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2008年12月 2日 (火)

人の成長とは。

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先週のブログ「成長原則 私の流儀」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-6562.htmlで、商売における人間の成長を記したが、
 
 人間個人の成長とは、どういうことなのだろうか?

  人間の成長。

 人が、成長するとは?

  一つは、礼儀を知ること。
  二つは、仕事を知ること。
  三つは、信頼されること。
  四つは、正義を知ること。
  五つは、未来に向かうこと。

 勉強や、仕事としてのスキル、知識の蓄積などは、一つだけ。
 しかし、それも大切な成長要因だ。仕事の着眼点はここから出発する。

 だが、それ以外の4項目は、“人としての生き方” の世界。
 それは、学校での授業では教えてくれない。
 
誰が教えてくれるのか?

 職場の人間だ。

 それも、人が、手取り足取り教えてくれるのでない。

 “人” を見て、自ら、学ぶのだ。

そして、仕事で自らの「能力」を、発揮するとはどういうことか?

 自らの脳を鍛え上げ、知識を蓄積し、経験を積んでも、
 自らの「能力」を発揮することは出来ない。

なぜか?

 人は、ひとりでは、何も出来ないから。

 その「能力」が、他人によって認められ、行動されることが条件だ。
 そう、人の能力とは、他人によって、発揮されるのである。
 
  人との“関係”から、自分の能力の発揮が、許されるのである。

 だから、人は、人について、学ばなければならないのである。
 そして、学ぶとは、頭ではなく、体で、学ぶのだ。
 ぶつかり合って、泥んこになって、ドロドロとした世界に入り込んで学ぶのだ。

  人は、人の中で、人を見て育つのであり、
  人は、人によって成長していくもの。

 だから、成長したければ、人と会うことを惜しんではならない。
 人と会って、人にもまれ、人から学び、人を動かす。

  これが、私の考える、成長の法則だ。

 人事異動も、お客様との会話も、部下とのコミットも、上司への報・連・相も、
 全て、その成長の法則からくる現象だ。

 そして、店舗で、そのキーを握るのが “店長” だ。
 だから、店長が、人と交わらなくてどうするのだ。
 人と関わらなくて、どうするのか?。

 そうして、人を巻き込んで、未来へ向かっていくことが、店長の最大の仕事だ。




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