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2008年10月24日 (金)

店長会Ⅳ

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日は、10月の店長会だった。

 今回のテーマは、数値低迷店のクリニック。
 そして、マニュアルテスト。

 不振店舗のクリニックは、全店長を、2グループに分け、2店舗のクリニック。
 そして、本部に集合し、2グループ毎に課題を提案し合う。

  この店舗クリニックには、いわゆる「答え」は無い。
  逆に言えば、「答え」は無数にある。
  そして、店長として、どの「答え」を採用するか。

 私は、このような、答えの無い問いに対して、答えを導き出すのが好きだ。

  答えが無数にあるから、的確な答えを選択し、部下と共に実現していくから
  店長としての存在価値がある。

  そして、答えを導き出していくには、自らの基準を持たなければならない。
  
 店舗として、大切なこと。
 店長として、譲れないところ。
 
  新入社員時代から、部門責任者、店舗責任者を通して培われた価値基準。
 
 それらを総合して、いろいろな情報を瞬間的に判断し、結論を見出す。
 それが、現場を見ただけで、見えてくる、いや、感じる違和感。
 
 それは、そのような視点で売場を見る癖をつけて行くと、身についていくもの。

  私だったら、こうする。
  私だったら、ここはこのような売場で、お客様に提案する。
  私だったら、このような意図をもって、将来の為に、今これを展開する。

 それが、その現場に立っただけで、見えてくる。

 しかし、その後の「マニュアルテスト」は、大の苦手。

なぜか?

 答えがあるから。

 マニュアル本は、基本的には、現場に立ち続ければ、当たり前の事。
 それは、それぞれの担当者にとって、切り口を変えて目の前に現れてくる。

  しかし、テストの解答は、一字一句間違えずに答えを要求してくる。
  
 これが、苦手なのだ。

 ただ、勉強が嫌いなだけなのかもしれない。
 一字一句、同じ事がいえるから、企業としての意思統一が図れるのだろう。

  しかし、その答えに縛られはいけない。

 マニュアル本の答えが、現場の全ての場面で通用することは無い。

 むしろ、現場で要求されるのは、場面によって全て異なる解答を
 即座に、その場に当てはめて、自ら答えを導き出す応用力。

 そう思えば思うほど、マニュアルを読まない自分がいる。

 もっと、素直に、いろいろなものを、受け入れる応用力を、
 自分も、身に付けなければ、そう思う、店長会でした。 

 

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