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2008年11月

2008年11月30日 (日)

鹿沼エリアMR

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の休日も秋晴れの快晴。

 北関東はこの時期は、秋晴れ、冬晴れが多い。
 東北で考えられない天気である。

  私が、北関東に越してきた理由も、そこの要因が大きいのだが。

 そんなわけで、今日は、栃木県鹿沼エリアへMRだ。

  このエリアも、直径1kの範囲に、実に4店舗がひしめく激戦区。

 リージョナルが2店舗、地域SMが2店舗。更に1k離れてリージョナル1店舗。
 計5店舗をMR。

 鹿沼エリアには、更に百貨店、リージョナルスーパー、地域SM等乱立している。
 当然、価格感度の非常に高いエリア。よって、足利同様に地域SMが健闘。

 そんな中へ切り込んでいくリージョナルチェーンが、ことごとく失敗するのは、
 従来の商圏調査と自店のフォーマットを当てはめようとするからである。

K社もその一つだろう。
 このエリアに、一番最後に切り込んできたにも関わらず、一番苦戦している。
 と、言うより、自ら脱落の道を進んでいると思える。

 先日、商人伝道師のブログで話題になったが、ここでも照明切れ。
 売場の品切れ、鮮度管理等、撤退する前の店舗の現状だ。
 後述するが、その500M隣に、同じリージョナルの「Y社」が存在するが、
 圧倒的に、Y社への集客に集中している。これは当然の結果である。

T社も苦戦だろう。
 このお店は、入口が不明確だ。
  正面から入ると、青果まで、わけがわからず、
  脇から入ると、青果正面が過ぎている。

 青果正面はお店の顔。これは絶対に外せない原理原則。
 そこが不明確な為、顔を意識するという商売をしていない。

 だから、青果まわりの清掃に気付かないのであろう。
 ほこりだらけのテーブルの上で、果実100%のジュースが泣いていた。

Y社(鹿沼本拠)は、この地域が本拠地。地元である。
 今市エリアhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-2e2c.html
 でも記したが、この地域にあって、Y社(鹿沼本拠)の商売は地域を知り尽
 くしている。
 特に、野菜から始まる青果のレイアウトは、普段を徹底して突いている。
 そして、それが、地域のお客様からの支持を高めている最大の要因だ。
 だから、「きのこ類」の品揃えは、地域一番を誇っている。それも入口脇で。

 鮮魚の刺身類の品揃えも、他のチェーンストアとは異なり、そそる商品造り
 をしている。特に、本まぐろのお造りなどは、食べてみたい、と思わせる。

 精肉の鮮度、品揃え、SKU考え方が定着すれば、バランスが整うのだが。

B社は、冷食半額を毎日実施により、集客が戻りつつある。
 冷食半額は、最新店舗では導入しているが、既存店でも着々と広げている。
 B社は完全に「エブリデイロープライス」の路線を強化しているようで、
 冷食以外でも、グロサリーの価格では群を抜いている。
 その分、生鮮での差別化は遅れているようだが、このエリアでの弱みとは
 なっていないようで、そこそこの集客を得ていた。

Y社(郡山本拠)は、群を抜いた集客だった。
 Y社の強い火曜日でもあるが、リージョナルのK社の脱落により、本来の姿
 を取り戻しているようだ。

 ここの強みはなんと言っても、“パートさん”の戦力化だ。
 特に、惣菜部門、寿司部門などの簡便型部門では、男性では実現不可能な
 きめの細かい、そして、ボリューム感のたっぷりある売場造りがされている。
 パートさんが、しっかり自分の意志を売場提案しているという、力強さがある。

 さらに、野菜から始まる青果も、鮮度、展開力で勝る。
 但し、野菜の価格面では、Y社(鹿沼本拠)に一歩譲る。そこが弱点。

栃木県鹿沼エリア、ここでも、Y社(郡山本拠)が一人勝ちになりつつある。
 男性社員の元気の無さに反比例して、女性従業員(地元のパートさん)が
 パワーを発揮しているのが感じられる売場、そして店内。
 ファーストフードの女性店員からも、たこ焼きの焼きたての掛け声販売の
 元気な声が聞こえてくる。
 
  元気なパートさんを、どれだけ育てられるか?

 これをクリアしたY社の店舗は、復活してきている。脅威だ。

右上のアルバムhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/kanuma/でどうぞ。


PS
 当ブログに、酒井穣さんのブログ

  「NED-WLT」酒井穣のオランダ生活+(http://nedwlt.exblog.jp/

                                      をリンクしました。

  酒井穣さんは、私のブログでも何回か登場していただいており、
  更に、ブログのおすすめコーナーでも紹介している、おすすめの本
  
   「はじめての課長の教科書」http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887596146/tetu0358-22
   の著者でもあります。

   私が、無理を言って、リンクさせていただきました。

  仕事への考え方や、部下に対する視点、更に生き方に至るまで、共有する
  部分や、学ぶ部分がたくさんあると判断し、リンクさせたいただきました。

  今後とも、よろしくお願いいたします。
 

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2008年11月29日 (土)

マイ・ブーム⑱

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


お待たせしました。
 にゃんにゃんの写真集です。

 ある手術を受け、自宅療養中のにゃんにゃんです。

 更に、まわしなるものを身につけ、横綱の様相を呈してきたにゃんにゃんです。

 右上のアルバムにてどうぞhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/nyannko21/


PS
 当ブログに、酒井穣さんのブログ

  「NED-WLT」酒井穣のオランダ生活+(http://nedwlt.exblog.jp/

                                      をリンクしました。

  酒井穣さんは、私のブログでも何回か登場していただいており、
  更に、ブログのおすすめコーナーでも紹介している、おすすめの本
  
   「はじめての課長の教科書」http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887596146/tetu0358-22
   の著者でもあります。

   私が、無理を言って、リンクさせていただきました。

  仕事への考え方や、部下に対する視点、更に生き方に至るまで、共有する
  部分や、学ぶ部分がたくさんあると判断し、リンクさせたいただきました。

  今後とも、よろしくお願いいたします。

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2008年11月28日 (金)

グロサリーチーフとのMR

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


久しぶり(一週間ぶり)に、競合を見てくるか?

 背広の上を着てバックヤードの通路を歩いていると、
 グロサリーチーフが通ってきた。

 「おいっ、競合を見に行くが、一緒に行くか?。」
  「えっ、いま行くんですか?。」

 「そうだっ。一店舗だけだから、すぐ戻るぞ。」
  「じゃっ。一緒にいきます!。」

 彼は、以前にもブログ「グロサリーの強化」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_4708.htmlでも記したが、
 関西の大阪出身である。

 大阪から、こちらの大学に入学し、そのままうちの会社に入社したおもしろい
 やつである。

 彼は、運転が出来ない。出来ないというより、嫌いなのだ。
 そこらじゅうに車をぶつけている、らしい。

  だから、競合MRも、めったに行かない。

 だから、きょうは、あえて誘った。

 「どうせ、最近、見てないだろう?。」
  「ええ、以前店長と行ったきりです!。
 「ばかっ!。」

 私の車で、行く途中に、彼が私に聞いてきた。
  
  「店長、競合を見るときの、ポイントって、どこなんですか?。」
 「そんなのもわからなかったのか?。」

  「はいっ、あまり行かないから、わかりません。」

 素直に、自分のマイナスを隠さない人間だ。
 
 しかし、さすが関西人、商売のポイントの押さえ方は見事。
 売りを作る発注と、売場造りは、商売人の素質十分だ。
 これから、どんどん伸びる人間だろう。

 「競合を見るポイントなど、無い。」
 「自分が、一番興味を持っているところを見るんだ。」
 「だから、何回も足を運ばないと、見えてこない。」
  「店長は、いまは、どこをみるんですか?。」

 「私は、基本的に、“生鮮、惣菜” しか、見ない。」
  「えっ(笑)、生鮮しか見ないんですか?。手抜きですね!。」

 「ばかっ、毎回変化している部分しか、見ない、ということだ!。」

 そんな会話をしながら、競合店に到着した。

競合店のMRから、何が見えるか?

 これは、お店を何回見たか、で決まるもの。
 見れば見るほど、見えないものが見えてくる。

  “どんな考えで、この品揃えをしているのか?”
  “なぜ、このような欠品の無い、品揃えができるのか?”
  “この商品化をするのに、どんな教育をしているのか?”
  “これだけの売場を造って、生産性は合うのか?”
  等々である。

 そうして、相手の店長と会話する。
 数値に関しての情報交換はシビアだが、オペレーションの自店情報は
 いろいろと交換できる。
 そこから、相手の “強み” “弱み” が見えてくる。
 そして、自店の位置づけも見えてくる。

 そのような、MRのスタンスも、時間をかけて、背中で見せていきたい。

PS
 右上のアルバムhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/nyannko21/に最新のにゃんにゃんの写真を載せました。どうぞ。

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2008年11月27日 (木)

店長会Ⅴ

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、月に一度の「店長会」だった。

 当然、年末商戦に向けての内容。
 各バイヤーの、年末商戦の説明。

そして、最後に“佳境”がやってきた。

 部下の残業問題だった。
 そして、残業問題から、生産性の予算の問題、採用の問題、店長としての判断。
 全店長が、表面上は平静を装っているが、全て、自店の問題である。

  これは、我が社の問題だけでなく、全企業の全店長が抱える問題だろう。
 
 あるお店の店長が言った。
  「部下のモチベーションが低い」。

 “モチベーション”

  売上、生産性という数値管理の部分から、企業の将来、部下教育、店舗強化
  に至るまで、“モチベーション” は大きな影響力を持つ。

 私は、人間の能力の根幹を成す部分が、モチベーションだと思っている。
 そして、店長の最大の仕事は、“モチベーション管理” だと思っている。

  これは、以前のブログ「今読んでいる本Ⅱ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_a0ed.htmlの酒井穣さんの、「課長の教科書」にも
  出ている。

  そして、モチベーション管理に関しては、
   「若手の挫折」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_1811.html
   「本来の姿」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_8be5.html
  などでも、記してきた。

 生産性の技術を磨く事も大切だ。仕事をしていく上で、この習得が基本だ。

  無駄の無い作業、段取りの良い仕事、早番遅番の仕組み等々。

 しかし、最後に明暗を分けるのは、モチベーション。
 私は、モチベーションを高く維持し続けることが、一番の生産性対策と考える。

モチベーションの維持とは、何か?

 理屈の世界の「あるべき姿」を説くことではない。
 人の心の世界の「あるべき姿」と向き合うことだ。

  技術やテクニックではない。人間としての、“生き方” が問われる問題だ。

 素質や能力は、上司が関わって大きく伸ばすことに限界があるが、
 モチベーションの維持は、上司によって大きく変化するもの。

  だから、部下のモチベーションは、上司の“生き方の”の鏡となる。

 「部下のモチベーションが低い」
  この言葉は、言った本人の反省としては受け止められるが、
  このことにより、問題解決されない理由にはならない、ということだ。

 そして、そのような本来の問題を掘り起こしてくれる店長が出現してきている
 こと、更には、その事に関して、追求していく会話がなされる店長会になって
 きているということが、なにより、本来の姿になってきていることだと思う。

PS
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2008年11月26日 (水)

競合店幹部の来店

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ある競合店の幹部の方が、来店された。

 夕方の6時頃である。
 競合店といっても、直接ではなく、5k程離れた競合店だ。

 「あらっ、しばらくです。どうしたんですか?。こんな遅くに。」
  「いや、てっちゃんの売場を勉強しにきました。」

 ヘンだな!。こんな遅くに勉強など有り得ない!。

 「もう、売り切り体制のボロボロの売場ですよ。」
  「業績が厳しくて、なにかヒントをつかみに来たんですよ。」

 なるほど、どうりで元気が無いわけだ。

 その幹部の方は、その競合店の、エリアの店長を統括する職位の方だ。
 相当、トップから “檄” が飛んでいるのだろう。
 
 特に、5k先の競合店の周辺では、競合店の出現や、AEONの改装など、最近
 騒がしくなってきている。

 そのような影響の積み重ねなのだろう。最近、集客力が薄れてきていると言う。

 当社よりも数段上手のリージョナルチェーンでありながら、貪欲に格下のお店
 に学ぶという “姿勢”。

 この “姿勢” が、この企業を、安定したオペレーションを実現させる原動力
 になっているのだろう。

以前の私は、この企業の存在価値に疑問を持っていた。

 しかし、最近この企業を見る目が変わってきた。
 それは、以前のブログ「つくば学園都市MR」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-f338.htmlや、「宇都宮細谷戦争」でも述べた。

 本当にまじめに、「リージョナルチェーン」としてのスタンダードを徹底して追及
 している。

 そして、それが、着実にレベルアップし、細谷戦争でも同レベルの戦いを実現
 してきている。

 それを実現しているのが、この企業の「まじめさ」と「素直さ」。
 そして、「細谷戦争」で、果敢に挑戦していく “姿勢” が、
 そのレベルに、磨きをかけてきたと言える。

この、競合店の幹部の方と懇意になったのは、
 以前に、この方が当店を、店長と共にMRされたのがきっかけだった。
 そして、名刺を交換し、私も、その競合店に出向き、良さを学んできた。

 そして、感じることは、その幹部の方も、大変オープンだと言う事。
 自店の休憩室に招いてくれ、情報交換の場を設けてくれる。
 そのような “姿勢” が、挑戦から学ぶ機会を得るのだろう。

 大切にしたい交友であり、大切にしたい関係である。


PS
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2008年11月25日 (火)

副店長の迷いⅡ

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、休日にて自宅にいると、お店から電話だった。

 副店長からのコミュニケ。
 
 一通りの内容が済んだ後、
  ふと、副店長が独り言のように言った。
  「いや~、店長。今日も、何しに来たのかわかりませんでした。」、と。

 私は感じた。
  「相当、悩んでいるな。」

 以前のブログ「副店長の迷い」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_ab6b.htmlを記したが、今の彼は、
 まったくその状態にある。

 部門で活躍した人間ほど、副店長としての仕事への不満は多い。

  店長ほど、決定権が無い。
  部門ほど、商品が無い。

  中途半端で、商売の実感が無い。
  あるのは、お店の雑用係的な、誰でも出来る仕事。
  しかし、他にやる人間がいない。

  そういう時代を、ジュクジュクと過ごすのである。

 しかし、この時期の“充電”の仕方で、その後の活躍の明暗が分かれる。

  一番大切なことは、この時期に、“目線” を切り替えられるかどうかだ。

  販売側の “目線” のままで進化出来ないのか、
  お客様の “目線” に切り替え、大きくなれるか。

 そして、更に次のことを、問われるのである。

  サラリーマンとして、上の指示に従い、自らを保身していくのか?
  経営者として、自ら考え、自ら答えを持ち、自ら行動するのか?  

 この段階で、人間としての “選択” を問われるのである。
 答えの無い、この段階での、自らの選択。

  ここで、自らを厳しい道へ、自ら選択し、自ら歩めるかどうか?

 だから、副店長の時代に、一番大切な、“姿勢” とは?

  「私が店長だったら、こう考え、行動する、という自らの“答え”を持つこと。」
  そして、常に、その答えを持って、店長と接し、店長の呼吸を感じること。

 それを、常に心がけて、仕事をしていくことが大切。
 これが、意外と、難しいし、疲れる。
 
  そう、これは、疲れるのである。
  店長と同じ呼吸をする、これが、疲れるのだ。
  今までに、経験が無いほどに、疲れるのだ。

 だから、この時期に成長するのである。
 そして、その道を歩むという、“覚悟” が身につくのである。

PS 
 一昨日のブログで「宇都宮“細谷戦争”」を記しています。
 右上のアルバムhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/hosoyasennsou/でどうぞ
 

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2008年11月24日 (月)

成長原則 私の流儀

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。



“商いは、飽きない”

 よく言われる、商売の真実。

  私は、これが、なかなか理解出来なかった。

 鮮魚チーフ昇格後、20歳台半ばから、30歳台前半は、天下無敵だった。

  世の中は、自分中心にまわり、矢でも鉄砲でも飛んで来い。
  店長、副店長もなんのその、やれるもんならやってみろ!。
  やたら威勢が良かった。

 それだけ、世の中、とりわけ、この商売の世界が見えていなかった。
 あまり、上司から、「ああせい、こうせい」、と売場に関しての指導も無かった。

  それでも、業績だけは、良かった。

 そういう時代だった。
 
  会社自体も勢いがあったし、従業員にも時間にとらわれない意欲があった。
  とにかく、売場に商品を出すことだけを考えていた。
  売場造りの為の、「オペレーション」の習得である。

 そして、転勤を重ね、いろいろなお店を経験する。

  売れないお店を経験して初めて、売場造りや、商品を考える。
  販売計画を考え、製造パック数を考え、旬の展開とマックス量販をトライする。
  数値責任者としての、「業績達成の為の成功体験」の習得である。

 更に、職位を上げ、部門の上位から各部門を見るようになる。

  部門の当事者から目線が変わり、お客様の目線で売場が見れるようになる。
  現場のバックヤードから、お客様の食卓へ発想が切り替わる。
  短期の業績から、「長期成長し続ける為の商売」が見えてくる。

商売が見えてくる。
 
 まだまだ、先は長いのだろうが。ここまで来るのに、20年かかった。
 歴史を繰り返すことにより、「勝ち、負け」が見えてきた。
 以前のブログ「勝ち、負け、私の流儀」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-c28b.htmlにも記したが、瞬間的な勝利の意味と
 長期的な勝利とは別物であり、

  “長い人生での長期成長が勝利の真実”  に気がついた。

  短期的勝利から得られるメリットよりも、
  短期的敗北から得られるメリットのほうが、

 長期成長と勝利を得るのには、大切なことも学んできた。

  敗北とは、当初立てた“戦略”が成り立たなくなった段階で、
  自ら判断決定するもの。

  勝利とは、戦略の建て直しの繰り返し(失敗)から、
  長期成長が維持され、仕組みとして、確立されたこと。

 この世界に入り込んで、25年。

  ようやく、おぼろげながら、こんなことなのか?、と思えてきた。

PS 
 昨日のブログで「宇都宮“細谷戦争”」を記しています。
 右上のアルバムhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/hosoyasennsou/でどうぞ
 

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2008年11月23日 (日)

宇都宮“細谷戦争”

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品すーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


久しぶりに、「競合店の戦いに学ぶ」である。

 この、「競合店に学ぶ」シリーズもⅳ~ⅶまで投稿しているが、
 栃木県宇都宮の細谷地区で繰り広げられるリージョナルチェーン同士の戦いは
 北関東の本拠を置く「T社」と、東北の「Y社」の戦いを投稿してきたものである。

 「競合店の戦いに学ぶⅠ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_d164.html
 「競合店の戦いに学ぶⅡ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_8ae8.html
 「競合店の戦いに学ぶⅢ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_489d.html
 「競合店の戦いに学ぶⅣ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_2e2b.html
 「競合店の戦いに学ぶⅤ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_e60a.html
 「競合店の戦いに学ぶⅥ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-0f6e.html
 「競合店の戦いに学ぶⅦ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-ce16.html

 そして、このたかだか数十メートルのリージョナルチェーン同士の戦いは、現在
 膠着状態にある。

 迎え撃つY社が盛り返してきていたが、ここに来て、戦いを挑んだT社も順調に
 売場を安定させ、逆に、迎え撃つY社の鮮魚、精肉の売場がしまらない状態だ。

 かっては、青果で圧倒的な優位を保っていたY社だが、ここに来て、鮮魚で敗北
 し、その敗北が、お店トータルでの戦いに微妙な影を落としているのだ。

  お店とは、このように、常に生き物である。
  昨日出来たからといって、今日出来るとは限らない。

  お店にも人事異動があれば、トラブルで欠勤する日もある。
  常にお店は、不連続のトラブルと同居しながら、お客様と向き合う。

 グロサリー部門での売場提案や、陳列技術などは、圧倒的にY社に軍配が上が
 るが、これはストックの利く売場だからだ。
 ストックが利くということは、本部主導で対応が出来ると言う事。

  しかし、生鮮、惣菜に関しては、ストックが利かない。
  常に、毎日、毎時間が勝負。
  だから、トラブルとの戦いともいえる。

  そして、T社のトラブル対応能力が勝っているということか?。
  いや、T社の標準化戦略が浸透しているのだろう。
  だから、T社の生鮮惣菜での売場の安定度は抜群と言える。

 更に、両社の決定的な違いが「レジ部門」だ。

  Y社は、ピーク時のレジ待ちが多い。
  T社は、ピーク時にレジ解放台数がタイムリーに増加する。
 
  そして、ピークが過ぎると、T社のレジ開放台数は減少し、
  レジ要員は、その他の販売業務の援助へまわる。
 
  T社の有機的なレジコントロールは、“見事” である。

  お客様にとって、お店とは、常に総合力で判断される。
  突出した一つの部門だけで、飯を食っているわけではない。
  今後は、ますます一店舗での総合力の勝負となってくるだろう。

  お店が一つの生き物として、部門の縦割りの壁を取り払い、
  一人二役の有機的な働きを、臨機応変に出来るか?、と言う事だ。

   そういう方向性でとらえるならば、
   一店舗一店舗の店長の存在が、
   ますます大きくなっていく、と言う事。

   経営者としての “視点” と、
   プレイイングマネージャーとしての “行動”

   競合店相手に、時系列に戦略を立案し、
   部下と共に、仮説、検証の継続から、
   店舗としての “知恵” を習得し、
   パートさんへ、根付かせていく。

  ことほどさように、店長とは、奥の深い職位である。

右上のアルバムhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/hosoyasennsou/でどうぞ。 

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2008年11月22日 (土)

マイ・ブーム⑰

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


毎週恒例の「子猫のにゃんにゃん」です。

 相変わらず「紐」遊びが大好きなにゃんにゃん。
 家の座布団では、秋の日差しを受けて、まどろむにゃんにゃん。

 冬に備えて、体毛も生え変え、もこもこ状態です。
 その姿が、また“かわいい”にゃんにゃん。

右上のアルバムhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/nyannko20/
でどうぞ。

また、「宇都宮“細谷戦争”」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/hosoyasennsou/も、右上のアルバムに載せました。どうぞ。
 

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2008年11月21日 (金)

クリスマスケーキの予約効果

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


クリスマス商戦へ向けての、最大の販売促進
 
 それは、クリスマスケーキの予約活動だ。

 ケーキを予約すれば、そのまま食材も購入していただける。
 一昔前から言い続けられている、最大の販促行為。

 私も、かっては、取引先をまわり、100個200個の予約獲得をしていた。
 そうやって、地域のお客様への予約という、本来の姿から離れ、
 数値達成の為の、個数獲得目的にすり替わり、販促効果が薄らいでいった。

  更に、最近のお客様の、クリスマスの過ごし方の変化。

 特に、ケーキに関しては、オンリーワンのマイ・ケーキの増加。

 別に、綺麗である必要はない。手作りで、皆で参加したことが大切なケーキ。
 また、高くても、有名なシェフの手作りで、それだけは贅沢をするというケーキ。
 我々が予約を獲得しようとするパンフレットへの需要がだんだん薄らいできてい
 る。
 
  「本当に、クリスマスケーキの予約獲得が、最大の販促行為なのか?。」

 最近の、私の、疑問である。

  悩んだら、お客様の豊かな暮らし、へ帰る。

 私の、問題解決の流儀である。

  「クリスマスでの、豊かな暮らしの提案」。

 これが、私の、今年のクリスマスに関しての、テーマ。
 クリスマスケーキの予約数に重きを置いた販促計画から
 ケーキの販売を一切考えない、商品提案を一から積み上げていくこと。

  手作りケーキ、食材、子供中心の楽しみ、ライブ販売、平日の一家団欒。
  今年の24日は、ただの水曜日。
  一番弱い曜日。
  だからこそ、平日に強い地域スーパーの出番といえる。

 クリスマスケーキの予約活動は、当然、全力で取り組む。
 しかし、それだけで終わらない。

 その為に、今年の24日の、デイリーの平台24尺は、私がもらう。
 上記テーマでの部門合同展開を大胆に実現させていく。
 そして、そのテーマを成功させるために、今から、手を打つ。

 部門合同展開に関しては、以前のブログ「部門合同展開」
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_305c.htmlを記した。
 以前から、部門合同展開に関しては、いろいろと取り組んできている。

  今年は、豪華さや、派手さ、更には100%出来合いの風潮は避けるだろう。

  地味に、慎ましく、半分出来合いで半分手作り、参加して楽しむクリスマス。  
  コストはかからないが、記憶に残るクリスマスを楽しもう!。そんな風潮だ。
 
 それを具体的に、販売計画に落とし込む。
 いろいろな情報、内部情報、パートさんの暮らしの意見から、
 今年の、24尺の店長の売場が、今から楽しみである。

PS
 右上のアルバムhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/nyannko20/に、最新のにゃンにゃんの写真を載せました。どうぞ。 

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2008年11月20日 (木)

トップエンド展開 私の流儀

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


どのお店にもあると思うが、私のお店にも、“トップエンド” なるものがある。

 グロサリー部門の “エンド” であるが、お店の入口正面で、
 お客様を受け止める、青果の隣のグロサリーエンドである。

 ここも、基本的には、店長の売場である。
 本来はグロサリーエンドであるが、いつの頃か店長管轄の季節エンドになった。

 この売場は、基本的には、年間で展開計画が決まっている。
 年間52週の季節やイベントをとらえ、今後一ヶ月の季節を提案している。

 そんな目的の売場なので、従来の縦割りの売場造りはしていない。

  つい先日までは、鍋の合同展開だった。
  食品中心に、鍋スープや、くずきり、凍み豆腐、鍋焼きラーメン
  そして、ここの売場の真ん中では、青果の「白菜」が展開されていた。

  そして、最近はクリスマスブーツを中心にした、クリスマス関連。
  更に、昨日からは、「ボージョレーヌーボー」の展開。
  もちろん、お酒コーナーの媒体を取り付け、しっかり酒類販売の媒体取り付け。

  ここで一週間「ボージョレーヌーボー」を販売した後、またクリスマスへ変更。
  そして、12月24日夜から、「鏡餅」の展開。
  最後の12月30日夕方からは、乾そばの展開。

 そんな具合で、昨年の実績から、今年は更に修正され、企画される。
 そして、上記の通り、部門にもこだわらず、期間にもこだわらない。
 だから、一ヶ月続く場合もあれば、4日で変更される場合もある。
 
  特に、この時期からの展開と変化は早い。

 季節の暮らしから、イベントの暮らしへ大きく変化する時期だから。

  特に、夏から秋へ季節が変わり、“洋” から、“和” へ食材が変化。
  更に、ボージョレーヌーボーの発売を機に、再度 “洋” へ変化する。
  そして、12月末に再度、大きく “和” へと変化する。

 また、12月24日以降、日々、食材の変化がダイナミックに変化する。
 
  同じクリスマス、同じ年末でも、日々、変化する。
  
 だから、ここから先は、日々売場も変化させる。
 変化しなくても、そういう意識が大切だ。

 そんな「意図」を持つ売場の為、ここのテーマが、お店全体のテーマポスター
 を決める。

 ここの売場の変化に応じて、お店が「クリスマス」になり、「おせち」になり、
 更には「年越しそば」になる。
 
 だから、ここの売場がお店のテーマを決める大切な売場となる。
 販売計画の面でも、お店の大切な「柱」だ。
 
 そして、その柱を、もっとたくさんの従業員と共有していきたいと思っている。

PS
 右上のアルバムhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/nyannko20/に、最新のにゃンにゃんの写真を載せました。どうぞ。 

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2008年11月19日 (水)

店舗の照明 私の流儀

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前ブログで、あるお店の照明切れを指摘した「店舗の照明」。

 自店の照明切れに “気付く人” と “気付かない人”。

  他の従業員と同じ目線で、自分のお店を見ているか?
  目線を変えて、お客様の目線でお店をみているか?

 誰が、お客様の目線で、厳しく、客観的にお店を見るのか?

  これは、お店で唯一、店長の仕事である。
  他の人間では、絶対に出来ない。
  店長以外は、全て、自部門があり、当事者になってしまうから。
  唯一、店長だけが、部門に縛られず、客観的に自店を見れる。

 いや、見なければならない。

  誰が、お客様の痛みを感じて、受け止めてやれるのか?
  そして、誰が、従業員の想いを受け止めてやれるのか?

 全て、店長だ。

 前回のブログでの、照明切れやくもの巣。
 お客様目線で、お店を見たら当然解決すべき問題。
 それだけのことが解決できないで、部門をマネジメントなど出来ない。

  しかし、私が、照明を言うのは、そんな事ではない。
  私が、お店の照明を言うのは、部下の努力を無駄にするな、と言う事。

 部下が、更には、バイヤーが努力し、悩み、成長して企画した売場と商品。
 部下も、毎日最高の売場を造るべく、額に汗して働いている。

  そして、出来上がった売場。

 それを、最高の状態でお客様に伝えてやる、それが、店長の仕事だろう。
 
  その売場、商品に、十分な光が当たっておらず、鮮度が伝わらなかったら?
  部下の努力を無駄にしている張本人は、店長だと言う事。

 店長に、そういう 部下への“想い” 商品への“想い”が、あるかどうかだ。
 
  最高の売場、商品を、更に磨きこんで、お客様へ演出する。

 それが、店長の最後の役割。
  開発メーカーの想い、流通問屋の想い、商品調達バイヤーの想い、
  現場担当者の想い、
  商品がそこに至るまでには、いろいろな人間の想いが込められている。

  店長が、その想いのどこに入り込むか?
  その一つが、“照明” だと言っているのである。

 だから、私は、お店をMRするときには、
 商品に、しっかり光が当たっているかどうか、確認する。

 最後の最後まで商品を、最高の状態で見せようとする、貪欲な姿勢。
 そんな切り口でお店を見たときに、照明が切れていると、力が抜ける。

 照明とは、そういうものである。
 ただ、その場を明るくしているわけではない。

  商品をよりよく見せる道具だ。

 それは、必ず、お客様に伝わるもの。
 そして、必ず、部下にも伝わるもの。






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2008年11月18日 (火)

ホットケーキミックスの関連販売

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


最近、やたら「ホットケーキミックス」が売れている。

 グロサリーチーフに聞いた。
  「なぜだ?。」

 彼は言った。
  「えっ、だって、以前なにかのテレビでやってましたよ。それに、うちは牛乳の日
   とかやってるじゃないですか。結構、ホットケーキ作ってるんじゃないですか?」

  独身のグロサリーチーフに言われてしまった!?。

 昼食時に、一緒にいたレジのパートさんや、グロサリーのパートさんと、
 「ホットケーキミックス」の話題になった。

  「ホットケーキは結構作りますよ。牛乳の量販時に“ホットケーキミックス”や
   “バター”、“メイプルシロップ”が陳列されていると嬉しいですね。」

   なるほど。

  「店長、旦那もまっすぐ家に帰ってくるし、家族団欒が増えていますよ。だから、
   家族で囲む鍋や、手作りのケーキなど、最近は主婦の腕の振りどこですよ。」

   なるほど、なるほど!。

 近くで食事をしていた、グロサリーチーフに指示を出した。

  「来週は、牛乳と関連で、まずは、ホットケーキミックスを量販するぞ!。」
   「えっ、もう、エンドの脇に箱ごと出してますよ!。」

  「えっ、あっ、そうだったな!?。」

  「よしっ、じゃぁ~、牛乳と一緒に関連陳列だぁ~。」
   「はいっ、わかりました!。」

 毎週一度の牛乳の日、この日だけで牛乳単品で2000本売る。
  平台展開する牛乳の上に陳列台を設け、ホットケーキミックスを陳列した。

 ただ関連にて陳列しただけで、ホットケーキミックスを50袋販売した。
 この牛乳を買うお客様の25人に一人がホットケーキミックスを買っている。

  平常で、一日、8袋程度だから、相当な関連の効果である。

 更に、加工食品の中でも、「粉類」は値入が高い。
 この、ホットケーキミックスも、値入30%近く入る。
 売れば売るほど、利益ミックスが高まる。

  私は、関連販売の最大のポイントは、“荒利ミックス” だと考えている。

 お客様を加工食品の定番まで引き込もうと、関連販売を否定する考えもある。
 
  しかし、私は、そうは思わない。

 買い物に時間をかけさせないことが、豊かな暮らしの提案。
 買い物の時間短縮から、その時間で豊かさを満喫してほしい。
 一家団欒という、何物にも換えがたい時間をエンジョイしてほしい。

  だから、定番へ行かずとも、あって便利な関連を提案していく。
  お店にとっても、それが粗利ミックスに結びつくのだから。

 そして、次週は更に関連の強化にて、お客様に便利さを提案していく。

PS 右上のアルバムに、「小山SC戦争」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/oyamasc/を載せました。よろしければどうぞ。
   詳細は一昨日のブログhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-8742.htmlにて。



 

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2008年11月17日 (月)

ある、営業マン

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前から付き合いのある、地元の業者(あるメーカー)がある。

 このエリア担当の営業マンが変更になり、以前に挨拶に来た。
 その後、何回か店舗に来て、グロサリーチーフと打ち合わせを重ねていた。

 先日、うちのチーフと、売場でなにやら、やっていた。

 顔を出して聞いてみると、その営業マンがこう言った。
  「実は、当社で開発した漬物がありまして、ヘビーユーザーのお客様からの
   アンケートから商品開発をして、原材料から味付けまで新規で開発した
   自信の作品なんです。各店へ廻って、媒体を取り付けさせていただいて
   いるのです。」

 私は、言った。
  「そんなに、自信作なの?。」

 彼は、
  「はい!。味付けもこだりをもって開発しました。是非食べてください!。」

 私は、遠慮なく食べてみた。
  
  なるほど、“美味しい”

 私は、彼に言った。
  「確かに、美味しい。おたくが自信を持って売り込もうとする意図もわかった。
   漬物売場の下段6フェイスを使って、売り込んでみよう。」

  「そのかわり、徹底して試食をして、お客様に味を知っていただくので、
   試食用の商品も持参すること。」

 そして、その場で、売場を変更し、下段展開へ切り替え、私のコトPOPを
 取り付け、試食を出して、彼に見せた。

  「ありがとうございます!!。」
  彼は、その売場を写真に撮り、帰っていった。

 その場は、それで終わったが、その後、彼の上司から電話が入った。

  「店長、いろいろありがとうございます。店長のところで造って頂いた売場が、
   営業マンの働きで現場のお店の店長が動いてくれたと、当社のトップの間
   で話題になっているのです。」

 私は、返した。
  「いやいや、彼の営業マンとしての態度に賭けてみたのです。商品の味も
   良かったし、試食を出し続ければ、必ず育成できますよ。」

 メーカーが、自社の技術の粋を込めて商品を開発し、その営業マンが、小売
 企業へ、その開発ストーリーを語る。
 小売の現場は、その開発ストーリーを、消費するお客様へ更に生活提案として
 豊かな暮らしの実現の手助けをする。

  この、一連の流れは、本来、一つなのである。
  開発、製造、流通、販売、消費の流れ。
 
 これらは、本来は、一つに集約される。
 社会の成熟に伴い、役割が分かれ、それぞれが専門化してきた。

 その専門性の故に、本来の目的が失われてきているのだ。

  最終消費する人が、最後に、最高の楽しみ方で消費する。

 これこそが、お客様の豊かな暮らしの提案だ。

  私は、お店とは、その為に存在するものだと思う。
  そして、想うだけではなく、その為の実現を最優先する。
  
   それが、私の商売哲学。

  その追求の為に、いろいろなお店に出向き、
  その実現の為に、いろいろな方と交友する。

   その交友の一つに、“メーカー” もある。
 
  だから、メーカーを見下したことは無い。見上げたことも無い。
  商品を販売する上での、よき情報共有者、よきチームメートだと考える。

   だから、物言うメーカー、物言う取引先を重宝する。
   プライドを持って、物を売るという “態度” が好きだ。
   「目」を爛々と輝かせ、共に、豊かな暮らしの実現を図ろうとする“態度”

  以前のブログ「PBとNB」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/pbnb-c0dc.htmlを記したが、メーカー、問屋、小売が一体とならない限り、

   “お客様の豊かな暮らし”

    は実現できない。

 そんな、妥協しない態度を持つ方々と、今後ともお付き合いしたいと思う。

PS 右上のアルバムに、「小山SC戦争」を載せました、よろしければどうぞ。
   詳細は昨日のブログhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-8742.htmlにて。

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2008年11月16日 (日)

小山SC戦争MR

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先月末、小山のIEONが増床オープンした。

 旧来のJ社の2階建ての売場の向かって左側に、ショッピングモールを新設し、
 J社とショッピングモールがつながって、2階建てのIEONとなって生まれ変わった。

 しかし、北関東最大のショッピングモール(つくば学園都市)や、車で5分の小山
 ハーベストウォークと比較しても、全体的な中途半端さは否めなく、改装2週間後
 の集客力は、オープン当初と比較して、格段に落ちているといえる。

 後述する「ハーベストウォーク」と比較して、食品以外のテナントの専門性や
 「シネマ」を有するハーベストウォークの完成度から比較すると、IEONの優位性
 は新規のショッピングモールの買いまわりやすさだけだが、それでも、そのテナン
 ト数の比較、買いまわる楽しさの比較でも中途半端さは否めない。

更に、私の専門の「食品」の比較はどうか?。

 IEONの食品はもちろんJ社自営。
 
 どこにでもあるJ社。品揃、品質、旬の展開、刺身類の技術力等、普通のJ社だ。
 青果の価格が安いかなと思えるが、取り立てて私を惹きつけるカテゴリーは無
 い。

 鮮魚では、早くも「塩数の子」が、プロパーの冷ケース内に5フェースも陣取られ
 ており、さすがJ社と変な感心をしてしまう。

 しかし、惣菜まで含めて、各部のがんばりは、以前のJ社とは比較にならない。
 まじめに、売場つくり、売り込み、クリンリネスがされていた。

 しかし、それまでだ。お客様から見ると間延びされたプロパーは相変わらず魅力
 が薄い。J社のPBのTBの価格もアドバンテージは薄くなっている。

 このPBのTBは、衣料品での魅力は高いが、食品ではどうしてもNBの知名度に
 負けてしまう。デビュー当初のTBの魅力が薄れているのは明白である。

  不採算店舗60店の閉鎖が、噂されているのもうなずける。

ここから車で5分の距離(平日の昼間)に「ハーベストウォーク」が存在する。

 ここは、各テナントが独立した魅力を有し、更にテナント数でも圧倒的に有利。
 更に、「シネマ」を有し、ショッピングゾーンとしての魅力は、相変わらず有利だ。

 よって、IEON増床オープン後の影響はあったとしても、週末の集客は戻して
 くると思われる。

そして、食品を担当するY社の数値影響も大きいだろう。

 なぜか?

  ハーベストウォーク内の食品部門を担当する商売の特性ゆえに。
  本来の1K商圏の薄いこのエリアにあって、週末やイベント時の集客力の増加
  が、今までの数値拡大の主要因だったからだ。

  そこに、他エリアのショッピングモールの出現により、週末の集客力の一部を
  奪われたわけであるから、その影響は、大きかったはずだ。

  それが、このようなショッピングモール内に出店している食品テナントの宿命。
  それは、自店の努力だけでは解決できない問題なのだ。

 しかし、このY社は、栃木エリアの当社の中にあっては、ピカイチの売場つくりだ。

  青果の泥臭さと鮮度価格、鮮魚の販売技術、調理技術、精肉のインストアに
  よるきめ細かな商品つくりと鮮度、惣菜の商品開発力と陳列技術等。

  更には、加食、住居のメンテナンスとエンドの提案力など。

   価格以外の全ての面で群を抜いている。

  それでも、自社の努力以外の部分で、数値影響を大きく受けてしまうほど、
  SC内の出店というのは、逆に難しいといえる。

  それは、以前のブログで記した「つくば学園都市MR」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-f338.htmlで記した、K社とT社の
  戦いの今後の行方からも、方向性が見られるだろう。

 右上のアルバムでどうぞ。

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2008年11月15日 (土)

マイ・ブーム⑯

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今週の「にゃんにゃん」です。

 右上のアルバムでどうぞ。

 コタツでくつろぐにゃんにゃんをどうぞ。

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2008年11月14日 (金)

キムチ鍋パーティー

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ある女性社員から、こんな話を受けた。
 「店長、寒くなりましたね。キムチ鍋食べに連れてってくださいよ~。」
 
 私は答えた。
 「キムチ鍋なら、家に来い。家の海鮮キムチ鍋は絶品だぞ~っ。」
  「是非、いきま~す。」

 冗談のつもりが、いつの間にか、翌月に日程が決まっていた。
 参加者もすでに決まっていて、計6人だった。
 
  ところが、家(女房)の都合で、その日は招くことが出来なかった。

 それを伝え、その代わり、駅周辺で、「海鮮鍋パーティーだ。」
 ところが、飲み屋で鍋パーティーは高くつくと、言う。

  代替案として、持込OKのカラオケ屋で、カラオケパーティーとなった。

 当日は、カラオケ屋近くの小さなスーパーで、昼食の買出し。
 各自の飲み物、食べ物、スナック類、そしてやきとりなど。
 
  一人1000円程度。 「安いっ!。」

  そして、カラオケ屋で、料金支払い。
  一時間あたり、ひとり100円で歌い放題。
  
  いつの間に、カラオケがこんなに安くなったのか?
  私が活躍?していた頃は、一曲100円だったような。
  そして、選曲も、一枚一枚レーザーディスクを入れ替えていたような。

  更に、私に回ってくるまで、一曲たりとも、歌が、歌手がわからない!。
  だから、乗れない。

 そして、私。
  “お久しぶりね”  大うけ。   
  みんな、笑い転げていた。

 更に、二週目。
  “浪花節だよ人生は”  
  再度、爆笑。

 十八番は、
  “銭形平次”
  みんな、涙を流しながら笑っていた!。

 最後は、
  “狙い撃ち”
  呆れていた。

 歌唱力の無い私は、とにかく、それをカバーするために「知恵」を絞ってきた。
 カラオケの楽しさは、みんなでワイワイ盛り上がること。
 その盛上がりの、きっかけになればいい。

 学生時代は、いやでいやでしょうがなかった「カラオケ」だが、
 会社に入社後、自分の「カラオケ」での存在価値を得た。

  そして、本当に久しぶり(5年ぶりか?)に、マイクを握った。
  
  肺活量が減っていた。
  声量が無くなっていた。
  音程は、更に狂っていた。

  それでも、ウケていた。
   

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2008年11月13日 (木)

TV放映からの提案

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の、TV番組の「秘密のケンミンSHOW」で、栃木県で食べる魚が放映された。

  “モロサメ” である。

 今回も、蒟蒻畑と同様に、鮮魚チーフから教えられた。
  *(ブログ「蒟蒻畑の件」参照)http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-de8f.html

 モロサメを、フライや、煮魚で食べるメニュー提案を放映していたという。

  “チャンス” である。

 この、魚離れが顕著な時代に、TVで栃木県民の好物の“モロサメ”の特集なん
 て。

  “このチャンスをものにしなければ” 

   強く、そう思った。

 早速、販売促進部へ連絡した。
  「モロサメの販促媒体を送ってくれ。」
  「モロサメの美味しい食べ方の提案媒体を作ってくれ。」
  「先日のTV放映のビデオはないか?。」

 鮮魚チーフへもコミュニケした。
  「モロサメは、骨が無い。子供に提案せよ。」
  「モロサメは、原価が安い。粗利ミックスせよ。」
  「モロサメは、見た目がイマイチダ。フライの試食でカバーせよ。」

  惣菜へ協力していただき、モロサメのフライの試食も作ってもらった。

 そして、鮮魚のモロサメ売場で、試食提案したところ、売れるわ売れるわ。

 また、あるパートさんが、ビデオテープに録画したと聞いて、貸してもらった。
 自宅でVTRを見たが、なかなかおもしろい。これは使える!。
 
  自宅で、CD-Rに録画し直し、売場で放映した。 

  これが、またまたヒットした。

 安くて、食べやすくて、粗利が取れる。
 調理も簡単、料理も簡単。更に、1切れ100円でボリュームたっぷり。
 その上、売場で食べ方や、話題のTVのビデオ放映で集客。

  これで、売れないわけが無い。

 チャンスはそこらじゅうに転がっている。
 掴むか、掴まないか。

 時を逸せば、二度と戻ってはこない。
 商売(ビジネス)とは、そういうもの。
 一瞬のチャンスに、さっと手を出して、捕まえるか、指をくわえて見逃すか。

 そして、次のチャンスが到来するまで、この「モロサメ」をひたすら、売るのみ。

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2008年11月12日 (水)

組織強化Ⅳ

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ある担当者が私のお店に転勤してきた。

 訳あり、である。
 あるお店の、ある部門で使えなかった人材だ。

  それ以前に、人事部長から連絡が入った。

  「そういう訳で、そちらに、そういう人材が赴任するので、よろしく。」

 その担当者の赴任元のお店からは、いろいろな情報がチーフに入ってくる。

  「店長、どのように教育すればいいのでしょうか?。」

 以外に、現場では、このような状況は多いのではないか?。

 私は、このような状況において、ある着眼点で、その人材を見ることにしている。
  「この人材は、組織強化に役立つか?」
 決して、その人材を試したり、弾(たま)として利用するつもりでもない。

 会社として、その人材を手放さず、他部門で使用しようとするには、何かがある。
 それが、何なのか?。 なにか、その人材に長所があるハズ。

  そう、考えた場合、その人材の長所を利用して、“組織強化”を図れないか?。

 以前のブログ「組織強化」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_d3da.htmlを記した。

 ハンディのある人材が部門にいることにより、組織強化が図れる。
 過去の事例からも、その事は明らか。

 私は、人事部長から連絡が入った段階で、配属部門の組織強化を意識した。
 そして、配属部門のチーフに言った。
  「彼には多くを期待するな。期待すれば、こちらの負担が大きくなる。」
  「彼には、明るく元気に仕事をしてもらうことだけ考えろ。」

  能力があっても、発揮しない人材は、いらない。
  能力がなくても、がんばろうとする人材がほしい。

 そして、そんな人材は、必ず、組織の中で、いい働きをしてくれる。

 赴任初日に、私は、彼と面接した。
  「従来の部門から変更になるが、心機一転、気持ちを切り替えること。」
  「先輩社員や、パートさんの話を良く聞き、3年間は黙って仕事をすること。」
  「明るく元気に、相手の目を見て人と接することを一番意識すること。」

 彼は、初めは、私と目を合わせることが出来なかったが、
 その話しをし始めてから、私の目を弱々しくながらも、しっかり見つめて聞ける
 ようになってきた。

  “よし、なんとか、なる!”

 彼の今後が、楽しみである。

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2008年11月11日 (火)

惣菜の取組み

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前のブログで、惣菜に関する記事を何回か載せてきた。
 惣菜へのこだわりhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_f1ba.html
 惣菜チーフの迷いhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_4a7c.html
 惣菜チーフの強い意志http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-f58c.html
 惣菜へのこだわりⅡhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-27c2.html
  などである。

 そして、ようやく、惣菜の数値が改善されてきた。
  
  ここ数ヶ月、惣菜の関してはいろいろな取組みを実施してきたが、
  その効果がようやく現れてきた。

  惣菜チーフも、数値低迷に、迷い、焦り、悩み、もがいてきた。
  私も同様である。

 しかし、物事は、打てば、必ず “響く” ものである。
 それが、どれだけのタイムラグがあるかどうかだ。

 そして、正しい方向性へ向けて、打つ事が重要だ。

 私の企業の惣菜の強み。 
  それは、「味」と「品質」だ。
  だから、売価はやや高い。

 戦略は、
  ・味を知って頂く。
  ・多くの人に、食べて頂く。
  ・浮気をしても、最後は戻ってきて頂く。

 打った “手” は?。
  ・午後7時からの、揚げたて“天ぷら”、焼きたて“ギョーザ”による、ライブ感。
  ・その日の日替わりでの、生寿司の“チーフおまかせ握り”による、鮮度感。
  ・毎週一度の、“天ぷら、フライ68円均一セール”による、お得感。

 特に、最近始めた「天ぷら、フライ68円均一セール」は、
 二つの目的により、始めた。

  一つは、当社が自信を持つ「味」の提案のため。
   価格ダウンにより、より多くの人に、「味」を知っていただくため。

  二つは、家庭の雰囲気を強調するため。
   当社の天ぷらは、型が大きい。だから100円でもお買い得。
   しかし、家庭の天ぷらはもっと小さめ。
   だから、家庭の天ぷらに近づけ、小ぶりで価格ダウンを実施。
   それにより、より多くの人に、よりたくさんの味を提案するため。

  惣菜チーフは、天ぷら、フライ68円を実現するため、本部バイヤーへ商品
  調達を依頼。
  本部バイヤーも巻き込んでの、実現となった。

  いろいろな「人」の手が絡んでのイベントの実現が、
  イベントの連帯感を強めるものである。

 そして、いざ、蓋を開けてみると、効果はテキメンであった。
 この日の惣菜の数値は、他部門を圧倒。
 惣菜の数値の伸びが顕著だった。

  いろいろな “手” を打ち、「種」を蒔き、
  毎日毎日、日々の肥料を与え続ければ、
  必ず、花が咲き、実がなるものである。

 それを、信じて、やり続けるかどうか、なのだ。
 どの程度のタイムラグを経て、実がなるのか、
 これは、誰にもわからない。

 しかし、正しく蒔いた「種」は、必ず、「実」をつける。

 今回は、惣菜チーフが、このことを、しっかり学んだ。
 
  “打てば響く”

 我々の世界の真実である。

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2008年11月10日 (月)

精肉チーフの部下教育

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


精肉部門のオペレーションが、急激に改善されてきた。
 
 ベテランパートさんの相次ぐ退職にて、危機的状況だったが、新規パートさん
 の採用と、チーフのオペレーション改善の継続が功を奏してきた。

  更に、新入社員の成長も大きい。
 
 彼は、「新入社員の配属」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_7c10.htmlでも記した、精肉の新入社員だ。
 彼も、ようやく物になりつつある。

 そして、精肉チーフのシフト造りも、部下育成を主眼においたものに切り替わって
 きた。

  チーフ、サブチーフ抜きで、朝の立上げをさせ、チーフ、サブチーフ出社を遅番
  の作業割当表に切り替えて、3年目以下の担当者を鍛えている。

 私も、精肉チーフに対し、従来の「品揃え重視」「差別化重視」「和牛志向」の要求
 から、現状を踏まえて「簡略化重視」「教育重視」「本部主導」へ切り替えている。

 その方針転換もあり、本部とお店の意志統一が、チーフの物事への判断力の
 スピードを加速させているのも確かだ。

 部門チーフにとって、商品部からくる情報と店長の言っていることに統一性が
 あると、行動にスピードがつくものだ。

  そういう意味では、スピードとは、意思統一と同義語と言える。

 更に、今回異動してきた、女性の担当者が活躍している。

  彼女は、お腹に子供がいる。
  妊娠しているのだ。

 よって、今年の12月までの条件だ。
 3年目の彼女がしっかり、チーフ陣と新人のつなぎ役をしている。

  そのような状況の中で、精肉チーフは、今が教育時と心得ているのだろう。

 精肉の部門特性から言っても、販売計画がしっかり作成されていれば、
 朝の立上げの作業自体は、人員さえしっかり揃っていれば、問題ない。

 個人の役割を踏まえ、作業後半の微調整を、誰が、どのタイミングで実施
 するかだ。それを、3年目の女性担当者がこなしている、と言う事だ。

  さすがに、この業界を目指して入社してくる人間だ。
  男も女も関係ない。

  そして、結婚して、子供を生んで育てる。
  それは、私が以前にブログで記した「女を磨くとは」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_393d.htmlで記した内容である。
  どこまでも自分を磨こうとする態度。これこそが、人間本来の姿だ。

 そういえば、最近の精肉バックヤードでは、教育する場面が多く見られる。
 チーフ、サブチーフが2年目以下の社員の調理技術を指導する姿が。

  これも大切な教育だが、私は、もっともっと大切なものを伝えて欲しい。
  
   それは、チーフの “姿勢” だ。

  妥協せず、完璧な売場を維持しようとする “姿勢”。
  その後姿を見せ付ける事こそが、脈々と続く人材の系譜となっていく。

 良い人材とは、同じ系譜から生まれる。

  当然といえば当然。

 妥協しない“姿勢”のチーフからは、良い人材が多く輩出する。
 そして、その輩出された人間から、脈々と人材が輩出されていくものだ。

  それは、皆、上司の“姿勢”に育ってきたから。

 そして、そう思えば思うほど、店長としての“姿勢”はどうなのか?
 
  自らを省みる今日この頃なのである。 
 

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2008年11月 9日 (日)

つくば学園都市MR

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の休日。
 toyoposさんのブログを見ていたら、北関東最大のショッピングモールの記事
 が載っていた。
 10月30日にオープンした「イイアスつくばショッピングモール」である。

  外は、生憎?(あいにく)の好天。
  早速、妻と休日の娘を引き連れ(引き連られ?)外出した。

 以前に、単独で出店している「T社」はMRしていたが、どんな競合状況になって
 いるのか?。どんな戦いで迎えているのか?。
 また、出店する食品スーパーの「K社」の挑み方は?。楽しみである。

現地到着。

 T社とK社が隣同士で喧嘩。
 と言っても、あまりにも建物の規模、両店の集客に違いがありすぎる。

 特に、わたしがMRしたタイミングが、ショッピングモールがオープンして
 一週間という時期であり、まだまだお客様の棲み分けが出来ていない状況だ。

「イイアスつくば」

 いきなり鮮魚の対面コーナーが現れた。

  「そこまで、K社は鮮魚に力を入れているのか!?。」

 そして、右手へ向かうと野菜の「鍋コーナー」が現れる。

  「今の旬を徹底して前面に配置するのか!?。」
  「このお店は、従来の常識にとらわれて、見てはいけない!。」

 進むにつれ、青果のサラダが現れ、果実が現れ、更にレジ。 
 そうして、ようやく気が付いた。

  「もしかして、俺は逆に向かっていたのか!?。」
 
 その通りだった。果実から逆に向かった段階で、私の思考回路が戻った。
 これが、長年慣れ親しんだ “流れ” だ。

 そして、平常心に戻った私は、冷静に売場を見れる状態に戻った。

  「このお店は、K社の中でも “例外”中の“例外”ではないのか?。」

 外装、内装、品揃え、グレード、新規取組み、人材配置等、K社の既存店とは
 全て違う。

  チェーンストアが、“例外” を造れば、基礎体力は弱まる。
 
 なぜか?

  人、物の資源が集中出来ないから。
  分散して考えなければならないから。

  その棲み分け、強みを個別に、適正に判断して、最適な「手」が打てるのか?

 メリットは?

  新規取組みから、成功体験をいち早く広めること。
  そして、このような状況、商圏での商売のノウハウを積むこと。

 効果は?
  
  全てのお店にベンチマーキングすることは出来ない。
  限られたお店への横の広がりだけだろう。

  しかし、敢えてそれを選択したK社も後戻りは出来ない。
  それを承知の上での出店。そして挑戦。
  
  ここでの「学び」が、今後どのように他店へ波及されるのか、楽しみ。

そして、迎え撃つ「T社」。

 まじめに、迎え撃つ姿勢を示していた。
 現状は、まだ相手がオープンして一週間。
 客数的にも厳しい状況だろう。

 しかし、鮮度、価格、品揃え、売場造り、夕方のジャストインタイムの提案。
 本当に、まじめに商売をしていた。

このお店の強みとは?

 この立地、相手の商売から、逆に、このお店の強みは、
 「気軽さ」 「買い物の短さ」 「普段さ」 「安さ感」 だ。

 わざわざ着替えなくても、普段着で、地面の野菜を踏んづけて(失礼)、買い物
 できるお店。
 
 そして、車で乗り付けて、一分で店内に入店でき、15分で日常の買い物を済ま
 せられるお店。

 主力の「野菜」で圧倒的に、安さが出せ、鮮魚の冷凍まぐろが安く美味しく、
 インストアの牛肉が価格訴求され、日用雑貨の定番がしっかりしていること。

 主力ターゲットを、50歳主婦層に絞込み、無駄な買い物をさせない、短い時間
 で有効に買い物をさせる工夫。

  こうして、相手への買い物を、週末のみに追いやる戦略。

 現状は、どうしても、生鮮のコンコース廻りの売場スペースが広すぎ、持て余し
 ている。

 このスペースにグロサリーを配置し、生鮮をコンパクトに短縮し、商品回転を
 早めさせる。

 そして、今の取組みを、まじめにコツコツと実施していく。
 このお店は、「牛の涎」のごとく、コツコツまじめに商売をしていく力がある。

 写真でもお解かりのように、両社の間には、10Mの道があるのみ。
 この近さが、T社の商売を有利に運ばせる「鍵」を握っていると思われる。
 

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2008年11月 8日 (土)

マイ・ブーム⑮

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


毎週日曜日恒例の「にゃんにゃん」の出番です。

 日に日に、越冬に備え、毛が生え替わり、体系も脂肪を蓄え、寒さ対策を
 も万全。

 その姿が、更にかわいらしく変化しています。

 抱っこされると、胸で甘え、まったりとした表情になります。

右上のアルバムでどうぞ。

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2008年11月 7日 (金)

高校生アルバイト

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


私のお店には、多くのアルバイトが働いてくれている。

 アルバイトなしでは、お店が成り立たないといってもいい状態だ。

 その中にあって、レジの高校生アルバイトが、全員しっかりしている。
 自分が高校生だったころと比べても、本当にしっかりしている。

 特に、高校生の女の子のアルバイトは、挨拶、礼儀、言葉使いなど、
 大人の社会へ出ても、即戦力といえるほどの成熟ぶりだ。

 なぜ、子供の成長が退化していると言われる今、女子高生が
 しっかりしてきているのか。

高校生が働くという意志決定の段階から、成熟していると言えば言えるのだが。

 入社前に、本人と面接をして、入社を決めるのだが、
 入社の理由で多いのが、アルバイト料で将来へ備える為、というもの。

  「自動車学校へ通う為」 「携帯電話の支払い」 「将来の学業の為」等々。

 すでに、将来の見通しをもっているのである。

  そして、その見通しを実現するために、
  自ら行動して、解決しようとする “態度”。

 逆に、大学生のアルバイトのほうが、社会を “ナメテイル”。

  時間ぎりぎりに出勤し、時間が来ると、早々に退社。
  仕事に対する “姿勢” も良くない。

  それはそうである。身近な環境が、彼らに、自ら解決する “態度” を
  求めていないのだから。
  
 自らの“意志”で、自らの“行動”をもって、自ら解決しようとする “態度”。

  そのような、“環境”を、まわりが与えてやるのか?、自ら課すのか?。

高校生アルバイトの中に、「目」の良くないアルバイトがいる。

 外見上、目が良くないのだ。
 そのことが、彼女の明るさを奪っているのか、いつも相手の顔をうかがうように
 見るのである。

  私と面接したとき、彼女の誠実さとまじめさが光っていた。
  外見の問題など関係無く、私は、即入社を決定した経緯がある。

 私は、彼女に言った。
  「君は、しっかりしているね。仕事は楽しいか?。」

   「はいっ、本当に楽しいですよ~。」

 彼女は、明るく笑顔で答えてきた。

  「そういう笑顔でいつもいてごらん。自分に自信をもって人と会話するんだぞ。」

 彼女は、にこにこして、答えた。

  「はいっ、わかりました。」

 高校生という、多感な時代。

  このお店という、偶然の「場」を、彼ら彼女らの将来へのステップの「場」
  として選択したことを誇りに思えるよう、存在させていきたいと思う。

   それも、地域貢献と考える。

  彼ら彼女らの親が、安心して、買い物できる場所。
  そして、安心して、子供を預けられる場所。
  その子供達が働く場所で、地域の方々が買い物をする。

  そうやって、顔の見える地域の関わりが深まれば、
  地域の信頼できる教育機関としても存在感をましていくのではないか。



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2008年11月 6日 (木)

挨拶への取組みⅱ

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前のブログ「挨拶への取組み」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-f472.htmlを記した。

 その後、挨拶への取組みをひとつひとつ浸透させてきているが、
 一人の男子担当者が、今までの仕事ぶりから吹っ切れたように、お店での元気
 発揮している。

 事前に、社員とは、一人一人面接をして、挨拶への取組みを徹底していくことを
 約束していた。

 そして、彼は、そのことを、私の目を見て、しっかりと約束し、守ってくれている。

  彼が売場に出ると、私も圧倒されるくらいだ。

 彼は、仕事面では、いまひとつ、力を発揮してくれていなかった。
 そして、前チーフからは、叱咤激励が容赦無く飛んでいた。
 その事が、本人はもとより、まわりのマートさんまで影響していた。

  そんな中での、彼の、挨拶への取組みである。

 私のお店では、週に4日、朝の全体朝礼を、9時から実施している。
 そこで、笑顔での握手から始まり、経営理念の唱和、そして挨拶訓練と流れる。

  先日の全体朝礼のことである。

 いつもの流れで、握手が終わり、私の一言の時間だ。

  「皆さんとの、こうした全体朝礼や、11時からの挨拶訓練を通して、
   徐々に、皆さんの声や、挨拶に明るさと張りが出てきているのは確かです。」

  「しかし、こうした訓練は、あくまでも訓練。お店でお客様や従業員へ向けて
   現実に実施されなければ何の意味もありません。」

  「そんな中で、○君の売場での元気良さ、挨拶の取組みをご存知でしょうか?」
  「私でも、圧倒されるくらい、彼は売場で元気を出してくれています。」

 彼を良く知るパートさんは、大きくうなずきながら、私の話を聞いていた。

  「彼は、私との約束をしっかりと守り、それを売場で実現してくれています。」
  「是非とも、彼の売場での掛け声を聞いて、真似てください。圧倒されますよ。」

 彼のまわりのパートさんは、彼の肩を叩いて、激励していた。

  今まで、人前で誉められることなど無かったのだろう。
  彼も、彼のまわりのパートさんも、みんな泣いていた。
  私も、目頭が熱くなってきた。  

 その後の、全員での挨拶訓練は、店内にこだまする声の大きさが違っていた。

また、今月から、挨拶訓練の先導役を、店長の私が指名していくこととしている。

 一日の日に、今日指名するパートさんに伝えると、
  
  「わかりました、がんばります。」

 徐々に徐々に、お店での、挨拶の取組みがパートさんまで浸透しつつある。
  

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2008年11月 5日 (水)

海老名誠さんとの出会い

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の日曜日に、訪問者があった。

 ブログ仲間(失礼! ブログの先生)の「海老名誠」さんだ。

 海老名さんは、私がブログを始めた当初から関わって頂き、
 私を勇気付けてくれた方だ。

  私のブログには、海老名さんのブログをリンクさせていただいてもいる。
   (海老名誠の身辺雑記)http://blog.goo.ne.jp/m-ebina_2004

 久しぶりに、緊張した。

  こんなに緊張したのは、何年ぶりだろう?。

 顔の見えない世界(ブログの世界)で、初めてお目にかかる実物に、
 恐怖感さえ覚えたくらいだ。
 
 相手が見えないバーチャルな世界と、リアルな世界。
 リアルな世界では、「嘘」はつけない。
 嘘をついても、見抜かれてしまうから。

  見抜かれまいとすればするほど、緊張するもの。

海老名さんと食事をしながら過ごした一時間は、不思議な世界だった。

 彼は、「エビナコーチングオフィス」の代表取締役であり、
 生涯学習開発財団認定のコーチでもある。

 初対面でもあり、初めはぎこちない会話から始まったが、
 話しが進むうちに、部下との関わりや、成功体験の話しに移った。

 彼と話しをしていると、どんどん話しが進んだ。
 本当に “気持ちよく” 話しをさせて頂いた。

 そして、不思議なことに、話しが進むうちに、

  いままで見えていなかった“結論”が、私の口からどんどんでてくるのである。

 いや、彼が、私から引き出してくれたのであろう。
 なんの躊躇もなく出てくる “結論” は、私が気付かないくらいの自然さだった。

  これが、「コーチング」か!。

  感動した。

 彼は、言った。

  「自分の言葉が、部下に通じないのはなぜでしょう?」
  「それは、部下の言葉で話していないからですよ。」

  「部下には、部下の心を揺さぶる、部下の言葉がある。」
  「上司は一生懸命、自分の言葉で説き伏せようとする。」
  「しかし、部下には部下の言葉で伝えないと、伝わらない。」

  それは、上司の目線と部下の目線に違い。

 私は、最近の出来事を話した。

  「従来の成功体験を引きずって、今までバイヤーの提案を蹴っていました。」
   「なるほど。」

  「でも、競合出店を機に、バイヤーの提案を受け入れてみました。」
   「うん、うん。」

  「そうしたら、従来は失敗した提案が、成功しました。」
   「なるほど!、なるほど!。」

  「何が正しいのか?、それは、その場その場の状況に応じて答えが変わる。」
  「だから、この成功も、将来はまた変わってくる。今回はそれを学びました。」
   「てっちゃん、すばらしい!。てっちゃんも成長しているのですよ!。」

 こうして、私は、彼から、“無料” のコーチングを受けていたのである。

  不思議と、心のわだかまりが取れていくのがわかった。

 そして、本当に短い一時間が過ぎた。
 
  「まだまだ、私の話を聞いていただきたい。」

 率直な感想である。

 海老名さん、不思議な体験をありがとうございます。
 今後とも、よろしくお願いいたします。




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2008年11月 4日 (火)

職場は一将の影

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


古本屋で買いこんだ本の中に、

 中川政雄 著。  「人は化ける! 組織も化ける!」(PHP研究所) があった。

 別に、意識して買ったわけではなかったが、読んでみて、共感できた。
 元信金の役員だった著者が語る、リーダー論だ。

 信金入社後、エレベーターの上がり下がりの人事異動を経験しながら、
 支店長としての部下との関わり、地域の中小企業の社長との関わりと通して、
 掴んだリーダー論。

  それが、「人は化ける、組織も化ける」。

 その通りだと、思う。

  彼は、28歳で全国最年少の信金支店長となった。

 理事長から訓示を受け、「職場は一将の影」との言葉を頂いた。
 その言葉の意味が、ようやく20年経って、理解できたという。

 43歳の厄明けから、もっとみんなと「一緒にやろやないか」と考えるようになり、
 そのころから、行く支店で皆の協力を得、部下との信頼関係が結ばれた。

 物事を見る視点も、前から見るだけではなく、横からも、後からも見られるように
 なり、仕事が出来ないといわれている社員にも、余裕を持った気持ちで接するこ
 とが出来るようになった。

  気がつくと、以前と比べて、大きく変わった“自分”がいた。

 「職場は一将の影」。

  以前、理事長が訓示で自分に送ってくれた、言葉の意味が理解できた。

 この本を読んでいると、信金の支店長と食品スーパーの店長との違いはあるが、
 まさに、拠点の長としての、「覚悟」が全編を通して伝わってくる。

 われわれ食品スーパーにも、企業規模、店舗規模さまざまに存在するが、どの
 お店にも、基本的に店長が存在する。

 従業員数百人を超える店舗から、数名の店舗までさまざまだ。

  しかし、部下が店長を見る“目”は、同じ。

 しっかり、その店舗のトップの一挙手一投足を見ている。
 その部下達に、どうのような“姿勢”で臨むのか?

 上司にはいくらでも、ウソをつける、誤魔化せる。
 しかし、自分の部下には、ウソはつけない。
 
  ついても、見破られる。

 それだけ、自分の背中は、もろいもの。うそをつけないもの。
 だから、“覚悟”するしかないのである。
 
  潔く、正しく、正面から取り組む姿勢を貫く「覚悟」。

 
 それにしても、最近は、古本屋でいろいろな本が手軽に読める。
 以前だったら、1500円以上出さなければ読めない本が、いまや300円以下。

 私のプロフィールhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/about.htmlにも記して
 ありますが、40歳を越して、ますます本を読む時間が増えました。

 私も、上記の著者の中川さんのように、40歳を越してから、「人と組織は化ける」
 ことが、ようやくわかりつつあるかな?、といったところです。 

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2008年11月 3日 (月)

真岡地区MR

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


休日の朝。
 
 朝からの秋晴れ。
 絶好の“MR”日和だ。

 久しぶりに「真岡」地区へ行ってみた。

 この地域は、従来のF百貨店、B社が市街地の中心を占め、その周辺にSM
 が点在する地域。

 2年前にIEONが出店し、更に今年、川向こうの新興住宅街にT社が出店。
 ますます競争が激化してきた。

 今回のMRでも、決定的な一番店は見当たらず、どのお店も年商10億~15億
 の売上で均衡が取れているように思われた。

 このエリアは、私が以前の企業に入社当初から話題のエリアだった。
 先述のF百貨店、リージョナルのT社などをMRに、東北から車を飛ばして来た
 記憶がある。

まずは、荒町のO社。

 ワングレードアップの品揃えと店格を誇るO社。
 しかし、他のO社と比較しても、ここはナンバーワンではないだろうか。
 それだけ、売場の状態、鮮度、品揃え、グレードとも圧倒的に見事だ。

 以前にも訪問したが、そのときも素晴らしい売場だった。

 特に「青果」「鮮魚」が見事。柿の実を割って見せて、中の美味しさを見せながら
 販売する所など心憎い。

 但し、お客様は入っていない。

なぜか?

 スーパーマーケットとという「場」の在り方の方向性が違うのだ。
 この「場」は、明るく元気に開放的に、普段着で来店する「場」なのだ。
 そのような「場」になっていないだけのこと。

次は、E社。
 
 茨城中心に関東エリア全体をカバーするE社は、規模、品揃え、基本などで
 完全に負けている。そして、価格的にもメリットが少ない。厳しい存在だ。

今年出店したT社。

 川向こうの、O社などとは商圏が異なるエリアへの出店。
 しかし、細谷戦争を戦っているT社のような盛上がりは少ない。
 逆に、既存のショッピングモールのT社のほうが地域特性を活かした青果の
 展開をしていたようだ。
 今後のこのエリアの宅地開発が楽しみではある。

2年前に出店したIEON。

 出店当初は、出店を間違ったと思っていたが、ようやく集客力アップへの売場
 造りが定着してきたようだ。
 しかし、あの広大なエリアにしては、まだまだ集客が少ない。
 隣のP社に食われているのか?

そして、隣のP社。

 本当にパワーのある小型店だ。
 二昔前の店舗スタイルだが、経営者がお客様や、エリアの競合状況に変化し
 商売を強化しながら、ますます元気な売場造りを実現している。
 
  このスタイルのお店に関しては、賛否は両論だろう。

 このお店から、“商売”を学ぶべきだろう。
 一番商売をしているのが、このエリアで、このお店だろう。

更に、P社の隣のK社。

 同じIEONグループの出店により、相当遠慮しているのか? と思えるほどの
 元気の無さ。

 隣のP社と比較すると、激戦区で戦う、という意志が無い。
 いずれ、撤退させるのか?

そして、別エリアのT社。

 前出のT社がこれからの立地への出店ならば、
 このT社は、既存店としての老練さがうかがわれる。

 特に、「青果」と「惣菜」は強い。

 青果は、トップから早速「野菜」の価格訴求。
 そして、きっちり明確なくくりでの果実の展開。サイドの丁寧さ。

 惣菜も、午後3時の段階で、商品を積んでいる。攻めているのだ。

  しかし、このエリアで、一番バランスの取れているのが、T社だ。

 価格、鮮度、品揃え、品切れ、そして、明るく元気で気持ちの良い店内。
 奇をてらうわけでもなく、一番ベーシックにまじめに商売をしている。

 結局、最後まで生き残るのは、こんなお店なのだ。

最後のO社。

 前出のワングレードアップのお店と比較すると、基本レベルで落ちるが、
 それでも、健闘していると思われる。
 やはり、既存店としての経験と、従来からのバランスのとれた商売がお客様に
 定着しているのだろう。

激戦区の真岡エリア。

 やはり、ここでも、普段の食卓に特化したワンストップショッピングを愚直に
 追求している企業ほど、お客様からの支持が安定して高いといえた。

右上のアルバムに、全て載せました。ご覧ください。
   

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2008年11月 2日 (日)

11月へ向けて

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


いよいよ、11月。

 12月、年末の数値を占う、最終商戦。

 11月という期間は、あまり意識をしない月間だが、この月間の数値で、12月、
  年末の数値が決まる。私は、今までの経験から、そう信じている。

なぜか?

 お客様は、年末の暮らしの買い回りを、どこかの段階で決定する。
 その、「タイミング」が、11月だ。

  だから、11月の商売が非常に大切。
 
 11月の月間の数値が、そのまま年末期間の数値へ引き継がれる。

 これは、以前のブログ「ひな祭り動向(2)」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_83e7.htmlで記したが、お店とお客様との信頼関係
 により、イベントの集客と売上は決定するもの。

 だから、突然、イベント時に力を入れた売場を造っても後の祭り。
 お客様の普段の売場から、イベント時の買い回りを決めている。

  その決定が、11月だと言う事。

 そういう意味で、11月は、年末に売り込む商材を意識しつつ、普段の強化を
 更に意識して、お客様と戦っていく時期。

 そして、つい昨日のことのように思い出される「お盆」から、何を学び、何を捨て、
 何に取り組むのか?。

  お盆の反省。

 それは、捨てるものと、継続するもの、そして、新たな挑戦。

 この方向性を明確に打ち出し、より明確に実現させなければ、ビッグチャンス
 は物に出来ないと言うことだ。

今年の「クリスマス」は、グロサリーチーフから平台2本(23尺)を借り切った。

 そして、24日のクリスマス当日は、ご馳走を大胆に集合させた部門合同展開
 を計画。

 部門の縦割りに固執せず、店長でなければ実現できないお店としてのクリスマ
 スを実現させる。

  その興奮を、更に続く年末へつなげる。
  その為に、11月は、そのつなぎとしての月間ととらえる。

 元旦を迎えて、12月商戦の反省をするのではない。
 11月を迎えて、12月商戦を創造していくのである。

 以前に実施した「クリスマス」の展開です。<a href="http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/kurisumasu-07.xls">ダウンロード kurisumasu-07.xls (334.5K)</a>
*この画像は、3日後に消去されます。

 上記画像のような展開から、更に今年は、私のわがまま展開にて、
 お店の盛り上がりを図りたいと考えております。
  

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2008年11月 1日 (土)

マイ・ブーム⑭

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。



毎週日曜の恒例「にゃんにゃん」日記です。

 どんどん大人になっていく「にゃんにゃん」です。

  最近は、お尻から太もものラインが大人っぽくなってきました。
  そして、短いしっぽに、おしゃれなリボンをつけてもらいました。

 しかし、昼寝から覚めて、大きなあくびをするところは、まだまだ子供。

 いろいろな表情の「にゃんにゃん」をどうぞ。

右上のアルバムでご覧ください。

 更に、我が家にも紅葉が訪れました。

 楓と楓のコントラストが粋に写っています。

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