勝ち方、負け方 私の流儀
皆さん、こんにちは。
北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
よく、「競合に勝つ」、という言葉を使う。
また、「競合に負けている」、とも言われる。
勝つとはどういうことなのか?、また、負けるとはどんな状態なのか?。
その数値的根拠は?。
これが、国と国の戦争ともなれば、一国が負けを表明し終結する。
しかし、被害の甚大さで、勝ち負けが決するわけではないらしい。
被害が敵の半分なのに、負けを表明する場合もある。
身の回りにも、世間的にも、勝ち続ける人間もいれば、勝てない人間もいる。
何が、その明暗を分けるのか?
若いときの「挫折」「失敗」は、間違いなく、その一要因だろう。
失敗とは、自分の間違いに気付き、軌道修正することである。
間違いを素直に認め、反省し、次へと活かす。
そうであれば、若いうちから、経験を積み、失敗し、挫折した人間は強い。
挫折を知らない人間が、マネジメントに就くと、その組織は悲惨である。
失敗を認めないから、そのまま、行き着くところまで行き着く。
当初は、小さな失敗で済んだものが、取り返しのつかない状態まで行き着く。
新田次郎 著 「八甲田山 死の彷徨」
ご存知の方も多いと思われるが、ここに記されている事例は、その最たるもの
であろう。
失敗とは、自分のたてた計画、戦術が成り立たなくなった時、自ら考え、自ら
撤回をし、軌道修正をして、大目的へ、再度挑戦する事なのだ。
その積み重ねが、いずれ、大目的への成功へと導かれるものなのだろう。
但し、戦術を成功させる「意欲」や、「強い意志」、更には「忍耐力」も大切。
だから、なおさら、素直な目で、情報を集め、成功、失敗を見極め、
失敗を素直に認め、軌道修正する経験を積む事なのだ。
そのことにより、更に強い意志をもって、戦術を推し進める状況判断も身に
ついていくもの。
その継続が、成功しつづける人間と成功できない人間の境界線となるのである。
しかし、企業と企業の代表的な戦いともなると、トップの意志も相当入り込んでく
るもの。
そんな場合には、「負けている」との叱咤激励?の風が吹き荒れる。
その時は、トップの意志と言葉を、「徹底して戦え」、のお墨付き、と捉えるべき。
結果を気にせず、徹底して、勝てる売場を実現させるべきときである。
そして、その場合は、結果も、相当早くついてくるものだ。
更に、そのような場合に、お店の組織強化が図られ、絆が強くなるものだ。
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