競合店 私の流儀Ⅶ
皆さん、こんにちは。
北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、競合店の店長と会話をした。
午後の3時頃売場に出ると、青果のトップ平台で、私ににこやかに笑いかけて
きた。人物がいた。
以前のブログ「競合店長に学ぶ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_47f8.htmlに記した店長である。
初め、一瞬、誰なのかわからなかった。
よく近づいてみて、競合店長だとわかった。
私のお店でお会いするのは、初めてである。
そのことを、彼に問うと、彼は言った。
「いえ、ちょくちょく勉強に来ていますよ。てっちゃん店長がいないだけですよ。」
いや、そんなハズは無い。最近は、ますます売場に出ている。
夜中に来ているのか?。そんな勘ぐりをしてみたくなる。
競合企業の一番店から、現在のお店へ赴任して約一ヶ月。
ようやく、自店の売れ筋、従業員特性、お客様動向が見えてきたと言う。
そして、価格から脱却するために、「コト」POPを作成し、地道にコツコツと
動き出した、と言う。
その顔には、自信からくる笑顔に満ちていた。
そして、彼の住まいや店舗遍歴など、世間話の後、率直に聞いてみた。
「今月末に、一杯やりませんか?。」
実は、新規競合店の店長にも、声をかけている。
そして、彼からは、了解を得ている。
どうせなら、3店の競合店の店長同士の懇親の場もおもしろい。
後日、
彼に電話をし、参加の了解を得た。
至近距離(1k)同士の店長同士の懇親会。
これも、店長をしていることのダイナミズムだ。
お互いに、何を考え、何を大切にし、何におびえているのか?
意外と、同じだのである。
以前の会社でも、競合店の店長と懇親会をもったが、
考えている事は、まったく同じ。
同じ事を言われ、同じことをやろうとしている。
店長としての存在、期待、行動、同じ環境で仕事をしているもの。
しかし、今回は、3店舗の違う企業同士の店長の懇親の場である。
ますます、楽しみな場面が到来する。
その場を迎えるにあたり、ますます、現状を有利に進めなければ、と考える。
その場で主導権を握りたい。主導権を渡したくない。主役でありたい。
それへ向けて。いろいろ「知恵」を巡らさなければ、と思う、今日である。
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