私の「バイブル」
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
久しぶりに、田坂広志さんの
「なぜ、我々は、マネジメントの道を歩むのか」
を再読した。
このブログの「マイリスト」の書籍でも紹介している本である。
何度読んでも、この、リズム感が、心地良い。
引き込まれていく軽やかな“リズム感”
それに反して、伝わってくる“重圧感”
組織のリーダーとして、店長として、部下を持つものの「姿勢」。
何度読んでも、そこには、新たな発見がある。
以前のブログ「店長として大切にしていること」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_321d.html記したが、田坂さんの著書から学んだ
事は、数多い。
その中でも、
「なぜ、我々は、マネジメントの道を歩むのか」
は、私の、バイブルの一つといえる。
大きな組織を率いるにあたり、リーダーとして身に付けるべき、「姿勢」。
自らの成長をもって、より多くの部下の成長を促すことのできる、「後姿」。
部下にとっての真実を、逃げることなく聞き届けることのできる、「心の器」。
自分にとっての真実を、言霊として腹に据えて部下に語ろうとする、「覚悟」。
ぎりぎりの場面。
部下は、上司の理論や、理屈など、一つも聞いていない。
部下は、上司の「覚悟」を見ているのである。
上司が、いかなる「覚悟」をもって、事にあたるのか?。
部下は、その後姿をもって、「プロフェッショナル」の意味を学ぶのである。
部下は、ぎりぎりの場面での上司の姿から、一番大切なものを学ぶのである。
リーダーとは、
「組織を率いる人のことではない。」
「人間成長という、山の頂に向かって、歩み続ける人物」のことである。」
なんと、重い言葉だろう。
それを、リズム感良く、グサグサと、心に響いてくるのである。
「自分は、後姿で、部下を指導しているのだろうか?。」
「自分は、覚悟をもって、自分の真実を語っているのだろうか?。」
「自分は、部下の真実を、逃げることなく聞き届けているのだろうか?。」
どれも、まだまだである。
まだまだ、リーダーとして、道半ば。未熟者のレベルである。
山の頂は、遥か彼方。私の眼には、まだ見えていない。
ぜひ、皆さんに読んで頂きたい本です。
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