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2008年12月21日 (日)

佐野エリアMR

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。



先日の休日。
 好天には恵まれなかったが、女房のアウトレットへの付き合いに佐野エリアを
 MRしてきた。

 佐野エリアは、アウトレット周辺のJ社、K社のAEONグループの存在が大きい
  が、駅西側の店舗もいろいろと存在価値のある店舗が並ぶおもしろいエリアだ。

まずは、「Y社」。
 かってはこの地域でナンバーワンの存在で、客数なども圧倒的に強かったが、
 「K社」の出店を機に、普通のお店になってしまった。
 本部商品部の強い「惣菜」は、品揃え、こだわり、売場展開と、申し分の無い売場
 を実現していたが、いかんせん、生鮮3部門にキレが無い。

 お客様を引き寄せるインパクト、関連を含めてのメンテナンス、鮮度、価格と
 伝わるものが無い。
 以前の、無風状態の商売から抜け出せず、それがそのまま客数ダウンへつなが
 っていると思われる。競合出店を機に、自店のスタンダードレベルの改善に着手
 していないつけが回ってきているといえる。

次は「K社」。
 昨年ロックタウン内に出店。同社のスタンダードな店舗の進化型としてレイアウト
 されており、普段の買い物の利便性とコスト構造のスタンダード化を目的に出店。

 茨城エリアでは強みを発揮する同社だが、他県に入り込むと、強みの「青果」
 「鮮魚」のキレが無くなる。
 この日も、青果のみかん箱売りが見られず、主力欠品の印象だ。更に果実、
 野菜の品揃えも絞り込まれており、普段の暮らしからの広がりを絞り込んだ品
 揃えに徹していた。更に、精肉はセンターパッケージ対応で、インストア店舗と
 の競争力に欠ける。ロックタウンの総合力で集客している店舗である。

更に同じグループの「J社」。
 火曜日の集客力には定評があるが、徹底していたのは青果だけ。鮮魚、精肉
 は羽生店ほどのインパクトは無く、まわりのSMの出店により、どんどん商圏が
 狭まっていく構図から抜け出せない状態だろう。
 お客様も、野菜を購入して、店内を一周せず、そのままレジへ直行するという
 パターンが多かったようだ。
 週末に焦点を絞った食品のゾーニングが平日の集客力とのギャップに耐えら
 れず、間延びさせた売場を披露することにより、お客様がますます飽きのくる
 店舗レイアウトになってきており、それによる収益の悪化が見え隠れするJ社
 である。

そして「F社」。
 変則のレイアウトだ。
 青果~精肉~鮮魚~惣菜の流れ。かってのイトーヨーカドーがそうだったが、
 その流れに合わせ、デイリーの流れも、洋から和へ流れさせるという手法を
 取っている。
 今後、ますます魚から肉へ移行すると思われるが、その流れの先取りであれば
 恐るべき先見力と実行力だ。その先手必勝をいかに現実の店舗経営に有利に
 取り込めるか?、が課題だろう。

最後は「T社」。
 最近見てきたT社の中では、細谷以上に現場力を感じさせる店舗だ。
 定評ある本部主導のレイアウトと商品展開に加え、店オリジナルの果実の展開
 や、夕方の鮮魚のライブ販売など積極的に「商売」をしていた。
 それに呼応するように、お客様もタイミングよく来店され買いまわり。
 ワンストップショッピングするには程よいスペースとレイアウト。更に品揃え。
 そして夕方の出来立ての鮮度が加わり、お店の意志の入った商品提案力が
 マッチすれば、お客様には必ず伝わるもの。
 久しぶりに、売り手の意欲が感じられるお店を拝見できた。

PS
 佐野エリアの写真http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/sanoeriamr/を載せました。どうぞ。

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