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2008年10月19日 (日)

挨拶への取組み

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前のブログで、「私の下期重点計画」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-b8fc.htmlを記した。

 今回は、その途中報告として、現在進行している内容から。

 下期の重点行為を「接客」に焦点を絞り、従業員の活気を売場に反映させること
 とした。

  まずは、「挨拶」だ。

 そして、従業員一人一人と、挨拶についての面接を実施している。

  全従業員約150名と、一人一人面接の予定。
  気の遠くなるような計画だが、決めたら、やるだけ。

  社員との面接は、ほぼ終了。
  これから、いよいよパートさんとの面接。
  
  その面接で、一つのチェックシートをパートさんに自己採点させてある。
  これは、個人の接客レベルを評価して、時給の評価基準にしているもの。

  今回は、それを、パートさん自身に自己評価してもらい、それをベースに面接。

 目的は、自己採点させることにより、パートさん自身の意識レベルを高めること。
       そして、その評価に対して、店長と目線を合わせること。
       それぞれの項目が、自分の給料に直結するという共通認識の確認だ。

  それによって、店長との共通の話題を、常に「挨拶」「接客」へ向けさせること。

  更に、ネームに接客レベルを表すシールを、4段階に分け表示。
  こうして、接客レベルを色分けし、接客レベルを「見える化」していく。
  
  更にまた、休憩室に、月別に、個人別接客レベルを表示し、意識付け。

 現在は、新人のパートさんへ、午前11時から30分の接客教育を実施し、
 新人たりとも、遅れを取らせないフォローを実施中だ。

  その教育は、新人パートさんが終了したら、ベテランパートさん移行し、
  更に、新人社員、ベテラン社員へと拡大していく予定。

 11時からの接客教室では、ある事を念頭に、パートさんへ話しをしている。

それは?

 「挨拶への取組みは、お客様の為、会社の為ではなく、自分の為の取組み」。

 と、言う事。

私は、パートさんにいつも、こう言っている。

 「人と、目と目で挨拶が出来るということは、人の痛みやぬくもり、相手の気持が
  わかるということ。そのことを通して、人との関わりを深められるということは、
  自分の人生を変えることが出来ると言う事。挨拶や接客を追及していくという
  事は、自分の生き方や人生を追求していくこと。そして人間を学ぶということ。
  お客さまへの接客を学ぶということは、その人生追求の途中で廻り合う行為
  なのだということ。だから、挨拶や接客を追及するということは、自分の人生
  の成功の為の追求なのだ、と言う事です。」

 挨拶訓練に本気で取り組むと、自分の人生を変えることが出来る。

  私は、本気で、そう信じている。
  そして、そのようなパートさんを、たくさん見てきた。

  より積極的に人と関わり、それにより自分の人生が豊かになり、より活き活き
  と、仕事にも、家庭生活にも積極的に関われる人生に変えることが出来た人
  を、たくさん見てきた。

 そういう意味では、人間は信じることから始まるものだ。
 自分の、豊かな未来を信じるから、今の努力を惜しまずに、行動を起こせる。

 私の部下。社員だけではなく、パートさんアルバイトにも、豊かな人生を送って
 もらいたい。
 
 だから、本気で接客、挨拶の取組みを、部下と共に推し進めていく。

 

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