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2008年10月

2008年10月31日 (金)

私の「欲しい人材」

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の「店長会」で、人事部長から提案があった。

 「次年度以降の採用に関して、各店長からも、将来の我が社のあるべき人材
  に関して、知恵を貸して欲しい。どんな人材がふさわしいのか、お店の店長
  の立場からで結構なので、5項目記入して、後日送付してほしい。」

 そんな内容だった。

 将来的に、採用がますます厳しさを増していく中、抽象的に「優秀な」とか「能力
 の高い」というような要素の人材ではなく、より具体的な言葉で、要素を決定して
 採用していくために、人材の要素を書いて欲しい、ということだ。

 後日では、忘れる恐れがある為、私はその日のうちに記入して、人事部長へ
 渡してきた。

 私の欲しい人材

  ⅰ 相手の「目」を見て、会話が出来る人間。

  ⅱ “場”の空気が読める人間。

  ⅲ “時間”に縛られないで、仕事ができる人間。

  ⅳ 将来、どんな仕事がしたいかを、語れる人間。

  ⅴ つらい“道”を選べる人間。

 上記5項目が、私の欲しい人材の要素。

 上記の要素を持つ人材ならば、大学卒、高校卒、中学卒を問わない。
 どこを出ようが、上記の要素を多く持っている人間ならば、一緒に仕事を
 したいと思う。

 そして、この世界の仕事のおもしろさを共に共有していきたいと思う。

  基本的には、まず、「挨拶」だ。これは、以前のブログ「挨拶への取組み」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-f472.htmlでも記した。

  次は、相手の気持ちが読める、と言う事。そしてバランス感覚。

  三つ目は、仕事に対するこだわりと妥協しない態度。

  四つ目は、仕事に対する「夢」があるかと言う事。

  最後は、物事を素直に受け止め、根本から取り組もうとする態度。

 採用前から、こんな人材がいるのか?。と思えてしまう。

  書いていて、自分の目標とする“姿”ではないか?、と思えたほどである。

 われわれの商売は、いろいろな要素が入り組んだ、複雑な仕事である。

 机上の論理や、参考書、マニュアルで勉強しても、実際に現場で磨かれて
 初めて、その本人にとっての「知恵」となり、その知恵の集まりがお客様へ
 伝わって、売上、業績となって跳ね返ってくる。

 その事を、体を張って習得していく“体質”を持った人間が伸びていくもの。

 しかし、そのような要素をもった人材を、たかだか何回かの面接で見えるか、
 と言う事だ。

 結局、それも含めて、そのような人材へ“磨いていく”ということだ。
 それを一言で言うと、「素直な人間」 と言う要素に行きつくのだ。

 素直な人間。真っ白な素直な心があれば、私は、徹底して鍛えていく。
 そして、一流の商売人へ仕上げてみせる。

 そこまで言い切る自分が恐ろしいが、
  是非ともそんな人材を受け入れたいものだ。
  
 

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2008年10月30日 (木)

競合店長との懇親会Ⅱ

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前のブログで、「競合店長との懇親会」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-db1d.htmlを記したが、あれから一ヶ月、2回目の
 懇親会が開催された。

 今回の参加者は私を含めて3名。
 私と、新規競合店の店長、そして、私のお店の従来からの競合店の店長。

  まさに、ガチンコ勝負をしている競合店同士の3名の懇親会である。

 の、予定だったが・・・・・。

  新規競合店の店長から携帯に連絡が入り、お子さんの発熱により欠席。
  従来からの競合店の店長も、遅れる、との予定。

 予定時間を一時間過ぎ、そろそろ帰るか、とトイレに入った途端に、携帯の
 電話が鳴った。

  そして、トイレから戻るとすぐ、いつもの笑顔で、彼が現れた。

ようやく、一時間遅れで、始まった。

 彼は、以前のブログ「競合店の変化」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-0c20.htmlでも記した店長である。

 競合企業の一番店から、現店へ赴任し、4ヶ月。
 店長として、店舗運営を構想する力はさすがである。

  赴任以来、お店の随所に、店長の意志(部下の意志?)が入り始めている。

 話しをしていると、彼の店舗運営に対する価値観は、私と似ている。
 
  いかに、部下を巻き込むか。

 店長が先頭を走るのではなく、部下との距離感を大切にしていくタイプ。
 
 更に、店舗運営に対しての、自分なりのこだわり。
 “カート回収”にこだわりを持ち、カート置場だけは、いつも整理しておくと言う。
 普段の買い物をする主婦に方に、安心して来店していただく第一歩が、カート
 置場だと言う。

  また、POPに対してのこだわり。

 一品一品の商品へのこだわりを、POPでしっかり伝える。
 POPは、人に代わる、最大のセールスマンだと言う。

  更に、店舗奥の「精肉」と「惣菜」を一つの磁石にすべく、メニュー提案を
  強化している、と言う。そのための部門合展開とPOPでの説明。

 なるほど。彼と話しをしていると、彼の価値観がしっかりと伝わってくる。

  さすがに、競合企業の一番店を任せられていた人材だ。
  
 最後に彼は、言った。
  「ここのお店の内示をもらったときは悩みました。数値が厳しくなるお店で
   力を発揮できるのか?、と。」

 私は言った。
  「一年間は冷や飯を食いますよ。しかし、一年後に上昇するか、停滞するか
   は、この一年間の取組み次第。どうせなら上昇させて、一年後に笑いたい。
   それが、一番の部下育成だと思いますよ。」

 彼は、笑顔で頷いた。

 次回は、いよいよ、3店舗のガチンコ懇親会だ。 
 
 

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2008年10月29日 (水)

鮮魚と惣菜のトライ

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先週の大田原MRにて、S社の鮮魚の担当者の名を冠した盛り合わせにヒントを
得て、当店でも、午後4時からの造り立てでの展開を計画した。

 鮮魚でのヒントを、惣菜の寿司にも応用してみた。

 考え方は同じ、鮮度とその日の相場を最優先し、その道のプロである
 部門チーフに全てを任せ、チーフお任せで量感のあるお造りや握りを
 単品量販する。

 朝からの品揃えではなく、夕方4時から、数量限定で販売。
 それを、毎日夕方の目玉としていき、夕方の集客力拡大の一手段としていく。

 早速、鮮魚チーフに話しを持ちかけた。
 以前のブログ「鮮魚チーフの叫び」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-6faa.html記した、鮮魚チーフは、快く承諾した。

 但し、従来から展開している「海鮮盛り合わせ」は継続しながら、チーフお任せ
 盛合せも同時併売していく。

 更に、鮮魚バイヤーや店舗運営部長にも了解を取り、お店だけの取組みから
 会社の本部も巻き込んでの取組みへと拡大させた。

更に、同様の考え方での商品造りは、生寿司へも応用できる。

 惣菜チーフへ、考え方を説明し、鮮魚同様に夕方4時からの握りたて展開で
 実施できないか?を要請した。

 惣菜チーフも悩んでいる。それは、「惣菜チーフの強い意志」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-f58c.htmlにも記している。
 そして、惣菜チーフとの打合せから、毎日の取組みとレシピを確定した。

 低値入れではあるが、毎日継続して展開することで、失ったお客様の奪回
 には有効である。

上記内容で、いよいよ実施である。

 生寿司の「チーフお任せ握り」に関しては、私の汚い手書きPOPにてアピール。

 鮮魚、惣菜の展開事例<a href="http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/senngyo-souzai-jirei-08.xls">ダウンロード senngyo-souzai-jirei-08.xls (275.0K)</a>です。
  *この画像は3日後に消去されます。

 まだまだ進化していく売場ではありますが、更にいい知恵があれば
 コメント頂きたいと思います。

 計画数量が少ない理由もあるが、どちらも計画数量は完売状態である。

 この時間帯が一番のピーク時であり、その時間帯で、魅力ある商品が展開さ
 れれば、当然ながら、お客様の支持は圧倒的に高まる。

 そんな取組みから、ジワリジワリ、奪われたお客様の奪回を図っていきたい。
 

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2008年10月28日 (火)

蒟蒻畑の件

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


約2週間前だろうか、グロサリーチーフが私に言った。

 「店長、蒟蒻畑が製造中止になるらしいですよ。」
  「なぜ?。」

 「えっ、知らないんですか?。また、蒟蒻畑を食べて死者が出たらしいですよ。」
  「知らなかった。」

  彼は、私に、発注をどうするか、確認したのだ。

 「いっぱい、発注しておいたほうがいいですよね?。店長?。」

  私は、一瞬、嫌なものがよぎったが、それ以上に、蒟蒻畑が消えることで、
  困る人たちの顔が浮かんだ。

 「問屋に、在庫を調べさせろ!。そしてファックスさせろ!。」

  グロサリーチーフは、早速動いた。

 さすがに関西の大阪出身である。このような商売の機微には目ざとい。

  間もなく、問屋から「蒟蒻畑」の在庫数量がファックスされてきた。

 「店長、結構在庫ありますね。各アイテム、20箱ずつ送ってもらいますか?。」

  在庫を見ると、グレープが80ケース、アップルが120ケース等あった。

  私は、彼に言った。

 「グレープは一番の売れ筋だ。グレープ50箱、アップル30箱、ピーチ20箱、
  その他は10箱ずつで良いだろう。」

 「はいっ、わかりました!。」

  彼は、早速、バイヤーを通して、問屋に発注した。

 売る、売らない。売れる、売れない、は別にして、まずは、在庫確保だ。

 道義上の問題に、心は引っかかったが、あの商品が消えて、逆に、残念に
 思うお客さまがいるのも事実。

  商品が納品される間、本部からの指示は、特別なかった。
  本部から、販売中止の指示があれば従うまでだ。

  テレビ等のメディアでも大きく取り上げられていたが、逆に、ネットでは製造
  中止への批判も多いと報じていた。
 
 3日後に商品が入荷。
  半端な数量ではない。

 早速、10尺ほどのスペースを使用し、大陳。
 入荷の3分の2を売場に出しきった。

 予想通り、グレープの動きは突出している。

  その後、本部から、私のお店以外に送り込みがあった。
  それでも、各店は、在庫が切れてきている。

 競合各店も、在庫はゼロ。

  しかし、今回の件では、なぜか優越感には浸れない。
  いまだに、心に引っかかっているものが、拭えない。

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2008年10月27日 (月)

インターンシップⅡ

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


この時期、お店に中学生、高校生のインターンシップや、小学生の売場見学会
が、頻繁に実施されている。

 私は、この会社に入社当時は、あまり厳しい事は言わずに、生徒の態度にも
 直接指導せずに受け入れていたが、最近が、学校側の意図を別の切り口から
 捉え直し、インターンシップに来る生徒を、従業員と同様の態度で接するように
 切り替えている。

なぜか?

 彼らにとって、一番初めに接する、「社会」の場、だから。

 インターンシップの彼ら(彼女ら)に、一番初めに言う言葉。

  「ここは、学校ではない。ここは社会だ。ここでは、社会のルールで生活して
   もらう。社会とはルール、約束を守る場所。そして、挨拶から始まる場所。

   それが、守れなければ、インターンシップだろうが、見学者だろうが、去って
   もらう。それが、社会のルールであり、その事を学びに、君達はここへ来た
   のだから。」

 そこから、インターンシップを始める。
  気持ちを、学校から社会への切り替え。
  そして、社会生活の緊張感。
  先輩社員と働くことの、礼儀と感謝。

 私は、ここで学ぶ、仕事の中身なんて、どうでもいいことだと思っている。
 彼ら(彼女ら)に一番大切なのは、“挨拶と約束”。このことだと思っている。

先月の、高校生のインターンシップは、3日目に、返した。

 9時の始業時間に遅刻したからだ。
 それ以前の就業態度や、休憩時間のルーズさを、部下から聞いていた。
 それに加えての、遅刻である。

 9時15分ごろ、のこのこやってきた彼らに、私は言った。

  「なんだ、今頃。約束を守れないなら帰れ。ここは学校ではない。この世界
   では、挨拶と約束が守れない人間は、去っていくしかない。遅れた理由が
   言えないのであれば、すぐに帰れ。」

 そして、学校へ連絡し、上記の旨を伝えた。

 先生がすぐに飛んできて、謝罪した。

  そして、生徒を後日挨拶に来させる、といった。
  私は、承諾した。

 後日、謝罪にきた彼らは、思い描いていたインターンシップの生活とはかけ
 離れていたのだろう。

 しかし、私は、厳しくすることで、逆に感謝されるのだと考えている。

  だれが、今、社会の現実を教えてくれるのか?

 親も、学校も教えられない。
 インターンシップ先の企業だけが、その存在とともに、期待されているのだ。

 私には、彼らに、なんのしがらみも無い。あるのは他の従業員と同様の、
 私のお店、私のお客様への奉仕。
 それを阻害するものへは、厳しい対応をすること。
 
  給料を払っている従業員か、
  無償のインターンシップか、は問わない。

また、今月のインターンシップには、挨拶訓練に参加させた。

 従業員のパートさんと同じ11時からの挨拶訓練、挨拶への取組みの考え方
 を30分ほど教育(以前のブログ、挨拶への取組みhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-f472.html)でも記した。

 それから以降の仕事への取組みから、彼ら本来の笑顔が出てきた。
 その人間が本来持っている表情で仕事ができることが大切なのだ。

  人間の本来の姿。

 他人の為に自分を活かしたいと思う素直な気持ち。人に喜ばれる嬉しさ。
 そんな素直な気持ち、本来の姿を取り戻して欲しい。

 そして、最終日。

  彼らは、私の「目」を見て、

   「いろいろありがとうございました。」

  とびっきりの笑顔で、挨拶をして、帰っていった。
  

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2008年10月26日 (日)

大田原MR

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の休日。
 好天の為、那須塩原のアウトレットに足を伸ばした。
 ついでに、大田原エリアをMR

  激戦区である。

 数年前に、東北からY社が南下。従来からのM社、地域のS社、百貨店のT社。
 を交えての激戦が始まり、最近では、地域SMのT社、O社、更に郊外にはS社
 などが乱立状態となった。大田原を東西に走るラインに、なんと6社が開業する
 という大激戦状態に入っている。

  こんな地域もめずらしい。

 一番元気のいいのは、最近出店したT社だ。

  アルバムにも載せたが、地域一番店らしく、通路にも商品を突き出し、攻めの
  売場を実現している。
  立地もよいのだろうが、やはり攻めの状態が、お昼の段階から溢れていた。

  ここの良さは、生鮮が明確なコンセプトを持ち、強さを発揮している事。
  そして、毎日の買い物を無難にこなせる安心感と価格訴求感があること。

  そして、やはり、青果の価格で地域一番の安さを提案しているのが強さの
  根源だろう。最後は、そこに行き着く、ということなのだろう。

 東北のY社は、青果の価格で負けている。

  店舗運営の完成度と提案力は圧倒的だが、青果の価格で負けている。
  これが全て。

  次に、敢えて言えば、従来の鮮魚での強さがスポイルされてきていること。
  以前の量販する売り手の意志が無くなったこと。

 昨年出店した、地域スーパーO社も厳しい。

  ワンクラス上を狙った品揃えと店構え、価格戦略が的を外している。
  誰に、このお店を利用してもらいたいのか?。

   夜の煌々としたネオンだけが光っていた。

 もともと、この地域のS社も相変わらず改装などを経て展開しているが、
  基本レベルで追いついていない状態。昔から利用している方がメインか。

 この地域にそぐわない、百貨店のT社。

  品揃え等、普段のお客様に近づいてはいるが、元来のデパートに出店する
  テナントが、そう簡単に地域スーパーに対抗する売場造りは出来ない。

 そして、最後に郊外に出店した、S社。

  地域的には、はずれである。立地はすこぶる厳しい。
  しかし、いろいろ「手」を尽くしている。

  鮮魚では、担当者の名を冠した盛り合わせを数品展開。
  午後の4時頃から、どんどん作りたてで品揃えされる鮮度感はうれしい。
  その商品のお得感を表示したパネルが、また面白い。

  そういった、商品にたいする「見える化」は参考になる。

   しかし、やはり、基本である。

  商売の基本は、商品以前に、誰が買い物に来るか?と言う事。
  主婦は自分の目線で売場を見ている。切れた照明やくもの巣を見て、
  どう感じるか?。店舗運営者が、お客様視点で自分のお店を見ているか?
  そのことを追求していくことが、強くなるスタートラインだと感じた。

 こうやって、6社の特徴と強さの秘密を探っていくと、見えるものがある。

なにか?

 お客様は、ワンストップに戻っている、と言うこと。
 
 我々が、あらゆる「ロス」を排除しようとしているように、
 お客様も、時間のロス、ガソリンのロス、価格のロスを排除し、
 バランスの取れた一店のお店での買いまわりを選択している、ということ。

  それが、つもり積もって、一番店が出来上がる。

 それを推し進めるキーワードが「ワンストップショッピング」。
  
  「普段の食卓」、としてのカテゴリーに絞ったワンストップ。
  そして、普段に関しては、全てにおいて負けないワンストップ。

 どんな競合が出ても、私のお客様に「ワンストップ」で対抗する。
 その“コンセプト”が明確なほど、地域一番店へ近づいている。

右上のアルバムに、2店舗ほど載せました。

 氏家MRhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-c40c.html
 のアルバムとあわせてどうぞ。どちらも栃木北部の競合乱立地域です。

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2008年10月25日 (土)

マイ・ブーム⑬

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


毎週日曜日の恒例「にゃんにゃん」の写真です。

 今回は、秋晴れの下、元気に大好きな「紐」で暴れまくるにゃんにゃんです。

 可愛さと厳しさがだんだん表情に表れてきました。

 右上のアルバムで。

 前回のアルバムとあわせてご覧ください。

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2008年10月24日 (金)

店長会Ⅳ

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日は、10月の店長会だった。

 今回のテーマは、数値低迷店のクリニック。
 そして、マニュアルテスト。

 不振店舗のクリニックは、全店長を、2グループに分け、2店舗のクリニック。
 そして、本部に集合し、2グループ毎に課題を提案し合う。

  この店舗クリニックには、いわゆる「答え」は無い。
  逆に言えば、「答え」は無数にある。
  そして、店長として、どの「答え」を採用するか。

 私は、このような、答えの無い問いに対して、答えを導き出すのが好きだ。

  答えが無数にあるから、的確な答えを選択し、部下と共に実現していくから
  店長としての存在価値がある。

  そして、答えを導き出していくには、自らの基準を持たなければならない。
  
 店舗として、大切なこと。
 店長として、譲れないところ。
 
  新入社員時代から、部門責任者、店舗責任者を通して培われた価値基準。
 
 それらを総合して、いろいろな情報を瞬間的に判断し、結論を見出す。
 それが、現場を見ただけで、見えてくる、いや、感じる違和感。
 
 それは、そのような視点で売場を見る癖をつけて行くと、身についていくもの。

  私だったら、こうする。
  私だったら、ここはこのような売場で、お客様に提案する。
  私だったら、このような意図をもって、将来の為に、今これを展開する。

 それが、その現場に立っただけで、見えてくる。

 しかし、その後の「マニュアルテスト」は、大の苦手。

なぜか?

 答えがあるから。

 マニュアル本は、基本的には、現場に立ち続ければ、当たり前の事。
 それは、それぞれの担当者にとって、切り口を変えて目の前に現れてくる。

  しかし、テストの解答は、一字一句間違えずに答えを要求してくる。
  
 これが、苦手なのだ。

 ただ、勉強が嫌いなだけなのかもしれない。
 一字一句、同じ事がいえるから、企業としての意思統一が図れるのだろう。

  しかし、その答えに縛られはいけない。

 マニュアル本の答えが、現場の全ての場面で通用することは無い。

 むしろ、現場で要求されるのは、場面によって全て異なる解答を
 即座に、その場に当てはめて、自ら答えを導き出す応用力。

 そう思えば思うほど、マニュアルを読まない自分がいる。

 もっと、素直に、いろいろなものを、受け入れる応用力を、
 自分も、身に付けなければ、そう思う、店長会でした。 

 

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2008年10月23日 (木)

青果の強化

皆さん、こんにちは
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のブログ「トップの指示」で、他店の鮮魚に学んだ記事を書いたが、
青果も、競合の影響を受け、数値が低迷していた。

 “なんとかしなければ!”

 日々、そんな思惑が、頭を巡らしていた。

 数値的要因は多々ある。

  地場野菜コーナーの数値低迷。
  りんごの数値低迷。
  きのこ類の数値低迷。

 新規競合の青果売場からみて、当店の影響は少ない、と見こんでいた。
 しかし、一番影響が大きかった。
 私の、大きな見込み違いである。

  対策の優先順位が一番高いのは、「青果」である。

 同じ土俵で戦う食品スーパーが、1k商圏内に出店され、
 一番影響を受ける部門が、「青果」なのだ。

  これは、紛れも無い事実であり、もう一度、青果に戻ることが基本だ。

 そして、その中でも、「野菜」の強化が、最優先と考える。
 
  更に、こんな世の中。

 食べなくても我慢ができる「果実」よりも、
 毎日必須の食材の脇役、「野菜」に立ち返る事。

 私は、コンスタントに数値を伸ばしていた時期には、
 「果実」を徹底して伸ばしてきた。

 これは、更に商圏を拡大していくためであり、
 毎日の売上に、+αを乗せていく為。
 
 そして、前副店長が青果チーフ時代に、日販100万を突破し
   更に、現副店長が青果チーフ時代に、日販120万を突破した。

  しかし、環境が変わった。

 私は、この状況で、もう一度、足元を見つめなおす事を選択した。
 
  私のお店は、果実の平台の前の、特設コーナーのスペースが広い。
  
  正面の特設は、「青果」で使用し、
  右側の特設は、「グロサリー」で使用していた。

 今回、正面と右側の両特設を、青果で使用することにした。
 青果の売上が影響する中、敢えて、青果のスペースを拡大させた。

  青果の強化である。

 正面は「野菜」で使用し、
 右側は「果実」で使用。

  特に、正面の「野菜」は、鮮度と価格で、絶対に負けないこと。
  徹底して、青果のプライスリーダーとなること。
  
 その事を、青果チーフとグロサリーチーフと打合せ。
 売場を失ったグロサリーチーフは、快く了解。
 青果チーフも、数値改善の為、私の気持を理解していた。

 中途半端に実施すると、青果の在庫管理、オペレーションが崩れてしまう。
 しかし、それを待って対応しようとすると、戦いに乗り遅れてしまう。
 
  店長として、このバランスを、敢えて“崩していく” ことも大切。

 以前は、グロサリーが最大の課題だった。
 だから、私は、店長として最大の支援をしてきた。
 それを、グロサリーチーフは知っている。

 そして、今は、青果が最大の課題。
 それは、青果チーフのみならず、お店の全員が知っている。
 
 だから、グロサリーチーフも、それに応えてくれる。
 そして、お店が一つとなり、青果を支援していく。

  それが、私の流儀。
  それが、このお店の流儀。
  そして、それが、このお店の競合対策である。 
  

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2008年10月22日 (水)

トップからの指示

皆さん、こんにちは
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、トップから電話がかかってきた。

 「いま、○○店にいるが、鮮魚の売場造りが素晴らしい。部門チーフと共に
  学ぶこと。品揃えの参考にするといい。」
 そんな内容だった。

 私は、早速鮮魚チーフに話した。

  「わかりました。明日の午後から時間が空きますので準備しておきます。」

 先日のブログ「鮮魚チーフの叫び」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-6faa.htmlで記したチーフも、以前の戦う意志を
 取り戻しモチベーションは高い。

 トップからは鮮魚チーフと見てくるように言われたが、私は敢えてもう一人、
 精肉チーフも誘った。

 その○○店の精肉が伸びているからだ。
 精肉チーフには当日、声をかけたが、彼も即答した。

  「わかりました。大丈夫です。」

良いお店に学ぶ。

 良くあることだが、私は、極力部下と学びにいく。
 
 年に2回は、各部門チーフに声をかけ、遠征する。
 
 それは、以前のブログ「組織強化Ⅱ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_dfd8.htmlでも記した。

  私が学んだ内容を、部下に伝えて、実現させるか、
  部下と見た内容を、部下が理解して実現させるか。

 圧倒的に、後者の選択のほうが、実現できる確立は高い。

 確かに、MRをする時間を作り出すことは容易ではない。
 しかし、モチベーションの高い部下にとって、その時間の割り出しは容易。

 何を置いても、その時間から作り出される効果を、自ら知っているから。

  店長と共有する“商売の真髄”
  同僚と共有する“情報の横串”

 そのような経験が、どのような発展をするか?
 必ず、上司が期待する結果を上回ることだけは、間違いの無い事実である。

私は、翌日MRする店長にも、事前に電話連絡した。

 トップからの指示があったことで、彼のモチベーションもあがるだろう。
 彼らも、事前に知らされることで、不備の無い売場を造れるだろう。
 我々も、せっかくの時間を、無駄に過ごさず、有益に学べるだろう。

  自社の他店に学ぶというのは、どこか白けるもの。
 
 しかし、このようなセッティングから、良いお店に学ぶ習慣をつけておけば、
 必ず、自分の売場に活かし、結果を出し、自信を得る。

  転んでも、ただでは起き上がらない。
  転んだら、転んだ視点でまわりを見つめろ。
  転ぶという“チャンス”を、必ずものにしろ。

 転倒する勇気
 挑戦する勇気
 難局に立ち向かう勇気。

 われわれが、今、一番幸せなのである。
 

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2008年10月21日 (火)

副店長の結婚

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、私のお店の副店長が結婚式を挙げた。

 籍は以前に入れておいたのだが、これを機に、式を挙げた。

 残念ながら、日曜日に二人同時に休日を取ることが出来ず、私は
 出席を辞退したが、家庭的な披露宴だったという。

 我が社のトップも出席した。

 そこが、経営層と現場との距離感を感じさせない要因なのだと思う。
 そして、当事者にとっても、経営を身近に感じさせる事実なのだろう。

 そのようなひとつひとつが、時間に縛られない従業員が育つ要因なのだろう。

一人の人間が、「家庭」を持つ。

 それは、その人間にとって、どういうことなのだろう?。

 この世界で仕事をしていく上で、
 
  “結婚し、家庭を持つ”

 と言う事は、仕事の幅が大きく広がる可能性がある、と言う事である。

なぜか?

 実生活を経験するから。 そして、家庭が成長していく経験もするから。

 食品スーパーでの仕事とは、とりもなおさず、

  “普段の食生活”  

 そして、さまざまな家庭の実生活を経験していくから、お客様が見えてくる。
 その事が、常に流動するお客様へ追いつき、先手を打てるようになる。

 更に、独身時代の「単品」の発想から、
 家庭を持つことによる、「食卓」の発想を持つことが出来る。

  この「食卓」の発想が、

 お客さまの豊かな食生活の実現への提案に、大きな力を発揮するのである。

自分自身の成長に関しては、どうか?

 以前のブログ「女を磨く、とは」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_393d.htmlでも記したが、
 結婚生活、家庭生活を築いていく過程の中で、男も、女も磨かれていく。

 そして、男は、家庭を背負って生きていく「覚悟」が培われていく。

 その、「生きていく覚悟」が、店長、副店長としての「気配り」へ向かう。

結婚した副店長は今週から復帰するが、今後の活躍が楽しみである。 

 

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2008年10月20日 (月)

古巣の仲間

皆さん、こんにちは
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、古巣の仲間と飲んだ。

 私の以前の会社の、店長仲間である。
 2ヶ月に一度の割合で飲んでいるが、今回は久しぶりだ。

 私が以前の会社を退職して4年になるが、タイムスリップで当時の時代に
 戻った感じだった。

 まだまだ、彼らの話題にはついていける。

 そして、当時の店長仲間の苦労と疲労を、相変わらず背負っていた。
 当時の私が背負っていた負担の、数倍の重荷を背負っていた。

それにしても、彼らから出てくる「愚痴」の多いこと。

 それも、上司に対する「愚痴」がほとんど。
 
  どうして、こうなってしまったのか?。

 店長主導の個店経営と引き換えに、
 本部主導のやらせと強制のマネジメントに変換してしまったようだ。

 よく、隣の芝生は綺麗に見えると言われるが、
 以前の会社の芝生は、ますます荒れ果てていくようだ。

なぜか?

 業績である。
 業績は全てを癒す、と言われるが、その通りである。

 私が在籍していた当時は、業界でも注目の的だったが、
 ここ数年の低迷もあり、本部主導のマネジメントに完全に変換してしまった。

 こうやって、吐き出せる連中は良いが、溜め込む人間は最悪だ。
 店長がストレスを溜め込んだら、必ず部下に伝わる。
 
 それでなくても、店長ほど孤独な存在はないのだが、
 そこに、上司からのストレスを溜め込んだら完全に孤立してしまう。
 そして、店長室に閉じこもったり、店舗運営を放棄したり、鬱になったり。

 だから、店長も、こうやって「抜く」ことが大切。
 そして、こういった、仲間を持つことが大切。

 そのような「心のゆとり」が、仕事にも活かされ、
 部下に対しても、余裕を持って対応できるのである。

  部下を、どちら側の人間ととらえるか?

 店長と同じ側の存在とみなすか?、
 店長の逆サイドの存在とみなすか?

  部下も同様に、

 店長を、自分達の側の存在と見ているか?
 店長を、自分達と逆のサイドの存在と見ているか?

  そして、大切なのは、

 店長と部下が、同じサイドの存在と認め合うこと。
 
 そこから、部下との、さまざまな共有が生まれるのである。
 そこから、部下との、さまざまな共同作業に発展するのである。

 そして、心が一つになり、喜怒哀楽を共有する。
 そして、感動を生むのである。

 そんな関係を結べれば、自分の上司に対しての「愚痴」など出てこない。
 自律した存在としての、店長の立場が確立されているのだから。

  自分の、立ち居地が、見えている。

そんな、バランス感覚を確認するのに、古巣の仲間達との交流があるのである。
 

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2008年10月19日 (日)

挨拶への取組み

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前のブログで、「私の下期重点計画」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-b8fc.htmlを記した。

 今回は、その途中報告として、現在進行している内容から。

 下期の重点行為を「接客」に焦点を絞り、従業員の活気を売場に反映させること
 とした。

  まずは、「挨拶」だ。

 そして、従業員一人一人と、挨拶についての面接を実施している。

  全従業員約150名と、一人一人面接の予定。
  気の遠くなるような計画だが、決めたら、やるだけ。

  社員との面接は、ほぼ終了。
  これから、いよいよパートさんとの面接。
  
  その面接で、一つのチェックシートをパートさんに自己採点させてある。
  これは、個人の接客レベルを評価して、時給の評価基準にしているもの。

  今回は、それを、パートさん自身に自己評価してもらい、それをベースに面接。

 目的は、自己採点させることにより、パートさん自身の意識レベルを高めること。
       そして、その評価に対して、店長と目線を合わせること。
       それぞれの項目が、自分の給料に直結するという共通認識の確認だ。

  それによって、店長との共通の話題を、常に「挨拶」「接客」へ向けさせること。

  更に、ネームに接客レベルを表すシールを、4段階に分け表示。
  こうして、接客レベルを色分けし、接客レベルを「見える化」していく。
  
  更にまた、休憩室に、月別に、個人別接客レベルを表示し、意識付け。

 現在は、新人のパートさんへ、午前11時から30分の接客教育を実施し、
 新人たりとも、遅れを取らせないフォローを実施中だ。

  その教育は、新人パートさんが終了したら、ベテランパートさん移行し、
  更に、新人社員、ベテラン社員へと拡大していく予定。

 11時からの接客教室では、ある事を念頭に、パートさんへ話しをしている。

それは?

 「挨拶への取組みは、お客様の為、会社の為ではなく、自分の為の取組み」。

 と、言う事。

私は、パートさんにいつも、こう言っている。

 「人と、目と目で挨拶が出来るということは、人の痛みやぬくもり、相手の気持が
  わかるということ。そのことを通して、人との関わりを深められるということは、
  自分の人生を変えることが出来ると言う事。挨拶や接客を追及していくという
  事は、自分の生き方や人生を追求していくこと。そして人間を学ぶということ。
  お客さまへの接客を学ぶということは、その人生追求の途中で廻り合う行為
  なのだということ。だから、挨拶や接客を追及するということは、自分の人生
  の成功の為の追求なのだ、と言う事です。」

 挨拶訓練に本気で取り組むと、自分の人生を変えることが出来る。

  私は、本気で、そう信じている。
  そして、そのようなパートさんを、たくさん見てきた。

  より積極的に人と関わり、それにより自分の人生が豊かになり、より活き活き
  と、仕事にも、家庭生活にも積極的に関われる人生に変えることが出来た人
  を、たくさん見てきた。

 そういう意味では、人間は信じることから始まるものだ。
 自分の、豊かな未来を信じるから、今の努力を惜しまずに、行動を起こせる。

 私の部下。社員だけではなく、パートさんアルバイトにも、豊かな人生を送って
 もらいたい。
 
 だから、本気で接客、挨拶の取組みを、部下と共に推し進めていく。

 

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2008年10月18日 (土)

マイ・ブーム⑫

皆さん、こんにちは
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


にゃんにゃんも、どんどん一人前(いや、いちにゃん前?)の猫に近づいてきました。

 大好きな「紐」への執念も増してきて、立ち上がりも朝飯前にこなしています。

 最近は、両足の筋肉もついてきて、後ろ足からヒップにかけての後姿も色っぽく
 なってきました。短い尻尾と相まって、かわいらしい後姿なんです。

 
例によって、右上のアルバムに載せましたので、ご覧ください。

更に、庭の塀のアメジスト(時計草)の開花の瞬間もとらえました。

 貴重な写真だと思います。これも、右上のアルバムに載せてあります。

 ご覧ください。
 

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2008年10月17日 (金)

飲み会

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のブログ「販売会議」を記したが、その販売会議の夜に、店長、経営幹部、
バイヤーなど、数名が集まり、飲み会を実施している。

 これは、以前のブログ「部下の人生を背負う覚悟」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_0aec.htmlを記したが、その流れである。

 ここ2ヶ月、お盆、新店などで開催しなかったが、今月は久々に6名が集まった。

  生え抜きの店長、バイヤーでも30歳台であり、皆若い。

 話題も、家族、家よりも、仕事中心である。

 そんな中で、一番話題として、私の心に残った話題がある。
 
 今回は、経営トップも参加しており、ある人事に関しての話題になった。

  ある、一名の、副店長への抜擢。

 もともと若い企業であり、生え抜きの人事に関しても、年功序列的に昇格して
 いたが、今回、ある6年目の鮮魚チーフが、先輩社員を飛び越えて“副店長”に
 昇格した。

 その話題に対して、各店長から、自分の部下で、抜擢された副店長と同期、
 又は、年上のチーフの反応の話題となった。

 私のお店にも、彼と同期のチーフがいるが、その件で、私に言ってきた。
  「店長、悔しいです。労働時間が長い人間が昇格するんですか?」

 私は、返した。
  「俺なんか、同期で店長になるのが一番遅かったぞ。それでも今はそれで
   良かったと思っている。この段階で企業人としての序列が決まるわけでは
   無い。それに、早く昇格したからって、それが長い人生において良いことで
   も無い。下積みを長く積むことのほうが、遠回りのようで一番の近道だ。今
   は、自分の目の前の課題に全力を注げ。」

 同様の話しが、他の店長からもあった。

 そして、経営トップが言った。
  「私が期待した通りのシナリオだ。いつまでも年功序列の人事が保障され
   る訳ではない。この人事がいろいろな波紋を呼ぶことは想像できた。そし
   て、よい方向に動いているようだ。そうやって、部下の気持の活性化が進
   むことが一番の狙いだ。」

 別の店長が言った一言が、私の心に響いた。
  「副店長に昇格した鮮魚チーフと君の違いは何か考えたか?
   あの鮮魚チーフは、妥協しないで、商品を潰し切るまで切り続けた。そし
   て妥協しないで仕事をやりきった。その仕事に対する“姿勢”が認められた
   のだ。お前にそれがあるか?。」

 まだまだ、若い企業である。

 まだまだ、熱い企業である。

 そして、まだまだ、アクセルを目一杯踏んでいる企業でもある。
 

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2008年10月16日 (木)

販売会議

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


店長会議とは別に、月に一度、販売会議がある。

 先日、その販売会議だった。
 議題は、年末。

 今年の特売は?。営業時間は?。集客のポイントとイベントは?

 曜日まわりから言って、24日のイブの落込み、更に、30日の落込みは、
 お盆の経験を、どう活かすか、である。

 昨年は、お盆も年末も、日曜という曜日まわりが有効に働き、30日の集中を
 生んだ。

 その集中を、今年は、どうのような手を使って、安定した集客を得るか。
 更には、集客したお客様へ、どのような暮らしの変化にあわせた食材を
 提案し、最大の売上を乗せる事が出来るか。

 そんな、議題だった。

 販売会議は、3店舗の店長(地域のバランス)と経営幹部、商品部幹部
 店舗運営部幹部で構成される。

 変な緊張感は無い。自由で闊達な空気のなか、販促課長の司会で進行する。

 わが社にとって、販促課長は、販促以外の企画面で大きなキーを握る。

なぜか?

 他に、いないから。

 販促面、企画面、昨年実績面での、販売トータルのコーディネータ役も
 兼務しているからだ。

 一人で、一連の流れを握っているから、ブレが少ない、的確な手が打てる。

 そこに、現場の店長の立場からの生の声と、経営幹部の企業運営のマクロ的
 視点が加わり、かなり本質的な議論が交わされる。

 議論の組み立てられ方は、経営幹部が大きな枠組みを示し、
 店長と販促で具体的な肉付けがされる、そんな組み立てだ。

 この年末会議の話題に、元旦営業が未だに話題に上らない企業も珍しい。

  わが社は、元旦は営業しない。

 トップの方針だから。

  甘い。そう思われる方も少なくないと思う。

  しかし、元旦は、休む。企業も、個人も。

   それが、社の方針。

  それを、守り続けようとする力、その分の業績を、普段でカバーしようとする力。
  
  世の流れがそれと反しているのはわかる。
  それに対して、業績をカバーできなくなったら、営業へ踏み込む覚悟はある。

  しかし、残り364日で、その分のカバーは十分に余りある。
  
   “元旦営業はしない”

  それを、共通の話題として、普段の営業努力を惜しまない。
  そして、その営業努力が、いかに効果の高い方針なのかを実証し続けること。
  
   それにより、全従業員の「心」を一つ結びつける。

  こんな経営方針が、大切なのだと思う。

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2008年10月15日 (水)

惣菜へのこだわりⅡ

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


このブログを書き始めた当初から、私は「惣菜」にこだわる、と言う事を書き続けた。
 
 それは、以前のブログ「惣菜へのこだわり」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_f1ba.htmlや「惣菜チーフの強い意志」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-f58c.htmlでも記してきた。

 惣菜一部門の存在が、それほどまでに大きな数値影響を及ぼすのか?
 良く言われる質問である。

  誤解を恐れずに言えば、大きな数値影響を及ぼす。

 地域のお客様にとって、「惣菜」の品揃えが良い、と言う事は、惣菜の売上が
 当然上がっていくことだが、それに伴い、粗利の拡大、お昼と夕方の集客力
 が圧倒的に増してくる。

  しかし、そんな数値影響は、実は、微々たるものなのである。

 もっともっと、これから到来する世界を予測していかなければならない。

 数日前のブログ「氏家MR」https://app.cocolog-nifty.com/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=54452128&blog_id=600797でも記したが、家族としての成長
 が停滞した家族、子供達が巣立ち、老夫婦が以前の二人だけの暮らしに戻る
 家族のことである。

  これらの老夫婦が、愛むつまじく、惣菜売場で、今晩の食材の品定めをしている
  姿を、私は、何度も目にしてきている。

 そして、ここ数年、その数は増加する一方。

なぜか?

 定年退職後の暮らしが、夫婦フィフティ・フィフティの立場に戻るから。

 夫婦の役割。

  夫が働き、食い扶持(ぶち)を稼ぎ、妻が子育てと家事全般を受け持つ。
  そして、子供達を育て、親を介護し、いずれ去っていく。

  それは、夫婦以外の存在があるから、より効率を目指して分かれた役割。

  その役目を全うしたその後は、夫婦は、もとのフィフティ・フィフティに戻る。

 共に「遊び」、共に「家事」をし、共に「食事」をする。
 残りの余生を、共に満喫する為、お互いを共有する時間を惜しむ。

  そして、夫婦は本来の姿を取り戻していく。

 そこに、歩いていけるスーパーがあって、お惣菜の美味しい評判のお店が
 あれば、そこに集中することは、自明の理。

 住関連を充実させ、そこに行くことがステイタスのような場所を、老夫婦は
 求めない。

 物事の本質を知り尽くした、人生経験豊かな二人は、実直なお惣菜売場
 の食材を共に食し、人生を語るのである。

私の、この未来予想図は、偏りすぎだろうか?。

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2008年10月14日 (火)

今年の日光

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、休日に、日光の紅葉を見てきた。

 あるニュースでも報道していたが、今年の日光は紅葉がきれいらしい。

 寒暖の差がハッキリした年は、紅葉が早く、かつ、きれいなのだという。

 今年も、朝の4時に起床し早朝の日光杉街道を通って「いろは坂」を上った。

 昨年は、平日の為、渋滞は無かったが、今年は祝日に重なり、竜頭の滝までの
 激しい渋滞に巻き込まれた。

 しかし、そこから先はいたってスムーズなドライブ。

 快晴も手伝い、奥日光の紅葉に見事なコントラストを描いていた。

  女房と行く光徳沼の静けさは、いつでも静寂なひと時を与えてくれる。
  そして、鏡のように映る紅葉は、絶景の一言。

  また、戦場ヶ原の枯れた風景も、悠久の時の流れを思わずにはいられない。

 東北の紅葉を知る私にとって、かっての日光の紅葉は、本来の姿ではなかった。

  しかし、今年は違っていた。

 色づきは叶わぬにしろ、東北の荒々しい紅葉とは、いささか趣きを異にした
 寂びのある紅葉の風景を、私に見せてくれた。

 12メガピクセルのデジカメの性能と相まって、見た目の綺麗な絶景が
 ブログ仕様の画質にデフォルトされたとは言え、十分に伝えることが出来た。

 右上のアルバムに載せました。どうぞご覧ください。
 

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2008年10月13日 (月)

月曜日 私の流儀

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は月曜日。

 毎週月曜日、私は、朝の7時に出社する(もっと早い店長さんもいるだろうが?)。
 かれこれ3年になる。

 地域の住人とかたがたと、トラックラードでの、トラックの歩道への突き出しによる
 トラブルがあり、入荷の多い月曜日の、トラックヤードの整理の為、朝7時の出社。

 これにより、トラックの突き出しもなくなり、トラブルもなくなったが、毎週月曜の早
  朝出社は、いまでも残っている。

 私は、この月曜の出社が楽しみでもある。

なぜか?

 まずは、早朝のトラックヤードの整理を終え、朝食が取れるから。
 それは、当店自慢の、ベーカリーの焼きたてパンと挽きたてコーヒーだから。

女房と出会う前は、コーヒーなど口にしなかった。

 まして、ブラックコーヒーなど。
 コーヒーはいつも甘ったるい“砂糖”と“ミルク”入りの「缶コーヒー」のみ。

 女房が煎れる“ブラックコーヒー”など、まずくてまずくて飲めなかった。
 それでも、付き合いで飲んでいると、その美味しさがわかってきた。
 美味しさというよりも、その雰囲気が醸し出す「満足感」「充実感」だ。

 そして、スクラッチの機械から煉られた生地から焼かれたパン。
 これも、焼きたてでなければ絶対に味わえない“美味しさ”である。

 更に、この時間に、早めに出社する生鮮のパートさんとの会話。

 普段、社員やチーフから出る話題とは違い、パートさんから見た仕事、競合、
 家庭、食事、子供、旦那、親、いろいろな話題。

 そして、私の「このお店に懸ける夢」など。

 以前のブログ「女を磨く、とは?」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_393d.htmlにも記したが、仕事を離れたパートさん
 ほど、磨かれた存在は無い。そんな人たちと、何気ない会話をしていると、食卓
 が見えてくる。

 彼女らの、仕事に対する姿勢が見えてくる。

 今、私は、接客向上に向けて、挨拶の練習と、接客のレベルアップの効用につ
 いて、パートさんと面接や練習を実施しているが、接客の取組みの考え方につい
 て話すと、一番頷いてくれるのが、50歳前後のパートさん達だ。

  「相手の目を見て挨拶が出来る、それだけで皆さんの人生が変わりますよ」
  「この世は所詮、人間の集まり。人は人を見て育ち、人によって成長するもの」
  「人間の中で自分の力を発揮することが、人間社会の中での個人の役割」
  「だから、挨拶を通して相手を理解する力を磨けば、夢が叶うんです」
  「接客とは、その延長線上にあり、通過点に過ぎない」
  「接客の究極の目的は、人生を学び、生き方を学ぶ事」

 そんな話しに、彼女らの目は爛々と輝く。
 自らの実体験が、その話を後押ししてくれる。
 その話しを理解している人ほど、すぐれた人格をもって若手社員を斬っている。

私にとって月曜日とは、そんな、営業以外の一面を学べるスタディーの日なのだ。

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2008年10月12日 (日)

氏家MR

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の休日に、栃木県さくら市(旧氏家町)をMRした。

 ここは、2年前にB社がオープンし、大手、リージョナル4社が凌ぎを削る争い
 をしていることで有名だ。

 それ以前から、3万弱の人口に、中小4~5社が乱立し、非常に商売の難しい
 地域でも知られていたが、B社の出店でリージョナル4社が残っての競争が勃発
 した。

 東北から南下してきた「Y社」も苦戦を強いられた地域でもある。
 
まず、「T社」
 売場面積は約700坪(衣料200坪)。
 古いお店だが、地域のお客様と暮らしを熟知している。

 ここは、青果のトップは「野菜」を配している。
 そして、均一セールの野菜と果実が特設にて展開。

 特設抜きでも、「野菜」をトップにはいしている企業は少ない。「T社」は基本的に
 青果のトップは「果実」だが、ここのお店は「野菜」を配し、競合「J社」を差別化し
 ている。

 そして、それが、地域に暮らしに合っている。そしてお客様に支持されている。

 わたしは、1K商圏に競合出店した場合、青果のトップまたは特設は「野菜」に
 すべきであると思っている。

なぜか?

 中小が一番、大手、リージョナルと戦いやすく、勝てるカテゴリーだから、
 そして、鮮度、価格で勝てば、お店としての勝利に限りなく近づくから。

 ここは、それを“地”でいっているし、戦略通りに勝利している。

そして、上記「T社」に戦いを挑んだ「J社」。

 撤退するのだろうか?

 なぜ、これほど広い売場を造って、お客様を歩かせるのだろうか?

 商品が間延びしている。
 そして、提案も何もない。

 近くて安くて、鮮度が良い。
 それらを満足させる売場が近くの「T社」であるならば、「J社」の存在価値は無い。

なぜ、あのようなショッピングセンターで商売をしようとするのか?

 先週のブログ「PBとNB」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/pbnb-c0dc.htmlにも記したが、お客様の最大の来店動機は「近いから」
 更に、「鮮度」「価格」「品揃え」である。

 そこで負けたら、大手だろうが、リージョナルだろうが、絶対に勝てない。

誰を相手に“商売”をするのか? ということだ。

 “家族が成長している”家族と、“家族の成長がとまった”家族。

 家族が成長している家族は、
  食品以外の住関連も、どんどん成長する家族に合わせて、買い換える需要
  はある。そして、大型化していく。だから、大型のショッピングセンター形式の
  器(うつわ)のほうが、お客様は便利だ。それもトータルの話しだが。

 家族の成長がとまった家族は、
  子供達が巣立ち、夫婦とその親。その家族に、新たな住関連の需要は少ない。
  逆に、健康志向の食材と少量多品種で鮮度を追求した品揃え。

  更に、近くて、徒歩や自転車で自分の体を動かし、体力造りと買い物が両立で
  きる近さ。そして、無駄な買い物をさせないコンパクトさ。

  そして、その夫婦がいつも買い物をしてきた、長い付き合いの歴史。

  自分のお客様は、いったい誰なのか?

 そんなお客様の暮らしを考えると、1000坪以上の面積を持つ食品スーパーの
 存在とは? と考えてしまうのは私だけか?

そんな「T社」と「J社」の戦い。

そして、同様に、リージョナル「Y社」と、ショッピングセンタースタイルの「B社」。
 
 同じさくら市に、こうような構図の戦いが、二つ見られる。

 しかし、「Y社」と「B社」の戦いは、熾烈だ。

  「B社」の鮮度、品揃えも手ごわい。夜の売場も「Y社」とそん色ない。
  ここは、毎日冷凍食品半額は実施されていないが、青果の鮮度が着実に良く
  なっている。

  「Y社」の夜の6時の品揃え厳しかった。特に青果は買えるものが無い。
  ショッピングセンターに対して、何を持って戦うか?
   まずは、青果の“鮮度”と“価格”だ。

  それで、勝てなくてどうする?

  それだけ、いろいろな企業が、自らの強みのスタイルに、更に磨きをかけ
  しのぎを削っていく。
  力のあるリージョナルだからといって、うかうかはしていられない。

 先週のブログ「水戸MRから」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-391c.htmlとあわせてみていくと、大切なものが
 見えてくると思います。

PS
 右上のアルバムに、さくら市の4店舗の写真を載せました。
 

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2008年10月11日 (土)

マイ・ブーム⑪

皆さん、こんにちは。
北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


 いよいよ、我が家では、無くてはならない存在になってきた「にゃんにゃん」。

 妻の手にいじられ、気持ちよくなでられる「にゃんにゃん」。

 そのくせ、精悍な顔つきも増してきて、そのアンバランスが、またカワイイのです。

 右上のアルバムをどうぞ。


また、栃木県さくら市、氏家地区MRのアルバムも右上に掲示してます。
 詳細は、明日のブログで。

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2008年10月10日 (金)

競合店の変化

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


新規競合店が出店。
更に、従来からの競合店も存在する。

 従来からの競合店の店長に関しては、ブログ「競合店長に学ぶⅠ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_47f8.htmlを記した。

その、競合店が、確実に進化してきている。

 彼は、お店に赴任後、お店の商品動向に注目し、毎日コツコツと手直しをしな
 がら、単品の動きに注目し、更には、部下の話に耳を傾け、一人一人のモチ
 ベーションに注意し、「心のあるべき姿」をじっくり醸成していった。

 そして、いよいよ動き始めた。

  「メニュー提案のある売場」「コトPOP」「夕方のタイムサービス」等々。

 従来のお店造りから脱却し、より、お店からお客様に近づいた店舗運営を実践
 してきている。

  こちらも、侮れない存在となってきた。
  伊達に一番店で店長をしてきてはいなかった。

  派手に特売で集客し、一時の売上拡大を狙った戦略はとらなかった。
  お客様の利便性を満たしながら、近場のお客様を確実に広げていく戦略。

  そして、店舗運営の視点から見ても、着実に従業員の中へ浸透してきてい
  ると思われるほど、その戦略は徹底して実行されている。

 新規出店を契機として、3店3様の戦略が回りはじめた。
 どの戦略が、地域のお客様の心を掴み、支持されていくのか?。
 3店3様、自らの強みを定着させていく戦いでもある。

 それは、基本的には会社の経営方針に沿ってはいるが、その「色」の出方は、
 店長次第である。

 経営方針を、店舗運営という現実の世界に引きずり出し、人という経営資源
 を通して日々実行される。

  一度造ればそれでいい、というものではない。

 商売とは、日々変化していくもの。

  その変化に洗われて、一度造った経営方針が薄れていく店舗。
  その変化を有効に利用して、経営方針が定着強化していく店舗。

 店長次第である。

  そして、色濃く打ち出した店舗ほど、着実にお客様の心に残っていく。

 その結果が、クリスマスや年末という、大イベントの数値結果なのだ。

そして、上記の店長のお店が、経営資源の人を介して、経営方針を着実に
実行している。

 私が、一番、脅威を感じる店長である。

 派手さは無いが、基本を愚直にコツコツやり続けるお店。
 そこに就いたお客様は、絶対に離れない。

私も、彼に学びながら、自らの「腕」を磨いていきたい。
 
 また、一つ、闘志が湧いてきました。

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2008年10月 9日 (木)

PBとNB

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


大手は、今、凌ぎを削って「PB」開発を進めている。

 そして、開発された「PB」が、シェア拡大を図られ、売場に溢れている。
 売場のそこらかしこらに、馴染みのない商品が大げさに陳列されている。

私は、この現状を、中小スーパーにとって、大いなるチャンス到来と思っている。

 お客様は、本当に、「PR」を望んでいるのか?
 大手が、「PB」の名の下に、現状の競争から逃れているのではないか?

 「PB」のメリット。
  お客様に近い小売とメーカーが共同で商品開発することにより、よりユーザー
  志向の強い商品を、より低コストで開発され、エブリディロープライスで販売で
  きること。

 しかし現状は?
  得体の知れない低価格の商品が、大手スーパーの売場に溢れかえり、お客様
  が欲している普段の見慣れた商品スペースが縮小され、買いづらくなっている。

 「NB」のメリット。
  商品開発力を有するメーカーが、市場動向を踏まえ、自社ブランドのプライド
  をもって開発した商品であり、メディアを活用しお茶の間にも浸透している。

「PB」と「NB」を同時に製造、販売するメーカーと、問屋にとってはどうなのか?

 上記の通り、“プライド”をかけたメーカーと、“中間ルート”を外された問屋は、
 徹底して「NB」の販売に“命”をかけるだろう。

当然である。

 メーカーが、自らのブランド力を低下させてまで、PBの商品価値を上げる商品
 開発をするという戦略をとれば、いずれブランドは消えていく。

 問屋は、中間流通を排除され、自らの存在意義すら問われているのである。

「問屋」の存在意義とは?

 小売が発達してきた歴史において、「問屋」の意義は大きい。

 私の企業も含めて、地方の中小スーパーが、大手と戦える品揃えを実現でき
 るのは、「問屋」の存在があるから。

 規模の小さい、取引金額の少ない地方スーパーが、少量多品種の品揃えを
 可能にしてくれるのは、問屋の存在があるから。
 そして、「NB」商品の品揃え提案、販促提案にも力を発揮するMD力。

 それによって、小回りの利く中小スーパーは、「NB」価格弾力性を活かし、大
 手と真っ向から戦える環境が存在し、正当な価格競争の世界を実現している。

 結果として、お客様にとっても、問屋の存在により、近くに大手と引けをとらない
 品揃えと価格を実現しているお店の存在を可能にしているのである。

 そのような、メーカー、問屋、中小小売の連携があって、大手の独占を防ぎ、
 独占からくる価格上昇を防ぎ、結果、お客さまにとっても近場で便利な買い物
 の実現が図られているのである。

「食品スーパー」の存在意義とは?

 お客様に近い、ということ。
 それが、一番の存在意義である。
 
 そして、大手と引けをとらない“品揃え”と“価格”そして“鮮度”
 500坪程度で、食品と日用雑貨が上記レベルで存在していれば、500m商圏
 のお客様は、十分、満足している。

  ベストは、歩ってでもいけること。さもなければ、車で5分以内。

 このようなお店には、どんな大型店が豊富な品揃えで競合しても勝ち目は無い。

 まして、「PB」を武器に、「NB」の売場を縮小したら?

  まさに、“中小スーパーの思う壺”である。
  
 今こそ、地域、中小スーパーは、大手が手を引き始めた「NB」に的を絞り、
 徹底した量販をすべき時。

 そして、メーカー、問屋とタイアップし、チームの連携で強さを発揮すべき時。

 このときこそ、連携を組織できる“リーダー”の存在が必要なときでもある。

  その話しは、また後日。
  
  

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2008年10月 8日 (水)

ある、パートさんの復帰

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、競合店に転職したパートさんが来店した。

 もう一度、このお店で仕事がしたい、と言う。

  “やっぱりな” そう、思った。

 彼女から、私に退職の話しがあったのは、約二ヶ月前。

  当時は、グロサリーの内部がもめていて、社員もバラバラの状態。
  オペレーションも安定せず、本部トレーナー等も来店して、指導していた。

  その中で、この道13年の彼女は、自分の仕事を否定されたと思い込み、
  そんなお店と部門の状態に嫌気がさしていたのだ。

  そこに、競合店が開店した。
  いろいろな誘いもあったのだろう。

  新店地に、明るい未来を錯覚し、自ら離れていった。

 わたしは、止めた。

  慣れ親しんだ仕事のスタイルは、そう変わらない。
  また、すぐ、戻ってくることになるよ、と言った。

  彼女は、他の人はそうでしょうが、私は大丈夫です。と言い切った。

 それから、約一ヶ月後の事である。
 彼女から、また、ここで仕事がしたい、と言う。

  私は、そろそろ来るだろう、と思っていた。
  本当に、そう思っていた。

 彼女の話を聞いた。

  新店地のお店では、発注も品出しもしなかったと言う。
 
   何をやっていたのか?

  「手直し」、だけだと言う。

 いままで、彼女は、このお店で、「発注」、「品出し」、「エンド造り」等。

  その部門(菓子)の全てを切り盛りしていた。
  厳しいけれど、結局、やりがいをもって、仕事をしてた、と言う事。

 それが、新店地では、無かった、と言う事。

  そのことが、どれほど、人間に、働く意欲を満たしてくれるか、と言う事。
  自ら考え、自ら行動し、自ら仕事を完結させられるか?

   これは、仕事に意欲的に参加することの、要諦である。

  そして、人間の本来の姿なのである。自ら成長を志向するのが人間の姿。
  ブログ「本来の姿Ⅱ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_588b.htmlでも記した。

  その、人間本来の姿を、どこまで満たしてくれるか?
  それが、仕事を続けていくポイント。

  そして、そのような仕事を、パートさんに与え、やりがいを持たせられるか。

 そのパートさんは、新店地の仕事に従事し、一日で、飽きが来たと言っていた。

 仕事に対するやりがい、満足、そして働く意欲が満たされる、と言う事。

  競合対策の、もう一つの私の結論である。

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2008年10月 7日 (火)

投稿「200回」記念

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


早いもので、今回の投稿で200回を迎えます。

 今年の2月12日に、「はじめまして」の記事を投稿して以来、当初は週一回の
 投稿から、いつしか毎日の投稿に切り替わり、あっという間の200回投稿となり
 ました。

 最近では、安定して3桁の訪問者が訪れて頂いております。

 記事の内容も、仕事から、妻のステンドグラス、店舗訪問、庭花、にゃんにゃん
 とバリエーションも増え、記事の内容には事欠かなくなりました。

 また、写真の投稿も、アルバムをはじめ、ファイルの添付もマスター?。
 いろいろな方からのアドバイスにて、ブログも見られるレベルになってきた?
 と、勝手に錯覚しております。

 また、毎週日曜の「にゃんにゃん」の投稿では、公私ともども楽しんでおります。
 おかげで、日曜のアクセス数は、平日を圧倒しております。

この、ブログをはじめてから、自分自身の何が変わったのか?

  観察力がついてきました。

 何気ない会話、しぐさからの、「人」の観察力。
 店舗内の部門の問題などの「組織」の観察力。
 競合店の売場、変化などの「外部」の観察力。

 などなど。

 そして、

  有言実行力がついてきました。

 ブログで公表したからには、実行しなければ、とのプレッシャー。
 それは、自分へのエールにも似た、応援歌としての自らの言葉。

 更には、

  文章表現力もついてきたような。

 毎日、記事を投稿することにより、如何に、頭を整理して表現するか。
 少しずつ、その文章表現が、短時間で要点を表現できるようになった?。

このブログはいつまで続くのだろうか?

 「てっちゃんの店長日記」

  てっちゃんが、店長でなくなるまで。
  てっちゃんが、今の仕事を辞するまで。
  てっちゃんが、外部からの圧力に耐えられなくなるまで。

 しかし、つたないブログではあるが、確実に読者の方が増えているのも事実。
 嬉しいのは、一人一人の読者の方の訪問時間が増えていること。
 それは、私の記事を、時間をかけて読んでくれている、と言う事。

 だから、このブログで、自分自身の成長もあるが、
 私の記事で、元気が出る方が増えるのであれば、
 その為にも、この記事を書き続けていきたい。

 なにはともあれ、とりあえず、200回という通過点を経過しただけのこと。
 あまり、センチメンタルにならずに、肩の力を抜いて、明日を迎えてたいと
 考えています。

  皆さん、今後とも、よろしくおねがいします。

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2008年10月 6日 (月)

NHKスペシャルから

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のNHKスペシャルで、「悲しき雄ライオン」が放映されていた。

 ライオンの生態を、9年間密着しわかってきた、雄と雌の生態である。

 まず、放映されていたのは、「狩り」。

 狩りは、雌の役割。女系家族であるライオンは、雌ライオンのチームワークで
 見事な「狩り」をする。

 そこに、王様の雄ライオンが現れ、餌を独り占めする。

 そこまでは良かった。我が家と同じ?生態だと思っていた。
 一番大切にされ、大事にされ、一番おいしい部分の食事を頂く。
 他の家はともかく、自分の家は、この構図であると信じている。
 いや、女房、子供はともかく、私だけは、そう信じている!。

しかし、ライオンの生態の実態は?

 女系家族の群れの王様を決めるのは、雌ライオンなのだ。

 できるだけ強い雄ライオンの遺伝子を、子孫に残すべく、雌ライオンは、
 したたかに、あまりにもしたたかに、知恵を働かせ、最強の雄と交配する。

 よって、オスの中でも、一握りの強い雄ライオンだけが、王様として君臨し、
 狩りをせずとも「餌」を頂き、自分の遺伝子を、雌と共に子孫へ残す。

  その王様の雄ライオンが、どのように決まっていくのか。

 最強ゆえに、自分の力を頼りに、自らの意志と腕力だけで王様に君臨
 するものではないことを、番組は伝えていた。

 まず、数名の兄弟の雄ライオンが、雌の女系家族に近づき、認められ、
 更には、他の雄ライオンとの戦いに勝ち、雌ライオンから気に入られるまで、
 その群れの王様ライオンとして、群れから認められない、という事実。

 そして、王様ライオンとしての期間も、その雄ライオンの能力が落ちれば、
 必然的に、王様ライオンが交代していく非常さ。

  これが、ライオンの世界だ。

 一度結婚してしまえば、ある程度、もしくは、一生安泰の人間社会との違い。

  この非常さが、まさにライオンをして、百獣の王たらしめる生態なのだ。

 人間も、本来、そうだったのだろう。

 しかし、人間は、他のエネルギーを活用することで成長してきた。
 それは、以前のブログ「進化論 私の流儀」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-927c.htmlでも記した。

 人間本来が持つエネルギー以外に、他のエネルギーを利用する知恵と
 人間社会というチームワークを磨き、動物社会をリードしてきたのだ。

  だが、ライオン社会も、群れの原則に縛られているとは?

  いわんや、人間社会をや。である。

 群れの原則。

 個人の能力を超えた、「群れの原則」。
 それを、無視し超越して、人間としての成功は有り得ない。 

 

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2008年10月 5日 (日)

水戸MRから

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の休日に、久しぶりに水戸に行ってきた。

 MRである。

 水戸の赤塚戦争。
 茨城に本拠を置く「K社」に挑んだ、東北の「Y社」。

 出店当初から、Y社の苦戦は伝えられていたが、いよいよ明暗がはっきりと
 出てきた、と言う感じだ。

なぜ、ここまで、明暗がついたのか?

 結論から言うと、やはり「青果」だ。

 正面の入り口の「果実」の展開は、両店とも「ぶどう」。

 力のあるSMは、今の時期は、ぶどうの鮮度感、しずる感、そして匂いを
 有効に活用して、お客様を迎え入れているが、両店とも、ぶどうでの展開
 は、さすがである。

 しかし、価格に大きな開きがある。
 K社は、大粒の巨峰が398円、かたやY社は700円前後のユニット販売。

 今話題の「バナナ」も、K社は、多少品揃えされていたが、Y社は完全品切れ。

 価格感度の高い、「キャベツ」「大根」「ねぎ」なども、K社はお買い得。

 品揃えに関しても、トマトの品揃えでは定評のある「Y社」のお株を奪う、
 20アイテムの圧倒的なトマトの品揃えなどで、「K社」に軍配。

青果以外の売場レベルでは、決して「Y社」も負けてはいない。
 いや、むしろ、「K社」を凌ぐ売場レベルを誇っている。

 住居、加工食品のエンドは、「Y社」の秀逸さは、圧倒的だ。
 さらに、各部門ごとの、メニュー提案や、関連販売と陳列技術は、「Y社」の
 得意とするところであり、よくぞここまで考えた、と関心すらしてしまう。

 しかし、「Y社」の商品提案を見ていると、“策に溺れ過ぎている” のだ。

 いろいろな提案は大切だが、青果の価格という、お客様にとって一番大切な
 ファクターが欠落している。

  戦うSMとして、百戦錬磨のハズの「Y社」らしくないのである。

 敵地でのデメリットもあるだろうが、栃木県宇都宮での「Y社」と「T社」の戦い
 を知るものとして「ブログ 競合店に学ぶ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-ce16.htmlでも記したが、なぜ、水戸では、
 「青果」にこだわらないのか?。

また、水戸近隣の内原に、3年前に出店した「J社」もMR。

 出店当初は大苦戦をしていたが、火曜均一セールでの集客は圧倒的にパワー
 をつけてきた。

 以前のブログで、羽生の「J社」をMRしたがhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_fbda.html、その流れを汲む生鮮の販売技術
 を駆使し、価格と技術の両面のバランスをとり、お客様の満足を得た商売を
 習得してきたといえる。

 「J社」がここまでの販売技術を習得していることを考えると、背筋が寒くなる。

更に、栃木県益子の七井に出店した「B社」もMRした。

 大平に出店したお店と同様に、毎日が冷食半額など、グロサリーの価格訴求
 は圧倒的だ。
 グロサリーのオペレーションを見ていると、コストコントロールに対する工夫が
 徹底されており、グロサリーでの価格訴求ができる体質は群を抜いていると思
 われる。

 そして、七井のお店は、青果での価格、鮮度で「B社」としては進化が見られる。
 特に、葉物、レタスなどのサラダ材の鮮度は格段に向上している。

 グロサリーの価格訴求力だけではなく、生鮮にメスを入れるべき事を理解してき
 ているようだ。

 しかし、生鮮にメスを入れればコストオペレーションが崩れ、コストオペレーション
 を確立しようとすれば、生鮮が手薄になる。
 なんとも、もどかしい事態を両立しなければならない時代へ入ってきたといえる。

右上のアルバムに写真を載せています。


 

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2008年10月 4日 (土)

マイ・ブームⅩ

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


にゃんにゃんも、我が家の一員に近づきつつあります。

 今回は、気持良く、抱っこされている写真も載っています。

 ますます、可愛さを増しているにゃんにゃん。

 右上のアルバムに載せてます。

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2008年10月 3日 (金)

私の「下期重点計画」

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の「店長会」を終え、私のお店のクリニックと同時に、上半期の店舗反省も
報告した。

 各店の報告、自店の報告を済ませ、私は、下半期の最重点課題を「接客」への
 取組みにすることを決めた。

なぜか?

 競合が出来た「今」でなければ、自分の気持も乗ってこないと思うから。
 そして、それを、組織強化の最大の話題としていこうと思うから。
 更には、販売面、営業面は、副店長に委ねようと思うから。

 しかし、「接客」に関しては、わたしがこの会社に入社してから、毎年のように
 重点課題として取り上げられて来た、しかし、一向に向上の様子が見られなかっ
 た。それは、私のお店だけでなく、全社的に、接客は向上していなかった。

当然である。

 皆が、本気になっていなかったから。
 「とりあえず、やっている“振り”だけはしておこう。
 私の気持のどこかに、そんな空気があった。
 それだけ、その時は、販売面、営業面への課題が多かった。

そして今、販売面に関しては、ある程度のレールがしかれ、競合店が出現した。

 もう一度、全従業員が一つになれる、“話題”が必要だった。
 私は、それを、「接客への取組み」に求めたのだ。

本気になるからには、幾重にも重ね合わせた“津波”のような波状攻撃が必須。

 これでもかといえるほどの、取組みをしていかなければ、定着などしない。

 まず、全従業員と面接することから始めていく。
  「接客」とは、お客様だけの為にあらず。
  自分自身の人間的成長が究極の目的となるのである。
  その事を、しっかりと、一人一人に伝えるつもりである。
  そして、それは、パートさんほど、良く理解してくれるものである。

 なぜなら、若手社員の何倍も人生経験を踏んでいるから。
 そして、人間を磨き、女を磨いてきたから。
 それは、以前のブログ「女を磨く、とは?」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_393d.htmlでも記した。

 人生経験を踏めば踏むほど、挨拶や礼儀の大切さを理解する。
 そして、人間の本質が、そこにあることを、良くわかっている。

 私は、相手と「目」と「目」で挨拶が交わせようになれば、その人の“人生”を
 変えることが出来ると信じている。
 そして、それによって、自立した人生を歩む事が出来ると信じている。

 だから、その、挨拶を中心にした「接客」を磨くことは、仕事のスキルを磨くこと
 ではなく、それを通して「人生」を理解することだと思っている。

 それを、わかる人から伝えていく。
 そして、その接客のレベルを「見える化」していく。

 誰にでも見える指数にて、皆の関心を、そこにフォーカスしていく。

 店長としての、真剣勝負が、また始まる。
 

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2008年10月 2日 (木)

トップの「檄」Ⅲ

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の週末。午後6時半ごろ、競合店をMRしようとして、入り口を入りかけたところ
当社のトップと出くわした。

 向こうが先に私を認めていて、私が気付いたときには、「蛇に睨まれた蛙」状態だ
 った。

  「こっ、こんにちは!。」
  「おうっ、ご苦労さん!。」

 その場での会話は、それだけ。
 お互いに、他店での出来事であり、その場は穏便に過ぎた。

 そして、私は、カナヅチで頭を叩かれた状態になった。

 今の、うちのお店の状態と比べられたら、「檄」が飛ぶ。
 それは、以前のブログ「トップの檄」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-6406.html、「トップの檄Ⅱ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-b858.htmlでも記した。
 一瞬、前回の「檄」を思い出した。

  鮮魚チーフとは、今朝、廃棄に関して話をしたばかりだった。
  「そろそろ、半額以下の値下げを見直していこう。相手のボリュームも相当
   少なくなってきている。うちも、無駄なロスは考えていこう。」

  そして、鮮魚チーフは、その事に関して、過剰に反応して、夕方の売場は
  若干、弱めの売場になってしまっていた。

 その事を一瞬頭によぎった私は、ガツンと、頭を叩かれた状態だった。

 まずは、副店長に電話をした。

  「今、競合店で社長に合った。今からそっち(私のお店)に行くから、まず、全員
   売場に出て声を出させろ。」
   「はい、わかりました。売場で、掛け声販売をさせます。」

  「鮮魚はまぐろと盛合せを全部一箇所に集め、少しでもボリュームを出せ。」
  「惣菜は、すぐに揚げたてのコロッケを出させろ。そして、全部門手直しだ。」
  「レジチーフへは、サービスカウンターから、大声で挨拶させろ。」

 “やらせ”の売場の指示をだした。

  そして、競合店を軽く一周した。
  やはり、今のうちのお店は、この売場に負けている。
  欲目に見ても、負けている。
  しかし、お客様は、うちのほうが多い。

 私は、早々に、お店に帰った。通常なら、もう一店舗見て帰るのだが。

 帰ると、トップがサービスカウンター付近から、私に近寄ってきた。

 「おうっ。ご苦労さん。」
  「ご苦労様です。先ほどは失礼しました。」

 「だいぶ、売場は安定してきたな?。」
  「・・・。」

  素直に返事が出来なかった。どう、受け取っていいのかわからなかった。

 「従業員の活気も出てきている。雰囲気でわかるよ。」
  「はい、ありがとうございます。」

 「日々の努力が数値に表れているな。着実に回復している。」
  「おかげさまで、トップに来ていただいて、本部からの応援でも助かっています。」

 しかし、素直に喜べない。
 トップはしっかり比べているはず。
 そして、私とお店のモチベーションを落とさぬように配慮した言葉なのだ。

 それは、私が、一番よくわかっていた。

 絶対に、「手」は抜けない。どんな事があっても、「手」は抜けない。

 

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2008年10月 1日 (水)

鮮魚パートさんの決意

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、鮮魚に新しいパートさんが入社した。

 私が面接をして、鮮魚で打診をして、快く承諾していただき入社した。

 鮮魚の仕事に関しての話題の中でも、包丁を持って「刺身」もやりたい、との
 希望も言ってくれた。

 その前向きな姿勢に、私も、鮮魚チーフも期待をした。
 早速、入社直後から、以前のブログで紹介した鮮魚チーフhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-6faa.htmlも、初日から包丁を握らせていた。

 そのパートさんが、無断で休んだ。
 今回が2回目だった。

 一回目は、寝坊。
 私が電話をかけて、起こして、出社させた。

 そして、今回が2回目。
 無断欠勤から二日目。ようやく電話が繋がった。

 「どうした?。今日は出社の日だろう?。」
  「・・・・・。」

 「また、寝坊か?。」
  「いえ、違います。」

 「じゃ、休日だと思ったのか?。」
  「いえ、そうじゃないんです。」

 話を聞いてみると、他のパートさんと、合わないらしい。
 入社間もなくで、調理スピードや仕事の段取りがまだわからない状態だが、
 他のパートさんから、急かされたらしいが、本人が言い訳を言ったら、その事を、
 根にもたれたらしく、シカとされていると言う。

 そんな状態では、職場に居づらく、働く意欲もなくなったと言う。

 しかし、他のパートさんは、優しく見守っている人もいて、仕事自体は嫌いじゃ
 ないらしい。その個人のパートさんとの関係らしい。

 私は、彼女に言った。
 
 「お店には、いろいろなパートさんがいる。それは、このお店だけではなく、この
 世にも、いろいろな人がいる。しかし、いっときの関係がず~っと続くわけでもな
 い。貴方が仕事で成長していけば、相手も変わっていくかも知れない。逆に、今
 優しいパートさんが、いつまでも優しいとも限らない。お互いに、変化し、成長し
 ながら人間の関係とは進んでいくもの。それを、いっときの関係が全てだと思い
 その場から逃れようとしても、いずれどこかで同じ場面に遭遇するものだ。人間
 の社会とは、そういうものだ。」

  相手のパートさんには、少し難しい言い方だったか、と思ったが、そのパート
  さんは、うなずきながら聞いていた。

 「店長、もういいです。わかりました。」

 「もう、いいとは、やっぱり退職する、と言う事か?」

 「いえ、違います。やっぱり、思いとどまって、がんばります。今、店長が言った
 ことが、良くわかりました。私も、考えを変えてみます。」

 「そうか。じゃ、明日、待ってるよ。」

 「はい、がんばります。」

 鮮魚の担当者には、その事を話し、彼女の欠勤の理由は、重い風邪だったと
 しておくように告げた。

 翌日から、彼女は、元気良く出社した。

 後で、彼女と話す機会があったので、彼女に聞いてみた。
 
 「どうだ、仲良くやれているか?。」
  「はい、わだかまり無く話せるようになりました。」
  「店長に言われて、私も臨機応変に考えるようにしました。
   そう考えると、すごく楽になりました。ありがとうございました。」

 まだまだ、今後が心配だが、本人の、人に対する見方は変わった。
 楽な気持で、人と接することが出来れば、大丈夫だろう。
 

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