今読んでる「本」Ⅲ
皆さん、こんにちは
北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
今、読んでいる本が、すごく勉強になっている。
マーカス・バッキンガム著 加賀山卓郎訳
「最高の成果を生み出す 6つのステップ」 である。
この本を読むきっかけは、以前にもこの著者の
「最高のリーダー、マネージャーが、いつも考えているたったひとつのこと」
を読んで、感銘したのがきっかけである。
その同じ著者が、今年出した本である。手にとって見て、読みたいと直感した。
ほぼ、本の半ばまで読み終えたが、心に響いた言葉があった。
「成長するにつれ、人は本来の自分に近づく」。
一般に、人間は成長するにつれ、短所が改善されたり、
性格が改善されたり、
万能に近づいたり。
そういうものだと考えていた。しかし・・・。
本来の自分とは、成長しようとする自分。
自分の「強み」を更に磨いて、成長しようとする自分。
成長する、とは、そのような本来備えられた自分の自我に向かって
近づいていく、と言う事。
そして、もう一つの、心に響いた言葉。
「すぐれたチームのメンバーは、自発的に自分の強みを提供する、と言う事
に、ほとんどの時間を費やす。」
一般に、チームワークとは、チームの為にどんな事でもする事、
と思われている。私も、そう思っていた。
しかし、読み続けていくと、いま、自分が店舗運営している姿が、チームの
為に、強みを提供する、と言う姿に、非常に、ダブってきたのである。
このような前提が認められているからこそ、
人は、強みを磨けるのである。
そして、その強みを、チームに提供し、認めてもらえるのである。
では、どうしたら、自分の強みを、表面化できるのか?
自分の強みは、自分以外わからない。
自ら湧き出る、ワクワクした気持。
自ら噴出する、内なる声を信じることなのである。
その言葉を信じて、強みを表面化し、磨きをかけていく。
そして、常に、組織において、その強みを発揮することに時間をかける。
その組合せが、組織の強さなのである。
マネジメントとは、
その組合せで、組織を現在の人材で最高のパフォーマンスを引き出すこと。
しかし、それでも組合せ切れない場合もある。そのことのほうが多いだろう。
その時の為に、マネージャーは、ゼネラリストに向かっていくのである。
そうやって、リーダーとは、以前のブログ「振り子の法則」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_e34f.htmlにしたがって、振り子の振り幅を広げ、
マネジメントの幅を広げ、器が大きくなっていくのであろう。
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