人の成長とは。
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先週のブログ「成長原則 私の流儀」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-6562.htmlで、商売における人間の成長を記したが、
人間個人の成長とは、どういうことなのだろうか?
人間の成長。
人が、成長するとは?
一つは、礼儀を知ること。
二つは、仕事を知ること。
三つは、信頼されること。
四つは、正義を知ること。
五つは、未来に向かうこと。
勉強や、仕事としてのスキル、知識の蓄積などは、一つだけ。
しかし、それも大切な成長要因だ。仕事の着眼点はここから出発する。
だが、それ以外の4項目は、“人としての生き方” の世界。
それは、学校での授業では教えてくれない。
誰が教えてくれるのか?
職場の人間だ。
それも、人が、手取り足取り教えてくれるのでない。
“人” を見て、自ら、学ぶのだ。
そして、仕事で自らの「能力」を、発揮するとはどういうことか?
自らの脳を鍛え上げ、知識を蓄積し、経験を積んでも、
自らの「能力」を発揮することは出来ない。
なぜか?
人は、ひとりでは、何も出来ないから。
その「能力」が、他人によって認められ、行動されることが条件だ。
そう、人の能力とは、他人によって、発揮されるのである。
人との“関係”から、自分の能力の発揮が、許されるのである。
だから、人は、人について、学ばなければならないのである。
そして、学ぶとは、頭ではなく、体で、学ぶのだ。
ぶつかり合って、泥んこになって、ドロドロとした世界に入り込んで学ぶのだ。
人は、人の中で、人を見て育つのであり、
人は、人によって成長していくもの。
だから、成長したければ、人と会うことを惜しんではならない。
人と会って、人にもまれ、人から学び、人を動かす。
これが、私の考える、成長の法則だ。
人事異動も、お客様との会話も、部下とのコミットも、上司への報・連・相も、
全て、その成長の法則からくる現象だ。
そして、店舗で、そのキーを握るのが “店長” だ。
だから、店長が、人と交わらなくてどうするのだ。
人と関わらなくて、どうするのか?。
そうして、人を巻き込んで、未来へ向かっていくことが、店長の最大の仕事だ。
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