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2008年10月17日 (金)

飲み会

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のブログ「販売会議」を記したが、その販売会議の夜に、店長、経営幹部、
バイヤーなど、数名が集まり、飲み会を実施している。

 これは、以前のブログ「部下の人生を背負う覚悟」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_0aec.htmlを記したが、その流れである。

 ここ2ヶ月、お盆、新店などで開催しなかったが、今月は久々に6名が集まった。

  生え抜きの店長、バイヤーでも30歳台であり、皆若い。

 話題も、家族、家よりも、仕事中心である。

 そんな中で、一番話題として、私の心に残った話題がある。
 
 今回は、経営トップも参加しており、ある人事に関しての話題になった。

  ある、一名の、副店長への抜擢。

 もともと若い企業であり、生え抜きの人事に関しても、年功序列的に昇格して
 いたが、今回、ある6年目の鮮魚チーフが、先輩社員を飛び越えて“副店長”に
 昇格した。

 その話題に対して、各店長から、自分の部下で、抜擢された副店長と同期、
 又は、年上のチーフの反応の話題となった。

 私のお店にも、彼と同期のチーフがいるが、その件で、私に言ってきた。
  「店長、悔しいです。労働時間が長い人間が昇格するんですか?」

 私は、返した。
  「俺なんか、同期で店長になるのが一番遅かったぞ。それでも今はそれで
   良かったと思っている。この段階で企業人としての序列が決まるわけでは
   無い。それに、早く昇格したからって、それが長い人生において良いことで
   も無い。下積みを長く積むことのほうが、遠回りのようで一番の近道だ。今
   は、自分の目の前の課題に全力を注げ。」

 同様の話しが、他の店長からもあった。

 そして、経営トップが言った。
  「私が期待した通りのシナリオだ。いつまでも年功序列の人事が保障され
   る訳ではない。この人事がいろいろな波紋を呼ぶことは想像できた。そし
   て、よい方向に動いているようだ。そうやって、部下の気持の活性化が進
   むことが一番の狙いだ。」

 別の店長が言った一言が、私の心に響いた。
  「副店長に昇格した鮮魚チーフと君の違いは何か考えたか?
   あの鮮魚チーフは、妥協しないで、商品を潰し切るまで切り続けた。そし
   て妥協しないで仕事をやりきった。その仕事に対する“姿勢”が認められた
   のだ。お前にそれがあるか?。」

 まだまだ、若い企業である。

 まだまだ、熱い企業である。

 そして、まだまだ、アクセルを目一杯踏んでいる企業でもある。
 

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