飲み会
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日のブログ「販売会議」を記したが、その販売会議の夜に、店長、経営幹部、
バイヤーなど、数名が集まり、飲み会を実施している。
これは、以前のブログ「部下の人生を背負う覚悟」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_0aec.htmlを記したが、その流れである。
ここ2ヶ月、お盆、新店などで開催しなかったが、今月は久々に6名が集まった。
生え抜きの店長、バイヤーでも30歳台であり、皆若い。
話題も、家族、家よりも、仕事中心である。
そんな中で、一番話題として、私の心に残った話題がある。
今回は、経営トップも参加しており、ある人事に関しての話題になった。
ある、一名の、副店長への抜擢。
もともと若い企業であり、生え抜きの人事に関しても、年功序列的に昇格して
いたが、今回、ある6年目の鮮魚チーフが、先輩社員を飛び越えて“副店長”に
昇格した。
その話題に対して、各店長から、自分の部下で、抜擢された副店長と同期、
又は、年上のチーフの反応の話題となった。
私のお店にも、彼と同期のチーフがいるが、その件で、私に言ってきた。
「店長、悔しいです。労働時間が長い人間が昇格するんですか?」
私は、返した。
「俺なんか、同期で店長になるのが一番遅かったぞ。それでも今はそれで
良かったと思っている。この段階で企業人としての序列が決まるわけでは
無い。それに、早く昇格したからって、それが長い人生において良いことで
も無い。下積みを長く積むことのほうが、遠回りのようで一番の近道だ。今
は、自分の目の前の課題に全力を注げ。」
同様の話しが、他の店長からもあった。
そして、経営トップが言った。
「私が期待した通りのシナリオだ。いつまでも年功序列の人事が保障され
る訳ではない。この人事がいろいろな波紋を呼ぶことは想像できた。そし
て、よい方向に動いているようだ。そうやって、部下の気持の活性化が進
むことが一番の狙いだ。」
別の店長が言った一言が、私の心に響いた。
「副店長に昇格した鮮魚チーフと君の違いは何か考えたか?
あの鮮魚チーフは、妥協しないで、商品を潰し切るまで切り続けた。そし
て妥協しないで仕事をやりきった。その仕事に対する“姿勢”が認められた
のだ。お前にそれがあるか?。」
まだまだ、若い企業である。
まだまだ、熱い企業である。
そして、まだまだ、アクセルを目一杯踏んでいる企業でもある。
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