内示Ⅱ
皆さん、こんにちは
北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、内示をした。
今回は、7名。
今回も、大人数の人事異動である。
来月に迫った、新店開店の為の異動である。
今回の異動では、私からの「卒業証書」が2回目の社員がいる。
私のお店から、他店舗へ異動し、またこのお店に異動してきて、今回の異動だ。
彼女(女性の社員)は、昨年の新入社員である。
入社当時は、他の新入社員同様に、レジ援助、抽選会の援助など、新入社員
として、お店の黒子としての役割もこなしてきた。
以前のブログ「新入社員への宿題Ⅱ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_af2f.htmlでも記したが、抽選会の時は、新入社員
だけで組織つくりをして、自分達で役割を決め、自分達で運営していくものであ
るが、その経験を経て、意外な人物が伸びるもの。
この抽選会では、私は、いつも指示することがある。
抽選会で当選したお客様がいたら、みんなで、大いに盛り上げよ!。
この場合の盛り上げかたは、私がいつも見本を見せる。
「おめでとう、ございま~~す。」 拍手~拍手~拍手~~。
ここまでやること!。と指示を出して、盛り上げさせる。
要は、お客様の気持を知る、と言う事。
そして、この日の後半に、彼ら(彼女ら)に聞いた。
「お客様を大いに盛り上げたか?」。
「はい!。」
「お客様は、喜んでくれたか?。」
「はい!。私たちも楽しかったです。」
「わかったか?。これが商売だ。」
「商売の楽しさがわかりました。」
「そうか、良かったよ。」
その中で、一番変わったのが、彼女だった。
その抽選会に参加することにより、自分の中で何かが吹っ切れたのだろう。
その後、表情にハツラツとした、何か、キレのようなものが出てきた。
その、彼女に正式配属の内示をしたことがある。
「この店で、レジ担当だ。」
そう、告げたときの彼女が表情が今でも忘れられない。
何か、死の宣告でも受けたような表情。
「店長、レジだけは、いやです。商売がしたいんです。」
私は、すぐに、人事に掛け合った。
そして、他店舗の精肉担当として、異動。
その後、当店へ舞い戻ってきた。
そして、今回、隣のお店への異動である。
今回の異動でも、そんな人材がゴロゴロと、当店から育っていく。
そして、活躍してくれる事を、祈るのみである。
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