新入社員の思いやり
皆さん、こんにちは
北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、レジの新入社員の女性が、事務所で泣いていた。
そばで、同じ新入社員のベーカリーの男性が、彼女を慰めていた。
彼は、土用丑の日に、うなぎのマネキンとして活躍した新入社員だ。
詳しい話は良くわからないが、彼女に、何かトラブルがあったらしい。
その後、レジチーフから、話があった。
新入社員の彼女に、レジ朝礼のリーダー練習をさせていたのだが、覚えてきて
いなく、言った事がやられていない為、厳しく注意をした、と報告があった。
なるほど
事のいきさつはわかった。
そして、私が休憩室で、昼食を取っていると、ベーカリーの新入社員が来た。
「店長、あの~、あの~、レジの○○さんのことですが~。」
彼の言おうとしていることは、なんとなくわかるが、そのまま聞いていた。
「○○さんが、悩んでいて~、あの~、その~、覚えが悪くて~。」
彼も、私に、どのように伝えていいのか、どもりどもり言おうとしている。
私は、彼の目を見ながら、話を聞こうとした。
「自分が情けないって~、悩んでいて~~、お昼に泣いていて~。」
私は、ようやく、彼の話を結論づけてやった。
「要は、彼女は、自分に悔しがっていたんだな?。」
「はい、そうなんです。」
私は、彼の、他人への関わりと行動は、素晴らしいと思う。
仕事とは、自らの仕事と、その周辺の関わりで成り立っている。
そして、そのバランス感覚が大切。
彼の性格もあるのだろうが、そこから、私に話を持ってきて、解決しようと
している。この行動力である。
それを出来ない人間は、チーフになっても出来ない。
普段、私が、部下に目指してほしいと願っている方向である。
そのような空気が、お店の従業員に浸透してきているのか?。
私は、このような、目に見えない絆が、組織の力だと思っている。
この力が、いずれ、大きな数値の結果として、現れてくるのである。
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