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2008年8月 6日 (水)

私の競合対策Ⅱ

皆さん、こんにちは
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日は、「私の競合対策Ⅰ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_86ca.htmlを記したが、今日は、その続編。

 店長が、競合対策で、一番初めに「手」を付けるべきは、「在庫管理」
 
そして、

 次に進む前に、お店全体が共有すべき事。

 進め方の「切り口」を、同じ目線で見る、と言う事。

  基本を守り、やるべき事を徹底してやる。
  よく、言われることだが、これでは、従来と何も変わらない。

 競合が出来て、大切なのは、それをきっかけとして、更にレベルを上げること。
 競合が出来て、どの時間帯のお客様に影響が出ているのか?

 よく、どの商品に影響が出ているか、を問われるが、そうでは無い。
 どの、時間帯のお客様が、うちのお店から、離れているのか?

  だから、その時間帯での対策を、お店全体で進めていく、と言う事。
  
 店長の仕事は、お店の共通課題に優先順位をつけ、全員を巻き込んでいくこと。

更に、今回は、切り口を統一した。

 1.お客様が望んでいる事で、
 2.相手が出来ない事で、
 3.自店が出来る事、または、実現可能なことは、「何か」?。

 この、「切り口」で、それを徹底して、「突いていくこと」。

 この切り口は、以前のブログ「著者 酒井穣」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_d8b5.htmlで記した、
 酒井さんの著書 「あたらしい戦略の本」に記されていた内容であり、
 これは、自分の仕事にも使えると思えた。

 この、切り口を、各チーフが具体的に絞り出し、同じ切り口で、お店全体で、
 攻めていく。

  相手が一番、いやな部分であり、お客様が一番、喜ぶ部分。

 まず、基本、と言うが、基本は出来て当たり前。
 競合が出来る前に基本が出来ていなかったら、競合を迎える姿勢とは言えない。

  それが、出来ていて初めて、次へ進める。

 そこから先は、従業員全員が、同じ「切り口」で、価値観を統一して進む事。

 だから、一店舗として、強い組織、固い組織が生まれる。
 決して、大きな組織でなくても、勝てる組織が生まれるのである。
 これは、かってのブログ「私の組織論」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_9c8e.htmlでも記した内容。

 今、この難局を、リスクととらえるか、チャンスととらえるか?
 どうせ、通過する「道」ならば、チャンスととらえなければ、皆はついて来ない。

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コメント

KEINさん、コメントありがとうございます。

今日の23時30分に、副店長に関しての記事をアップしますので、ご覧ください。

店長と副店長。私は、副店長に、自ら考えた仕事をさせ、そのフォローを店長がする。
それが基本スタンスと思っています。

投稿: てっちゃん | 2008年8月 8日 (金) 22時28分

副店長になってから五ヶ月目の新人ですが、最近悩むことは、店長の基準が低いことです。すごく生意気な奴と思われるかもしれませんが、新米の私から見ても売場・鮮度管理・バックヤード・クリンリネスなど基本に届いていない状態です。売場・鮮度管理・バックヤードはチーフの問題もありますが、休み明けが怖いです。クリンリネスも長年放置されてきた感がありマイナスからのスタートに苦戦しています。
私は実務・事務作業・ルーチンワーク・設備器具のメンテナンス・クリンリネスは副店長がして、店長をどれだけフリーな状態にできるかが副店長の技量だと思っていますが、そのフリーの時間であるべき姿かどうかチェックしたり、マネジメントしてほしいと思っています。ところがフリーにすればするほど、早く帰る・会社が求めていることと関係のない仕事をする・売場にでないで店長室に篭っている。というわけで自分が店長のつもりですべてをしようと思っています

投稿: KEIN | 2008年8月 8日 (金) 12時13分

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