トップからの指示
皆さん、こんにちは
北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、トップから電話がかかってきた。
「いま、○○店にいるが、鮮魚の売場造りが素晴らしい。部門チーフと共に
学ぶこと。品揃えの参考にするといい。」
そんな内容だった。
私は、早速鮮魚チーフに話した。
「わかりました。明日の午後から時間が空きますので準備しておきます。」
先日のブログ「鮮魚チーフの叫び」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-6faa.htmlで記したチーフも、以前の戦う意志を
取り戻しモチベーションは高い。
トップからは鮮魚チーフと見てくるように言われたが、私は敢えてもう一人、
精肉チーフも誘った。
その○○店の精肉が伸びているからだ。
精肉チーフには当日、声をかけたが、彼も即答した。
「わかりました。大丈夫です。」
良いお店に学ぶ。
良くあることだが、私は、極力部下と学びにいく。
年に2回は、各部門チーフに声をかけ、遠征する。
それは、以前のブログ「組織強化Ⅱ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_dfd8.htmlでも記した。
私が学んだ内容を、部下に伝えて、実現させるか、
部下と見た内容を、部下が理解して実現させるか。
圧倒的に、後者の選択のほうが、実現できる確立は高い。
確かに、MRをする時間を作り出すことは容易ではない。
しかし、モチベーションの高い部下にとって、その時間の割り出しは容易。
何を置いても、その時間から作り出される効果を、自ら知っているから。
店長と共有する“商売の真髄”
同僚と共有する“情報の横串”
そのような経験が、どのような発展をするか?
必ず、上司が期待する結果を上回ることだけは、間違いの無い事実である。
私は、翌日MRする店長にも、事前に電話連絡した。
トップからの指示があったことで、彼のモチベーションもあがるだろう。
彼らも、事前に知らされることで、不備の無い売場を造れるだろう。
我々も、せっかくの時間を、無駄に過ごさず、有益に学べるだろう。
自社の他店に学ぶというのは、どこか白けるもの。
しかし、このようなセッティングから、良いお店に学ぶ習慣をつけておけば、
必ず、自分の売場に活かし、結果を出し、自信を得る。
転んでも、ただでは起き上がらない。
転んだら、転んだ視点でまわりを見つめろ。
転ぶという“チャンス”を、必ずものにしろ。
転倒する勇気
挑戦する勇気
難局に立ち向かう勇気。
われわれが、今、一番幸せなのである。
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