執念Ⅰ
皆さん、こんにちは
北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、仕事の帰りにラジオを聴いていたら、今回の北京オリンピックの話題だった。
それも、女子ソフトボールの金メダルの話題になった。
コメンテーターが、エースの上野選手に関して、コメントしていた。
上野選手が、外人のインタビュアーからの要請で、色紙にサインを書いた
内容について。
「勝つも、負けるも、“執念”ひとつ。」
車に乗りながらの視聴なので、少し言葉尻が違っていたかも知れないが、
概ね、そのような内容だったと思う。
すごい言葉だと思う。
勝つべくして勝った勝利。
今にして思えば、そんな気がしてならない。
アメリカの4番の選手に打たれた一打は別にしても、
その他のアメリカ打線を零封に抑えたピッチングは、まさに“執念”。
さらに、最終回の、アメリカの攻撃をしのいだ守備も、まさに“執念”。
外野の人間が、一口に“執念”と言うのは簡単だ。
その一言の裏に、どんな事実を踏まえている、と言うのだ。
NHKスペシャル等を見ていると、その裏側の執念が見えてくる。
普段からの努力の継続が実力を養い、精神力を養う。
そして、その結果、オリンピックの日本代表として選考される。
更にレギュラーを勝ち抜いた選手達が初めて口にする“執念”
オリンピックという、4年に一度の舞台では、もはや、紙一重の実力よりも
紙一重の“執念”だけが、心のよりどころなのであろう。
それは、ソフトボール以外の、期待された種目での「勝ち」「負け」を見て
いると、なおさら、そう思わざるを得ない。
そのことだけに、ひたすら4年間を賭けてきた“執念”
これを逃したら、もう後が無い、という切迫感。
そして、メディアでは、選手のみを追っているが、
このソフトボールのチームで一番“執念”を持っていたのは「監督」。
お店で言えば、「店長」だ。
だから、最終戦も、連投の上野選手を起用したのだろう。
私も今、競合店の出店により、戦いの渦の中に巻き込まれている。
お店の他の社員よりも、会社のトップよりも、誰よりも、“執念”を燃やすこと。
諦めず、焦らず、嘆かず、驕らず、開かれた素直な心に耳を澄まして、
事実を直視し、“執念”の火を燃やし続けていくこと。
お店で一番の執念を失ったら?
店長を降りる「覚悟」で臨まなければ、誰もついてこない。
今回の女子ソフトボールで学んだ真実です。
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