競合店長に学ぶⅠ
皆さん、こんにちは
北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日のブログで「競合店 私の流儀Ⅵ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_9ed2.htmlを記したが、その続編。
昨日、「競合店 私の流儀Ⅵ」で記した競合店を、夜8時頃MR。
例によって、笑顔の素敵な店長が、もくもくと、カップ麺付近を手直ししていた。
私
「○○さん、いつも、マメに動いていますね~。」
競合店長
「定番の手直しが、一番商品の動きがわかりますね。」
「商品の細かい動きがわからないと、部下に指示できませんから。」
なるほど、その通りである。
この店長は、商売を知っているな、と思った。
私
「その通りですよね。私なんか、鮮魚出身なんで、いつもおおざっぱですよ。」
競合店長
「そうなんですか。私は、前のお店でも、3ヶ月はこうやって定番の動きを
チェックしていました。そうしてお客様の買いまわりをしっかり把握してから
部下に指示を出していました。」
「そうしないと、私の指示が、命令になってしまってしまうんです。部下の気持
ちが、動かないんです。」
むむっ。こいつやるな~。
競合店長
「私が命令しても、部下はやるでしょう。でも、それでは、ヤラセになってしまう
んです。部下が納得して、はじめて継続できるんです。」
「だから、私も、こうやって地道に、自分を磨いているんです。」
私と、同じ事を言っている!。こいつ、私のブログを見ているのでは?
と疑ってしまう。
それにしても、ここまで言える店長は、そういない。
その企業の、№1店長だけのことは、ある。
出来る店長にも、いろいろなタイプがある。
バリバリ、部下に指示命令を出し、上司から評価の高い店長。
自ら先頭に立ち、売場つくり、接客をし、お客様に評価される店長。
部下の立場に立ち、部下の力を引き出し、部下に評価される店長。
彼は、まさに、最後のタイプ。
そして、それを、彼の企業は見抜いている。
私は、彼のようなタイプが、一番手ごわいと思っている。
なぜか?
粘り強いから。
部下と共に、粘り強く、何度でも這い上がってくるから。
だから、一度や二度の勝利で安心できない。
永遠に、安心できない。
部下と共に、成長して、這い上がってくるから。
そして、新たな競合店の店長は、元気良く、マイクを手にして、放送していた。
彼は、二番目のタイプか?。
それを、彼の企業は見抜いて、新店に抜擢した。
いよいよ、三つ巴の戦いが始まり、お盆商戦へと、なだれ込む。
今年の夏は、更に熱さを増していく。
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