競合店の更なる変化
皆さん、こんにちは。
北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、グロサリーチーフと競合MRをした折り、もう一つの競合店も見てきた。
年末前のクリスマス商戦を前にしての、店内の飾りつけ。
両競合店とも、派手に、またセンス良く店内を飾っていた。
私のお店が、一番、ダサく、センス悪く、泥臭い演出になってしまっていた。
特に、新規競合店ではない、従来からの競合店の変化の方が著しい。
これは、以前のブログ「競合店の変化」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-0c20.htmlにも記したが、更に変化している。
クリスマスの飾りつけを初め、クリスマスの集合展開、部門合同展開、更には
コトPOPなど、現在の店長が赴任してから、着実に進化しているといえる。
お店の入口も、店長こだわりの「果実」から始まる展開にこだわっている。
先日は、入口冷蔵平台6尺(トップ平台)で、「いちご」の展開。
それも、クリスマスの飾りつけの中に、6尺平台全ていちごの展開。
更に、精肉平台では、鍋材料のメニュー提案の売場。
そして、惣菜での旬のお弁当と天ぷら、揚げ物のばら売りの強化。
それにより、惣菜廻りへの集客力がアップしたという。
そして、新規競合店は、新規らしく新しい什器を贅沢に利用したワインの展開
新規競合店は、「和」より、「洋」を強化。
それは、どちらの競合店にも言える事。
泥臭い「漬物」「納豆」「豆腐」を強化するのではなく、
ハイカラな「乳製品」「デザート」「サラダ」「ピザ」を強化している。
そして、私のお店を含めての3店舗で、一番泥臭いのが、私のお店になって
しまった。
私は、それで良いと思っている。
なぜなら、この地域は、和の地域だから。
集客の主たる年代も、50台の「和」の暮らしがメインだから。
そして、青果のウェイトの高い地域だから。
だから、青果は野菜をトップの特設で展開し、
野菜が、床に着きそうなくらいに低位置で展開。
いかにも、地面に生っているような陳列展開。
それに価値を感じているお客様が多いからだ。
目指す売場と、現実の動向。
カッコ良さを追わず、実質を追求する「姿勢」。
私は、その「姿勢」に執着したいと考えている。
PS
昨日のブログで「鹿沼エリアMR」を載せています。
右上のアルバムhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/kanuma/でどうぞ。
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