競合店幹部の来店
皆さん、こんにちは。
北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、ある競合店の幹部の方が、来店された。
夕方の6時頃である。
競合店といっても、直接ではなく、5k程離れた競合店だ。
「あらっ、しばらくです。どうしたんですか?。こんな遅くに。」
「いや、てっちゃんの売場を勉強しにきました。」
ヘンだな!。こんな遅くに勉強など有り得ない!。
「もう、売り切り体制のボロボロの売場ですよ。」
「業績が厳しくて、なにかヒントをつかみに来たんですよ。」
なるほど、どうりで元気が無いわけだ。
その幹部の方は、その競合店の、エリアの店長を統括する職位の方だ。
相当、トップから “檄” が飛んでいるのだろう。
特に、5k先の競合店の周辺では、競合店の出現や、AEONの改装など、最近
騒がしくなってきている。
そのような影響の積み重ねなのだろう。最近、集客力が薄れてきていると言う。
当社よりも数段上手のリージョナルチェーンでありながら、貪欲に格下のお店
に学ぶという “姿勢”。
この “姿勢” が、この企業を、安定したオペレーションを実現させる原動力
になっているのだろう。
以前の私は、この企業の存在価値に疑問を持っていた。
しかし、最近この企業を見る目が変わってきた。
それは、以前のブログ「つくば学園都市MR」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-f338.htmlや、「宇都宮細谷戦争」でも述べた。
本当にまじめに、「リージョナルチェーン」としてのスタンダードを徹底して追及
している。
そして、それが、着実にレベルアップし、細谷戦争でも同レベルの戦いを実現
してきている。
それを実現しているのが、この企業の「まじめさ」と「素直さ」。
そして、「細谷戦争」で、果敢に挑戦していく “姿勢” が、
そのレベルに、磨きをかけてきたと言える。
この、競合店の幹部の方と懇意になったのは、
以前に、この方が当店を、店長と共にMRされたのがきっかけだった。
そして、名刺を交換し、私も、その競合店に出向き、良さを学んできた。
そして、感じることは、その幹部の方も、大変オープンだと言う事。
自店の休憩室に招いてくれ、情報交換の場を設けてくれる。
そのような “姿勢” が、挑戦から学ぶ機会を得るのだろう。
大切にしたい交友であり、大切にしたい関係である。
PS
右上のアルバムhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/nyannko21/に最新のにゃんにゃんの写真を載せました。どうぞ。
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