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2008年9月19日 (金)

トップの「檄」Ⅱ

皆さん、こんにちは
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


来た!。
 昨日、トップが来た。

 前回来店されたときは、「檄」が飛んだ。
  それは、以前のブログ「トップの檄」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-6406.htmlでも記した。
 店舗運営部が大騒ぎになった。

  鮮魚チーフがぐれた。

 私は、鮮魚に集中して入り込んだ。特に、夜の売場を充実させた。
 相場安の丸魚を盛込んだ「チーフおまかせ盛合せ」を新規開発し、
 午後4時から徹底して売り込んだ。

  夕方4時以降のお客様の活気が、肌で感じるほど戻ってきた。

 そんな経緯の中で、トップが来店された。

  今日は、正念場だ。

 「もう少しだな!。」
  「はい、これから、出来立ての刺身がどんどん出てきます。」

 「いや、向こうの品揃えやボリュームもだいぶ減ってきたな。」
 「勝負が決まるまで、もう少しだ。手を緩めるな!。」

  トップは、競合の売場をしっかり確認してきたのだ。

 「はいっ!。相手の首をしめた腕は、絶対に緩めません!。」
 「息の根を止めるまで絞め続けます。」

  今回の競合出店に対しての、私の役割は、規模、立地で勝る当店が、
  品揃え、ボリュームで圧倒的に勝り、規模の割りに相当無理をしている
  鮮魚、精肉の商品回転を凍結させ、敵の強みを完全に封じる事。

 それでも、当店のそれ以外の部門の売上、お店トータルの粗利へのダメージ
 は、敵のダメージよりは圧倒的に少ない。

 そうやって、相手の強みを封じ、経営を成り立たなくさせることが私の役割。

  今は、お互いに、相手の首の絞め合いをしている状態だ。

  お互いに体力のある当初は笑顔でいられるが、いよいよ息が苦しくなって
  きている。それは、お互い様だ。

  こちらも苦しいが、相手はそれ以上に苦しい。
  手を緩めず絞め続ければ、相手は、必ず「落ちる」。

  今が正念場だ。ここで手を緩めれば、いままでの苦労が台無しだ。
  相手が落ちるまで、絞め続ける。

 その姿を、しっかり、部下に見せること。
 それは、私が、今回の競合出店で、一番大切にしている部分だ。

  経験の少ない若手。
  今後も、たくさんの競合を迎えるだろう。
  
  競合と、どう、戦うのか?
  どのようなプロセスを経て、どうのように勝敗を決するのか?
  又とない、教育の場である。

 真剣勝負の場でなければ、本当の教育は出来ない。

  私の持論である。
  真剣勝負に向き合う姿勢。
  部下にとって、これは、最高の学びの場となる。

 その、生き様が、上司の最高の部下教育であり、
 その姿は、部下にとって、一生、忘れない姿となろう。

世間話の後に、トップが私に言った。

 「最近痩せたな。体調は大丈夫か?。」
 「うまいものをしっかり食っているか?。」

 私は、涙が出そうになった。

  

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