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2008年12月 5日 (金)

お店の“バランス”

皆さん、こんにちは。
北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、競合店の幹部の方が来店。

 いろいろと会話を交わした。

  利益が取れていない、と言う。
  彼は、荒利率はマネジメントの問題だと、言う。
  私も、その通りだと思う。

 利益の問題は、私の競合店だけではなく、全社的な問題だとのことだ。

 この競合店は、特に鮮魚、精肉に力を入れたレイアウトと品揃えを実現しており、
 私も、手ごわい相手として、認識している。

  鮮魚、精肉といえば、荒利率の高い部門として、デイリー部門同様利益頭として
  の位置づけのハズだ。

  ここで、利益を稼げなかったら、利益圧迫をしていたら?
  お店の経営は成り立たない。

 食品スーパーとは、お客様にとってみれば、
  近くにある、ワンストップショッピングとして便利なお店として、存在している。

 しかし、店舗経営としてとらえた場合、
  “お店として、いくら稼げるのか? の問いに応えられない限り存在できない。

 その問題に答えるべく、各企業毎に、
  戦略を考え、レイアウトを考え、部門のバランスを考え、人員配置を考え、
  教育を考え、仕入れを考え、顧客満足を考え、集客を考え、利益を創出する。

 その、予定の数値を達成できなければ、最終利益など、吹っ飛んでしまう。

  特に、店舗レイアウトに関しては、修正が利かない。
  店舗レイアウトとは、企業毎に、戦略があり、集客仮説があって、
  利益計画があって、最終的に行き着いた“結論”である。

 経営者の戦略と仮説が、現場で実行され、達成されていない。

  これが、日常茶飯事で繰り返されれば、店舗利益は生まれず、
  当初立てた戦略は、“失敗” ということになり、再構築せねばならない。

お店とは、“生き物” である。

 鮮魚、精肉、青果、食品、日配、惣菜、ベーカリー、酒、菓子、雑貨、等々。
 どれをとっても、一部門毎に個人商売が成り立っていた。
 それほど奥深い、部門の集合体が食品スーパーである。

 その、店舗レイアウト、配置、店舗政策、部門政策、人員配置等により、
 そのお店が、他競合店と比べて、集客力があるのか、無いのか?。
 店舗として、利益が出るのか、出ないのか?。
 企業として、経営が成り立つのか、成り立たないのか?。

  だから、お店の部門間のバランスとは、非常に大切な問題だ。
 
 よく、青果を強くしたい!、鮮魚を強くしたい!、等の仮説により、開業するが、
 いつまでも、そこだけを強くしていくと、必ず、ひずみが出てくるもの。
 
  その、ひずみとは?
 
 集客のひずみ、利益のひずみである。
 
  バランスの取れた店舗は、よく集客され、バランスよく買いまわりされ、
  一店舗で目的が完了する、“ワンストップショッピング” が実現されている。

   しかし、バランスが崩れれば崩れるほど、それしか、買われない。

  結果、利益構造は、当初計画から悪化していく。

 この、“バランス” は、時代と共に変遷していくのだろう。

 しかし、時代に合った、バランスという解答を、その時代に合わせ、
 現場が確実に実行され、数値達成させていくために、店長は存在する。

 そして、現場という経営の最先端で起きている現実を直視し、経営感覚を
 磨いていくのだ。

 とどのつまり私は、そのことの追求の為に、店長をしているのかも知れない。

PS
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