、日々の「判断」にも、いろいろある。

 先日、月に一度の“年末並み”の売上拡大日に、青果のレイアウトの打ち合わせ
 をしていた時のこと。

 青果チーフ案と私の案で、食い違いがあった。
 それを聞いて、私は迷った。

  答えを言うべきか、させてみるべきか?。

 そして、あえて言った。

  「私だったら、この売場の始まりは“いちご”で攻めるな。
  何故なら、リスクをもって200ケース以上発注しているのだろう?。
  いちごは鮮度落ちも速く、単価も高い。売れれば金額になる商品。
  だから、お客様の目に、一番初めに触れさせ、売り切る。
  そんな考えで、売場のレイアウトを考えるね。だからここは、いちごだ。」

 今回は、あえて “答え” を言った。
 そして、その売り場造りに協力し、共に計画数量を売り切った。

また、グロサリーチーフからは、平台の展開に関して相談を受けた。

 上記の売上拡大日の展開に関してだった。
  「店長、平台の半分の企画をどうしたらいいですかね?。」
   「いま何が売れている?。」

  「うどんとかの温麺の動きがいいです。
   そうですね。うどんと焼そばで展開しますか?。」
  「おまえがそう言うんだから、それでいこう。」

 グロサリーには、そのままやらせた。
 そして、グロサリーでも商品の品出し等の手伝いをしながら動きを確認した。

その違いは、何か?。

 一つは「信頼関係づくり」
 二つは「リスク分散」

 店長と部下、そこには絶対の信頼関係を要する。
 その最大の要因は、店長の能力だ。

 部下のモチベーションを高めるのが店長の最大の仕事だが、その過程で
 店長の能力を認知してもらわなければ、部下は安心して着いてこれない。

 その最大の能力とは、「未来はこうなる」と予知できる能力。
 具体的には、「こうすれば、こう売れる。こうすれば、こういう結果になる。」
 と言い切って、その通りの結果を出すこと。

 その積み重ねが、店長と部下との信頼関係を生み、醸成される。
 そして、店長として絶対の存在となる。
 だから部下は、いぜれ任せてもらった仕事に対しての「責任」を持つのだ。

 また、店長として、リスクの大きさに対しての責任の取り方も、決断のひとつだ。
 そのリスクを、部下と共有し、ともに分散する。
 その結果の数値責任も、共有する。

 だから、同じ場面に遭遇した場合、次回は、青果チーフには、彼の案で
 任せるだろう。

 部下が、自ら決断し、選択する。
 このことが、一番結果につながる。
 それでも、いろいろな成功、失敗を経験し、ひとつひとつが学びの場となる。

ときとして、店長はその役割から、「失敗の独り占め」を犯してしまう。

 いろいろな状況、場面に対して、リスクと責任を背負い、果たそうとする。
 その結果、成功、失敗からの学びの場も、独り占めしてしまう。
 それを意識していなくても、結果として、全てをひとりで学び、独占してしまう。

 しかしそれは、店舗という組織で考えた場合、組織強化には結びつかない。
 店長一人学ぶより、部下ひとりひとりが学ぶことのほうが、圧倒的に強くなれる。

  “失敗の独り占め”

 上司が、常に意識しなければならない、大切な心得だ。

 

 

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2009年1月12日 (月)

庭の花芽に思う

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


寒さも真っ只中だというのに、庭の鉢植えの植物には、もう「花芽」が出ている。

 今年5月に咲く予定の「藤」の枝にも、花芽がついていた。
 女房が私に教えてくれたのだが、私はまったく気がつかなかった。

 それでも庭の木々は、一番厳しい季節にも関わらず、着々と内部で成長を
 続けていたのだ。

  これが、この世の法則なのだろう。

 世間一般からは、一番厳しい時期、一番厳しい状況に映るが、
 内部的には、着々と、時期世代へ向けて、成長をし続けているのだ。

 私は、この光景を見て、極当たり前の事ではあるが、改めて気付いてみると、
 今の自分の状況や、今後の身の回りの状況とダブらせてしまい、
 この世に育つ「生命」の、なんともしたたかな “力強さ” を感じた。

 我々は、本当に、この植物と比べることの出来る生命力を有しているのか?。
        本当に、この植物と比べることの出来る精神力を有しているのか?。

  これらの植物に、精神というものがあるとすれば、
  余程、彼らの精神力の方が、強いのではないか?

 同じ状況で、逆境に遭遇したとき、人間の心は、そこまで強くはなれない。
 
  人間とは、基本的に、臆病な存在なのだと思う。

 その、臆病な存在が幸いして、協力し合い、知恵を出し合い、成長してきた。
 協力し合って、お互いに励ましあい、知恵を出し合ってこその「人」なのだ。

  お互いに、孤立した精神力では、自然には勝てない。

 だから、人は、組織を作るのである。
 その組織の中で、自らの精神力を養い、確かめ合い、認め合えるのだ。

 そうやって、人は、人の中で、人によって、強め合っていけるのだ。
 これは、以前のブログ「人の成長とは」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-9447.htmlでも記した内容である。

 だから人は、人の中でもまれた人間だけが、成長していけるのだ。

 そんな事を考えながら、庭の花芽を眺め、
  いつの間にか、「春」の訪れを感じていたのです。

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2009年1月11日 (日)

今読んでる「本」Ⅳ

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今読んでいる、というか、読み終わった本で、
 久しぶりに、同じ“血”の流れを感じた「本」があった。

 「会社は頭から腐る」  富山和彦著  ダイヤモンド社   だ。

 コンサルタント会社の代表から、時の小泉首相の下、産業再生機構の代に
 身を転じて、「カネボウ」「三井鉱山」「「フェニックス」「栃木レザー」等の再生
 に尽力を尽くした方だ。

 私は、NHKの特番で「栃木レザー」の再生の番組を見て、知ってはいたが、
 実際に、この方の著を読むのは初めてだ。 

まず、冒頭に、
 「経営とは、人の営為」 とある。

  人は時として、人という情緒的で、それぞれに異なる背景、個性、動機づけ
  を持った存在が、共通の目的に向かって協働することの難しさを忘れてしま
  う。

   と、言っている。

  以前にも、ブログ「マネジメント 私の流儀」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_4be1.htmlでも記したが、経営が教科書通りに
  進まないのは、人間が介在するからだ。

  人間と言う、ドロドロとした内面を持ち、理屈通りには事が運ばない人間の
  営為だからこそ、ひとりひとりの「情の論理」をしっかり洞察して、理解する事
  から、すべてを始めなければ、個人も組織も動かないのである。

  特に、日本人という、欧米の“狩猟民族”には、理解しがたい“農耕民族”
  特有の「和の心」。

  村という、共同体としての組織への帰属感が、我々のDNAには強くすり込ま
  れているのだ。そのDNAはそう簡単には破壊できない。

  だから、そのDNAに訴えた組織管理で、個人の力量を引き出すマネジメント
  で無ければ、組織を動かすことは出来ない。

   それは、どんな経営書や、学校の教科書にも出てはいない。
   叩き上げの当初より、現場で人と格闘しながら体にすり込んでいく。

  あえて言えば、過去からの、偉大な経営者や先達の、“言葉” から学ぶ
  以外に無い。

  しかし、それですら、実体験として、現場でガチンコ勝負を繰り返して
  初めて、「情」として理解できるのだ。

  そう、この部分に関しては、「知」で理解しても身につかない。
  必ず、「情」として、実体験を繰り返すから、人の痛みを理解できるのだ。
   *ブログ「振り子の法則」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_e34f.htmlを参照。

 そして、それを覚悟の上で、産業再生機構のリーダーとして、企業再生に着
 手してきた「著者の凄み」が、この本からは溢れ出ている。

 最後に著者が言っている。

  「卓越した経営者というのは、想いの強い人だということ。
   お客様の事、従業員の事、取引先の事、会社の事、事業の事。
   その全てに矛盾をはらんでおり、その矛盾から逃れず、逃げず、
   立ち向かう姿勢がいつしか、強烈な哲学的信念や人生観を発散
   するのものだ。」

 そんな匂いのプンプンする店長に、なりたいものだ。

PS
 にゃんにゃんの新しい写真集http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/nyannko27/ができました。どうぞ。
  

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2009年1月10日 (土)

昨今のお笑い番組

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


年末年始、いろいろなテレビの特番が報じられた。
 
 毎年、お笑い番組も数々放映される。
 今年もいろいろやっていた。

 かっては、漫才が主流で、「やす・きよ」を初め、「ビートたけし、きよし」等が
 正月の顔として君臨し、お腹のそこから初笑いを誘っていた。

 そして、今は。

  うっちゃん、なんちゃんの「内村光良」がおもしろい。

 彼が出てくる番組は、本当におもしろい。
 彼が出てくるというよりは、彼自体の存在の、次元が違うのだ。

  彼が出てきた瞬間から、次元の違うステージに入ってしまう。

 コントのときの、表情、目の使い方、体の使い方、手の表現、声の強弱等等、
 他のお笑い芸人との「差」は歴然。

 笑いを知り尽くしている、そんな感じだ。
 その存在は、かっての「ビートたけし」の存在にダブってくるほどだ。

  そして思うことは、笑いの世界も、一秒で決まるのだと思う。

 内村光良に関しては、以前、深夜番組の「笑う犬の生活」から、
 日曜8時からの「笑う犬の冒険」に至るまで、内村ワールドを見続けてきた。

 そして、最近は、その存在とプロジューサーぶりが際立ってきている。
 
 内村のコントを見ていると、
  テレビに映った瞬間から、見るものの心をとらえている。
  見た瞬間から、相手の笑いのツボをとらえている。

 そして、我々の売場も、一秒で決まるのだと思う。
 その一秒の中に、全ての物語が詰まっている。

 一秒で、お客様の心をとらえ、惹きつけられる売場つくり。
 これも、私の今年のテーマである。


PS
 にゃんにゃんの新しい写真集http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/nyannko27/ができました。どうぞ。
 

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2009年1月 9日 (金)

販売会議Ⅱ

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


月に一度の「販売会議」。

 以前のブログ「販売会議」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-e62b.htmlの続編。

 先日のテーマは「クリスマス・年末反省」。

 販促課長の司会で進められるいつものパターン。
 今回は、販促課長も気合が入っていて、年末チラシの各社パターンを事前に
 資料としてまとめられていた。

 各社と比較しての、クリスマス年末のチラシ投入パターン、開店時間、各種タイム
 サービス、早朝タイムサービス、販促サービス、元旦営業の比較がわかりやすく
 一枚のシートに記載されており、当社の販促関連の課題はどこか?。が結論
 づけやすくなっていた。

  今年の年末に関しては、大きな落とし穴は無かった。
  おそらく、どこよりも、これでもか、のチラシ配布と各種サービスが盛りだくさん
  だった。

  販促サービスや、チラシ配布のタイミングに問題がなければ、商品面だ。

 私は、事前に各チーフへ、今回のチラシの商品的な問題点を挙げさせていた。
 各部のよかったところ、悪かったところ、次年度へ向けて、といった項目を
 簡単にまとめさせて、販売会議に臨んだ。

 各部チーフの専門分野からの「声」は細かかった。そして、的を得ていた。
 その一つ一つを背中に背負って、販売会議へ臨んだ。

 各チーフから挙がった声も、全て理にかなっているかといえば、そうではないが、
 “今、何故この商品?、この価格、何故この商品が入ってないの?”が結構ある。

 これらの声から、次年度の年末は更に良くしよう。更にお客様の支持を得よう。
 そんな現場の声を伝えた。

  要は、商品単品の細部に課題が移行している、ということだ。

 期間の通しての特売商品 ~ 期間のテーマとして、利用価値のある商品。
 日替りとしての特売商品  ~ いかに集客できるか、としての商品と価格。

  その区分けをしっかり区別していかないと、日替わりの枠に、どんどん
  テーマ性の高い商品が羅列される結果となり、集客を目的とした商品が
  見えてこない結果となる。

  結局は、チラシとは「集客力」を高める、一手段だ。
 
 チラシにより、売上が上がるというのは、間違った認識だ。
 チラシにより、客数を上げるのが、目的なのだから。

 そして、客数増により、各部門が、そのお客様のぶんどり合戦を繰り広げる。
 だから、部門により、明暗が分かれるのだ。

 そうして、その結果として、お店全体の売上が拡大する。
 その結果、お客様は、買い物の評価を、その日の食卓で下す。

  食卓での評価が高ければ、リピーターとなり、何度も来店する。
  食卓での評価が低ければ、バーゲンハンターとなり、目玉しか買わない。

 話しが、横道にそれたが、
 通しの商品と日替わり商品をしっかり区別させ、効率よく集客力を高める
 のが、チラシの目的だ。

 年末だったら、
  「生うに」「カンパチ」「毛がに」等は、品揃えとしての通しの特売であり、
  「タラバガニ」「冷凍えび」「塩数の子」等は集客目的の日替わり特売だ。

 お客様をしっかり集客する。
 お客様をしっかり、動かす。
 これも、今年の、私のテーマであり、
 その為の、特売原稿の確認も、今年の私のテーマとなる。

PS
 にゃんにゃんの新しい写真集http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/nyannko27/ができました。どうぞ。
 

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2009年1月 8日 (木)

惣菜チーフとの語らいⅡ

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前のブログ「惣菜チーフとの語らい」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-c340.htmlの続編。

正月明け。
 休憩室に、惣菜チーフが、明日のシフト表を作成していた。

 私、「おいっ、また、一杯やるか?。」
  彼、「はいっ、私はいつでも大丈夫ですよ。」

 私、「今月半ばが、いいか?。○○日頃だな。」
  彼、「その日は丁度休日ですので、大丈夫ですよ。やりましょう。」

  話しは、早い。即決だ。

 そして、私は更に、仲間を集めることにし、彼に言った。
  私、「君の家の近くに、青果トレーナーと○○店長が住んでたよな。」
   彼、「はい、いつも飲ろうと言っているんですが、なかなか実現しないんです。」

 私は、早速、その場で彼らに電話した。

 まず青果トレーナー。
  私、「いつか言っていた飲み会なんだが、今月の○○日でどうだ?。」
   彼、「大丈夫ですよ。詳しくは、また後日。」

 次に、近くの○○店長。
  私、「飲み会の誘いです(笑)。」
   彼、「いつですか?。○○日ですね。事前に分かっていれば大丈夫です。」

 最後は、私の家の近くの××店長。
  私、「例のやつを飲りましょう?。」
   彼、「いつですか?。○○日ですね。なんとかしますよ。大丈夫です。」

  この間、わずか10分。

 この一部始終を聞いていた惣菜チーフが、私に言った。

  彼、「すぐ決まるんですね。」
   私、「すぐに決める、という、強い気持ちで、“話し”をすれば、
      決まらないものは何も無いよ。」

  彼、「流石です。」

 前日も、ブログ「本部バイヤーとの食事」でも記したが、
 
  人間の想い(熱意)はエネルギーだ。

 何かをしたい、何かをやり遂げたい、という熱い想い、
 これこそが、人を動かす、大きなエネルギーとなる。

  私の、今年のテーマ。

  「動かせる人間になること。」

 たかだか飲み会での首謀者としての行動力を言っているのではない。
 この、たかだかの事すら出来ないで、大きな事を動かせるわけが無い。
 小さなことの積み重ねが、いずれ大地を揺るがす振動に繋がるのだ。
 

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2009年1月 7日 (水)

本部バイヤーとの食事

みなさん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。



年末の31日大晦日。
 商品移動で、ひとりのバイヤーが来店した。

 うちのグロサリーチーフも信頼を置くバイヤーで、
 現場感度も高く、来店すると商品整理等の援助をしてくれる。

 午後2時、そろそろ飯(めし)か、と思っていた矢先だったので、彼に言った。
  「飯でもいくか?。ついでに、競合店も見てくるけど、付き合う?。」
   「はい、行きます。」

 彼の車に乗せてもらって、近くのカレー屋で食事をした。
  「来年3月に、新入社員研修の講師をやるんですが、何をやるんですか?。」

 昨年の新入社員研修で、私が担当した講師を、今年は彼が担当するようだ。
  ブログ「今年の新入社員」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_3a22.htmlを参照。
  「人事からテキストが渡されるので、それに沿って話しを進めるだけだよ。」

 とは言っても、なれない人間が、いきなり大勢の前で話しが出来るわけが無い。
  「人前で話しをする経験を積んでないと、頭が真っ白になるよな。」
   「はい、だから、不安でしょうがないですよ。」

 しかし、そうやって人は成長し、仕事の厚みが出てくるものだ。
 これだけは、手助けできない。頭が真っ白くなる経験をたくさん積むことだ。

そんな話しの後に、競合店2店舗を見に行った。

 12月31日。お客様の通信簿を頂く日。
 競合店の売場、特に、ピーク前の午後3時の売場を見るのは初めてだ。

 彼も、いっしょについて来たが、私が競合店のいろいろな人間と会話や挨拶を
 交わすものだから、面食らっていた。

 競合の店長を初め、青果、鮮魚、レジ、パートさん等、いろいろな人間と会話
 し、情報を取る。

 別に売上や商品動向を聞いているわけではないが、やはり売場を見ると、
 「これはっ!。」という売場がある。
 それを、すかさず、その担当者に話すと、喜んで、商品動向を語ってくれる。

  競合店一店舗を、一周すると、3人以上と会話する。

 彼には、この光景が、珍しかったのだろう。

  彼、「皆さん、知り合いなんですか?。」
   私、「そうだよ。いつも行ってると、顔見知りになっちゃうんだよな。」

  私、「店長同士では、たまに飲み会もやるよ。」
   彼、「えっ、誰が首謀者なんですか?。」

  私、「もちろん、俺だよ。」
   彼、「すごい行動力ですね。」

   彼、「私も、本部でよく飲み会の話がでますが、
      話しだけで終わっちゃうんですよね。」

  私、「誰かが、言いだしっぺになって、誰かが、動かないと実現しないよな。」
   彼、「そうなんですよね。なかなか動けなくて。」

 別に、飲み会の首謀者になって行動したから、立派だということではない。
  飲む機会を作って、孤独な店長同士のストレス発散と、
  店長としての仕事の仕方を分かち合い、能力向上の一端を担いたい。

   そう、強く、想っているだけだ。

  強く想うこと。
  すべての始まりは、ここからスタートする。

   人の想いは、エネルギー。

  しかし、想いとは、目には見えない物体だ。
  結果だけが、目に見える形として認識される。

  目に見えない「想い」を、どれだけ信じられるか。
  その想いを、どれだけ強く持ち続けれらるか。 

  彼にもわかって欲しい、仕事の真実だ。




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2009年1月 6日 (火)

トップエンド展開 私の流儀Ⅱ

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前のブログ「トップエンド展開 私の流儀」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-df46.htmlを記したが、その続編。

 今後一ヶ月のスパンで展開する「トップエンド」だが、年始早々、グロサリーチーフ
 と打ち合わせをした。

 「おいっ、トップエンドで、何やる?」
  「何が、いいっすかね~。」

 「そう~っだなぁ~。また、鍋でも展開するかぁ~?。」
  「ええぇっえ~。また、鍋ですかぁ~。もう飽きてますよぉ~。」

 「そうだよなぁ~。さんざんやってきたからなぁ~。」
  「8日に、節分の送り込みがあるんですよ。」

 「よしっ、決まりだ。節分でいくぞ。」
  「はいっ、わかりました!。」

  即決である。

 このエンドの目的。
  それは、お客様に、季節の先取りを提案していくこと。
  そして、それは、お店の “トーン” を決めることでもある。

   新年を迎えて、季節を、「冬」から「春」へ向けさせることでもある。

  まだまだ、実態としては「冬」だ。それも「冬」真っ只中。
  しかし、冬至を終え、日差しと日の入りは遅くなっていく。
  
  確実に、人々の意識は、暖かさへ向いている。
  そして、その時期に、季節を区切る「節分」の打ち出し。
  早くしないと、2月3日を迎えてしまう。
  やるなら、今からだ。

  そして、そのタイミングで、本部投入があり、お店はそれに対応する。
  組織が、“うまく、まわる” とは、このようなことを言うのであろう。

 そうして、出来合った「売場」は、必ず、お客様に伝わる。
 当然だ、お店の一番目立つ場所で展開されるのだから。
 しかし、それだけでは伝わらない。

  お店の「意志」が、その売り場に乗り移るかどうか、だ。
  そして、いろいろな人間の「手」を経て出来上がった売場は、圧倒的。

  前日のブログ「年末年始を終えて」の、コツコツと無駄を省くことから逆行する
  かも知れないが、また別の来店動機だ。

  どうやって、逆行する、相い矛盾する事がらをバランスよく配分するか?。

  これも、また、店舗運営をしている上での、さじ加減だ。

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2009年1月 5日 (月)

年末・年始を終えて

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


クリスマスから、年末年始の商戦が終わった。

 年末年始の反省をしながら、想うこと。

 経験を積むほどに、一年のサイクルが早まっていくようだ。
 一昨年の年越しが先日のような感覚で、昨年の年末がやってきた。
 更に早いサイクルで今年の年末を迎えるのだろう。

 そして、何年やっても、年末は難しい。
 毎年違うが、どこかの年度で同じ事を繰り返している。

以前にも、“不況”と呼ばれた時代はあった。

 そして、その年は、やはり「おせち」が売れた。
 年末ほど、商戦は盛り上がった。
 それを機に、翌年から、消費が下火に向かっていった。

 そして、大手と呼ばれる大型店が、ぞくぞくと傾いていった。
 わき目も振らずに、ただただ「商売」に打ち込んできた地域スーパーだけが
 着実に、生き残ってきた。

なぜか?

 無駄が、無いから。
 余計な品揃え。その為の余計な人員。その為の余計な仕事。その為の余計
 な・・。

 余計な事を省いて、価格ダウンを実現したから、SMという業種は繁栄してきた。
 売上拡大の為に、店舗規模を拡大し、更に売上を期待した。
 そこから、余計な無駄が増大し、いつしか足元をすくわれ、立てなくなった。
 
 我々の仕事は、常に、コツコツとコストに向き合い、無駄を排除し、
 同時に、よりよいものを如何に安く、お客様に提供できるかだ。

  この一点だけを、コツコツ、やり抜く事。

 そして、このつらい作業を、“明るく、楽しく、元気良く” 
 実現していくパワーあふれる、一店舗一店舗の数が、企業の強さになっていく。

年末の好調さに、浮かれてはいられない。

 年始から厳しい状況が始まっているから。
 
 年末だって、すべてが好調だった訳ではない。
 日別に波があって、30日か、31日のどちらかで好調をキープ出来たからこそ、
 結果として、満足いく予定数値になっただけだ。

 そして、販促効果が大きかったこともひとつだ。
 30日~31日で集客の為の販促を実施した所と、しない所では明暗が出た。

 要は、前年以上に今回に手を打ち、これでもかと強化した所だけが笑ったのだ。

  だから、笑い続けるには、手を打ち続けるしかない。

 どんな手?

  それに「答えは無い。」
  いや、「無数に、ある。」
  
 やるか、やらないか。それだけだ。
 店舗として、やるという意志を持って、やると決めること。

 これは、誰の仕事だ?。
  
  私の、仕事だ。
  これだけは、店舗内では、誰も出来ない。
  ましてや、本部の人間が主導権を握れる訳が無い。

 あらゆる手段を使ってでも、“動かす” という事だ。
 
  “動かせる人間”。

 今年の、キーワードだろう。 

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2009年1月 4日 (日)

グロサリーからのSOS

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日、グロサリーチーフから連絡を受けた。
 
 「店長、今日の入荷はすごいです。」
  「何が、すごい?。」

 「えっ、入荷量がすごいんです。台車で42台もあるんです。」
  「なぜ?。」

 「年末未入荷分と、年始分の住居、菓子、酒が一気に入荷します。」
  「47台とは、年末以上の入荷量だな。」

 「とても、グロサリーだけではさばき切れません。」
  「わかった、なんとかしよう。グロサリーも気合を入れて動け。」

 黙っていたら、夜中になってしまう。
 気持ちを奮い立たせて、各部に協力のお願いをした。

  まず、レジ部門。3名~4名の援助を頂いた。
  そして、惣菜。今日は各部から生寿司の援助として、都合4名の援助者を
  入れていたが、そのうち目処がつき次第、グロサリーの品出しへのお願い。

   そして、私も援助に入った。
   余計な事は考えず、とにかく品出しだ。

  住居の商品が多かった。
  私の苦手な部門。

 なぜか?
 
  品揃えが細かく、どこに何があるのか、分からないから。
  要は、自ら、近づいていないだけの事。

 しかし、今日は、そんな事は言っていられない。
 片っ端から、品出しをしていく。

 途中で、グロサリーチーフが私の側を通った。

  「店長も、品出しありがとうございます。」
   「何を言っている。そんな気持ちがあったら、コーヒーの一杯でもおごれ。」

  「私は、店長ほどの高価なコーヒーは飲んでいないので(笑)。」

 以前のブログ「月曜日 私の流儀」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-c269.htmlでも記したが、私はいつも、
 ドリップコーヒーを飲んでいるので、そう言ったのだろう。

  しかし、その一言が嬉しい。

 自分で解決できない問題を、上司に相談する。
 相談された上司は、何とかして、それに対して、支援する。
 支援され、解決したら、そのことに対して、感謝する。
 感謝されたら、やっぱり嬉しい。次回もまたやってやろうと思う。

 自分でお客様に提案したい売場を、部下に相談する。
 相談された部下は、その提案から、なんとかお客様に対して実現したいと思う。
 発注担当者と打ち合わせをして、発注し、売場を実現させる。
 実現した売場を見て、自らも手を加え、お客様と共に評価する。
 評価された部下は、また次も、がんばろうと思う。

  上司と部下。それぞれの役割をもって、評価し、評価される。
  そこに、一番の “仕事へのやりがい” が生まれる。

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2009年1月 3日 (土)

突然の“挨拶”

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


暮れの26日に、ある女性から訪問を受けた。
 
 この女性は、私が家を建てるときに大変お世話になった人だ。

 家を建てる。
 人生で何度も無い、大仕事。
 そして、生き方の具現化。

 この時ほど家族が、自分の生き方を話し合ったことは無い。
 そして、建て始める。

 その段階から、現場の責任者として携わっていただいた方が、上記の女性だ。
 だから、私たち家族は、彼女といっしょに建てた家だと思っている。
 そして、それは、家族と彼女の “共創の作品” だと思っている。

 家の図面が、具体的に、立体的に建築されていく。
 私たち家族の想像と現実の食い違いが生じる。
 そして、彼女の出番が発生する。

 私たち家族と大工さんとの折衝。
 そして、私たちの意向の導入。

 特に、私の妻の彼女の対しての信頼感は強い。

その彼女が、暮れの26日に我が家を訪問した。

 現在のハウスメーカーを退職すると言う。
 涙ながらに話しをした時点で、大体の察しはついた。
 しかし、それ以上の詮索はしない。

 ただ、彼女が私たちの家へ、退職の報告をしに来てくれたのには、
 彼女は彼女なりに、我々への思い入れがあるからだと思うと、嬉しい限りだ。
 
  相手の気持ちや暮らしに入り込んで、自らの仕事をする。

 仕事とは、本来、そういうものだ。
 そして、それを完遂した時に、お互いの立場を超えて一体感が生まれる。 
 そこから、金銭関係を超えた “信頼関係”が出来、“満足” が生まれる。

  以前のブログ「商売の満足感」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_41db.htmlを記したが、

  最高のものを提供し、感謝され、満足感を得る。
  最高のものを提供され、感謝し、満足感を得る。

  これが、お客様とお店の信頼関係。  

 彼女は、そういう相手だった。
 だから、今後も家の件に関しては、安心していた。
 彼女を失うということは、今後の家への安心感を失う、ということ。

  年の瀬の最終のオフ。

 重い、想い、一日となった。

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2009年1月 2日 (金)

懐かしい顔Ⅳ

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


この年末には、いろいろな来客があった。
 
 先日のブログ「懐かしい顔Ⅲ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-0b55.htmlを記したが、年末31日には、以前の会社の営業本部長が来店した。

 相変わらず、脂ぎったデカイ顔で、にこにこしながら近づいてきた。
 久しぶりに、栃木に来たという。

  力いっぱい握手をしてくると、彼は言った。

 「おお、元気か?」
  「はいっ!、相変わらず、しぶとく生きてます!。」

 「しっかり、売場を作っているな!。」
  「はいっ!、すべて貴社から学んだことをしているだけです。」
  
  わざわざ足を運んで頂いたお礼のリップサービスだが、
  本部長は、苦笑いをしていた。

 さすがに31日、ゆっくり相手をしている暇は無かったが、私も、久しぶりに
 以前の緊張感を味わうことができた。

 以前の懐かしい顔Ⅱで記した鮮魚仲間同様に、新規競合店をMRしに
 きたようだ。

  私は、言った。
  「相変わらず、色艶(いろつや)が良いですね。」
   
 彼は、笑っていたが、顔色はいいはずだ、業績好調と聞いている。 
 曜日の関係で、厳しい業績を予測しているこの業界の中ではうれしい話だ。

 そして、こうやってでも来てくれるということは、嬉しい事だ。
 私自身が、退職してもいろいろなネットワークで繋がっているということだが、
 それ以上に、いいお店を造って、いい業績をあげているという事実だと思う。
 
 それは、私の欲目もおおいにあるが、それでも、12月の31日のいろいろ見る
 べきお店の数ある中で、私のお店をMRしてくれる、という事は、そういう事だ。

  数値というものは、圧倒的な威圧効果、説得効果があるという事だ。

 時代の変化の津波が押し寄せるといわれる今年。
 そんな波乱の年にでも、圧倒的な数値効果を発揮することが、今年の豊富だ。

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2009年1月 1日 (木)

新年を迎えて

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


新年、明けましておめでとうございます。

 昨日は、年越しそばに間に合うように帰宅するために、グロサリーチーフに
 ハッパをかけ続けた甲斐があり、残り一分でそばを口にすることが出来た。
 その安心感もあり、ビール一缶飲み干す前に、まぶたの重力に負けたのである。

 前回にブログにも記したが、年末の私の重点行動は「練り物おせち」の管理だ。

  なぜか?

 練り物おせちの動向が、年末のお客様の買い物動向そのものだから。
 そして、かっての鮮魚チーフの、大切な管理商品だったからだ。

 かっては、練り物おせちは、鮮魚部門の商品だった。
 だから、おせちの日別の動きを見ると、毎年の年末の動向が見える。

  しかし、

 今年の年末は、最後の最後まで、私を惑わせた。

  年末商戦ほど、お客様の通信簿。
  だから、お盆後のお客様の評価としての数値がそのまま、結果となる。
  これも、以前のブログhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-d3b5.htmlで言ってきたこと。

  しかし、この年末の法則を、最後まで信じ切れなかった。

 30日の夜に、煉り物おせちを、手放してしまったのだ。

  結果、31日の集中。そして、午後4時にして、品切れ。
  そこまで行ったら、手の打ちようが無い。
  
  そして、悔やんだ。
  年末の法則を頑なに信じ、計画数量を手放すべきでは無かった。
   
   “何年、同じ事を繰り返すのか”

  そんな、心境だ。
  終わってみれば、やっぱりそうだったのか、なのだ。
  しかし、未来を見越してこその “リーダー” のはずが、店長失格だ。

 一事が万事。今年の年末は、全てが、31日の集中に尽きる。
 
  刺身、寿司、29日の倍が30日、30日の倍が31日だが、
  今年は、その動向が更に極端に、31日に集中した。
  結果、30日のロス、31日のチャンスロスだ。

 今年の年末は、上記の通り、練り物おせちを手放したことが全て。
 
  また、同じ事を繰り返し、また、同じ事を学んだ。

PS
 にゃんにゃんからも、新年のご挨拶があります。どうぞ。http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/nyannko26/

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