副店長の迷いⅡ
皆さん、こんにちは。
北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、休日にて自宅にいると、お店から電話だった。
副店長からのコミュニケ。
一通りの内容が済んだ後、
ふと、副店長が独り言のように言った。
「いや~、店長。今日も、何しに来たのかわかりませんでした。」、と。
私は感じた。
「相当、悩んでいるな。」
以前のブログ「副店長の迷い」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_ab6b.htmlを記したが、今の彼は、
まったくその状態にある。
部門で活躍した人間ほど、副店長としての仕事への不満は多い。
店長ほど、決定権が無い。
部門ほど、商品が無い。
中途半端で、商売の実感が無い。
あるのは、お店の雑用係的な、誰でも出来る仕事。
しかし、他にやる人間がいない。
そういう時代を、ジュクジュクと過ごすのである。
しかし、この時期の“充電”の仕方で、その後の活躍の明暗が分かれる。
一番大切なことは、この時期に、“目線” を切り替えられるかどうかだ。
販売側の “目線” のままで進化出来ないのか、
お客様の “目線” に切り替え、大きくなれるか。
そして、更に次のことを、問われるのである。
サラリーマンとして、上の指示に従い、自らを保身していくのか?
経営者として、自ら考え、自ら答えを持ち、自ら行動するのか?
この段階で、人間としての “選択” を問われるのである。
答えの無い、この段階での、自らの選択。
ここで、自らを厳しい道へ、自ら選択し、自ら歩めるかどうか?
だから、副店長の時代に、一番大切な、“姿勢” とは?
「私が店長だったら、こう考え、行動する、という自らの“答え”を持つこと。」
そして、常に、その答えを持って、店長と接し、店長の呼吸を感じること。
それを、常に心がけて、仕事をしていくことが大切。
これが、意外と、難しいし、疲れる。
そう、これは、疲れるのである。
店長と同じ呼吸をする、これが、疲れるのだ。
今までに、経験が無いほどに、疲れるのだ。
だから、この時期に成長するのである。
そして、その道を歩むという、“覚悟” が身につくのである。
PS
一昨日のブログで「宇都宮“細谷戦争”」を記しています。
右上のアルバムhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/hosoyasennsou/でどうぞ
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