« 来年の手帳 | トップページ | クリスマスを終えて »

2008年12月25日 (木)

教育の時間

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


部下の教育。

 よく、教育する時間が無い、と言う。
 しかし、私は、教育に時間などいらない、と言う。
 
  簡単に言えば、部下は上司の背中を見て育つ。

 優秀な上司は、手取り足取りの時間ではなく、自らの切羽詰ったぎりぎりの環境
  でも、部下を背中で教える。

  これは、上司の意地のなせる業。

 最高の部下教育とは、自らの背中を見せ付けること。

 その意地がなくならない限り、日本では、脈々と受け継がれる
 師匠と弟子の師弟関係が、最大の部下教育となる。

  必要以上に教えない。
  
 学びたかったら、自ら、師匠の後姿から学ぶ。
 自らも、そうやって師匠の姿に学んできた。師匠の間合いを盗んできた。
 そして、師匠と同じ呼吸を吸ってきた。だから同じ感じ方が身についてきた。

 だから、部下にも、同じ呼吸を吸わせる。
 その呼吸とは、マニュアル整理できない事を、師匠の呼吸から学ぶ事だ。

先日、グロサリーのエンド前の特設売場が乱雑になっていて、
 お客様が中通路に入りにくい状態になっていた。

 私は、副店長とグロサリーの担当者を呼んで、ミーティングを行った。

 「いいか、お店にはバランスがあるんだ。特にグロサリーはプロパーの売上が
 70%を占め、利益は90%を占める。プロパーにお客様が入れない状態という
 のは、グロサリーにとって致命傷だ。だから、通路幅はしっかり確保する事。」

 「更に言うと、その通路が遮断されることによって、他部門、特に生鮮の商品の
 動きにも影響を与えるんだ。たったこれだけの事だと思うなよ。これがいずれ
 致命的な打撃をお店に与えるんだ。だからお客様の通り道は遮断するな!。」

 副店長と共にコミュニケを受けることにより、担当者は、私と副店長の二人の
 呼吸を知ることとなる。そして二人の呼吸から、仕事の進め方と店長の構想を
 知る。

 副店長は、同じ話を繰り返し部下にする必要も無くなり、共通認識を同じ空気の
 中で図ることが出来た。

 こうしたことの繰り返しが、副店長、担当チーフ、担当者の共通認識を生み、
 自部門だけの発想から、お店全体の方向性と部門の役割を理解していくのだ。

 人事異動で人が変われば、同じ話しを繰り返す、部門が変われば、同様の話し
 を、部門の視点を変えて話す。

  繰り返し、繰り返し、同じ話しをし続ける。

 難しい話など、無い。
 どちらが、根気負けするか。
 これが、教育だ。

 これを、自ら作業しながら、
  言って聞かせて、させてみて、誉めてやること。

 語り継がれる、人の動かし方だ。

|

« 来年の手帳 | トップページ | クリスマスを終えて »

部下育成」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 教育の時間:

« 来年の手帳 | トップページ | クリスマスを終えて »