本来の姿Ⅱ
皆さん、こんにちは
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
今日は、本来の姿について。
以前のブログで「本来の姿」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_8be5.htmlについて記した。
その本人が本来持っている姿。
本来備えている、素直な、オープンな心。
以前のブログでは、その本来の姿にしてあげることで、部下は、本来の力を
発揮する、と記した。
それでは、どうすれば、本来の姿に戻れるのか?
人間は、本来、成長を目指す動物である。
その成長志向の末裔が我々なのである。
成長できない子孫は滅び、常に成長志向あるもののみ、現在に至っている。
とすれば、本来の姿、とは、「成長志向」する心の状態、と言える。
成長志向とは?
人間が、もっとも成長するとき、とは?
よく、企業の人事評価を考えると、各項目に1点~5点の評価を与え、
評価の低い項目に関して、上司と部下が面接をし、マイナス面を土俵に上げ、
今後、どのようなプロセスで、改善していくのか。
そして、その改善プロセスを通して、成長し、評価が上がる。
本当に、そうなのだろうか?
私は、そうは、思わない。
私の経験論も、交じり合っての見解となるが。
人は、自らの強みに、磨きをかけていくことにより、成長する。
その、強みを、人から評価され、組織から認められ、自らの有能感を持ち、
組織の中で強みを発揮し、それをもって組織が強化され、数値達成する。
そのプロセスを、組織全体で共有し、相互依存により、お互いを認め合う。
そのような、組織と個人の関係が、人を成長させるのだと思う。
だから、人間は、尊敬する人から認められたときに、一番成長するのである。
私は、常に、部下の強みに関心を持つ。
そして、その強みを伸ばしたいと考える。
更に、強みと強みの組み合わせを考える。
この人間は、どの分野で、私以上の強みを有しているのか?
自分の組織で、それを、どう組み合わせるか?
その組み合わせで、競合店と、どう差別化させるか?
個人個人の、そのような成長志向を刺激することが、
「本来の姿」へ向かわせる道だと考える。
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コメント
KEINさん、コメントありがとうございます。
最後はイチローのように、全てが一流へ向かうのでしょうね。
後日、投稿しますが、強みを磨くということは、やりたいことだけやっているということではないのです。
いずれは、振り子の法則のように、強みと同じ振り幅で弱みも強みに変えられる、と言う事です。
まずは、自分の強みは何か?。そして、それを磨いて自信と評価を得る。何を起点に自分を発見するか?、なのだと思います。
投稿: てっちゃん | 2008年8月17日 (日) 07時00分
短所を直すことは、長所を伸ばすことより何十倍の労力とストレスを要すると、身をもって経験してきました。
個人だけでなく、企業も社風というか経営方針が、自らの長所を伸ばす事に力を入れているところが成長していくんでしょうね。
で私の会社はどちらかというと、短所を直すことに力を入れております。野球でいうと、守備に力を入れています。でも守備(管理)ばっかりだとおもしろくないんですよね。でも攻撃(商売)でがんばっても評価されにくいんです。
過去にはホームランバッターが評価されていたんですが、某球団のように、ホームランバッターばかりになれば走れない・守れないで穴だらけになってしまって業績不振になった事に原因があります。
というわけで、今の私はホームランバッターから走行守バランスのとれた選手を目指しています。理想はイチローです。(へんな例えですいません)
投稿: KEIN | 2008年8月17日 (日) 02時04分