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2008年8月14日 (木)

私の競合対策Ⅳ

皆さん、こんにちは
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

いつの頃からだろうか?

 自分の仕事への取り組みに関して、マンネリ化してきたのは?

転職し、言葉が通じない不遇を感じ、全霊を賭けて取り組んだ。

 これは、以前のブログ「言葉が通じない」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_6541.html
              「店長として大切にしていること」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_321d.htmlなどで記してきた。

 そして、部下の、心のあるべき姿を呼び覚まし、あるべき売場が創造できた。

 さらに、距離50メートルの競合店が撤退。
 二桁の伸びが、1年間続いた。

その頃から、知らず知らずに、仕事への取り組みに「ダレ」が生じてきた。

 おそらく、その事は、誰も気付いていない。

 仕事への取り組みに、どうしても本気になれない。身が入らない。
 
  数値が良いのに。なぜ、今、改善が必要か?
  いつの間にか、そんな空気が、全身を支配していた。

 これは、今だから言えること、気付いたことであり、その渦中では、決して
 気がついてはいなかった。

 いろいろな取り組みが一通り定着し、結果として、数値が改善されてくる。
 そして、その結果が一定の数値として安定してくると、更に上を目指すと
 いう「意欲」が減退してくるもの。

茹で蛙の現象が、現実に、我が身にも汚染されていた、と言う事。

 そして、その淀んだ空気を一掃してくれたのが、今回の競合の出店。

  今の、私の心境を、偽りなく、強がりでもなく、素直に言い表すと、

  「心が、どうしようもなく、ワクワクドキドキしている。」
  「この競合相手を、どのように料理してやろうか?。」
  「相手の強み、弱み、そこから、自店の対策と検証。」
  「いつまでに、どのような改善プランをたて、どう実績を積み上げるか?。」
  「相手の戦略から、自店の戦略を立て直し、どの強みを強化するか?。」

 等々、考え、実践し、数値検証し、更に、次のステップは?

  久しぶりに、自分の存在を実感しているのである。

  そんな事を口に出すのは、失礼な事なのだと思う。しかし・・・。

  今の、私は、本当に充実している。そして、仕事が楽しくてしょうがない。

なぜか?

 業績が低下したからとて、企業に殺されるわけでは無い。
 競合が出来たからとて、給料が下がるわけでは無い。
 
 それをきっかけとして、自らの成長、部下の成長、結果として企業の成長がある。

 そういう意味では、今回の競合出店を一つのきっかけとして、
 自らの仕事への意欲を目覚ましてくれたのである。

 そして、私の、自分自身の強みを、自覚させてくれたのである。


 

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