高校生アルバイト
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
私のお店には、多くのアルバイトが働いてくれている。
アルバイトなしでは、お店が成り立たないといってもいい状態だ。
その中にあって、レジの高校生アルバイトが、全員しっかりしている。
自分が高校生だったころと比べても、本当にしっかりしている。
特に、高校生の女の子のアルバイトは、挨拶、礼儀、言葉使いなど、
大人の社会へ出ても、即戦力といえるほどの成熟ぶりだ。
なぜ、子供の成長が退化していると言われる今、女子高生が
しっかりしてきているのか。
高校生が働くという意志決定の段階から、成熟していると言えば言えるのだが。
入社前に、本人と面接をして、入社を決めるのだが、
入社の理由で多いのが、アルバイト料で将来へ備える為、というもの。
「自動車学校へ通う為」 「携帯電話の支払い」 「将来の学業の為」等々。
すでに、将来の見通しをもっているのである。
そして、その見通しを実現するために、
自ら行動して、解決しようとする “態度”。
逆に、大学生のアルバイトのほうが、社会を “ナメテイル”。
時間ぎりぎりに出勤し、時間が来ると、早々に退社。
仕事に対する “姿勢” も良くない。
それはそうである。身近な環境が、彼らに、自ら解決する “態度” を
求めていないのだから。
自らの“意志”で、自らの“行動”をもって、自ら解決しようとする “態度”。
そのような、“環境”を、まわりが与えてやるのか?、自ら課すのか?。
高校生アルバイトの中に、「目」の良くないアルバイトがいる。
外見上、目が良くないのだ。
そのことが、彼女の明るさを奪っているのか、いつも相手の顔をうかがうように
見るのである。
私と面接したとき、彼女の誠実さとまじめさが光っていた。
外見の問題など関係無く、私は、即入社を決定した経緯がある。
私は、彼女に言った。
「君は、しっかりしているね。仕事は楽しいか?。」
「はいっ、本当に楽しいですよ~。」
彼女は、明るく笑顔で答えてきた。
「そういう笑顔でいつもいてごらん。自分に自信をもって人と会話するんだぞ。」
彼女は、にこにこして、答えた。
「はいっ、わかりました。」
高校生という、多感な時代。
このお店という、偶然の「場」を、彼ら彼女らの将来へのステップの「場」
として選択したことを誇りに思えるよう、存在させていきたいと思う。
それも、地域貢献と考える。
彼ら彼女らの親が、安心して、買い物できる場所。
そして、安心して、子供を預けられる場所。
その子供達が働く場所で、地域の方々が買い物をする。
そうやって、顔の見える地域の関わりが深まれば、
地域の信頼できる教育機関としても存在感をましていくのではないか。
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