私の「下期重点計画」
皆さん、こんにちは。
北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日の「店長会」を終え、私のお店のクリニックと同時に、上半期の店舗反省も
報告した。
各店の報告、自店の報告を済ませ、私は、下半期の最重点課題を「接客」への
取組みにすることを決めた。
なぜか?
競合が出来た「今」でなければ、自分の気持も乗ってこないと思うから。
そして、それを、組織強化の最大の話題としていこうと思うから。
更には、販売面、営業面は、副店長に委ねようと思うから。
しかし、「接客」に関しては、わたしがこの会社に入社してから、毎年のように
重点課題として取り上げられて来た、しかし、一向に向上の様子が見られなかっ
た。それは、私のお店だけでなく、全社的に、接客は向上していなかった。
当然である。
皆が、本気になっていなかったから。
「とりあえず、やっている“振り”だけはしておこう。
私の気持のどこかに、そんな空気があった。
それだけ、その時は、販売面、営業面への課題が多かった。
そして今、販売面に関しては、ある程度のレールがしかれ、競合店が出現した。
もう一度、全従業員が一つになれる、“話題”が必要だった。
私は、それを、「接客への取組み」に求めたのだ。
本気になるからには、幾重にも重ね合わせた“津波”のような波状攻撃が必須。
これでもかといえるほどの、取組みをしていかなければ、定着などしない。
まず、全従業員と面接することから始めていく。
「接客」とは、お客様だけの為にあらず。
自分自身の人間的成長が究極の目的となるのである。
その事を、しっかりと、一人一人に伝えるつもりである。
そして、それは、パートさんほど、良く理解してくれるものである。
なぜなら、若手社員の何倍も人生経験を踏んでいるから。
そして、人間を磨き、女を磨いてきたから。
それは、以前のブログ「女を磨く、とは?」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_393d.htmlでも記した。
人生経験を踏めば踏むほど、挨拶や礼儀の大切さを理解する。
そして、人間の本質が、そこにあることを、良くわかっている。
私は、相手と「目」と「目」で挨拶が交わせようになれば、その人の“人生”を
変えることが出来ると信じている。
そして、それによって、自立した人生を歩む事が出来ると信じている。
だから、その、挨拶を中心にした「接客」を磨くことは、仕事のスキルを磨くこと
ではなく、それを通して「人生」を理解することだと思っている。
それを、わかる人から伝えていく。
そして、その接客のレベルを「見える化」していく。
誰にでも見える指数にて、皆の関心を、そこにフォーカスしていく。
店長としての、真剣勝負が、また始まる。
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