« マイ・ブーム⑲ | トップページ | “和”の心 »

2008年12月 7日 (日)

足利エリアMR

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。



以前のブログで「足利MRから」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_d394.htmlを記したが、今回のMRはその続編。

 関東から進出した「M社」。
  国道50号沿いに、ホームセンターと組んで、今年半ばに出店。
  EDLPを前面に押し出した価格戦略が、お客様にどう判断されているのか?。
  その後を、その他競合と比較してMRしてみた。

まずは、その「M社」。
 
 相変わらず、青果、グロサリーでのEDLP戦略は継続されている。
 特に、入口での野菜の価格は圧倒的に安い。
 競合で50円以上のきゅうりが29円や、大根、キャベツの価格も20円~50円安。
 
  売場造り、コーナー化などには、手間や知恵をかけていない。
  いかに低コストで、商品を売場に陳列するか?。

 当然である。そういう方向に進まないと、出せない価格だ。
 そして、お客様もそこそこ来店されている。
 レジの接客も、悪くはない。むしろ、無駄に人員配置されているぐらいだ。
 以外に、高コストになっているのではないか?。
 
次に、「T社①」。

 だいぶ古いタイプのT社だが、中身はしっかり、地域のお客様への売場を
 淡々と造っている。
 リージョナルチェーンだけあって、売場規模に関わらず品揃えのキメが細かい。
 そして、考えられたレイアウトにしっかりと商品が揃っている。
 この企業は、部門ごとのレイアウト、品揃えの統一性が非常に高い。
 チェーンストアとしては関心させられる。
 逆を言うと、一店舗一店舗のギラギラした商売魂は伝わってはこない。

更に、「Y社①」。

 東北から参入した「Y社」もリージョナルとして安定している。
 前出のT社と比較し、Y社の中でも新型店舗であり、規模、品揃え、レイアウト
 等、デリカゾーンの集中と拡大された店内は、あらゆる世代の客層を取り込もう
 としている。
 特に、この店舗は、鮮魚の売場が良い。
 Y社は、リージョナルでありながら、個店力があり、競合や客層に応じて品揃え
 に変化があり、人の力量が売場に反映されやすい。

中部資本の「A社」。

 もはや、この地域において、「A社」は百貨店を意識している。
 よって、価格帯を上げ、果実でも500円以上を中心に売り込んでいる。
 しかし、店内はどう見てもSMの造りとレイアウト。
 冷食コーナーや漬物コーナーは、照明を敢えて消してコストダウン。
 どうも中途半端だ。当然、お客様も少ない。

 以上が、このエリアでの競合関係だ。

そして、「F社」「T社②」「Y社②」は、更に別の競合関係になっている。

 特に、「T社②」と「Y社②」は、この別エリアでも競合関係にある。

「T社②」は、足利エリアでのメイン店舗。
 
 競合「Y社②」を迎えても、元気だった。
 前出の通り、リージョナルとして統一性のある売場とマネジメント。
 この統一性がチェーンストアの本質であり、コストダウンを実現できる。
 それが、青果の価格に反映され、日々の販促に反映される。

 結果、リージョナル同士の戦いでも、価格面でアドバンテージを握れるのだ。
 この日のレジ稼動では、「T社②」のほうが勝っていた。

「Y社②」は、ハーベストプレイスを名乗り、家電、ホームセンター、シネマなどの
 総合力で集客を図る。

 足利エリアには、従来にない集中したショッピングエリアとなった。
 が、平日の集客は無い。

 どうしても、そういう地域なのだろう。まだまだ周辺地域の開発も少ない。
 「Y社」の売場だけにレベルは高いが、お客様には伝わっていないようだ。
 前出の「T社②」の集客に負けている。
 問題は、青果の価格だ。特に野菜の価格でアドバンテージを握られている。 


PS
 右上のアルバムに「足利エリア」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/asikagamr/を載せました。どうぞ。

|

« マイ・ブーム⑲ | トップページ | “和”の心 »

競合店」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 足利エリアMR:

« マイ・ブーム⑲ | トップページ | “和”の心 »