惣菜チーフとの語らい
皆さん、こんにちは。
北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、惣菜チーフと飲んだ。
私のお店に異動してきて約半年。
数値に悩んだ時期もあったhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_4a7c.html。
そして、ようやく先が見えてきたhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-246f.html。
彼の気持ちも、ようやくいろいろなものを受け入れられる状態だろう。
私から、彼を誘った。
「来月、飲むぞ。」
結果、先日実現した。
彼も、グロサリーチーフ同様、関西出身だ。
商売に対する “執念” は、さすがだ。
自分の仕事を、サラリーマンとしてとらえてはいない。
今日一日の商売として、“やり遂げる” というスタンスだ。
何のために?
自らの責任感と達成感。
惣菜という部門は、基本的には、
“ゼロ”に始まり、“ゼロ”に終わる、部門である。
ゼロの売場から商品を造り、最終的には売り切り、ゼロにして終了する。
だから、その日一日の生産数量が、そのまま売上に直結する。
惣菜部門には、二つの技術が必要となる。
一つは、生産する技術。
二つは、売り切る技術。
生産する技術、品揃えを考える技術は本部主導でどんどん進められるが、
売り切る技術は、以外にも本部では考えられていない。
しかし、この売り切る技術が身について初めて、
生産数量が、日々の売上に直結する仕組みとして定着するのである。
売り切る技術もまた、熟練を要するのだ。
売り切る技術。
売場に商品が無ければ、お客様は来店されない。
売場に商品が残りすぎれば、結果、利益は出ない。
お客様に信頼される売場を実現しつつ、結果として、利益を確保し、
その日々の継続から、お客様の信頼を増し、伸ばしていくか。
私が、一番大切にしている、惣菜のポイントだ。
そして、惣菜チーフの彼は、その考えに、一つ付け加えて実践している。
“揚げたて、作りたて”を、更に夜から実現し、
売り逃げから、一歩踏み込み、売り込みの実現。
そこに、時間にとらわれないという仕事のスタンスを、実践している。
先日は、そんな話題は、さて置いて。
お互いの、キャリアの足跡など、他愛もない話題で、楽しく過ごした。
そして、人間の裏側に存在する「影」が見えることにより、
表面の行動が理解できるものでもある。
この男を育てなくては。
更に楽しみな、課題が増えた。
PS
月曜日のブログで「鹿沼エリアMR」を載せています。
右上のアルバムhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/kanuma/でどうぞ。
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